更新:2021/04/21
大鹿のようす、3月31日
20日も前のことなんですが、大鹿へちょっと行ってきました。そのときに撮影した写真です。
半の沢。小渋川の右岸におかれた県道59号線のトンネル工事の残土。半の沢の埋め立てに使われる予定。
半の沢橋を渡るダンプカー。橋の幅は狭いです。橋はかなり揺れます。
コンクリートのアーチが今では珍しい小渋橋の補修工事。
上蔵の変電所予定地。現在は小渋川斜坑から出てくる残土の仮置き場になっています。右のくすんだ赤い屋根が県営大鹿発電所。その右のこげ茶色の建物が小渋川斜坑ヤードの土砂ピット。その右の砂山は小渋開発の「商品」。
この位置から見ても、依然と比べ仮置き残土は少なくなっています。
発電所側から仮置き場を見ると、残土がほとんどありません。
大鹿村内で消化した量と飯田方面へ運び出した量は、ざっといって20万立米弱だったと思います。ほとんどはここか、隣接する小渋川斜坑ヤードから持ち出したはず。伊那市へ28万立米運ぶとかいくつかの活用の計画がありますが、例えば小渋川斜坑で長期に工事が実質上進まない場合、すでに1年近く停滞しているんですが…残土をあてにした計画なら困るし、困らないとすれば主目的は残土の消化ということなのかなとも思います。どっちにしても、残土の処分先はほとんど期待できないし、特にひとつのばしょで大量に始末できる場所は新たに出てくる可能性はないと思います。
こちらは要対策土(有害物質が検出された残土)でそのまま埋め立てたり活用することはできません。
環境対策事業(!?)として行われる鳶ヶ巣沢の残土処分地の予定の場所。個人的にはこの風景が気に入っているんですが。写真の左には「アカナギ(鳶ヶ巣崩壊地)」があります。
小渋川と残土仮置き場(変電所予定地)。変電所という重要施設をこのような場所(白い塀で囲まれた部分)に建設するのは洪水で被災する危険性があると指摘する人もいます。
釜沢地区、三正坊の残土仮置き場。もともとは農地。仮置きが終われば復帰する予定ですが、地元ではこのまま置きっぱなしになるのではと心配する声もあります。
三正坊橋の上から見た小河内沢の流れ。こんな濁り方は始めてみたような気がします。水量は普通のように思いました。
えん堤の上に河原に降りるスロープがつくってありますが、使っていないようでした。
三正坊の仮置き場と除山斜坑ヤードの間を走るダンプカー。
三正坊の仮置き場と除山斜坑ヤードの間を走るダンプカー。
落合の三叉路で鹿塩の方向を見たところ。以前からあったと思いますが、中央の山の崩れ方。袈裟懸けに斬られたみたいに見えます。