更新:2020/07/19、2020/07/20 補足

大雨の被害の様子

6月末からの大雨続きで、被害が各地でありました。大きなものとしては、喬木村の加々須で県道が通行止めになり、一時大島地区が孤立。豊丘村の残土候補地だった牛草沢のそばの斜面が崩れて1人けが。1人が死亡した飯田市座光寺の盛土崩壊では下流の住民が避難。大鹿村の釜沢の道路の地滑りは、19日現在まだ終息していません。7月16日に用事で豊丘村へ行ったおりに見かけた斜面崩落。大きな規模のものはなかったですが、車で走った道端で見かけたものを紹介します。リニア工事の残土置場や工事予定地のすぐそばでも軽微とはいえ被害は出ています。

佐原

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佐原

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佐原

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佐原。田んぼ(休耕中?)の一部を埋めています。

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佐原

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佐原の御手形神社そば。左の看板の大島虻川線というのは、戸中(下沢)の残土置場、戸中斜坑口、坂島斜坑口や本山(ジンガ洞)の残土置場のわきを通る道路。土砂崩落の危険があるので通行止め。喬木村大島へ通じる県道大島線阿島が崖崩れで不通になって、仮設道路ができるまでのあいだ緊急車両などに限って通したそうです。複数個所で崩落があり土砂を片付けるため重機を連れて通行するような状況だったそうです。そんな道路を使ってリニアのトンネル残土を運ぶのだそうです。

戸中の残土置場予定地付近

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御手形神社そばで崩落と倒木。

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下沢の残土置場わきの道路。左上の沢から砂が出て道路を流れ下ったあとが見えます。

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上の写真と同じ場所。

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戸中方面へさらに進んだ場所。

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路肩が欠けて、ガードレールが宙ぶらりん。

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画面左が残土置場の一番下流側。手前の道路上の砂はどこから来たのか?

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上の写真の左へ曲がったところ。つまり右側が残土置場の一番下流側。

伊那南部広域農道が場知沢付近で通行不可

人工的な谷埋め盛土の崩壊

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この2か所の間に、伊那山地トンネルの工事をする清水建設・大日本土木工事共同体の宿舎と、変電所(電力変換所)の予定地があります。

[ 2020/07/20 補足 ] 地元の方によれば、被害のあった場所は下の地図の赤い丸印の場所。道路の下流側が崩壊したようなので、地図に盛土の記号があるので、これは盛土の崩壊だと思います。おそらくこのカーブ部分は谷を埋めていると思います。

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グーグルのストリートビュー(2019年5月撮影)によれば、現場はこんな場所(下図)。谷の上流側は平坦なので道路部分は明らかに盛土。

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 上の画像の A と B の部分の路面にひび割れが見えています。ひび割れは下流側の谷の縁から上流側の道路の擁壁の切れ目 C に向かっています。

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場知沢北の沢の谷埋め盛土の斜面崩壊(2)

福島

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福島

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福島

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福島

壬生沢

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壬生沢

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壬生沢

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壬生沢

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壬生沢

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壬生沢。川の水があふれた?

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壬生沢

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壬生沢

伊那山地トンネル坑口付近

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手前の家(リニアで移転対象)と奥の家の間で斜面が崩落。手前の家の後ろに伊那山地トンネルの坑口予定。奥の家は被災。

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崩落した部分。

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崩落した土砂は村道を越えて壬生沢川右岸の農業用水を埋めました。