アベノミクスとリニア新幹線

「日本の資本ストックは世界一、リニア新幹線までも持とうとしてるが、多すぎる。持っている資本を利用して快適な生活ができる可能性がある。」 ⇒ 12分15秒あたり


経済的な問題

自民党:国が財源の不足分を填補(てんぽ)すべき

山梨県がJR総研に134億円を無利子、無担保で貸付

用地取得で課税される不動産取得税と登録免許税を免除する方針

日本のリニアは高すぎて買えない

地方の発展にリニアは必要だろうか? ウツロな目で何を見据えようともダメなものはダメ

山梨県知事に会った際、「リニアの駅が山梨県に必要だという理由を説明してほしい」と聞いた。そうしたら、「リニアが通るのだったら駅をつくらないわけにはいかないだろう」と答えた。これが実情だ。リニアの駅が山梨にもたらす恩恵を納得できるように具体的に語れる人は一人もいないのである。
「観光カリスマ」として知られる「萌木の村」の舩木上次社長は清里の観光開発を例に、「新幹線や高速道路が開通して地元の人が潤った例をあまり聞かない。まずは、どういう県にしたいのかという共通の哲学が必要だ」と、まちづくりの在り方を熟考する必要性を強調した。
「超特急のリニアを通すよりも、山梨県がもっているすぐれた財産を活かす知恵をだすことのほうがはるかに重要だ。ないものねだりをするのではなく、すでにあるものを大事にし、それを活かす。そういう発想をもたないかぎり、だれがリーダーになっても、山梨県民はコンプレックスをもちつづけることになる。交通の観点でいえば、リニアよりも在来の中央本線を整備したほうが山梨にははるかにメリットがあるはずだ」

リニアだけでは絶対にペイしない