更新:2022/08/02
豊丘村・喬木村のリニア工事のようす
中部電力リニア変電所
豊丘村上佐原の中電下伊那変電所は南信幹線の50万ボルトの電気を15万4千ボルトに落として、大鹿村上蔵と豊丘村大柏に計画されているJR東海の電力変換所(変電所)に電気を送ります。
変電所の用地は一部は盛り土造成です。
変電所の本体は、砂が盛ってある付近に出来るはず。
東海鉄道線No.4鉄塔
上佐原の中電下伊那変電所から豊丘村大柏のJR東海の電力変換所まで電気を送る送電線「東海鉄道線」の「No.4」鉄塔。佐原の御手形神社(おにのて)から近くです。
電線が架かっています。
作業用の布バケツが見えます。
下沢の残土置き場
JR東海が用地を買い上げた下沢(くだっさわ)の残土置き場の最上流部。
戸中斜坑ヤード
戸中(とちゅう)斜坑ヤードは現在は斜坑の掘削が終わり現在は大鹿方面(品川方面)へ掘り進めています。名古屋方面へも掘り進む予定です。もとは、名古屋方面の本坑の坑口の位置から掘る計画でした。しかし、工事ヤードとして十分な広さの土地がないので、付近で斜坑を設けることのできる場所を探しましたが確保できずに、戸中の斜坑の先から両方向に掘削することになりました。実は本坑付近に最適の場所があったのに、また斜坑ヤードは土地収用法を適用できるはずなのに、どうして一番工事をしやすい場所を確保しようとしなかったのか不思議です。
戸中斜坑ヤード
ここの入口ゲートは他の現場と違ってヤード内部が見えます。
青い筒は送風機。その向こうに斜坑の坑口が見えます。以前、見に来た時に坑口からすごい発破の音が聞こえました。坑口が福島地区のほうにむいているので、福島地区ではけっこううるさいようです。
東海鉄道豊丘線No.9鉄塔
危険を乗り越えるつもりが、日本が左前へ。
東海鉄道豊丘線No.7、No.8鉄塔
東海鉄道豊丘線のNo.7、No.8の鉄塔へ資材を送るための基地。
右は索道(ケーブルで資材を運ぶ)、左にモノレール。
索道。
モノレール。3トン積みだそうです。
東海鉄道豊丘線No.10鉄塔
No.10鉄塔の右がJR東海の電力変換所予定地。
No.10鉄塔の右側の遠方にNo.9鉄塔が見えていますが雲と重なってよくわからないかもしれません。
No.10鉄塔(左)とNo.9鉄塔(右)。
豊丘村大柏の電力変換所予定地
鉄塔は泰阜南信線(15万4千ボルト)
右の鉄塔は東海鉄道豊丘線No.10鉄塔。遠方の鉄塔は泰阜南信線。
解体された住宅跡
カーブミラーのむこうにあった家がなくなっていました。ここは喬木村で移転対象の住宅のうち一番東の位置になります。
「中央新幹線用地」のバリケード。玄関の土間が残っています。背景の丸窓のビルはリニアルートの位置の目安になります。
手前にあるのは「路線表示杭」。中央の電柱の右後ろあたりが上2枚の住宅跡。
住宅の移転代替地
喬木村が造成したリニアの移転対象者向けの代替地。水害の危険性がある場所です。
高架橋の工事ヤード
工事ヤードそば、竜東一環道路の歩道に打たれた中心線を示すピンの上から品川方面を見たところ。
逆に名古屋方面をみたところ。
堰下のガイドウェイ組立保管ヤード
後ろのグリーンのネットはゴルフ練習場。ガイドウェイ部品が野積みされています。ヤードはまだ完成していません。
新虻川橋から見える建設中の鉄塔
虻川支流の最上流部に130万㎥のリニアのトンネル残土が谷埋め盛土処分されます。距離は10㎞程度奥になりますが、残土が崩壊した場合、この付近にも被害が及ぶ可能性は否定できないと思います。
トラス橋は県道18号線の虻川橋。左に竜東一環道路の虻川橋の親柱。画面の左側を拡大したのが下の写真。
丸の中。鉄塔の左に建設中の鉄塔が見えています。この鉄塔はここで紹介した鉄塔です。左上は豊丘村の村民体育館。レンガ色のの建物は豊丘南小学校。