更新：2020/07/23

場知沢で盛土の崩壊(2)

場知沢北の沢の谷埋め盛土の斜面崩壊の追加画像。

北側から見た路肩欠損箇所

道路がのっている盛土の法面が崩壊している。画面右のコンクリートの四角い水路は谷の表流水を流すため(下写真)。

右は道路を挟んで上流側で、地元の方の話によると、表流水の水路は三面コンクリートの水路ですが、途中から自然のままの水路になっているとのことです。

法面の下にあったはずの水路の構造物は、削れて新たにできた谷に落下していた。

緑色の樹脂製の網のようなものが、ほぼ同じ間隔の位置に見えている。

(画面クリックで拡大) 谷の縁に沿って(黄色い線)路面にひび割れが(矢印)見えている。路面のひび割れは今回できたものでなく以前からあったもの。

(画面クリックで拡大) 道路は谷を埋めて造成した平坦部の上にある。

もともとの谷の縁の南側(左岸)と北側(右岸)部分にひび割れがあるのは、道路が完成した当時より、盛土の部分が低くなったからではないかと思います。

上の写真の右端にコンクリートの升が写っています。グーグルのストリートビューで確認すると道路脇の側溝の端で、この水も谷へ排水していたのだろうと思います。