JR事業説明会 11月11日 中川村文化センター
質疑応答で質問者が前提の質問をして答えさせた上で質問を続けるという場面がありました。JR東海の沢田部長がこういうやり取りに応じる場面を見ると、丁寧に説明しなければと考えていることは推察できます。結果が強引では意味がないのですが。
小渋線の途中の小渋線の河川敷にモトクロス場があってその付近に残土を一時的に置けば、渡場の交通量を削減できるのではという住民の意見に、質問した別の住民が河川敷に残土を置くなどということは災害の危険があり、また村内で合意ができたことではないので反対と述べていました。
若者が自然環境に引かれてやって来ているが、10年以上にわたるリニアの工事はそういう動きに水をさすのではないかという意見。
住民が理解できたというのはどう判断するのか、あるいは、合意ができたかどうかはどう判断するのかという、大鹿でも出された質問がでました。
大鹿の事業説明会の第2ラウンドみたいな感じもありました。
会場は床が舞台に向かって傾斜した立派なホールでした。
最後の質問者が、自然破壊に対する責任はどうなるのか、またリニア自体も老朽化するはずでそのとき同じようなことになるのではないかと聞きました。それに答えるなかで、JR東海の沢田氏はこんなことをいいました。「JR東海は東京、名古屋、大阪間の輸送を担う会社」なのだと。
(2014/11/11)