更新:2018/01/19

「自治体・自治会と私の関係を考える」学習会


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 自治会というのは「任意団体」と呼ぶ人もいますが、元から属している人にとっては当たり前のことです。戦時中に上から組織が作り直されて猛威をふるった時代もありました。だからといって、否定できるものじゃないと思います。そういうことが話題に上るのかわかりませんが・・・

 駅周辺整備の北条地区では自治会である「まちづくり委員会」がリニア推進一辺倒で動くことがあって、ろいろな問題が生じているようです。そういうことが話題に上るのかわかりませんが・・・

 高橋寛治さんは、2016年9月26日にあった「南信州アルプスフォーラム」が開催した研究会の講演の冒頭で、リニアについて、リニアに地域としてかかわるな、自治体首長は地域の代表として住民の側に立って闘え、責任を取らないという点で、水俣、原発、リニアは同じと話されました。「『リニア』と『三遠南信』は『あなただのみ』の代表です。これでは自ら『何が出来るか』という心がなくなり、このインフラが出来れば『飯田は良くなる』という誤解を生みます」と話されました(参考)。会場にお集りの若手経営者の皆さんには意外で刺激的だったかもと思いました。そういうことが話題に上るのかわかりませんが・・・

 「まちづくり」、「私たちが主体、「自治」などのキーワードもあるので、リニアと地域を考える参考になるのではないかと思います。

 「にぎわいの場」をつくるとかなんとか、行政主導のちゃらちゃらした計画にうんざりしている人も参加されたらいかがでしょうか。


『中日』2018/01/05