更新:2021/06/01
中電高圧送電線の鉄塔の建設のようす(7)
5月30日午後、高森町役場付近からみた中電高圧送電線の鉄塔の建設のようすです。この送電線で大鹿村上蔵に計画されるリニア新幹線の変電所(電力変換施設)に15万4千ボルトの電気を送ることになっています。急ピッチに見えますが昨年末から工事は始まっていました。
飯田市中心部や下伊那北部からは目立ちますから、リニア工事が進んでいるとアピールする効果はあるかも知れません。しかし、静岡の状況、南アルプストンネルの長野工区の工事状況を見ても、JR東海の赤字転落を見ても、リニア計画の前途は多難。無駄になる可能性が非常に高いと思います。鉄塔の撤去はお金の目途さえつけば比較的早くできるはずです。しかし、立てないに越したことはない。
[ 画像拡大 ] 丸印が新しい鉄塔。
[ 画像拡大 ] 目印なし
以下、部分拡大した写真です。最初の写真の左(北)から右(南)への順になっています。
[ 画像拡大 ] 右端に見えるオレンジ色はがけ崩れ。右端の鉄塔にはまだ腕が出ていません。
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[ 画像拡大 ] 電線が張ってあるのは以前からある南信幹線(50万ボルト)です。
[ 画像拡大 ] 画面中央にクレーンが見え、拡大すると鉄塔の下の方の部分を組んでいるのが見えます。
[ 画像拡大 ] 今のところ、一番南に位置する鉄塔。この付近に豊丘村上佐原地区の中電の新設変電所の用地を造成中のはずです。手前が南信幹線。右下のガイシは役場付近の電柱のもの。