更新:2021/09/13、2021/09/14 写真追加2021/09/21 写真追加

小渋川の砂

※ このページの写真は画面クリックで拡大できます。

旧松除橋

 大鹿に行く途中の小渋ダムの上流で川底に昔の松除橋(吊橋)の支柱が見えます。県道22号線の松除橋の少し下流です。上が2016年7月、下が2021年9月です。ダムがあるからですが、川底が上昇しているのが分かると思います。

image

image

 水位が減った状態の写真を追加します。

image 右岸側の拡大 | 左岸側の拡大

小河内沢と小渋川の合流付近

 上が2018年6月、下2枚が2021年8月です。土砂がたまっているので2018年の写真より2021年の方がカメラの位置が高くなっています。2021年の2つ目の写真では流木も見えています。この上流では、2020年の7月豪雨などで赤石岳の登山口に通じる県道がところどころで崩壊しているそうです。

image

image

image

 次の2枚は、釜沢集落から同じ場所を見下ろした写真です。上が2018年7月、下が2021年8月。河原のようすはずいぶん変わっています。矢印の木は同じものです。奥に見える3段のえん堤のうち2段目の垂直の部分の高さが2021年の方が少なくなっています。

image

image

 ここから数キロ下流の右岸に、リニアの電力変換所と非常口ができる計画です。その左岸には鳶ヶ巣崩壊地があるのですが、その直下の川岸にリニアのトンネル残土を盛り土処分する計画があります。

補足 2021/09/14

 写真を追加しました。
※ ここから下の写真は拡大がありません

砂防えん堤

 上で説明した3段の砂防堰堤の拡大写真。

image

image

合流点から小河内沢上流側をみる

 合流点から約600m上流に南アルプストンネルの除山斜坑があります(地図)。

image

image

合流点から小渋川の下流側をみる

image

image

合流点の砂防施設(小渋側左岸側方向)

image

image

合流点の砂防施設(小渋側右岸側)

 濃い茶色の鉄柱は監視カメラ(?)かなにかですが、2021年の写真でその足元に注目。この高さまで土砂がきています。

image

image

 土砂を除ける作業の重機。左上の方に見える白い塀は三正坊のリニアのトンネル残土の仮置き場。リニアの工事はこういうような場所で行われているわけです。災害対策とどちらが優先順位が高いか考えれば、リニア計画は、本当のところは県や地元にとって迷惑なものじゃないかと思います。

image