更新:2021/04/20
そのほかリニア関連の写真、4月11~19日
上郷北条(リニア駅周辺)
北条の駅周辺の関係住民の声を聞きたいという若い人たちの集まりがありました。
会の後で駅周辺を見学しました。上の写真は、風越山トンネルの坑口の場所です。左の墓地の右にあった家はすでに取り壊されています。丘のように見えるのは柿畑。この後ろに飯田線が走っています。この柿畑の場所ではトンネル上部の土被りが10m以下になるはず。買収対象になっています。持ち主の方は農業を主とされており、ここだけでなく、リニアの関連事業で自宅も農地もとられるので困っておられます。
リニア駅アクセス道路、国道153号線拡幅計画
リニア関連で国道153号線が拡幅改良される計画です。正泉寺バス停そばの墓地。
周囲の建物は撤去がすんでいます。墓地の移転というのは、なかなか大変なのではと思います。現在の対向2車線が、片側2車線の中央分離帯のある道路になります。現状の交通量のままだとすれば、周辺の人たちは不便になるはず。
右に見えるポスター、「いのちと暮らし、雇用を守る」、共産党のポスターかなと思いましたが、よくよく見ると自由民主党のポスター。よりによっての場所に…。コロナで無策を続けた自民党。コロナで亡くなった方が相当数いるんですから、ちょっとフザケルナと言いたくなるような感じです。
伊那山地トンネルの工事車両
豊丘村では伊那山地トンネル関係の工事が、なんとか進んでいます。高森町出砂原、明神橋の西に3月できたばかりのラウンドアバウト付近を走る伊那山地トンネル関連の資材を運ぶダンプカー。左に見える明神橋を渡っているダンプカーもそうです。
豊丘村の下平村長は、本山や下沢の残土置場について、里にダンプカーを降ろさないための苦渋の決断だといっていましたが、この2台のダンプカー、豊丘村内の「里」の部分を通らずに伊那山地トンネルの工事現場まで行けるとは思えません。
ところで、この、ラウンドアバウト、事前の調査で交通量は1日1万5千台で、設置するにはちょっと交通量が多いと専門家が報告していました。住民はアブナイのではないかといっていました。実施出来てみると、やっぱり怖いという人が多いです。ちょっと狭いんじゃないかとか。で、どうも、これができてから周辺の交通量が減ったような気がしています。JR市田駅北の踏切付近で明神橋方向からやってくる車がだいぶ減ったように思います。高森町は、何の目的で作ったのか。まさか、交通量を減らすためとは説明していなかったと思います。