更新:2020/06/25
株主総会に出席しなかった?金子社長
強度のストレスでフリーズ?
23日のJR東海の株主総会についての新聞記事など読むと、静岡県でリニア工事が未着工の問題について、説明したのは宇野副社長と巣山副社長だったようです。金子社長がなにか言ったという記事はなかったようです。ちょっと不思議に思ったので調べてみました。
グーグルで、「JR東海 株主総会 金子社長」で検索してみました。
検索結果の中に「株主にリニア工事の現状を説明へ JR東海が総会、静岡県と対立 ...」がでています。これは『東京新聞』の記事。結果のすぐ下の記事の冒頭紹介は:
2 日前 - JR東海は23日、名古屋市で定時株主総会を開いた。建設に絡む環境対策について静岡県と対立が続き、予定している2027年の開業が不透明な状態となっているリニア中央新幹線に関し、金子慎社長が株主に現状を説明する見通し。
検索結果をクリックすると、「JR東海、リニア着実に進める 株主総会で説明」。見出しが検索結果と違ってます。
掲載日時は「2020年6月23日 11時38分 (共同通信)」で、宇野護副社長と巣山芳樹副社長の名前は出ていますが、金子社長が何か説明したとは書いていません。これは他社の記事と同じです。
検索結果の下向きの三角をクリックしてキャッシュを開くと。見出し「株主にリニア工事の現状を説明へ JR東海が総会、静岡県と対立で」、日時「2020年6月23日 10時17分 (共同通信)」という記事が表示されます。
JR東海は23日、名古屋市で定時株主総会を開いた。建設に絡む環境対策について静岡県と対立が続き、予定している2027年の開業が不透明な状態となっているリニア中央新幹線に関し、金子慎社長が株主に現状を説明する見通し。
と、書いてあります。つまり、宇野副社長や巣山副社長が説明したことは、もともとは金子社長がする予定だった。しかしそうではなかった。ということは、金子社長は当日なんらかの理由で出席できなかったか、出席したけれど話せる状態でなかった。どうしちゃったんでしょうか。
金子社長が説明しなかったことについて、書いている記事はなかったように思います。26日の川勝知事との面談を前に強度のストレスからフリーズしちゃったんでしょうか? JR東海にとっては、6月の準備工事の再開が、2027年の名古屋開業という目標だけでなく、リニア計画全体の前途を左右するものだということじゃないのかと思います。
(補足) 昨年の様子はどうだったか。昨年も静岡県の問題については、金子社長ではなく、水野孝則取締役が説明した(『中日』2019年6月22日付)ようなので、まあ、私の推測は与太話かも知れません。でも、『東京新聞(共同)』は「金子慎社長が株主に現状を説明する見通し」と書いていますね。