更新:2018/01/25
高森町はウソつき町政
高森町は「まちづくり懇談会」というのを毎年開いています。2016年の出砂原地区館で行われた会議の記録にこんなやり取りがありました。(平成28年度まちづくり懇談会の記録)
[質問・意見の要旨] リニアの件について、地権者に説明したと言うが、受け入れた場合は残土を捨てる等、地権者だけの了解でよいのか。残土を運ぶ車や材料やガイドウェイの搬出等の諸問題を考えると地権者だけの理解では不十分ではないか。
[回答等の要旨●11月末日時点の対応状況] 下市田河原について、リニアの線路(ガイドウエィ)を製作する工場若しくは一時保管をする場所として県に報告しています。もしガイドウェイの製作場所として JR から依頼を受けた場合、大型車両の通行が見込まれるため、地域や町民の皆さんへの説明会を行い、ご理解をいただけるよう努めます。また、トンネル工事の発生土については、高森町で受け入れる予定はなく、発生土運搬の車両の通行の予定もありません。[担当者:経営企画課](各地区の記録:出砂原(下市田6区) (PDF: 433.9KB) より)
1月17日の記事「高森町がリニア残土受け入れを検討中」で紹介した通り、山吹地区の「かわまちづくり」の計画の中で整備のために必要な6万5千立米の土についてリニア中央新幹線建設工事の残土の活用も視野に入れている(『信毎』17日)と高森町は言っています。
当時の経営企画課長が、町民目線を標榜する今度の町長です。「予定はない」を「11月末日時点の対応状況」としてご説明したことで、今の状況は違うと言い訳できると思っているのでしょうか。高森町民はみんなバカだから覚えていないとでも思っているのでしょうか。
こう言うのをウソつきといいます。