更新:2021/08/09
大鹿村青木の深ケ沢の残土置き場、8月8日
大鹿村青木の深ケ沢の残土置場のようすを見てきました。前回、5月23日 以来です。現在工事中で7万立米を盛り土する計画(*)。
* 大鹿村内発生土置き場(青木川)における環境の調査及び影響検討の結果について 令和2年2月(2020年2月)
残土置場で一番最初に目に入る光景。黄色い線は、5月23日の高さ。残土の山の向こう側(西側)の国道152号線と同じ高さ。下の写真が5月23日のようす。青木川斜坑からの残土が運ばれているはずです。青木川斜坑からこれまでに出てきた残土の量は約4万6千立米+αくらいだと思いますが、黄色い線から上の小山の体積はそれほどはないはずで、平坦に見える部分の造成に使われてます(斜坑断面積80m2×掘削延長480m×1.2≒4.6万3)。計画では西側の国道152号線の高さまでの盛り土なので、この小山は崩して東側の池のある部分に埋め立てるのだろうと思います。
5月23日。左下の低地も盛土する予定。
よく見ると同じ青木川斜坑から出てきた残土なのにいろんな色の残土が見えます。
入口ゲート前から。下の写真が5月23日のようす。
5月23日。中央奥の鉄塔は携帯基地局。
左に崩壊地。どう見ても崩壊地に見えるのですが、「大鹿村内発生土置き場(青木川)における環境の調査及び影響検討の結果について」(pdfの79~95ページ)を読むと、JR東海さんには見えていないような印象です。でなければ、とぼけているのか。現在、国道が埋まってしまっていますが、2018年5月はこんな感じでした。まだまだ、崩れる可能性がある崩壊地の直下の盛り土。さらに、その脇に青木川が流れているという条件です。
南側から。画面右側に青木川。
沢からの水を流す施設。水が流れていました。。
トンネル残土以外にも置いてあるものがあります。もとは、村内の災害復旧で出てくる土砂を置く場所だったようです。
何の土なのか?
木材
盛土の北側の端に溝ができていました。フェンスの柱が浮いています。緑色の池の向こうに青木川が流れています。
国道152号線沿い
深ケ沢から3.8km国道を北上。街路灯のある付近の地下をリニアトンネルが通ります。右上の崖の上に人家があります。フェンス際のノウゼンカズラがいっぱい咲いていました。左に青木川。
国道152号線沿いの騒音対策。
上に同じ。左側に集会所(公会堂)や家が数軒あります。右は下青木薬師堂のイチョウの木。その向こうに大鹿小学校。