更新:2024/06/13

超電導ラボの動画

 1月31日に山梨県立リニア見学センター付近を見学にいってきました。その時のことはこちらにまとめています。見学センターの「超電導コースター」についてもちょっと書きました。本物のリニアとこのコースターの共通点は「冷やし続けなければならない」という点だと説明していると。今朝 Youtube で見学センターを訪問した方の動画を見つけました。ごく最近、たぶん5月の月末ころに訪問した時の動画です。超伝導コースターは見学センターでは「超電導ラボ」と呼んでいます。

【超電導ラボ/山梨県立リニア見学センター】超電導体と液体窒素を使った実験コーナー

 「超電導ラボ」の映像は3分19秒から

 結局、冷やすことが重要なんですというだけのことなんです。で本物はニオブチタン合金を液体ヘリウムでマイナス269度に冷やし続けるんですよという説明。しかし、国交省の技術評価委員会でもコスト削減のために採用すべきといっている高温超伝導磁石については、その採用の見込みについては何も説明していません。

 私たちが訪ねたときは説明員さんに、高温超伝導磁石の採用の見込みについて質問しましたが、分からないという答えでした。どうなっているんでしょうか? 読者の皆さんも、見学センターで超電導ラボを見る機会があれば、ぜひ質問してみてください。

「高温超電導磁石の採用の見込みはどうなっているんですか?」と。

 あるいは、

「高温超電導磁石を全面的に採用した試験走行はおこなわれているんですか?」と。

観光では騒音はわからない

 この動画の撮影者の行った日には走行試験は行われていなかったようです。休日に観光として訪れる場合、基本的に走行試験はやっていないのです。失礼ないいかたかも知れませんが、物見遊山で行く人たちは、リニアの走行騒音は気にならないわけです。

EoF