更新:2018/01/10

南信州地域に「大型複合アリーナ」!

 飯田体育協会・下伊那郡体育協会が10月から、大型複合アリーナ(屋内体育館)実現をめざす署名運動を始めました(飯田体育協会)。これもリニア関連です。どこへ作るんですか? ひょっとして下市田河原や座光寺河原、上郷の丹保なんてことになるのでしょうか。田んぼや畑を潰して、腹減ってもスポーツは出来るんでしょうか?

 12月18日に、南信州広域連合長の牧野光朗飯田市長に25,305人分の署名簿を提出したそうです(飯田体育協会:12月21日)。"連合定例会議では「リニア新幹線の開通を見据えて整備を検討する屋内体育施設とコンベンションセンター(大型会議施設)の候補地選定に向け、各市町村から年度内を目途に敵地を募る」方針を明らかにし、了承を得"たそうです。

 駅前周辺整備だけに限っても、立ち退きを迫られる人たちの対応ができていないのに、なにを考えているのでしょうか。署名簿提出に行った下伊那郡体育協会の会長は熊谷高森町長です。高森町にアリーナをなんてことを考えているんでしょうか。

 人口約20万に満たない下伊那郡と飯田市で2万5千の署名には驚きます。高森町では町民体育の受付に署名簿を置いて署名を募っていました。各地の神社が日本会議の改憲の署名活動をしているのと似ていますね。


 リニアの悪影響を全く顧みず、さらに被害や犠牲がでるのに困ったものです。昔はスポーツばかりやってるとバカになるといわれたものですが、それはともかく、「内部資料」と注意書きのある資料がHPにあったので消されない内にコピーしておきました。

 スポーツ団体は「天下公認」ですから強いです。ヒトラーのナチ政権はスポーツ大好き、健康大好き、病人・障害者、弱者が大嫌いだったことを付け加えておきましょうかね。