壬生沢川沿の景観 (4)
壬生沢川沿の景観 (3)で、距離がわからないと書いた中心杭について(下の写真)、最近行く機会があったので確かめました。この写真を撮った場所からは、草に隠れて杭はもう見えませんでした。
写真1(5月撮影)。
写真の青いオケを目当てに探してみました。「176K114M」でした。
写真2(10月撮影)。ガードレールの向こうに見える建物のすぐ左に「176K055M」の中心杭があります。伊那山脈のトンネルの飯田側の出口ができます。
他にまだ杭はないか探すと、もう2本見つかりました。5月には気が付かなかったのですが、写真1に、「L176K118K」が写っていました(写真3 の黄色い円内)。
写真3(5月撮影)。
写真4(10月撮影)。「L176K118K」。
写真5(5月撮影)。「176K143M」。この写真では確認(解像)できません。位置だけ示しています。
「176K143M」の位置から東京方面を見ると、
写真6(10月撮影)。
名古屋方面は、
写真7(10月撮影)。
画面左手奥の方へ進んで少し高い位置から振り返ってみた景色。左の竹藪のあたりをルートの中心が通る予定。
写真8(10月撮影)。
同じ位置から北の方を撮ったのが写真9。遠方に木曽山脈が見えます。この景観はなくなります。民家が4軒あります。立ち退き対象ではありませんが、騒音と振動の影響があると思います。
写真9のさらに左の方。今は使われていない井水(用水路)が左に見えています。
写真10(10月撮影)。
伊那山脈のトンネル出口周辺(追加画像)
写真11(9月撮影)。
手前の本棟造りの家はこの家。移転対象です。写真11 で見えている隣のお宅は移転の必要はありませんが、騒音や振動が大変だろうと思います。日照の問題もあります。この写真の背景の右側にも農家があります。日照は問題ないかもしれませんが、騒音などは心配だし、景色が悪くなるのは確かです。写真11 はこの家の前の道路から撮っています。道路をさらに東に上がった場所から撮ったのが写真12。
写真12(9月撮影)。
写真13(9月撮影)。別に意味はありませんが色がきれいだったので載せておきます。
壬生沢川沿いのルートは橋梁なので防音防災フードはありません。トンネルの出入り口が橋梁の端になるので微気圧波を弱める緩衝工という穴あきのフードが橋梁の両端部分に設置されるだけです(参考画像)。騒音が心配というのは、谷間というのは音の広がりかた響き方が平地とは違うからです。
≪つづく≫
(2015/10/14)