更新:2024/06/24
アメリカ北東回廊のリニア計画
連邦鉄道局
- 米北東回廊(首都ワシントン・ボルチモア市間)の超電導磁気浮上式鉄道(SCマグレブ=超電導リニア)計画の環境影響評価書・草稿
(FRA) Baltimore-Washington Superconducting Magnetic Levitation Project Environmental Impact Statement
※ 草稿は2020年1月に公表されパブリックコメントや公聴会などの手続きが行われた。市民や、行政担当者の中に批判が多く、ボルチモア市など複数の都市が建設反対の意見を公式に表明している。2021年8月25日に連邦鉄道局は環境影響評価の手続きを停止。以降進展がない。米の制度では、評価書の結論として、いくつかの(この場合、具体的には12通り)の建設する場合の選択肢と「建設をしない」選択肢がある。評価書はまだ出ていないので工事はできないし、評価書が「建設をしない」という結論であれば工事はできない。そもそも「超電導リニア」の技術の元祖は1960年代末のアメリカにあった。アメリカは1970年頃研究はしたが開発はしなかった。なぜ開発しなかった思いを及ばせるなら、北東回廊のリニア計画の前途はないといえる。。