長生橋付近でボーリング
1月2日は元旦とうって変って非常によい天気でした。1月2日に見かけた光景です。画面右側のトラックに注目。中央の建物はEP笠原。
近づいてみるとボーリング(試掘)作業の現場でした。
不思議なことに、こういう現場でよく見かける表示、何をやっているのか、お施主が誰で業者が誰なのかを示すものが一切ありません。周囲の囲い、防音シート、横付けされている県外ナンバーのユニック(クレーン付きトラック)にも機械類にも一切業者の名前がありません。いったい何のためのボーリングなのか。
実はこの場所は明らかにリニアのルート上です。
EP笠原の西南から撮影
画面の中央をルートの中心線が通ります。準備書の景観の予測に使われた写真(下の写真)によれば、この場所付近に天竜川の橋梁部分と高架部分の継ぎ目(青い矢印)の橋脚がくるはずです。
(準備書より。H24年9月撮影) 撮影位置はEP笠原の北東
ボーリングをしている土地はおそらく私有地(**)ですから、当然、所有者の許可はえているのでしょうが、それでも普通は何らかの表示があるはずなのに。もしJR東海の関係であれば何をコソコソとということになりますね。
※ 準備書の写真以外は、2014年1月2日午後撮影
(2014/01/02)
(補足) 1月12日にはボーリング設備は撤去されていましたから、11日までには試掘は終わったと思われます。ボーリング場所は私有地内と思われますが、大した量ではないでしょうが、必要な水は農業用水路からポンプで汲み上げていたようです。
(2014/01/22)
(補足 2016/03/15)** ボーリングの場所は朝倉木材工業(株)の所有地だそうです。