やる気があるの?

 10月24日、名古屋の「ウィルあいち」であった共産党中央委員会主催のリニアを考える集いに参加してきました。集会の内容が「東濃リニア通信」の25日26日27日にのっています。

 色々の方の話を聞いていて、技術的には致命的に困難な問題を残しているリニア計画というものが本当に実現できるめどがたったのは、実は安倍晋三氏が勢いを持ち始めたころからなのではと思いました。JR東海の名誉会長の葛西敬之氏がいまだに代表権を持っているのが異例という声もありましたが、その葛西氏は安倍氏の一番のお友達。

 ということは、飯田でリニアを推進してきた期成同盟会の人々も、実は少し前までは、リニアが実現するかどうかについて、ほとんどダメだと思っていたのではないか。日本全体の問題として考えると中央新幹線の優先順位は本来低いのですから、山梨実験線ができたとしてもかなり遠い先のことか、立ち消えになると思っていたのではないか。

 このページは飯田商工会議所の「地域事業」というページです。三遠南信自動車道、リニア中央エクスプレス、飯田市街地再開発事業の3つが書いてあります。リニアについては次のようなことが書いてあります。

リニア中央新幹線は、21世紀の日本の国土構造において、多用な交流と連携を実現化する新たな国土の主軸となる高速交通網であるとの認識に立つ国家的なプロジェクトである。
当会議所はリニア中央エクスプレス建設促進飯伊地区期成同盟会に歩調を合わせ、リニアの飯田市通過と飯田駅設置運動を展開している。
また、リニア中央エクスプレス建設促進沿線9県経済団体連合会と共にリニアの早期建設実現運動を展開している。平成7年には当会議所が主幹で東京〜大阪間沿線経済団体リニア中央エクスプレス早期建設促進大会を飯田市で開催した。
[関連サイト]リニア中央エクスプレス建設促進期成同盟会

 「関連サイト」は「建設促進期成同盟会」になっているのですが、クリックしてみると、内容は全然関係ない「バイク買い取りで絶対得する情報」。でもURL(アドレスは):

http://www.linear-chuo-exp-cpf.gr.jp/

 このページの以前の内容はどうなっていたか。WayBackMachineというページで調べれます。1999年10月3日、約16年前は、こんな感じでした。

 ページの一番下の方、問い合わせ先のメールアドレスは:

●問い合わせ先: 事務局 愛知県企画部交通対策室
E-mail:weboffice@linear-chuo-exp-cpf.gr.jp

 飯田商工会議所からのリンク先のサーバーは多分、愛知県企画部のものでしょう。ではなんで「バイク買い取りで絶対得する情報」に変わってしまったんでしょうか。変わった時期を調べると2011年の8月8日にはまだ建設促進期成同盟会の内容ですが、2013年の4月13日には「バイク買い取りで絶対得する情報」になっています。

 これが、現在の「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」のホームページです。

 ともかく、こうなっていることに、飯田商工会議所の人が気づいていないのは確かです。商工業関係者も本当のところあまり期待していないのではないかと思います。最近公表された法人会のアンケートでもリニアの影響はプラスという回答は27.6%に対して、マイナスが10.9%、「自社に影響がない」が53.2%だったそうで、53.2%という数字には「驚きの声」があがったと『南信州』(10月15日)も書いています。

 実はページの内容が変わっていることについては以前にも書いています。でも何も変わっていない。私のサイトがあまり読まれていない証拠にもなりますね。

 今後商工会議所がリンクを訂正する可能性もあるので、念のために、2014年6月6日の商工会議所のページへのリンクを載せます。

 「関連サイト]リニア中央エクスプレス建設促進期成同盟会」のリンク先のURL(アドレス)は、
http://web.archive.org/web/20140605114346/http://www.linear-chuo-exp-cpf.gr.jp/
になっています。

(2015/10/27)