レールと車輪

 確認したいことがあって、飯田市の扇町公園に置いてあるD51型蒸気機関車を見に行ってきました。


 上が左、下が右側の車輪です。黄色い矢印の部分に隙間があります。レールと車輪のツバ(フランジ)は接触していません。これが確認したかったことです。レールの間隔は巻き尺で測って1067oでした。これはJR東海の超電導磁気浮上方式リニアに関係ありますが、いずれ説明できればと思っていますが、とりあえずは、普通は車輪のツバはレールに接触していないのです。

 最初の2枚の写真の車輪は矢印の車輪です。

 雨ざらしで展示してあるので、全体的にちょっと汚れがひどいです。

 苔が生えたり、クモの巣があったり。

 塗装の傷みもかなりです。

 これは火室の下側部分。手前に板バネがみえています。

 2本の矢印の間に灰色の層みたいなものがみえますね。これは何でしょうか? もしかしてこれでしょうか? 長野県内に25両ほど蒸気機関車の展示があるそうです。以前調査した時(2005〜2006年頃?)には調べた9両のすべてにアスベストが使われていたそうです。

(2016/06/05)

参考

展示SLなど石綿調査 JR東海が40両対象に

 JR東海は29日、旧国鉄時代に自治体などに貸与した蒸気機関車(SL) 客車などにアスベスト(石綿)が使われている可能性があるとして、車両の 専門的な調査を始めると発表した。

 対象となるのは、愛知県内12、岐阜県内7、静岡県内12、長野県内3、 神奈川県内1の計35か所の公園などに展示されているSL36両と客車、 貨車4両。アスベストは、SLの機関室内にあるシリンダーやボイラー、客 車や貨車の壁面などで断熱材として使用されており、飛散の危険性など を調べる。

 JR東海ではこれまで、「通常の状態で管理していれば飛散することは考 えにくく、危険性はない」としていた。しかし、最近になってアスベストの健 康被害が注目されるようになったため、今月下旬から、貸出先の自治体な どに調査を申し出る文書を送付している。

読売新聞(中部)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/050830_3.htm
(http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1125375309/)

※ この機関車はリニア建設促進期成同盟会の結成の前年の昭和47年(1972年)に設置されました。「保存」という名目ですが、廃棄物の処理を適切にしていなかったといえないこともないと思います。子供に人気があるとしても、飯田線は伊那電として開通した初めから電化されていたので、飯田下伊那にとってD51は懐古の対象ではなかったはずです。

(2016/06/05)