松川工区のようす、1月2日
リニア新幹線の中央アルプストンネルの松川工区のようすです。桟橋の工事は、なかなか時間がかかるものだと思いました。 ⇒ 参考:2019年10月9日のようす
トンネル坑口予定地の上流の残土搬出ルートの桟橋の取り付け部分。元旦の『南信州』によれば、「松川上流での桟橋仮設工事がやや遅れており、来年度いっぱいはかかる見通し。」。2か月前(下写真)から、岸壁からテラス状に突き出した部分が出来ただけです。
大平街道から妙琴原の工事ヤードを見下ろす。
残土の搬出ルートの大平街道の多摩川精機入口付近で拡幅工事が行われていました。工事をしているのは、戸田・あおみ・矢作JV。
画面右の盛り土は、拡幅工事で出た残土のようです。
大平街道で、地権者と連絡が取れず拡幅できないと言われていた場所。何も手がついていません。
妙琴橋(吊橋)の上から。環境影響評価の主要な眺望点に選ばれた場所(環境影響評価準備書の現況写真)。左が工事ヤード。
水門より左は盛土。右は桟橋。
盛り土の法面はほぼ垂直で表面が樹脂製のネット状のものでおおわれています。
反対側、マレットゴルフ場から見た、盛土部分。
こちら側の法面も同じです。
マレットゴルフ場から見た桟橋。
クレーンのブームが寝かしてあります。
坑口方向を見たところ。
環境影響評価準備書の完成後のフォトモンタージュ(評価書も同じ)によれば、工事ヤードは、工事終了後は元の状態に戻すはずなので、積み上げた土の行き先が必要になります。
準備書より(黄色の丸印は当サイトが書き加えたものです)