長野県環境影響評価技術委員会

 1月31日、長野県庁で長野県環境影響評価技術委員会の会合があって、リニア中央新幹線の環境影響評価について検討されました。信濃毎日新聞によると、各斜坑口ごとの残土の排出する時期と量がはじめてJR東海から示されたとのことです。

斜坑別の残土の発生時期と量
(単位・万立方メートル)
工事開始1年目2年目3年目4年目5年目6年目7年目8年目9年目10年目合計
大鹿・釜沢(2箇所) A/B-12152125222318159160
大鹿・上蔵 D-1未満82319196---75
大鹿・青木 G-4121415146---65
豊丘・坂島 H6112525258----100
豊丘・戸中 I51218182-----55
豊丘・南入 K16191916------70
喬木・阿島 M5---------5
飯田座光寺・唐沢 T3139992----45
飯田・今宮 U61313126-----50
飯田・妙琴原 W5161717228----85
阿智・下清内路 X6710171713----70
南木曽・蘭、芋畑 Y7911161710----70
南木曽・蘭、大沢 Z93132326-----110

(信濃毎日新聞 2月1日記事の表による)

 大鹿村の工事期間が飛びぬけて長いのが目立ちます。

 速く走らせるためには直線コースがよいという考え方からすれば、これから工事をやって「らんごく」にする場所などは記号で示せばよいという考えなのでしょう。記号で示されている場所には、それぞれ意味のある名前があります。地元の新聞が、JR東海の呼称=記号をそのまま使うのは非常におかしいと思います。

 この表に示された残土の行き場はいまだにまったく決まっていないのですから、この計画、あるいは予定は基本的なところで杜撰だと思います。JR東海は、山の中だから野糞、立小便で済まそうとでも考えているのでしょうか。

 この環境影響評価技術委員会の会合は傍聴ができます。大鹿村の村議の河本さんのブログに詳しい報告があります。

 長野県はどちらかといえば広い、南北に長い県ですが、県庁はほとんど北のはしにありますから、リニアがどうのこうのいう前に、県庁を松本に移すことを考えたほうがよいはず。県の南の端の方で起きることについて、北の端のほうで検討しているというのはどう考えてもおかしなことです。もちろん技術委員の皆さんはよくやっておられると思うのですが、肝心の下伊那の住民が傍聴しようと思っても大変なことです。

(2014/02/03)