はんのさわ橋


「半ノ沢橋」昭和39年1月竣工

 6月2日に大鹿村であった説明会でJR東海が拡幅などの対策が必要でないと説明した、県道59号線(小渋線)の「はんのさわ橋」。会場に集まった住民の人たちはちょっと無理じゃないのと感じたようです。


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 橋の大鹿側がほぼ直角のカーブです。大鹿の方から下ってくるダンプカーの様子です。上の航空写真の「A」地点を通過するところ。


 橋の手前で道路の右側に寄ってから橋に入っていきます。


 この部分ではダンプカーや大型車はだいたいこの走り方です。


大鹿から下っていく車を松川方面から上がってきた車が橋の向こう側で待っています。(ダンプカーは上の写真のダンプカーとは別の車です。)


 橋の幅はこんな感じ。橋の上でダンプカー同士のすれ違いは無理。


 JR東海はコンピューターでシミュレーションをしたそうです。多少避けあいが生じるけれど、この場所は見通しがよいので道路改良の必要はないという結論になったそうです。確かに橋の前後のかなり遠くから対向車が見えます。しかし木の葉が茂っている時期は死角も増えます。現状でも避けあいがしばしばおきているのです。

 これらの写真は午前11時40分頃から12時15分頃までの間に撮影しました。カメラに収まったダンプカーは4台。写していない分もあります。全部で6台程度だったと思います。

 松川町生田の長嶺と中山に廃土を棄てる場合、小渋線を渡場まで行って天竜橋、宮ヶ瀬橋を渡り、長嶺や中山に土を棄ててから、上峠を越して「がんどう(県道22号線)」を走って松除橋を渡り小渋線に戻る(※)なら、はんのさわ橋は下りだけの一方通行ですが、橋の大鹿側の入口のカーブがきついのでここで示したような走り方になれば、渋滞が起こるのは確実だと思います。往復とも小渋線を使うなら大変なことです。

※ 参考地図 ⇒ googleマップ 表示された画面の右側の大鹿村役場 ⇒ 役場の左上方向にある最初の「22」のマーク ⇒ 「59」 ⇒ 大林建材 ⇒ 生田郵便局 ⇒ 右方にある「22」 ⇒ 次の「22」 ⇒ 最初の「22」 という順路。はんのさわ橋は「59」の少し左。どんな道路かストリートビューでも見れます。

(2015/06/23)