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出来事・ニュース:2021年4月

6月の予定、6月下旬 静岡知事選が6月3日告示、20日投票。奇しくも、6月21日の週に、大鹿村のリニア連絡協議会の第20回が開かれる予定。

6月の予定、6月13日 今年は1961年の三六災害から60年です。6月13日に鼎文化センターで「三六災害60年シンポジウム」が行われます。シンポジウムのパネリストの1人は、鳶ヶ巣崩壊地の直下をトンネル残土の処分地とするアイデアが出てきた当時の大鹿村の村長だった柳島さん。この計画について検討した専門家委員会のメンバーだった信大の平松さんがコーディネーターです。申し込み必要(5月6日~21日)。詳細は ⇒ 三六災害60年 - 国土交通省中部地方整備局

5月の予定、5月11日 ストップ・リニア!訴訟の更新弁論が東京地裁で行われます。詳細はこちら


4月30日(b) 『静岡新聞』 "国交相「静岡で力発揮を期待」 知事選出馬で辞職の岩井副大臣に"。

4月30日(a) 『南信州』1面 "日限:「電車に乗ろう」「飯田線を残そう」…"。

4月29日(f) 『静岡新聞』"貴重な自然、国民の財産 増沢武弘・静岡大客員教授【大井川とリニア 私の視点】"。ユネスコエコパーク関連のコメントあり。

4月29日(e) 28日、静岡県の川勝知事が会見で、国交省の有識者会議の中間報告案について「到底容認できない」と述べる(『信毎』7面 "国内短信:▼リニア中間報告案に静岡知事「到底容認できない」"、『静岡新聞』"「渇水年」根拠の報告案 静岡県知事「認められない」【大井川とリニア】")。

4月29日(d) 『信毎』7面 "水害対策「流域治水」を柱に 関連法成立"。まち全体で水害を防ぐ「流域治水」関連法案が28日、参院本会議で可決、成立した。…雨水を一時的にためる川沿いの低地を保全する仕組みも設ける。…。喬木村や高森町のガイドウェイ用地は、どちらも天竜川の堤防のすぐ内側の低地。使用後は、商業施設や工業団地化を考えているようです。中川村や松川町で天竜川の堤防の内側の低地をトンネル残土を埋め立て嵩上げする計画もあります。時代は変化しているのこれら自治体の考え方は半世紀前の発想のように思えます。

4月29日(c) 『日経』13面 "東海道新幹線、1割減便へ"。

4月29日(b) 28日、国交副大臣の岩井茂樹氏(参議院議員・自民)が6月の静岡知事選出馬を表明(『朝日』4面 "静岡知事選 岩井氏立候補へ"、『中日』2面 "岩井国交副大臣が静岡知事選出馬へ リニア争点に"、『信毎』7面 "国内短信:▼岩井氏、静岡知事選に出馬へ"、『静岡朝日テレビ』28日 "リニア所管の国交省副大臣、岩井氏が出馬表明 現職の川勝氏「リニアは大きな争点」 6月の静岡県知事選")。関連記事として、『静岡新聞』の社説、"知事選構図固まる 真摯に政策議論尽くせ"。

4月29日(a) JR東日本(東海ではなく)が民営化後初の赤字に(『朝日』7面 "JR東 純損失5779億円 民営化以来初の赤字"、『日経』16面 "JR東、最終赤字5779億円 民営化後初 新幹線・特急落ち込む 前期"、『信毎』13面 "JR東、民営化後初赤字 5779億円 鉄道・商業施設低迷")。JR東もJR東海も民営化後初の赤字というのですが、国鉄の赤字が分割民営化の理由だったのですから、なんか不思議な言い方だと思います。

4月28日(g) 『日経』"JR東海が急落 株価回復に水差す「夢のリニア計画」"。

4月28日(f) 住宅建築用の木材が不足しているというニュース(『朝日』6面 "木材不足 世界で深刻に 米中で需要拡大 日本の住宅 工期遅れの懸念"、『日経』22日23面 "住宅木材、13年ぶり高値 米で需要拡大、品不足に")。リニア駅周辺で移転対象の住民から移転補償では生活の再建はできないという声がありますが、そのなかで建築費用が上昇しているという話がでています。これだけではないでしょうが資材の価格上昇も理由のひとつになるかと思います。

4月28日(e) 『南信州』9面 "感染防止配慮し事業継続 上郷まち委 本年度総会 リニア関連は丁寧な対応要望"。23日に行われた上郷地域まちづくり委員会の総会の記事。リニア関連事業では、地域コミュニティーを重視した丁寧な対応を要望し、新型コロナウイルス感染症対策をしながら各事業を実施していくことを確認した。昨年度はリニア関連事業では、地域コミュニティーに軸足を置きながら働きかけや調整に努力。地域内の土地利用に関わる上郷独自ルールの理解を進め、国道153号北改良の独自ルール見直し協議も重ねた。リニア関連事業では、丹保北条地区の代替地整備で全区画の半数は仮決定されたが、移転に不安のある人への丁寧な対応を要望し、地域住民に寄り添った対応を関係機関に求めて行く。

4月28日(d) 『静岡新聞』"「渇水年」説明問題 JR東海社長「本質的でない」【大井川とリニア】"。

4月28日(c) 27日、静岡県はJR東海に対して、「南アルプスの環境保全の推進を「基本的な考え方」として表明するよう」求める(『信毎』2面 "環境保全表明をJR東海に要望 静岡県が意見書"。『静岡新聞』"自然環境「保全に積極的関与を」 静岡県会議、JRに意見書【大井川とリニア】")。

4月28日(b) 27日にも載せましたが、リニアの工事費が5兆4千億円から7兆円以上に膨れ上がったというニュースが『信毎』の1面トップに掲載(関連記事2)。1面 "リニア工事費1.5兆円増 駅難航 残土処分などで 計7兆400億円/JR東海 初の最終赤字" によれば、増加分のうち「地震対策が6千億円」。工事申請が出されたのは東日本大震災より後の2014年。途中で増加したというのは最初の段階では地震の影響を軽く見ていたということになると思います。名古屋駅では既存の工作物の存在を忘れてたなんてこともあったと思います。残土処分では費用が増えるのは、工事申請の段階で残土の処分地をきちんと決めていなかったのだから当たり前。そんな計画を認可した国交省の責任は重いと思います。工事着工の2015年から6年で1.5兆円の増加、2027年までののこり6年でさらに1.5兆円増加すれば、財投の3兆円と帳尻があいます。2面 "大鹿トンネルの残土運搬 伊那インター工業団地造成 増額分一部 県内工事にも" に中川村村長のコメント。中川村の宮下健彦村長は、リニア事業は国の3兆円の財政投融資を受けているとし「隆起の激しい南アルプスを掘れば、工事費や地震対策費がさらに膨らむこともあり得る。財政投融資に続いて国が金を投入するかもしれない」と懸念した そうです。そこまで考えが及ぶのに、住民の安全を顧みず半の沢に残土を置くような判断をするという考えかたは理解しがたいです。伊那市長は、「発生土を受けれて地域で有効活用することは早期のリニア開業につながる。しっかりと計画を進めてほしい」 などといまだにいっています。伊那谷の首長たちは新聞を読まないのでしょうか。/JR東海は、蜘蛛の巣にかかった不注意なハチのように見えますね。/『南信州』29日1面 "リニア工事費1.5兆円増 JR東海 残土運搬や高架橋強化で"、『赤旗』29日15面 "リニア工事費1.5兆円傍聴 JR東海 総額7兆400億円に"、"無謀な計画は中止を 日本共産党の本村伸子衆院議員のコメント(web版)"。

4月28日(a) 佐藤信之著『鉄道と政治 政友会、自民党の利益誘導から地方の自立へ』(中公新書2640、2021年4月25日刊)。「リニア中央新幹線と静岡県」という表題の第2章でリニアについて書いています。鉄道と政治という視点からの本なので仕方ないかも知れませんが、現在あきらかになりつつあることは、リニア計画はやはり物理的に(フィジカルに ※)無理無謀なものだったのではないかという点。政治と…という捉え方でも物理的にどなのという点に想像力を働かせないといけないと思いますね。 ※ 重い列車を持ち上げて走らせようなんて無理、無駄とか、浮かせることでモータとして肝心のエアギャップが大きくなっちゃうから効率が悪いはずとか、南アルプスみたいな造山運動が盛んな山にトンネルを掘るのはどうなんですかとかいった点についての議論の内容に立ち入っていないと思います、というような意味です。

4月27日(b) JR東海の金子社長の会見。リニアの名古屋までの工事費が見通しより1兆5千億円増えて7兆400億円になると説明(『東京新聞』(共同) "リニア新幹線工事費1・5兆円増 品川―名古屋7兆円に、JR東海"、『静岡 NEWS WEB』"リニア工事費これまでより1兆5000億円増え7兆円余に"、『NHK NEWS WEB』 "JR東海 リニア中央新幹線 品川・名古屋間 総工事費1.5兆円増に")。※ 28日朝時点で『信州 NEWS WEB』はこのニュースをのせていない。/『静岡新聞』"リニア工事費1.5兆円増 JR東海社長、事業完遂に強い意欲"、『日経』3面 "リニア総工費1.5兆円増 JR東海 難工事対応、7兆円に"、『中日』1面 "リニア 工費1.5兆円増 JR東海 名古屋駅工事など要因"、『朝日』7面 "リニア工事費7兆円超 JR東海 従来より1.5兆円増"。/JR東海は、蜘蛛の巣にかかった不注意なハチのように見えますね。

4月27日(a) 『NHK NEWS WEB』 "JR東海 1年間のグループ全体の決算 2015億円余の赤字に" / 『信毎』28日8面 "JR東海 21年3月期2015億円の赤字 新幹線利用者数 低迷響く"、『日経』1面 "JR東海、最終赤字2015億円 前期 民営化後初、新幹線が不振"、『中日』3面 "JR東海 赤字2015億円 21年3月期 民営化後初めて 22年は黒字転換見込む"。/JR東海は、蜘蛛の巣にかかった不注意なハチのように見えますね。/『南信州』29日1面 "民営化後初の赤字に JR東海 コロナで利用者が減少"。

4月26日(c) 松川町では、古町の前河原道路の建設に10万立米を活用するという計画が出ていましたが、ある方から聞いたところでは、さらに天竜川の両岸の堤内地を嵩上げする構想が出ているようです。約70万立米を消化するもくろみ。中川村の小和田でも嵩上げし、松川町でもということになった場合、流域全体での治水計画が変わって来るはずで、天竜川上流河川事務所が黙っているとは思えません。いかに国交省の機関とはいえ。

4月26日(b) 『日経』23面 "クリック:外環道 陥没事故半年 「大深度」信頼回復へ壁厚く"。地下40メートルよりも深い大深度地下工事の安全神話が崩れ去った影響は極めて大きい。…都心から15キロ圏を環状に結ぶ外環道。関越・東名間の高架方式での整備が決まったのは1966年と半世紀前に遡る。地元住民の反対で長らく凍結されていたが、2007年に地下方式に変更して再始動した。今回の区間で掘削が始まったのは17年2月、当初は20年の開通を目指したが、その後断念。今回の事故でさらに不透明になった。

4月26日(a) 『赤旗』11面 "列島各地から:旧豊浜トンネル 崩落事故25年 核ごみ処分場 積丹半島「適地」なし"。

4月25日(a) 『赤旗・日曜版』"陥没外環道 補償案も大問題 加害会社が被害住民に「補修のため立ち退け」 騒音・振動・低周波音の深刻な健康被害に無策"。

4月24日(c) 国交省の専門家会議の中間報告案について、静岡県は23日、科学的・工学的に正確性を欠いていると意見書を出す(『静岡新聞』 "国交省中間報告案「科学的正確性欠く」 静岡県が意見書送付【大井川とリニア】"、『信毎』7面 "国内短信:静岡県「リニア会議の報告案に憂慮」と国交省に文書")。

4月24日(b) 23日静岡地裁でリニア工事差し止め訴訟の第2回口頭弁論(『静岡新聞』 "リニア工事差し止め訴訟 JR側「請求理由ない」 静岡地裁")。/『赤旗』25日11面 "国民の共有財産を守って 静岡リニア工事差し止め訴訟 原告が主張"。

4月24日(c) 『リニアが壊す南アルプス─エコパークはどうなる』(「ストップ・リニア! 訴訟原告団」南アルプス調査委員会[編著]、緑風出版、2021年4月刊)という本がでています。原告団長野事務局に手持ちがわずかあります。詳細は、「飯田リニア通信」を。
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4月23日(b) 22日に米国主導の気候変動に関する首脳会議がオンラインで開幕(『日経』1面 "日本、温暖化ガス13年度比46%減 気候変動サミット開幕"(web版))。どちらかといえば、リニアは必要というよりはあったらいいなという程度のものだと思います。リニア建設では毎日多数のダンプカーや大型の車両が走っています。リニア建設を中止すれば、国際的に日本の気候変動に対する「意気込み」をアピールできると思います。ワシントン・ボルチモア間の超電導リニア建設は環境負荷が大きいから止めるとアメリカが言い出す前にやらないと意味がないです。

4月23日(a) 東京品川の小学生と飯田市和田の小学生の交流のニュース(『南信州』7面 "和田小 東京の大規模校に興味津々 品川学園からビデオレター"、『中日』21面 "ビデオ便り東京から"返信" リニア縁で交流の飯田・和田小")。

4月22日(f) 『静岡新聞』 "国交省専門家会議 第9回議事概要【大井川とリニア】"。

4月22日(e) 『信毎』26面 "3期目任期満了まで1年 伊那市の白鳥市長 新型コロナで顕在化 貧困問題が課題 「子ども支援策 徹底的に」"。伊那市の白鳥市長へのインタビュー記事。ーリニア中央新幹線開業や三遠南信道開通を地域の発展にどう結び付けるのか。「コロナ禍でリモートワークが普及し、住む場所を選ばない人が増えている。地域コミュニティーを維持するために移住・定住促進に取り組む」。???

4月22日(d) 『南信州』9面 "OIDE「考える力と行動力を」 佐藤市長が特別講演 地域人教育"、は 前に紹介した 佐藤市長が高校生に話をした話題。…今ある飯田の魅力を残しながら発展する意味があるとし、「いたずらに都会的なものを追い求めるのではなく、自然風土や文化、先人が築いた暮らしの豊かさを守る『上質なローカル』を目指したい」と語った。また、コロナ後の社会のあり方として環境を重視する「グリーンリカバリー」が提唱されているが、「飯田の価値観にあう」とした。 佐藤市長は「これからの時代は自分なりに考える力が必要だ」とし、「地域人教育の中で、小さくても一歩踏み出す行動力を大切にして」と力を込めた。

4月22日(c) 『南信州』1面 "最悪の事態を回避へ 豊丘村国土強靭化計画"。治山治水政策の上から想定外の開発計画になる虻川支流となる、本山ジンガ洞の130万立米、下沢の26万立米の谷埋め残土処分をやりながら国土強靭化というのはちょっと変じゃないかと思います。JR東海に将来にわたって責任をもってもらうから大丈夫といえるかどうか。 心細いから責任をもって管理してねといってるわけです。 ⇒ 豊丘村 > 防災 > "豊丘村国土強靭化地域計画 (2021年3月)" ・ "【資料編】公共事業の主な整備箇所一覧"

4月22日(b) 『中日』16面 "移住増へ空き家活用強化 中川村長再選 宮下さん抱負"。無投票で再選の中川村長へのインタビュー記事。リニア工事の発生土で半の沢を埋め立て、県道を改良する大規模な盛り土け計画の了承は、一期目の大きな決断だった。今後の発生土の運搬や、発生土を活用した小和田地区の農地のかさあげ計画に際しては、住民の安心安全が大事。移転せざるをえない人や不安を覚える人の声を聞き、説明や議論を尽くしたい。(1)残土じゃなくて「発生土」といっていますよ。(2)半の沢のケツダンが議論を尽くした結果か否かは疑問。(3)残土処分で移転者がでるのですか?。

4月22日(a) 『信毎』2面 "参院県区補選 リニア工事への2候補見解公表 大鹿のグループ"。『信毎』は、リニア事業をすすめることへの見解を問う質問に、小松氏は、多くの人が帰郷や移住をする上で「人の流れを創出する交通インフラ整備は重要。信州によってメリットも大きい」とした。羽田氏は、透明性や信頼性のある情報を基に「丁寧に説明し、地元の声を尊重し合意形成を図った上で進めていくことが肝要」とした とまとめていますが、アンケートの詳細は「南アルプスモニター」の "参議院議員選挙リニアに関する候補者アンケート、回答結果発表"。リニア計画が直面している現状を考えれば、どちらの候補も、これまでリニアの問題点についてきちんと考えてこなかったのだろうと言うことは予想できます。『南信州』2面にアンケート "与野党一騎打ち 参院補選・県区 候補に聞く" の5回目は「リニア中央新幹線を見据えた県内の交通体系整備や地域づくりのあり方は」をみると、ほらね、2人ともほぼ同じ回答。もちろん『南信州』がそう答えざるを得ないような質問をしたという感じもありますが。ただし、これまで、選挙の時にはリニアについては話せないという雰囲気がなくなってきたという感じがしますね。4年前の飯田市議選の時とだいぶ違います(参考)。大半の候補者はアンケートを無視したのです(回答しなかった人で今回も立候補した人もいます)。

4月21日(d) 『静岡新聞』 "国交省報告案の問題点整理「水不足の記述なし」 静岡県、文書で同省に送付へ【大井川とリニア】"。

4月21日(c) 『静岡新聞』 "静岡県の主張「全国発信を」 御前崎市議、副知事に要請【大井川とリニア】"。

4月21日(b) 『信毎』7面 "国内短信:静岡副知事、リニア環境対策「JR東海の検討は不十分」"。

4月21日(a) 中川村長選挙で無投票で再選した宮下健彦氏が新聞のインタビューに答えて、谷の埋め立ては危険性があるので半の沢以外はしない。リモートワークの普及で住む場所を選ばない人が増えており、移住促進はリニア後といわず取り組む…。危険性があると分かっているなら、半の沢だって谷なのだから置かなければ良いはず。リモートワークの普及で…ということが分かっているならリニアの必要性について判断できるはず。

4月20日(c) 『静岡新聞』 "赤羽国交相「静岡県の指摘踏まえ議論」【大井川とリニア】"。

4月20日(b) 『静岡新聞』 "「詳細な影響評価必要」 御前崎で副知事講演 JRとの協議状況を説明【大井川とリニア】"。

4月20日(a) 『静岡新聞』 "岐阜県の残土処理の状況を視察 静岡県議会ふじのくに県民クラブ【大井川とリニア】"。

4月19日(a) JR東海が風越山トンネル・黒田工区について環境保全計画を長野県と飯田市に送付(『中日』20日15面 "飯田・風越山トンネル黒田工区計画 22年度以降に掘削開始"、『信毎』20日23面 "キキョウ生育 飯田・黒田工区"、『南信州』21日7面 "黒田工区 工事前にキキョウ移植 JR東海 環境保全、県と飯田市に提出")。 JR東海 > 工事の安全・環境の保全・地域との連携:長野県 環境保全の計画中央新幹線中央アルプストンネル(松川)外工事における環境保全について~風越山トンネル(黒田)~(PDF 9.2MB)

4月18日(c) 飯田市議選が告示。

4月18日(b) 『静岡新聞』 "少雨時予測せず「流量維持」 国交省会議中間報告案 静岡県「正確性欠く」【大井川とリニア】"、『信毎』2面 "大井川水資源 中間報告案 有識者会議 素案踏襲 静岡県は不満"、"長野と静岡の県境付近に小規模断層 JR東海 調査"、『中日』2面 "リニア中間報告案提示"。

4月18日(a) 『静岡新聞』 "「突発湧水」1回で13万トン JR東海、青函トンネル参考 専門家会議「地質異なる」【大井川とリニア】"。

4月17日(c) 『中日』14面 "一歩踏み出す行動力を OIDE長姫高 飯田市長が講演"。飯田市の佐藤市長が、飯田OIDE長姫高校の地域人教育の一環として講演。佐藤市長は、リニア中央新幹線などが描かれた2050年の市の未来図を示して「いたずらに都市的なものを追い求めるのではなく、先人が築いてきた暮らしの豊かさを守ることが、この地域の『らしさ』だと思う」と紹介。「これからはあらかじめ用意された正解を答える力ではなく、自分なりに考え抜くちから、小さくても一歩踏み出す行動力が大切。まずはやってみて」と呼びかけた。

4月17日(b) 『静岡新聞』 "平年雨量超す年を「渇水年」 国交省・専門家会議でJR東海説明 工事の影響、過小評価か【大井川とリニア】"。

4月17日(a) 『静岡新聞』 "国交省会議、チェック機能働かず JR東海「12年を渇水年」【大井川とリニア】"。

4月16日(c) 『信毎』24面 "見つめる中川の力 村長選20日告示(上) 一人一人の声 くみ取って 「リニア駅30分」の利便性と工事の不安"。中川村長選は今のところ無投票になりそうですが、村長選関連の記事。村の課題としてリニアを取り上げています。昨年末、村は同地区(*)住民の了承はおおむね得たと判断し、JR東海と車両通行に関する確認書を交わした。しかし、同地区の60代男性は「住民の多くは諦めて声を上げなかったからだ」と打ち明ける。男性は、自然保護の観点などからリニア計画に反対で「リニアのしわ寄せを地方が簡単に引き受けていいのか」と憤る。 リニアの利便性の陰で被る住民の負担、不安。住民一人一人の声をくみ取り、村はJRや県と向き合う責任がある。 (* 残土運搬車が通過する渡場地区)。記事は半の沢の残土埋めての経緯についてあまり書いていませんが、「おおむね」というコトバが半の沢の埋め立てについても昨年9月に村長の口から出ていました。11月の住民説明会では、住民から賛否双方の意見が出ていたのに、12月には、「下流に当たる村内の渡場地区でも、説明会を重ねておおむね理解を得られた」として計画を村として了承していました。リニア推進に非常熱心だった飯田市の牧野市長は、住民の声を聞く市政を訴えた新人の佐藤市長に大差で負けました。静岡工区の先行きはJR東海にとって絶望的な状況です。住民の気持ちや世の中の動きに敏感でない首長はクビになるよ、ということを、現職の宮下村長は理解しないとダメだと思いますね。このような方にバトンを渡してしまった前村長はどう考えておられるのか…

4月16日(d) 『信毎』25面 "乗換新駅対応「評価」6割 産業振興の手法は評価分かれる 飯田市議選 立候補予定者アンケート(上) 就任から半年弱 12人は評価避ける"。乗換駅中止の市長の判断について立候補予定者の6割が支持、産業政策の転換については評価するしないが均衡。

4月16日(c) 『静岡新聞』 "JR回答「着工流域の理解前提」 説明の場設ける考えも【大井川とリニア】"。/『中日』2面 "JR東海、リニア説明へ"、『信毎』7面 "国内短信:JR東海「説明の場設ける」"。

4月16日(b) 『静岡新聞』 "トンネル工事、中止を求める決議 日本山岳会静岡支部【大井川とリニア】"。

4月16日(a) 『静岡新聞』 "リニア 国土交通省専門家会議 実名化議事録⑨"。

4月15日(d) 『信毎』25面 "佐藤市政「評価」が半数 飯田市議選 立候補予定者アンケート(上) 就任から半年弱 12人は評価避ける"。リニア関連で2件だけですが、リニア乗換新駅への対応のようにはっきり姿勢を示す点はよい。… とか リニア駅周辺整備の都市計画、乗換新駅の考え方など方向性がしっかりしている。 と回答した予定者(現職・無所属)、(どちらかといえば評価する)リニア新幹線、新型コロナ、三遠南信道など、直面する課題に無難に取り組んでいる。 と答えている新人(無所属)がいます。

4月15日(c) 『静岡新聞』 "リニア絡み官邸の影 自民、岩井副大臣擁立へ【静岡県知事選 出馬の舞台裏㊦】"。/ 『信毎』7面 "国内短信:静岡知事選、自民が岩井氏擁立へ"。

4月15日(b) 『静岡新聞』 "水量減「看過できない」 上流部管轄漁協が対応要請【大井川とリニア】"。

4月15日(a) 『静岡新聞』 "トンネル工事「透明性確保が重要」 国交相、十分な議論指示【大井川とリニア】"。

4月14日(c) 『静岡新聞』 "川勝氏「4期目を集大成に」 表明で強い意欲【静岡県知事選 出馬の舞台裏㊤】"。

4月14日(b) 『静岡新聞』 "静岡市の姿勢明確に 市民団体、工事巡り要望【大井川とリニア】"。

4月14日(a) 『静岡新聞』 "川勝氏4選出馬表明 一問一答「リニア対応 継続必要」 静岡県知事選"。Q:リニアのルート変更を検討するべきとの主張に変化はないか。 A:国土交通省の専門家会議で、自然環境や水に与える影響が看過しがたいものだということがますます明らかになっている。コロナ禍で新幹線の利用が激減する中、夢の超特急が本当に必要か。国家戦略を考え直す時期に来ていると考える。/ 『信毎』7面 "国内短信:静岡知事、4選へ出馬表明"。

4月13日(a) 『静岡新聞』 "座長発言改変、第8回も 専門家会合議事録 国交省、常態化か【大井川とリニア】"。たぶんこれは氷山の一角。安倍首相が国会で100何回だか嘘を行ったことを考えると、リニア建設工事の認可に至る各段階の手続きや審議のなかで、そして、その後の諸々のことでも、どれだけいい加減な扱いがあったか…。

4月11日(c) 『中日』22面 "酒井順子さんの3冊の本棚 鉄道に思いはせ"。

4月11日(b) 『日経』27面 "無人駅では乗れない 駅の半数に急増、障害者が提訴"。

4月11日(a) 『信毎』2面 "北陸新幹線延伸開業遅れを謝罪 国交省 石川・福井知事に"。

4月10日(c) 『静岡新聞』 "議事録発言削除や加筆 国交相「補足」と正当性主張【大井川とリニア】"。/『信毎』7面 "国内短信:リニア議事録「問題なし」"。

4月10日(b) 『日経』13面 "社債2000億円 JR東発行 有利子負債の償還に"。コロナ影響が深刻になった2020年4月以降で社債や借り入れなどによる調達の総悪は1兆5000億円を上回る。

4月10日(a) 『赤旗』13面 "リニア着工認めないで 静岡知事が市民団体に 「不退転の決意で一緒に」"。7日、「リニアから大井川の水と自然を守る小笠・掛川の会」がリニアの工事着工を認めないよう求める3650人分の署名を静岡県知事に提出。川勝知事は「皆さんの言うことは実にその通りだ」と賛同。「南アルプスと大井川を守るという不退転の決意です。一緒に頑張りましょう」と応じました。 関連ニュース ⇒ 『SBSnews6』2020年11月10日 "住民らのリニア差し止め訴訟 川勝知事「一歩も引くな」(静岡県)" 「訴訟に踏み切らざるを得なかったのではないか。しっかり頑張ってほしい、一歩も引くな。ご自身だけなく子々孫々に影響を与える重要な問題について問題提起をされていることですから」 / 『静岡新聞』13日 "リニア着工反対、市民団体が署名3650人分知事に提出"。

4月9日(a) 大鹿運動公園(総合グランドの嵩上げ造成)の竣工式(『南信州』"スポーツでの交流拠点に"、『朝日』4月20日21面 "リニア工事残土 運動広場に活用 大鹿に完成")。

4月9日(e) 『静岡新聞』 "専門家会議議事録「削除 追加事実ない」 国交相が強調【大井川とリニア】"。

4月9日(d) 『静岡新聞』 "流域要望「しっかり対応」 JR社長、回答は調整中と説明【大井川とリニア】"。

4月9日(c) 『中日』15面 "残土運搬300台「反対」 松川町住民 新ルート提示で"。松川町では、町内を伊那市への残土運搬車が多数通過する問題で、片桐松川沿いの護岸道路を通行する案でリニア対策委員会で一応了解を得たかに見えました。しかし、地区ごとの説明会の中で通行台数について町の説明が以前は60台だったのが300台になっている点などから、道路拡幅に関連する一部の地権者から反対の声がでているようです。記事は、同町内の運搬ルート選定が難航している。町民から反対の根強かった町中心部を通る当初案の代替として、JR東海と町は新ルートを提示し住民説明会を開いているが、地権者らから強い反対があり、実現が疑問視されている と書いています。

4月9日(b) 東海道新幹線の2020年度の利用者数が19年度比67%減、18年度比68%(『信毎』12面 "東海道新幹線利用 20年度は67%減少"、『日経』11面 "東海道新幹線、昨年度利用67%減"、『中日』8面 "東海道新幹線輸送 20年度は68%減少 コロナ前の18年度比")。

4月9日(a) JR東海のHPの「(中央新幹線計画に関する公表資料等)最新情報」に「2021.03.31中央新幹線品川・名古屋間工事の計画変更について[454.3KB PDF]」がでています。工事実施計画(その1)の停車場の平面図を見ると、品川駅では、駅の直前に渡り線が図面に書かれていますが、相模原の駅には渡り線はないように思います。付近の関東車両基地へ行くには、複線の一方の線路が別の線路を越さないと分岐できないはずです。岐阜の中部車両基地の場合は美濃坂本で立体交差するようになっていたと思います。JR東海のPDFは説明不足だと思います。

4月8日(f) 『南信州』8面 "いきいき花木 リニア関連工事と花木の生理 原孝昭"。移転されるかたへの、庭木の引っ越しをどうしたらよいかというアドバイスの記事。豊丘村の本山の残土置場には希少植物がありました。昨年12月に保安林の指定が正式に解除されたので、現在は工事が始まっています。JR東海は、工事ができるかできないか決まっていなかった2017年4月21日に移植作業を行いました。今から4年前のことですが、この記事を読んで思い出しました。環境影響評価をなぜやるのかというふうに考えると、違法といえるような行為だったと思います。保全計画が出ていたから問題ないというのが長野県環境部の見解でしたが、豊丘村のリニア対策員会の会議録を読むと、やはり言い訳が難しい行いだったことがわかります。環境調査と環境保全計画がJR東海から正式に提出されたのは2019年の8月でした。環境保全計画の 3-37ページに、現地調査の段階では、センブリ、フトボナギナタコウジュの位置は改変範囲に含まれる可能性があったため、平成28年11月に播種、平成29年4月に移植(センブリにも)を実施した。 とぬけぬけと書いています。冒頭の概要で(下図)いっている通りであれば、移植作業は今年の4月でなければできないはず。
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4月8日(e) 『赤旗』6面 "法相「所有権の侵害」 調布陥没事故、山添議員に"(web版)。3月30日の国会質疑から。

4月8日(d) 『信毎』7面 "静岡知事、4選出馬へ"、『中日』2面 "静岡知事4選出馬へ"、『静岡新聞』"川勝知事出馬へ 支援へ動く立民・国民/独自候補擁立探る自民"。

4月8日(c) 『鉄道チャンネル』 "品川―名古屋間が最速40分、リニア開業でどう変わる? JR東海が未来像をまとめた冊子を発行"。JR東海のHP > "リニアのあるわたしたちの未来|リニア中央新幹線|JR東海"。

4月8日(b) 『NHK NEWS WEB』 "ビジネス特集:北海道新幹線 突き当たる見えない壁 建設現場を訪ねると…"。札幌トンネルの工事について、崩落を防ぐために、1メートルほど掘り進めると、今度は壁面にコンクリートを吹き付けて補強する。それが固まった段階で、また次の1メートルを掘削する。そうした地道な作業を繰り返し、少しずつ前進していく。作業が順調でも、1日に進めるのはせいぜい5メートルだという。今回訪れた区間では、去年11月に作業を開始。4か月余りかけて進んだのはおよそ400メートルにすぎない。工事が完了するのは、5年後の10月を予定している。。1日に5mなら1月で150m、4カ月で400mなら、1月100m、1日3.3m。「せいぜい」とか「すぎない」といった言葉をくっつけて語る内容じゃないように思います。けっこう速いペースだと思います。JR東海さんは南アルプスの静岡工区を1か月あたり100mのペースで掘るといっていますが、このNHKのレポートの書き方からすれば、1か月100mはごく当たり前のペースになりますね。しかし、長野工区の除山斜坑は昨年6月下旬時点で1か月約40mのペース、3月下旬では約33m。全長350mの釜沢斜坑は2020年3月3日に掘削を開始。2021年3月下旬時点で約4割を掘削。1か月当りでは約12m。小渋川斜坑だけが本線部分の先進坑を掘削中ですが、昨年6月下旬に約52mのペースだったのに3月下旬時点では約25mになっています。NHKの記者さんは、これまでの各地のトンネル工事についてある程度調べた上で取材すべきだったんじゃないかと思います。北海道の場合、「壁」というのは、ほとんどは要対策土の問題だと思います。※ トンネルの切羽が写っている写真を見ると、切羽の正面にもコンクリートが吹き付けてありますね。

4月8日(a) 『東洋経済オンライン』 "JR東日本の「コロナダメージ」がハンパない理由 出張需要が戻らない前提の態勢転換が不可欠だ"。JR東日本の副社長、会長を歴任した山之内秀一郎さんは、赤字経営に悩まされ続けて、ついに分割民営化した国鉄時代の苦い教訓からすると、鉄道事業において、公共事業みたいに巨額の設備投資による借金を抱えつつの経営は企業を倒産に追い込んでしまう(※)と語ったそうですが4ページ目の最後のほうで野口さんも同じようなことを言っています。 ※ JRでタブーになった「リニア新幹線」慎重論…「新幹線の父」の意見も封印 = 前間孝則『新幹線を航空機に変えた男たち』さくら舎、2014年

4月7日(d) 『日経』17面 "JR東、鉄道収入46.9%減 昨年度、減少幅が拡大"。

4月7日(c) 『静岡新聞』 "要望書回答保留「不誠実」 牧之原市長、JRに不快感【大井川とリニア】"

4月7日(b) 『信毎』23面 "「地元でどの程度お金使った?」 飯田市 新たな経済指標検討 市民の消費 より反映へ"。これまで飯田市の地域としての「経済自立度」は国民1人当たりの年間収入額に飯田下伊那の人口を掛けた額を地域に必要な「所得」とみなし、製造業や農林業、観光業など地域産業が稼ぎ出した割合を試算するものだったそうです。意外に雑な感じですね。そして、国の産業政策に地域がどれほど貢献しているかが「自立度」という意味になっちゃう可能性もある。佐藤健市長は、21年度一般会計当初予算に新指標の検討費用として15万円を計上。予算発表時の会見では自立度について「世界経済の流れに左右されがちで、地域の主力の電機、電子関連が伸びるかどうかで数字が大きく変わる。地域内での消費活動が自立度向上に寄与するのは難しかった」と指摘。「市民の消費活動や企業の取り組みが反映されやすい指標にしたい」と述べた。。リニアは地域にとって千載一遇のチャンスというキャッチフレーズや「陸の孤島」というコトバを見直すきっかけになる指標となるかイナカ?

4月7日(a) 『静岡新聞』 "国交省、議事録を改変 座長発言、説明せず大幅に【大井川とリニア】"。国交省の専門家会議の中間とりまとめに関する座長の発言内容が、実際の発言と議事録で大きく違っていたそうです。記事は「改変」としています。森友・加計問題とか桜を見る会問題とかの不祥事で政府がやって来たのとおなじようなことが「つい」行われてしまうわけです。これは大変なことだと思います(豊丘村でもリニア対策委員会の議事録が改変されたことがありました ⇒ これはこれでちょっと面白い後日譚があるのですが…)。リニア計画はそういうことをしなければできないものなのだと言うことを子供たちにもしっかりと教えるべきですね。/『信毎』8日2面 "リニア議事録 書き換え 国交省 事後に追加・削除"、『中日』8日2面 "リニア議事録 書き換え 国交省、』発言と違う内容に"。

4月6日(d) 『静岡新聞』 "南アルプスの特殊な地質説明 静岡県がHP刷新【大井川とリニア】"。 ⇒ 静岡県 > 南アルプスの特殊性について

4月6日(c) 『読売』"社説:道路陥没事故 地下開発の安全を揺るがした"。地下開発の安全性に対する信頼を揺るがす事故である…大深度地下は、これまでほとんど需要がなかったうえ、工事による地表への影響も考えにくいとされてきた。その前提が崩れた以上、国と事業者は、安全対策を根本から見直すことが必要だ。…大深度での工事は、リニア中央新幹線品川―名古屋間の計50キロ区間でも予定されている。地下の開発は、地表の安全確保が大前提であることを忘れてはならない。 少し前の話ですが、中野市にある北陸新幹線の高丘トンネル工事の影響で住宅など182棟の建物にゆがみや傾きが生じた事件で、工事を行った鉄道運輸機構は「トンネル工事で建物に影響が及ぶのは珍しいことではない。」(『産経』2017年6月1日 "北陸新幹線のトンネル工事で周辺住宅180棟超にゆがみや傾き")といっていました。トンネルをほれば地上に影響がでることは昔から分かっていたはず。しかし、トンネルは山に掘るものという考えがあったから、その場合地上は山林だから深刻な影響は出ない、だから事前に地権者と用地交渉さえしないという慣例が通用してきたようです。実際、風越山トンネルは市街地の下に掘るのですが山岳トンネルの用地の扱いと同じで、個々の地権者と個別に交渉はしないとJR東海はいっています。そういう横着なやり方が普通に思われてきた背景があると思います。関連ページ:⇒トンネル用地の区分地上権について、 ⇒深度の深いトンネル部分は中心線測量をしない

4月6日(b) 『南信州』2面 "リニアよりコロナ対策を 古川仁派が党演説会で"。4月4日に鼎公民館で行われた共産党の演説会の記事。『南信州』がどういうつもりでこのような見出にしたかは別として、市議選で「リニアよりコロナ」という主張が明確にできるのは、飯田市長選で佐藤氏がリニア乗換駅の中止を訴えても現職の倍の得票で当選できたように、飯田市民のリニアに対する意識の変化があると思います。飯田市内のリニア工事は予定からいえば、ほとんど何も始まっていない状況。

4月6日(a) 『中日』17面 "リニアで変わる街の記憶(8)手厚く補償 祝える駅に 飯田市上郷・北条地区 男性(64)"。

4月4日(b) 『静岡新聞』"トンネル「湧水全量戻し」論争再燃 静岡県「必要」一貫/JR「県外流出でも影響なし」【大井川とリニア】"。

4月4日(a) 『中日』"リニアで変わる街の記憶(7)楽しい花見 あと2年か 飯田市上郷・北条 吉川惟都郎さん(83)"。北条のここかしこにあるいい感じの場所と、飯田市が駅前デザインで示している空間(実際は空き地)とどっちが良いか考えてみた方が良いです。

4月3日(b) 『信毎』6面 "台湾で特急脱線 50人死亡 線路脇から作業車衝突"。今回の事故では、山側の斜面(崖)部分からトンネルに続く部分では障害物を軌道外に跳ねだすことができない状況だったようです。JR東海のリニア方式でも、軌道内になにか障害物があった場合、軌道外に跳ねだすことができません。だからリニアはアブナイというわけではなくてそういう場合の危険性について決して優位ではないということです。ところが、ガイドウェイがあるから脱線の心配がないというようなことを言っている。

4月3日(a) 『赤旗』2面 "北陸新幹線計画変更へ"、『日経』35面 "北陸新幹線延伸「24年春開業を」 福井知事"。

4月2日(b) 『静岡新聞』"リニア 国土交通省専門家会議 議事詳報⑧"。

4月2日(a) 『静岡新聞』"国交省専門家会議 議論まとめへ JRデータ不足が足かせ【大井川とリニア】"

4月1日(c) 『静岡新聞』 "静岡県「議論・対応不十分」 国交省会議への要請内容、項目ごとに整理・評価【大井川とリニア】" ※ すべて有料記事になったようです。有料登録しないと読めないようです。

4月1日(b) 『信毎』27面 "飯田市内で農林漁業目的 一定規模の盛り土 市へ届け出必要に 市会で条例改正案可決"。

4月1日(a) 『中日』15面 "阿智村道拡幅計画 迂回路変更を提案 JR東海"、『南信州』2面 "JR東海 迂回路のルート変更を提案 阿智村のリニア対策委員会"、『信毎』"阿智村道拡幅工事迂回路ルート変更 JR東海が方針"。


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