更新:2021/07/20

戸中から本山、7月18日

 豊丘村のリニアや残土問題について心配している仲間からの誘いで、戸中から本山までの間の、残土置場と斜坑ヤードの様子を見てきました。

戸中、下沢の残土置場

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戸中斜坑口からベルトコンベアで運ばれたトンネル残土(ズリ)は、この建物(土砂ピット)で検査してから、画面右の沢へ別の手段で運ぶのだろうと思います。

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掘削はすでに始まっているので、残土がありました。よく見ると角の丸くなった石ころが見えています。

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ベルトコンベアの終点の東側に見える沢の岩肌。割れ目が十字型に入っています。

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盛り土の一番下にある、調整池(貯砂池?)の上流側。

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ベルトコンベアの終点と調整池の位置関係。

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ベルトコンベアをのせている足場の向こうが調整池。

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下流側から見た調整池。

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調整池の下流側の壁。

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オレンジ色のパイプは、以前から沢を流れていた水をバイパスさせるためのもの。

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調整池とベルトコンベア。

戸中斜坑ヤード

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戸中諏訪神社の社務所がなくなっていました。リニアの工事と関係あるのかどうかはわかりません。

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右の坑口から出てきたベルトコンベア(白いカバーが付いている)が方向転換をする設備。この部分からでる騒音が問題になっているとのことでした。

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発破らしい音が聞こえて、しばらくして土埃が見えました。

坂島斜坑ヤード

 ヤード全体に仮囲いがしてあって内部は見えませんでした。

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ゲートの隙間からみた坑口。化粧木がのせてあります。坑口の向こうに仮囲いの内側が見えます。囲いの向こうは村道です。戸中ヤード付近では道路の見通しが悪くなるので車の運転が怖いといっている住民もいるようです。

本山の残土置場

 130万立米のトンネル残土置く本山ジンガ洞残土置場。

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盛り土の一番下に入れる排水のための穴あき管(黒いパイプ)の周りは砕石です。その周りを緑色のシート(不織布)で覆ってあります。残土から細かい砂の粒子が砕石の方へ入らないようにするためだそうです。このシートが目詰まりすると、盛土の中の水位が上昇するはずですが、その時はどうするのでしょうか? これから未来永劫この構造のままで維持できると思えません。また、予備の小口径の排水パイプがないようだと指摘する方もいました。

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一番大きな支流。

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黒いパイプは、たぶん仮設の表流水を流すためのもの。右の赤いセーフティーコーンがある場所の砂止め(砂防堰堤)が取り去ってありました。

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支流の沢の上流部。

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この支流の一番上は2つの沢から水が流れ込んでいます。右に2本鉄製のパイプが見えています。2本分が流れ込む、下流側の黒いパイプの方が細いです。

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そのうちの東側の沢。ヒビの見える花崗岩。

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簡単な砂止めがあり、右に下流へ流す管が見えます。

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こちらは西側。どう見ても下へ流す管や、そういうものが見えません。

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こういう場所の「緑化」というのは、こういうものと説明をしていただきました。まだ施工したばかりなのに、上の方は草がなくなっています。左手前に少々の土と草が落ちてきています。

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よく見ると、金網に草の根が絡んでいるだけ。下地が岩なので何か植えての緑化は出来ないそうです。苗床を斜めにしたようなものです。コンクリートを吹き付けて緑色に塗装するのと大差ないという感じですね。