「アベ政治を許さない」
「戦争法案阻止、憲法を守るつどい」というのが、地場産(飯田産業センター)であって、いってきました。共産党の藤野やすふみ衆議院議員から法案審議についての最新情報を聞きました。主催者は150名程度の参加を予測していたようですが、大幅に上回る参加者で会場は一杯でした。
安倍政権の説明は、あらゆる点で理屈が通らないということ。たとえば、麻生君と暴漢に対決するというたとえ話。「こわもて」の麻生君が、殴られたというのは、麻生君になにか問題があったからじゃないのかと考えることもできるのではということ。アメリカとの軍事同盟に重きを置いているのは世界中で日本だけ。安保法制では先制攻撃はありえないという点について、第一のお仲間のアメリカについていうと、第二次大戦以後アメリカのしてきた戦争は全部が先制攻撃だったという事実を無視している点と同じ。などなど・・・。
参加者からの発言で、自衛隊自体が違憲ということをきちんと説明する必要があるという意見がでました。第二次大戦では、フランスもポーランドも軍隊があったのに、ドイツに簡単に負けてしまった。そこで市民が組織したレジスタンス運動が連合国軍と協力することでドイツを打ち負かした。「自衛権」というのはそういうこと。憲法の枠外にあるもの。他国を侵略すればその国の市民、人民日が抵抗するのは当たり前ということだと解釈すべきという意見だと思いました。国防のための軍隊は他国よりは自分の国の市民・人民を抑圧するためにあったといえると思います。
午後1時に「アベ政治を許さない」というプラカードを全国で一斉にかかげるというイベントがあるということで、会場ではプラカードが配られました。
リニアもね
新国立競技場はついにお金がかからないように設計をやり直すということになりました。資金のあてもないし、必要もないし、他にやらなければならないこと=震災復興と福島第一原発事故の処理があるのに、そしてそういう批判が最初からあったのに、計画をして、まだ使える国立競技場をやっとのことで壊して、という経過があったのに今になってやっと見直しをするというのはアベ政権の杜撰、無責任を示していると思います。政府の担当者、責任者がお互い責任逃れをする姿は非常に見苦しいものです。
リニアはもっと前からのことで、JR東海を建設主体に指名したのは民主党政権でした。しかし、アベ政治はJR東海の葛西名誉会長とタッグを組んでリニアを推進しています。リニア計画は新国立競技場とは比較にならないほど無謀で杜撰なものだと思います。これもアベ政治のひとつ。許せません。
(2015/07/19)