更新:2021/07/07
豊丘村で三六災害の写真展示
豊丘村の公民館「ゆめあるて」のロビーで三六災害の写真の展示がされています。7月末まで(8時30分~21時30分、水曜日は17時15分まで、無料)。興味深い写真が展示されています。
崩れているのはほとんどすべて沢、洞、谷の部分です。
工事中のリニアの残土置き場を連想させるような写真です。
虻川下流の状況
本山の残土置場は虻川の支流です。130万立米の残土を置く計画で、地元住民から危険であるとの反対がありました。村長でさえ苦渋の選択というほど危険性は認めているのです。下流での被害について、まだ心配されている方もおられます。熱海の土石流は流出した土砂が約10~12万立米で、崩れ始めから約2㎞もくだったといわれています。
本山の場合は下の写真の地域から約9~10㎞離れています。しかし、土量は10倍です。三六災害で危機的な状況にあった地域です。流域の治水の計画からみて桁外れ、想定外の規模の谷埋め盛り土です。
せっかくの企画なのに、この展示方法よくないと思います。もっと見やすく展示し直すべきだと思います。
腰板の高さが約114㎝。このサイズの写真なら、目の高さを中心に2段でも見づらいはず。特に上の2段などは、非常に見づらいです。説明文も読みにくいです。