『鉄道ジャーナル』リニア関連記事(工事中)
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連載記事:「鉄道車両技術のア・ラ・カルト」 近藤圭一郎
- 2016年11月、p122、16回:25年前の"25年後の技術"
「超電導磁気浮上方式鉄道の垂直軌道転換機構」⇒鉄道総研初代理事長・尾関雅則氏から近藤氏が聞いた話として、超電導磁気浮上方式では「軌道の分岐方式は水平方向のみならず、垂直方向にも可能になる。」ただし、故障があれば列車が重力で墜落する基本的にフェールアウトのシステム。 - 2016年12月、p120、17回:リニアモータ駆動方式鉄道
- 2017年1月、 p118、18回:超電導磁気浮上方式鉄道
吸引方式は「コイルの電流制御で浮上高さを自由に制御できるため、後述の反発方式では10㎝程度の浮上ギャップ長であるのに比べ、浮上ギャップ長を1㎝程度に小さくすることができる。そのため、地上の推進コイルと車上の界磁磁石とのギャップ長も短く保つことができ、回転電動機同様、鉄芯によって磁束を集中させて十分な推進力を得るという方式が実現できる。」、「反発方浮上式は、自然な電磁誘導作用によって地上コイルに流れる電流と車上の界磁磁石の力で支持・案内を行う。したがって、制御システムが不要となり、ある速度以上であれば、常に安定な浮上・案内力が得られる点が利点である。また、この方式では、自然な浮上力によって浮いているため、浮上高さの振動などが起こった場合でもその制御はできない。そのため、車上コイルが振動しても大丈夫なように、浮上ギャップ長を前述の10㎝と大きく設計するのである。」、「1960年代当時は浮上高さを制御するための、電気機器の技術も、制御技術も不十分であった。その点から、反発方式しか選択肢はなかったと考えるのが妥当であろう。そして、その結果として、ギャップ長、すなわち浮上高さが高くなり、地震等の軌道路盤のずれなどがあっても安全で、システムがシンプルな反発浮上方式が採用された。」 - 2017年2月、p104、19回:超電導磁気浮上方式鉄道(2)
「地上コイルと車上コイルの高さ方向の中心が合っているときは、磁束は発生しない。この状態をヌルフラックス状態とよび、このように中心がずれたときだけ磁束が生じ、浮上力が発生する方式をヌルフラックス方式と呼ぶ。『ヌル』はドイツ語の0を、『フラックス』は英語・ドイツ語の磁束をそれぞれ表す。」 - 2017年3月、p104、20回:超電導磁気浮上方式鉄道(3)
- 2017年4月、p96、21回:上海リニア(トランスラピッド方式)
- 2017年5月、p96、22回:リニア誘導電動機で駆動される車両
- 2017年6月、p96、23回:Linimoとリニアモータ駆動のまとめ
(2017/06/24 ~)