更新:2018/10/20

 10月18日の豊丘村議会の全員協議会の席上、村は福島てっぺん公園の駐車場整備に残土を活用する旨、長野県に19日に情報提供すると報告。出席したある村議さんに場所を確認したところ、このページで紹介している谷とのでした。地元住民全員の要望かとの質問に、地元の要望というのだから全員の要望と思いますと村側は答えたそうです。谷埋め盛土をやってはアブナイ典型的な場所です。あえて、批判と反対のしやすい場所を選ぶとは良い度胸だと思います。また、どうしても作るなら、公園利用者としては、A の谷の方が便利だと思うのですが・・・。棚田復活をした住民も含め地元全体の要望というのはどうにも理解できません。


更新:2018/10/10

豊丘村福島に新たな残土置き場候補地(その2)

 おととい、福島てっぺん公園南の谷に残土を置く計画について紹介しました。おもに、公園の真南の谷(A)について紹介したので、今回は、南西の谷(B)についてです。

 公園の上から見たところ(矢印の谷)。


 道路わきから見たところ。




 谷の出口(矢印)というのか、谷の下には集落と水田があります。


 公園から見下ろすと。上の写真の中央の家が丸印。谷は矢印。


 黄金に実った棚田が見えます。矢印は谷の出口。



 案内看板の拡大です。


 ある方の計算によれば、こちらは面積が1.2~1.7ヘクタール程度ですから、また谷が深いので、かなりたくさんの残土が置けると思います。JR東海さんとしてはラッキー。谷の底に水田耕作のためのため池があるようです。つまり水が集まる谷ですから、残土を積めば当然、崩壊の危険があります。崩壊した土砂の行く先には再生した棚田があります。谷にあるため池も復活させたもの。地元の住民の理解を得るのはなかなか難しいのではないかと思いました。


画面クリックで全体のようすの表示。

 どちらの場所にしても、戸中の斜坑口ヤードから福島までどうやって残土を運ぶか、途中の道路が狭い上に急坂もあり、冬季は通行禁止になるような状況です。かなり老朽化した橋もあります。


 道路がJR東海のお金で改良されるというオマケがあるかも知れませんが。棚田の復活プロジェクトとはちょっと考え方が違うやり方かなと思います。