更新:2024/09/18

飯田線川路駅付近に要対策土仮置き予定?

 飯田市議会、4日の一般質問で共産党の古川議員が、JR東海が飯田線の川路駅付近の自社用地に要対策土の仮置きを検討していることについて質問しました。検討中という話は地域の役員に対して5月頃に説明があったそうです。報道非公開の会ですから、当時は報道はなかったと思います。さらに、以前にも、同じ話があったのですが、当時の役員が、とんでもないと説明会を断ったことがあったようです。

 川路地区は、水害対策のためにかなり広い面積を嵩上げをしました。

 要対策土を仮置きする場所は、たぶん久米川の鉄橋の付近ではないかと思ったので、いってみてきました。

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久米川北側の空き地(おそらくJR東海の所有地)。2本目と3本目の架線柱の間に焦げ茶色の久米川の鉄橋が見えます。写真の奥が川路駅や豊橋方面。細長い土地です。

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北側の予定地を久米川の河川敷からみたところ。林になっています。

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久米川右岸の看板。

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嵩上げの概要がわかるかなと思います。飯田線がもともと走っていた場所はもう少し低かったような記憶があります。

 以前の地図や航空写真を見ると飯田線は現在より山側を走っていました。最初、飯田線の廃線跡と思ったのですが、違うようです。このあたりは嵩上げと区画整理の前に仕事などでさんざん訪れたのですが、すっかり変わってしまいました。記憶を整理してみると旧川路駅は現在より西南のほうの山側にありました。ブログ 「廃鉄の処女Ⅱ」の "飯田線旧線(時又~川路~天竜峡)" が参考になりました。

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旧川路駅は現在の駅の西南約200mのところにありました。

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久米川から南側の空き地(おそらくJR東海の所有地)。北側から。右端に保線施設(車庫)が見えます。

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久米川から南側の空き地。南側から。

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保線施設。緑十字の建物は保線車両の車庫。

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飯田線川路駅。

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川路駅前の嵩上げ工事の完成記念の碑(右)と保線施設(車庫)(左)。

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完成記念の碑の後ろ側。中部電力の名前があるのは、泰阜ダムの問題がありました。

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川路駅前の別の碑。この碑のうらがわに嵩上げ事業について書かれていました。

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[ 拡大 ]

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久米川の飯田線の鉄橋

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多目的広場

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時又港から飯田線の久米川の鉄橋。鉄橋の向こう側の左右に、JR東海は要対策土を仮置きするつもり。天竜川に近いです。

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