マスコミから

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昔陸軍、今原発、リニア

リニアは60年代の技術です。アメリカは2年間技術研究をしたけれど、ものにならないと連邦議会が判断して早々に断念したJR東海は、収益の8割超を新幹線から得ています。自分の経営努力だけで今の収益力を創り上げたわけではありません。“自己負担でやる”と胸を張って主張しても、その資力を築く土台は国が用意したやり始めたらは止まらないというのは、いかにも日本の悪弊ですね。リニアも原発も、かつての日本陸軍と同じです。暴走して国を破局に導く、わが国の悪い業(ごう)のようなものを感じて恐ろしい車輪のゴトンゴトンという音がしないので、鉄道マニア的には面白味がないリニアはJR東海一社の問題ではなく、国民全体の資産をどう使うかという大問題です。これこそ、国民の合意を得るべく国会で慎重に議論すべき東海道新幹線で得た利益は、全国的視点に立って、リニアではなく北海道や四国の路線のメンテナンスにあてるべき

・夢を見るのもいいが、覚めてしまえば夢は終わる

・減少を続ける日本の人口が、莫大な資金のかかるリニアを維持できるのか

『リニアと暮らし ― 準備書の現場』

毎日新聞が現地の住民の声を取材した記事(長野版に掲載、2013年11月12日〜11月21日)。読むには、Web会員登録(無料)が必要。

経済の目的は国民生活の安定にある。根本を見失うな

「愛国の超特急」(神奈川新聞 2014年4月)

社説

震災後のリニア建設を考える

森永卓郎氏