更新:2021/02/02
天竜川橋梁の準備工事
先週からリニア新幹線の天竜川橋梁の準備工事がはじまったというので、見てきました。2月1日と工事前の12月6日の写真を並べました。変化がわかりますか?
左岸堤防の上のリニアルートの中心線を示すピンから50mほど南から撮影。対岸(右岸)の白い建物(積水化成品中部飯田工場・旧笠原工業)の南(左)約50mをリニアの路線の中心が通ります。白い建物の後ろの富士山のような形の山が風越山。
12月6日の写真を拡大すると、河原の中州にポヤポヤと樹木がはえているのがわかると思います。そういう木々を伐採し、草も刈ったようです。伐採はほとんどすんだようすで、切った木を運び出す作業や、加々須川の出口に何のためなのか造成してました。
ちょっと誤解があると思うのですが、昔は天竜川にこの写真に写っているような林はありませんでした。昔は河原には木なんかははえていなかったと、若いころ年寄から聞いたし、子供の頃の記憶も大体そんなものです。
これはリニア工事に向けたものですが、防災のために一帯の天竜川の河原では、一定範囲ごと(たぶん予算の関係)に国交省の天竜川上流事務所が河川敷内の樹木を伐採しています。また、近辺では堤防の護岸工事も2か所で行われています。
[ 拡大写真 ] 1月26日、『NHK』のニュースがあった日です。まだ中州の木が残っています。
[ 拡大写真 ] 2月1日撮影。伐採はほとんどすんでいました。
1月31日撮影。伐採された木。
こんな建設機械が活躍しています。
コマツでも関節ダンプを作っているのですね。
遠景の赤い橋は阿島橋。