(NHK) 東海 NEWS WEB 2015年06月23日 19時20分
JR東海の株主総会が、23日、名古屋市で開かれ、会社側はリニア中央新幹線について、建設工事と沿線の用地取得を着実に進め、12年後の開業の実現に全力を挙げることを説明しました。
23日名古屋市で開かれた、JR東海の株主総会には、750人の株主が出席しました。
このなかで株主からは、名古屋・東京間で開業予定のリニアについて計画の見通しを問う質問が出されました。
これに対して会社側は、南アルプスのトンネル工事など、今後本格化する工事を周辺の環境に配慮して行うとともに、沿線の自治体と一体となって地権者らに丁寧に説明することで用地取得を着実に進め、12年後の開業の実現に全力を挙げることを説明しました。
株主総会は取締役の選任など、会社側のすべての議案が可決され、1時間45分で終了しました。
総会のあと愛知県清須市の24歳男性の株主は「工事によって川の水源などに影響が出ないよう環境に配慮して工事をしてほしい。また沿線住民への説明会では真摯な態度で臨んでほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150623/4886981.html