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リニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が村内4地区で開催されました。
JR東海によるリニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が、12月3日(水)〜11日(木)にかけて、伴野・壬生沢・福島・佐原(林)の村内4地区で実施されました。
伴野地区事業説明会
12月3日(水)午後7時〜 伴野区民会館にて開催されました。
当日は77名の住民の方の参加がありました。
◎主な意見・質問
大柏に予定されている変電所についての質問・意見が多く出されました。(事業用地面積が増えた理由、雨水への対策、団地内道路の付け替え、農業振興地域である事等。)
発生土置場については、予定場所が茸山である事、完成後の発生土置場の崩壊に対する心配、補償の問題、有害物質の搬入への心配、責任の所在等について。
トンネル坑口付近については、騒音問題、日陰地の補償問題、電磁波によるラジオ等に対する影響の心配。又、ダンプ運行による交通への安全対策、粉じん等による環境の問題等について。
その他、地下掘削による水枯れの問題、不特定作業員への懸念、リニアへの試乗の要望等への意見・質問が出されました。
延12名の方が発言し、午後9時18分終了しました。
壬生沢地区事業説明会
12月4日(木)午後7時〜 壬生沢区民会館にて開催されました。
当日は45名の住民の方の参加がありました。
◎主な意見・質問
リニアの工事に対して自然環境の保全を強く望む意見・質問が多く出されました。(水枯れによる生態系への懸念、渓流の景観の破壊、環境の悪化等。)
リニア本体についての質問としては、消費電力、CO2排出、走行による騒音、実際に走行する時期等について。
水枯れの問題については、水枯れに対するJRとしての現時点の予測、補償内容、期間、応急・恒久対策の対応等について。
その他、幹線道路の通行規制、ダンプの通行による環境問題、作業場の風紀、変電所の規模等への意見・質問が出されました。
延9名の方が発言し、午後9時18分に終了しました。
福島地区事業説明会
12月8日(月)午後7時〜 福島会所にて開催されました。
当日は、45名の住民の方の参加がありました。
◎主な意見・質問
トンネル掘削による水枯れを心配する意見・質問が多く出されました。(地区内の湧水利用の現状、水枯れに対する補償内容、期間、湧水等への調査、水枯れの予測等。)
柏原の変電所については、設備の騒音問題、テレビ・ラジオ等への影響、落雷への心配、土地・農業施設の補償、雨水対策、工事車両の通行による生活環境への懸念等について。
トンネル掘削工事については、発生土、湧水に対しての処理方法、振動・騒音の問題、地盤沈下への不安、搬出方法の検討、搬出用車両への安全対策の徹底等について。
その他、リニア開通への期待、降雪対策、労務宿舎等の規律、これからの説明会の在り方などの意見・質問が出されました。
延16名の方が発言し、午後9時24分に終了しました。
佐原(林)地区事業説明会
12月11日(木)午後7時〜 佐原区民会館にて開催されました。
当日は、52名の住民の方の参加がありました。
◎主な意見・質問
この地区には2か所の非常口(斜坑)があるため、そこから搬出される発生土の運搬を心配する意見・質問が多く出されました。(交通の安全性、通行規制、騒音問題等。)
又、工事車両の通行する道路については、幹線道路を使用しないようにとの強い要望もありました。
リニア本体関係としては、磁界について、車両の編成方法、安全性、施設の耐震性、リニアへの試乗希望等について。
発生土置場関係では、法面の勾配について、濁った雨水、砂等の河川への流入防止、ゲリラ豪雨への対策等について。
その他、松茸への影響、安全協議会の設置、会議録の作成、中央構造線への対応、工事終了後は原形復旧を強く望む等の意見・質問が出されました。
延23名の方が発言し、午後9時36分に終了しました。
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