更新:2021/07/12、2021/07/13 補足
残土運搬路改良工事のやり直し
高森町下市田のリニアのガイドウェイ組立ヤード予定地に大鹿村からトンネル残土15万立米を運び込む計画は7月から始まる予定でした。しかし、6月初めの2区、6区対象の住民説明会の中で、町道7290号線の改良区間に新設された横断側溝からでる非常に大きな騒音について何とかするよう要望が出ました。高森町は、7月19日~21日にかけて、横断側溝の暗渠化の工事をすることになりました。
回覧文書 この回覧文書は2区、6区の地元住民向けです。周辺の住民にとってはこの部分が通行止めでも大きな影響はなく、影響があるのは村外や他地域からくる通過車両です。知らせないよりましですが、ピントがずれてます。
明神橋西のラウンドアバウトから水天宮の辻まで全面通行止めです。
残土の搬入は22日以降になるはずです。へたをすると7月の予定が8月にずれ込みます。
関連ページ:残土運搬道路の騒音振動(高森町町道7290号線)
補足 2021/07/13
これで解決じゃない
書き忘れてました。これで、めでたしじゃないということ。横断側溝を暗渠化するときに、道路を横断する形で溝を掘るはず。そして暗渠を設置して土をかぶせて固め、舗装をすると思います。溝の部分とその前後で、どうしても強度に違いが出てくるはずで、いずれ段差ができます。道路に水道管や下水管を設置したあと埋め戻した部分は、ほとんどの場合段差が出来てしまいます。
よほどうまく工事をしないと、ということなのですが、こういう場所に横断側溝を設ける設計をした、町と業者さんが、それができるかが、大いに心配です。
そもそも、「農免道路先線」と称して、集落内に自動車がビュンビュン走れるような道路を作ろうという魂胆がマズかった。
残土を運ぶ大型車が、毎日多数走るようになることで、おきる心配なことは解決できてません。横断歩道や、誘導員を配置するような安全対策、周辺住民に事前に情報を知らせることなど、すべてについて、高森町は不慣れです。もちろん、JR東海さんの安全対策だって十分とは言えませんが、またリニア計画はけしからんと思いますが、JR東海さんのほうが、よほど気を使っていると思います。
事業主体が違っても、被害は同じ
住民説明会でJR東海さんは、事業主体が違っても、環境への影響についてですが、影響は実質的には同じという認識を示していました。高森町は、少なくともJR東海さんが行うであろうレベルの安全対策をする、住民に対するそういう責任がある。
予算の無駄遣い
また金がいるではないかと指摘する住民もいます。最初から、きちんと周辺の住民への影響がないような設計をすれば、こういう無駄な出費はなかったはずです。