出来事・ニュース:2023年1月


3月の予定、28日 「ストップ・リニア!訴訟」の原告適格をめぐる控訴審の第3回口頭弁論。

3月の予定、3月11日 「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」が東京外環道の陥没事故についての学習会。リニアの風越山トンネルも外環道と似た条件(未固結の地質、大深度、大掘削断面)でシールド工法で工事が行われます。上郷黒田地区の住宅地などでも調布と同じような被害が予想されます。2020年10月に調布市内で起きた住宅地の陥没事故についてジャーナリストの樫田秀樹さんに話していただく予定です。日時は3月11日午後1時30分から、飯田市上郷公民館。

2月の予定、2月23日 松本で『リニア中央新幹線をめぐって』の著者・山本義隆さんの講演会。ネットでチラシをみつけたのでこちら。山本さんと『リニア中央新幹線をめぐって』については、以下のページで触れています。"南アルプストンネル、緊急時の避難は?"、"3対0でリニアの負け"、"「科学技術ジャーナリズムの役割」"、"2021年5月2日(b)"、"2021年6月13日(e)"、"2021年8月14日(a)"、"2021年9月29日(a)"。明治以来の大国主義に関係あるという点は納得、でも原発の新設・稼働が欠かせないという指摘につきるようでは「残念」。南アトンネルの避難方法については、議論の前提になるJR東海が公表している情報を正しく理解できていない点もありました。

2月の予定、2月3日 東京地裁で「ストップ・リニア!訴訟」の最終弁論。2月3日で結審します。⇒ 案内チラシ
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終了、1月29日 「飯田市 平和祈念館を考える会 結成集会」。1月29日午後1時半~、鼎文化センター3階・学習展示室。 ⇒案内チラシ

終了、1月22日  "遠山地震と安政東海地震 飯田城下の被害 史料に学ぶ" 飯田市美術博物館で展示(3月12日まで)と講演会。22日講演会は申し込み必要 ⇒ 飯田市美術博物館 > "1月22日■文化講座 「飯田を襲った2つの地震」(要申込)" ついでに:自然トピック展示「トンネルの中から地中をのぞく」(1月29日まで)

終了、1月15日 第16回高森自由大学は『信毎』に連載中の「森の赤鬼 C.W.ニコル」の著者・北沢彰利さんの講演の予定でしたが事情により4月に延期して、731部隊の展示をめぐり騒動のあった「飯田市平和祈念館」(JR飯田駅前「ムトスぷらざ」(旧ピアゴ))の見学会を行います。⇒ 案内チラシ


1月31日(d) 29日の「飯田市 平和祈念館を考える会 結成集会」の記事:『中日』30日8面 "市平和祈念館を考える会 飯田で結成 731部隊元退院の証言展示を"、『信毎』30日24面 "731部隊 加害の歴史つなぐ 飯田 展示見送り受け有志が考える会"、『南信州』"飯田市平和祈念館 731部隊「解説」展示求め 有志ら「考える会」結成"。主催者が考えていた倍程の人数が集まり、会場はぎっしり満員でした。731部隊の解説パネルの展示の問題は、リニア問題とも共通するところがあるんですが、リニアの集会でもこれぐらい集まると良いのにと思いました。原発問題の集会なんかもそうですね。以前、集会でビラを配布したいというと、リニア問題と原発を結び付ける説明をしないようにと主催者にいわれたことがありました。その方、今回の会の主催者側のメンバーのお一人。当時は、リニアは原発何基分の電力がいるというやつのことかと思っていましたが、ほんとうは、主催者が関係している政党(この政党の中央はリニア中止を主張しているのに)の地方選挙で候補者が落ちることを心配してのことだったのだろうとこの頃は思っています。原発とリニアの関係は、簡単にいえば、故葛西敬之さんやそのお仲間たちは、リニアも原発も大好きだというくらいの解釈でよいと思うんですが。

1月31日(c) 『赤旗』12面 "大分 駅の無人化中止を 障害者ら 死亡記事受けJRに"。

1月31日(b) JR東海が30日に発表した2022年度4~12月期の連結決算で純損益が1806億円で3年ぶりに黒字化(『中日』8面 "JR東海3年ぶり黒字 4~12月期 運輸収入61%増"、『日経』17面 "JR東海、最終利益2.6倍 10~12月 新幹線など利用上向く"(web版)、『信毎』8面 "R東海 3年ぶり黒字 22年4~12月期 運輸回復 流通事業も好調")。『日経』によれば、東海道新幹線の利用者数は2018年12月と比べ83%、運輸収入はコロナ前の73%。「JR東海では「運輸収入などが上向いているが、新型コロナの影響もあり先行きは不透明」としている。」(日経)

1月31日(a) 『静岡新聞』 "リニア工事 湧水影響調査、JR指導を 静岡県が国交省に文書送付"。

1月30日(b) 「話が振り出しに戻る」 『静岡朝日テレビ』 "【リニア】田代ダム案…JR「東京電力との確約には至っていない」「水戻す方策決まらなければ静岡県内でボーリング調査しない」"。

○丸井敦尚委員:「東京電力はどこまで納得しているのか?」
○JR東海中央新幹線推進本部 澤田尚夫副本部長:「私どもがこの場でこういった案を提示することは理解いただいているし、データを見ていただいたのは理解をもらっている。この先に関して、具体化に向けては関係者の理解があって、そこで初めて実現に向けて協議できる話」
○静岡県専門部会 森下祐一部会長:「肝心な東京電力の確約が今、必要な段階になっている。それをきょう話してもらえると思っていたが、その辺はどうなっている?」
○JR東海中央新幹線推進本部 澤田尚夫副本部長:「確約には至っていない。確約となる前に技術的に東電の立場から見て可能かどうか、きちんと協議をしないといけないと思っている。早く確約を取れという話なので、しっかりとやりたい」
○静岡県専門部会 森下祐一部会長:「そうなると話が振り出しに戻る。水利権を持っているのは東京電力なので、そこがOKと言わない限り、これまでやってきた議論は全く意味がなくなってしまう」

1月30日(a) 『静岡新聞』 "社説(1月30日)新幹線停車増調査 湧水の不安解消が先だ"。

1月29日(b) 『日経』2面 "新幹線 移ろう誘致熱 整備計画50年、開業へ地元の壁"(web版)。念のため。「移ろう」のは「誘致熱」なので「移ろう」の意味は、「移り変わっていく、物事がしだいに衰えてゆく、色があせる」というような意味になるはず。北海道新幹線、北陸新幹線、西九州新幹線、リニア中央新幹線の4つ新幹線。「全線開業を目指す4新幹線は工事や着工の遅れが目立つ。資材や人件費高騰にくわえ、コストを冷静に見極めようとする地元の壁も高い。人口減で自治体財政は苦しく、新幹線開業のハードルが上がる。」。『日経』は1月8日に、"Views 先読み:鉄道各社、相次ぎ値上げへ 経営戦略の転換が急務" という記事で、「リニアは東海道新幹線との客の奪い合いも避けられず、収益の改善は見込み難い。計画見直しの議論が広がるのは時間の問題だ。」と書いていました。飯田下伊那の市町村長たちや一部の推進派はいまだにリニアリニアと騒いでますが、客観的にはリニアはもうおしまいにした方が良い状況になっていると思います。『日本経済新聞』がこう書いているんですから「客観的」といえるんじゃないですか?

1月29日(a) 早朝まだ暗いうち。中電がリニアに送電するため建設中の鉄塔(南信幹線 No.147)のてっぺんにあったクレーンの赤いランプが見えなくなっていました。少し明るくなってから確かめると、クレーンが外されたように見えましたが、朝日が上る位置に近いので午後確かめないと確かなことはわかりません。

1月28日(d) 『赤旗』13面 "横浜石炭火発を追認 東京地裁 環境アセス簡略不問 「不当判決」原告控訴へ"(web版)、『中日』28面 "JERA火力発電のアセス巡り住民敗訴 東京地裁判決"、『朝日』30面 "横須賀の発電所 適法と判断 東京地裁判決 「環境アセス 不備なし」"。

1月28日(c) 『信毎』24面 "開発に弱い景観 守る必要 飯田の信大修士課程講座を担当 小川特任教授に聞く 地域特有の自然 潜在能力生かす まちづくり 水路活用を"。駅周辺整備計画で駅の北側に計画されている「交通広場」を南側に移すべきといっています。北側からの方が南アルプスが見えるからということなのですが、駅周辺では南アルプスは実はほとんど見えません。飯田市がこれから、また駅周辺整備の計画についていじくりまわすことになれば住民の反発はもっと大きくなると思います。住民が生活している空間の景観(文化的景観)をさんざん壊した後で「景観を守る」などいって欲しくないですね。

1月28日(b) 『南信州』1面 "大規模改修へ起工式 県企業局の小渋第3発電所"(web版)。

1月28日(a) 『静岡新聞』 "JR「政府見解」文書を公開 田代ダム案など巡り静岡県質問に回答 県「法的懸念は解消」 リニア大井川水問題"。

1月27日(a) リニアの残土運搬車両が通行する松川町の小学校で児童対象に交通安全教室(『南信州』1面 "松川中央小 大型車特有の危険を学ぶ リニア発生土運搬車両通行で 町とJR東海が安全教室"(web版)、『信毎』19面 "ダンプカーの危険性学ぶ 残土運搬受け松川町の小学校で教室"、『中日』16面 "松川町 ダンプ通行 気を付けて JR東海など 松川中央小で安全教室"、『信州 NEWS WEB』26日15時34分 "リニア工事のダンプ使い 小学校で交通安全教室 松川町")。登下校時などに運行しないなどなど、残土運搬車を運行させるJR東海側が全面的に気を付ければ良いことなのに、国策なんだから少国民の側も気を付けろという話。

1月26日(e) 3月1日から高速バスの新宿線の運賃が変更に(『南信州』1面 "高速バス 新宿線に新運賃制度 3月から信南交通など"(web版)、『信毎』21面 "高速バス「伊那・飯田-新宿線」 3月1日から新運賃 主に値上げ"(web版)、「信南バス」 > 「2023.01.25 高速バス 新宿線運賃及びサービス内容変更について」)。『南信州』は「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う利用者の減少に加え、車両の更新、高齢化が進む運転士の担い手確保などの課題も山積する中、輸送力を維持しようと新運賃制度の導入に踏み切った。」と『信毎』も「新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者が大幅に減少した路線の維持が目的」と書いています。リモートワークやオンライン会議の普及で、リニアの必要性がなくなってきたとのと同じように、飯田下伊那から東京へ行かなければならない機会も減っているという面もあると思います。繁忙期の片道5000円は、JR線利用の普通運賃の5170円に近づいてきました(中央本線で特急利用なら7720円)。

1月26日(d) 『日経』38面 "最強寒波 鉄道ストップ JR西 ポイント不具合、立ち往生"。24日からの寒波で、JR西日本は、降雪の見込みを誤り、京都線と琵琶湖線で計15本の電車が立ち往生させたり、融雪設備を稼働させなかったためポイントの切り替えができなくなった。「工学院大学の高木亮教授(電気鉄道システム)は『降雪量や気温などの予測が甘かった可能性を視野に入れた検証が欠かせない』と強調…日本大学の綱島均教授(鉄道工学)は『立ち往生後もJR西は過去の経験にとらわれた対応で、乗客を長く閉じ込める事態を招いた。判断の妥当性を省みるべきではないか』と指摘」。リニアの場合は雪でなくても起こる可能性がある事故。

1月26日(c) 『読むらじる』(NHK第1ラジオ 26日朝放送) "異例の展開! 明治神宮外苑の再開発~環境アセスメントを問い直す~"。原科幸彦さんのコメント:「沖縄の軍事基地、辺野古の移設問題や、リニアの中央新幹線の開設に伴う議論においても、環境アセスメントがうまく機能していないことが、いろんな混乱や分断の原因にもなっているのではないか」。大井川の水と南アルプスの生態系の問題で、静岡県内でリニアの工事が着工できないのは、アセスがきちんと行われなかったから。「愛・地球博」の先例があるのだから、民間企業として、JR東海が環境保全にきちんと取り組む姿勢で、計画段階アセスを採用すれば、計画は中止になったかも知れないけれど、工事が遅れて会社の経営に響くこともなかったはず。

1月26日(b) 『静岡新聞』 "田代ダム案、東電と協議へ JR東海 県専門部会で表明 協力得られるか焦点【大井川とリニア】"。

1月26日(a) 『静岡新聞』 "県境ボーリング見合わせ JR東海 水戻す方法決定まで【大井川とリニア】"。/ 『信毎』2面 "先進ボーリング 水戻し方決まるまで 「県境超えない」明言 JR東海 静岡の部会で"、『中日』2面 "静岡県境付近まで調査 リニア工事、JR東海が表明"。

1月25日(c) 『信州 NEWS WEB』17時21分 "リニア工事で観光客減 大鹿村の観光協会などが県に支援要望"、『SBC』18時56分 "リニア中央新幹線トンネル工事が観光業に影響…工事車両増加「道路環境悪化」で知事に道路拡幅や観光支援要望 長野・大鹿村"。/ 『信毎』26日2面 "大鹿 観光客にリニア工事影響調査 道路関連意見が3割 「擦れ違い怖い」 県に対策要請 "、『中日』26日12面 "観光振興への協力や安全対策などを要望 大鹿村観光協、知事に"。

1月25日(b) 『赤旗』4面 "住宅解体に住民抗議 外環道陥没 「約束ほご、不誠実」"(web版)。

1月25日(a) 『静岡新聞』 "リニア「メリット説明を」 川勝静岡県知事、岸田首相に文書"。「コロナ禍などの社会動向の変化や、名古屋で乗り換える手間などを踏まえると、部分開業段階のリニア需要には疑問があると文書で指摘…全線開業後の調査については知事は『十数年の間にどれほどの社会情勢の変化があるか分からない。一般論を語るのは政府が金や人を使ってやる調査としては向かない』と述べ、意義を見いだしづらいとした。」。 ⇒ 静岡県 > "リニア中央新幹線事業に関する対話の状況" > "「東海道新幹線の需要動向(静岡県へのメリット)調査について」を知事から内閣総理大臣あてに提出しました。(書簡(PDF:139KB))" 「結びに、本県は、総理の『デジタル田園都市国家構想』に賛同しております。総理の構想は地域分散型の国土構想です。一方、「リニア」の目指す『スーパー・メガリージョン構想』は大都市集中型の国土構想です。ベクトルが異なり、相反するともいうべき2つの国土構想をどう調和させるかは、総理が国民に明らかにされるべき課題です。 」。 / 『中日』27面 "リニア開業巡り川勝知事が書簡 首相宛に"、『信毎』7面 "「リニア開業メリット説明を」 静岡知事が首相に書簡"。

1月24日(g) 23日、衆議院本会議で岸田首相が施政方針演説(『読売』23日 "岸田文雄首相の施政方針演説全文")。「リニア」という言葉は出てこないですね。

1月24日(f) リニア問題を扱った『信毎』の連載「土の声を」が2022年度の「新聞労連ジャーナリズム大賞」に選ばれる(『信毎』30面 "本紙「土の声を」が受賞 新聞労連ジャーナリズム大賞")。「選考評では『新しい交通インフラの整備に際して、地元紙は歓迎一色になりがちだが、事業主体となるJR東海の情報公開への消極性も指摘し、一貫して住民の視点に軸足を置いている』と評価。『巨大事業の光と影を粘り強く報道した点を高く評価する』とした」。

1月24日(e) 『朝日』7面 "静岡止まる新幹線、増える? 国交省 リニア開業後の停車数試算"。

1月24日(d) 『日経』23日34面 "つくばエクスプレス 延伸先、土浦が有力 茨城県、第三者委に原案"。

1月24日(c) 22日、長野県は閉館予定の飯田創造館について利用者団体と意見交換会を行う(『信毎』23日21面 "飯田創造館 存続希望する声 閉館方針の県 利用者団体と意見交換 ")。

1月24日(b) 22日、東海道新幹線が停電で運転見合わせ(『朝日』23日29面 "東海道新幹線 再び停電 最大2時間運転見合わせ"、『日経』23日35面 "東海道新幹線で停電 上下線140本 最大2時間の遅れ"、『信毎』23日23面 "東海道新幹線で停電 上下線140本 最大2時間の遅れ")。

1月24日(a) 『静岡新聞』 "大自在(1月24日)隣県とのつきあい"。

1月22日(e) 『静岡新聞』 "リニア大井川水問題 JRの十分な説明なく 田代ダム案、議論加速を【解説・主張しずおか】"。

1月22日(d) 『信毎』7面 "リニア残土候補地 希少植物の移植案 岐阜・御嵩町"。いかにJR東海さんとて、ハナノキはこっそり移植、伐採というわけはいかないというわけか。

1月22日(c) 『信毎』23面 "一歩一歩 記者はこう考えている(10)連載「小海線に乗って」を担当 地域の鉄道 魅力届けたい"。

1月22日(b) 『日経』1面 "トラック負担減 経路の大半は船 オリックスが長距離物流 九州~関東、人手不足に対応"。

1月22日(a) 『中日』16面 "「学倫IIDA」活動内容発表 リニア開通見据えた 学びのあり方議論も 飯田"。/ 『南信州』24日1面 "全国の大学連携 「知」交流し可能性探る 学倫IIDA全体会、仮想大学も"。

1月21日(c) 『静岡新聞』 "リニア工事 ボーリングとダム案追加 静岡県HPで対応紹介"。

1月21日(b) 『静岡新聞』 "立民県連、難波氏と政策協定 党本部推薦状を交付 静岡市長選"。

1月21日(a) 『信毎』25面 "731部隊展示検討委の議論 飯田市長「公開がいい」"。

1月20日(e) 『閑新聞』 "維新・馬場代表 新たな擁立意欲 統一地方選に向け静岡県庁で会見"。「馬場代表は会見で、…リニア工事を巡る県や川勝知事の主張に対する自身の評価は明言しなかったが、『リニア建設をやめることは現状では難しい。維新としてローカルマニフェストの中で代替案を示したい』とした。」

1月20日(d) 『中日』13面 "下條の残土置き場で動植物影響懸念の声 県環境影響評価技術委"。続きを読む

1月20日(c) 『中日』7面 "近江鉄道脱線事故 点検方法が不適切 運輸安全委が報告書"。

1月20日(b) 『日経』12面 "バンコク「新中央駅」開業 空港線や長距離列車集約 1日100万人利用へ 鉄道網再編で渋滞緩和 住商や日立、機械・車両提供"。

1月20日(a) 『中日』6面 "トラック運転手不足 2030年予測 全国の荷物35%運べず 業者同士の連携必要"、『信毎』9面 "トラック残業規制「2024年問題」で人出不足に 県内の荷物37%30年には運べず 全国は35% 民間推定"。/『朝日』21日6面 " 2030年の荷物「35%運べず」 トラック運転手不足で推計 地方で深刻"。

1月19日(h) 『静岡新聞』"県議選 複数議席獲得へ 山村糸子氏/共産党静岡県委員長【各党に聞く 2023年選挙戦略⑤】"。

1月19日(g) 『信毎』2面 "山梨県境越えボーリング 「静岡の部会で説明してから」 JR東海社長"、『静岡新聞』"リニア・県境越えボーリング JR東海社長「慎重に検討」 実施見合わせを示唆"。

1月19日(f) 『日経』15面 "JR東、初任給8000円上げ 4月に3~5% 若手も給与増"、『信毎』8面 "JR東、初任給引き上げ"。

1月19日(e) 『赤旗』10面 "クローズアップ 広島高速5号線 「3分短縮」必要か 膨らむ予算・トラブル続発 計画から24年…出口見えず"。

1月19日(d) 『中日』29面 "停電原因は金属疲労か"。12月18日の東海道新幹線の停電事故の原因。⇒ 参考:『メルクマール』2022年12月19日 "東海道新幹線の停電事故 現場大混乱も4時間で復旧、洗練された緊急対応は「2010年代」からだった!"、『レイルラボ』2022年12月21日 "東海道新幹線、12月18日の停電原因は架線のハンガ折損によるショート"、『朝日』2022年12月19日 "東海道新幹線、停電区間で架線切断 13年前も同様事故"。

1月19日(c) 『朝日』25面 "高速の深夜割引 一律を見直しへ 国交省方針 走行距離に応じて"。/ 『信毎』20日3面 "高速深夜割 走行分に限定 24年度から 午後10時~午前5時対象"。/『朝日』21日25面 "高速深夜割引見直しを"、『日経』21日5面 "高速道路の深夜割引 見直し 適用待ちの渋滞解消 24年度めど、走行分に限定 物流の労働環境改善狙う"。

1月19日(b) 『中日』9面 "JR東海10駅の窓口無人化 遠隔で乗客に対応へ"。

1月19日(a) 『中日』30面 "全1005変電所 無人化 中電PG 最後の「有人」知多火力 遠隔制御に"。

1月18日(g) 『中日』7面 "推し バスとツアー好発進 撮影会や部品販売 目玉 JR東海バス コロナ苦境の中 SNSで話題"。「推しバス」という言葉があるんですね。

1月18日(f) 『中日』24面 "名鉄、減便や区間縮小"。

1月18日(e) 『日経』14面 "半導体不足の影響 ホームドア設置延期 JR東、南武線2駅"。

1月18日(d) 『信毎』28面 "731部隊展示問題で検討委 飯田市教委 月内にも発足 住民有志は「祈念館を考える会」"、『信州 NEWS WEB』17日 "「731部隊」展示再検討 委員会の設置方針了承 飯田市教委"。『信毎』記事の住民有志による「祈念館を考える会」(1月29日)の案内チラシ。/ 『南信州』7面 "飯田市教委 平和祈念館検討委を設置 731部隊展示含め活用探る"。

1月18日(c) ローカル線関連記事:『信毎』2面 "「鉄道網はつながってこそ」 大糸線 小谷村長と共産・田村氏懇談"、『赤旗』13面 "R大糸線なくすな 沿線首長と田村氏懇談"。

1月18日(b) 『中日』3面 "運転手不足問題で政府が中間報告案 荷主に改善計画義務"、『日経』5面 "効率物流 荷主に義務 国、労働環境改善で中間案"、『信毎』2面 "荷主に改善計画義務付け 人出不足 物流「24年問題」 政府"。

1月18日(a) 17日の交通政策審議会交通体系分科会第22回(令和4年度第3回)地域公共交通部会の記事:『朝日』6面 "ローカル線協議会 大臣判断で設置へ 見直し議論 国が後押し"、『中日』2面 "鉄道存廃 国が協議会 法案提出へ 路線維持で値上げも"、『日経』5面 "ローカル鉄道や路線バス 街づくり交付金で支援 国交省が法改正 "、『信毎』2面 "地域交通再構築 制度・財政面 支援策固まる 国審議会部会 "、『NHK政治マガジン』17日 "地方の公共交通再構築へ 「協議運賃制度」導入など検討 国交省"。

1月17日(h) 『選択』2023年1月号 "「葛西の呪縛」と安全軽視の社風 JR東海はなぜ事故が多い"(p86-87)。JR東海の事故が多いというので、ネットで調べたら、国交省のページに事業者別の運転事故件数の表がありました。2014年の数字ですがJR各社の中で在来線では列車走行100万キロあたり件数では最小。2014年、新幹線については4社とも事故ゼロ。これまで地震で脱線した新幹線はJR東日本が2件(中越地震、福島県沖地震)、JR九州が1件(2016年4月)。2022年3月16日の東北新幹線の事故では、JR東海は地震対策として軌道側にガードレールの設置しているのにくらべ、JR東日本の台車側だけの対策は問題があると指摘されました。『選択』が取り上げている事故は、12月18日の東海道新幹線の停電事故と2019年10月の山梨実験線の火災事故、2000年9月の東海豪雨のとき新幹線の多くの列車立ち往生した事故などで、『選択』が問題にしているのは情報の公開の仕方のまずさだけのようです。他社と比較して事故が多いという根拠はまったく示していませんね。

1月17日(g) 『日経』39面 "宅地の盛り土 潜むリスク 震災時地滑り100ケ所、被害やまず 滞る調査・工事 費用の壁"。

1月17日(f) 『信毎』27面 "車両基地のダイヤ作成、自動化 東海道新幹線、手作業から時間短縮"。

1月17日(e) 『日経』16日7面 "JR連合、ベア1%要求へ 月3000円、コロナ前と同水準"

1月17日(d) 『信毎』16日1面 "原発廃棄物 ずさん保管 原子力機構 改善に361億円 試算"、2面 "プールからの取り出し考えず? 放射性廃棄物 落とすだけ 原子力機構施設 運転当初"。

1月17日(c) 『中日』16日3面 "トラックから鉄道へ 物流を救え 運転手不足解消/CO2排出量1/13"。

1月17日(b) 『朝日』16日35面 "鉄道施設 危険な落下物 コンクリ片や天井板 3年で184件 国交省が開示 けが2軒 駅や橋で"。

1月17日(a) 『デモクラシータイムス』1月16日 "【横田一の現場直撃 No.198】◆岸田リニア攻勢も返討ち? ◆「身を切る」立憲、どこへ行く ◆軍拡争点?!山梨県知事、山口補選 20230116"。

1月16日(a) 『東洋経済オンライン』 "「リニアいつ開業?」駅設置に沸いた飯田市の誤算 企業の誘致ままならず、住居移転にも遅れが"。(1)牧野氏と佐藤氏が争った市長選で飯田線の乗換駅の問題は、佐藤氏は中止を主張したけれど、牧野氏は特にその点には触れていなかったと思います。少なくとも公約には具体的に入れていなかったと記憶してますが… (2)"佐藤市長は「当市でも地下水や騒音といった環境に関する問題はあったが、住民のみなさまに丁寧にご説明してご理解いただいた」と話す。" と書いていますが、騒音の問題はいまだに解決できていない地区があるし、地下水の問題は、「説明会を開いて理解いただいた」ことにしただけだったと思います。 (3)"「川勝知事に伝えたいことはあるか」と佐藤市長に水を向けてみたが、「違う自治体の話なので内政干渉になってしまう。コメントは控えたい」とのことだった。"と。 市民の生活がかかっているのに、ものが言えない首長は存在価値がないです。神奈川や愛知県の知事などは川勝さんに反論しますね。反論しないというのは、何よりも川勝さんの主張に同意できる点があるともとれる。だったら、佐藤さん、はっきりしろよという話なんです。 (4)記事は触れていないけれど、長野県世論調査会のアンケートでは約7割がリニアに期待していない、期待しているのは約3割という数字が2年前にでています。(5)東京から飯田までの経路に東海道新幹線と飯田線の特急・伊那路をあげているんですが、新幹線を使うなら、名古屋から高速バスを使うのが一般的だろうとおもいます。(6)年末の忙しい時期に飯田まで取材に来て書くほどの記事でしょうか?

1月14日(d) 『信毎』22面 "遠山地震と安政東海地震 飯田城下の被害 史料に学ぶ 市美術博物館展示 防災や予測のヒントに 22日講演会"。⇒ 飯田市美術博物館 > "1月22日■文化講座 「飯田を襲った2つの地震」(要申込)"

1月14日(c) 『南信州』2面 "高速交通見据え活力ある都市に 都市計画変更を示す 飯伊圏域マスタープラン"。

1月14日(b) 『赤旗』10面 "リニア中止 自然守ろう 国民大運動、静岡知事に要請"。⇒ 関連ページ:"リニア、原発で知事交渉"(リニア新幹線を考える静岡県民ネットワークのフェイスブック)

1月14日(a) 『赤旗』4面 "高橋議員、沿線自治体と懇談 山田線維持 国の責任で 岩手"。

1月13日(d) 『南信州』1面 "23年のリニア計画 JR東海 古谷部長インタビュー(下)"。(下)では「天竜川橋梁」、「座光寺の地上区間」、「駅部」、「風越山トンネル・上郷工区」、「風越山トンネル・黒田工区」、「中央アルプストンネル松川工区」(妙琴原)、「中央アルプストンネル・萩の平工区」、「中央アルプストンネル・広瀬工区」、「中央アルプストンネル・尾越工区」について触れていますが、どこも工事が遅れているという印象です。特に、「座光寺の地上区間」について「天竜川橋梁から駅部までの約1.2キロが未契約。地元へは防音防災フードや防音壁など環境対策工の計画について説明している状況で、引き続き高架橋の構造物を設計をしている。本線だけでなく、保守基地線の構造物があり、保守基地そのものの設計もあるのでそれらも進める。」とまだ工事契約が出来ていない、設計もできていないというのは、ちょっと驚きですね。座光寺では防音防災フードの設置を地元(関係17戸)はもとめているのですが、JR東海は事故や災害の避難のために開口部分が必要と説明。飯田市も最近は安全性について言われると防音防災フードの設置を求めるわけにはいかないと、JR東海寄りに態度を変えています。騒音被害を心配する住民の中にルートの地権者もいるそうなので、これからどうなるのか…。

1月13日(c) 『赤旗』12面 "国のインフラ管理で一致 岩手・宮古 鉄道「提言」届けて懇談 高橋議員が市・商工会議所と"。

1月13日(b) 『日経』2面 "ディーゼル列車 バイオ燃料転換 JR西、脱炭素を加速"。

1月13日(a) 12日、静岡県の生態系へのトンネル工事が与える影響を検討する専門部会が国交省の有識者会議に、委員の意見をまとめた要望書を提出する方針を確認(『信毎』7面 "国内短信▼静岡のリニア部会、国有識者会議に要望提出へ"、『中日』8面 "リニア巡り国に要望へ")。/ 『静岡新聞』13日 "リニアトンネル工事 国「論点案」に意見 静岡県の生物多様性専門部会「沢カルテ」など議論"。

1月12日(f) 『南信州』2面 "2023 新春座談会 リニア開業と4年制大学設置(下)"。続きを読む

1月12日(e) 『信毎』8面 "縦横斜め リニアのエレベーター 京都のベンチャー企業 開発中 軌道は自由自在 実用化目指す"。株式会社リニアリティーが開発したケーブルを使わないで、リニアモーターで「かご」を直接に動かすエレベータの記事。常電導です。超電導リニアは側壁で車体支えるので、理屈の上では上下方向で列車を分岐させることができますが、高速運転時に限られること、列車を支える力が失われると墜落するのでフェールアウトの仕組みになってしまいます。エレベータでは速度が遅いこと、常電導であることから、超電導リニアの鉛直方向の分岐装置よりは安全性は高いのではないかと思います。

1月12日(d) 『中日』14面 "下條の残土置き場造成 県が意見書を受け付け 来月6日まで"。関連

1月12日(c) JR東海社長の人事についての新聞記事:

1月12日(b) 『南信州』11日1面 "JR東海 ガイドウェイ施設整備着工 高森町の産業用地 製作スペースの東ヤードから"。10日からガイドウェイ製作・保管ヤードの東側部分(5.7ヘクタール)の工事がはじまる。もと水田だった場所の造成は、東側は22年7月、西側(4.6ヘクタール)は12月に終了。ヤードは今後、整地、舗装、仮囲いの設置後、設備を整え、稼働するのは2023年度の第2四半期中の予定。

1月12日(a) 『静岡新聞』の記事から:

1月11日(f) 『NHK NEWS WEB』18時47分 "JR東海 新社長に丹羽副社長昇格 金子社長は会長に"。

1月11日(e) ローカル線関連記事:『信毎』1面 "ローカル線分岐点:大糸線存続議論 住民置き去りか JR西と沿線の「振興部会」続く非公開 統一地方選へ 情報公開必要"、2面 "「大糸線議論 地域が関わって」 漆原健・JR西金沢支社長に聞く"。『日経』35面 "無人駅、にぎわい創出 20年で1割増、全国の48%に"。「無人駅が約20年で1割増え、全国の5割に迫っている。国道交通省によると、2020年3月時点の無人駅は4564駅と全国の約48%…」。

1月11日(d) 『朝日』10面にJR東日本の運賃値上げの広告。「駅のバリアフリー化をさらに進めていくため、鉄道駅バリアフリー料金を設定いたします。」。昨年秋に名古屋で、NHKのラジオニュースで、視覚障がい者のためのホームドアの設置を進めるため、JR東海が在来線の値上げをするという報道があって、まるで値上げは視覚障がい者の責任であるかのような報道に怒りの批判する声があがったそうです。「バリアフリー」といういい方をすれば若干やわらかい感じになるかなという気はしますが、ようは「(すべての)乗客の皆さんの安全のために」ということなので「バリアフリー料金」といういい方はどうなのかな。⇒ JR東日本 > "バリアフリー設備の整備を促進します ~ホームドアは整備を拡大・加速~"

1月11日(c) 『赤旗』10面 "リニアより脱炭素 愛知知事選 尾形候補事務所開き 19日告示"。

1月10日(b) 『朝日』10日23面 "Bizランキング:コロナ前と比べた時価総額の増減 値上げ力、LVMH躍進"。『南信州』は6日の "飯田市 「住みたい田舎」全国1位 移住定住促進策など評価" は、「山、里、街の暮らしが可能で、結いターン移住定住推進課は『移住希望者の多様な志向に応えられる地域』とみる」と飯田市のコメントを紹介していましたが、『朝日』は、「市結いターン移住定住推進課によると、南アルプスと中央アルプスに囲まれ、天竜川が流れる同市は自然に恵まれている。また名古屋圏へアクセスが良く、リニア中央新幹線が通れば首都圏も至近になる。人口あたり焼き肉店が全国トップを誇るなど、個性的な側面も移住者に評価される一因になっているという」と書いています。『田舎暮らしの本』は現在の状況を前提としてアンケートをしていると考えられるので、1位という結果とリニアのあるなしは関係ないはず。『南信州』はリニアどころか交通の便の良さについて1位の理由としてまったく触れていないのに、『朝日』は取り上げています。記者さんのセンスの違いでしょうか? このニュースに関しては、『南信州』のほうがセンスが良いということになりますね。

1月10日(a) 『日経』9日11面 "Bizランキング:コロナ前と比べた時価総額の増減 値上げ力、LVMH躍進 医薬、新薬開発で選別"。「日本の時価総額増減ランキング」で減少のほうの2位にJR東海。減少額が1兆1937億円で時価総額3兆3382億円。4位にJR東日本。減少額が8836億円で時価総額2兆8420億円。JR東海の2019年度末時点の時価総額ランキングは25位だったのが42位に。JR東日本は38位が47位に。

1月9日(b) 『南信州』年始恒例の記事、8日1面 "23年のリニア計画(上)JR東海 古谷部長インタビュー"。古谷部長のコメント、「中央構造線の掘削をうまく乗り切ることが23年の一番大きな課題」。伊那山地トンネルという名前ですが実質的に青木川工区は南アルプスの範囲です。カット写真のお姿はなにかお疲れの印象。

1月9日(a) 『静岡新聞』の記事から:

1月8日(f) 『日経』6面 "Views 先読み:鉄道各社、相次ぎ値上げへ 経営戦略の転換が急務"(web版)。ネット記事のカット写真はリニアで説明文は「輸送事業への巨額投資は鉄道会社の経営を直撃する」(紙面も同じ)。本文でJR東日本の高輪ゲートウェイ駅(東京・港)周辺の再開発をあげ、「総事業費は約5800億円と財務上重い負担だが、鉄道や不動産事業だけでなく生活サービスなど『非鉄道ビジネス』強化の拠点とし、開業後に年間560億円の営業収益を見込む。」とし、JR東海については、「リニアは東海道新幹線との客の奪い合いも避けられず、収益の改善は見込み難い。計画見直しの議論が広がるのは時間の問題だ。」と書いています。JR東日本の副社長、会長を歴任した山之内秀一郎さんは、「赤字経営に悩まされ続けて、ついに分割民営化した国鉄時代の苦い教訓からすると、鉄道事業において、公共事業みたいに巨額の設備投資による借金を抱えつつの経営は企業を倒産に追い込んでしまう」(前間孝則『新幹線を航空機に変えた男たち』さくら舎、2014年)といっています(JRでタブーになった「リニア新幹線」慎重論…「新幹線の父」の意見も封印(4ページ))。それみたことかというかんじになってきている。

1月8日(e) 『南信州』2面 "環境保全の意見募る リニア工事で県 下條村の残土置き場 "。下條村火沢の残土置き場についてJR東海がだした「環境保全計画(報告書)」について県が意見を公募しています。記事にも書いてありますが、「計画」なのに一部の希少植物についてすでに移植を行ったと記載があります。これは、遭難後救助されてから登山計画書を出すようなもの。「計画」という日本語の意味を破壊する行為。これをおかしいと思うことは「誤解」というのが長野県の立場。関連:"2022年12月18日(d)"、"本山の希少種移植 県知事がJR社長に環境保全で要請(『飯田リニア通信』2017年6月1日)"。

1月8日(d) 『赤旗』12面(投書欄) "住民追い出しリニア再開発 相模原市 河村妙子(69歳)"。

1月8日(c) 『赤旗』7日5面 "鉄道網守る党提言に共感 高橋議員が青森県と懇談"。

1月8日(b) 『朝日』7日32面 "年末年始のJR利用 前年比110%に増加"、『中日』7日32面 "JRと国内線 利用1.1倍 年末年始 前年度比、国際線は6.2倍"、"JR東海、名鉄 近鉄も利用増"。東海道新幹線は年末年始でもコロナ前の89%(『中日』)、通常の利用客の戻りが問題。

1月8日(a) 『南信州』6日9面 "飯田市 「住みたい田舎」全国1位 移住定住促進策など評価"。

1月7日(a) 『SBSnews6』7日 "「柔軟性のなさに呆れる もっと謙虚に、真摯に」川勝平太静岡県知事がJR東海を辛辣批判 リニア問題の着地点は【新春知事対談②】"。

1月6日(b) 岸田発言と川勝知事の反応。○岸田発言「ことしは全線開業に向け、大きな1歩を踏み出す年にしたい」(『読売オンライン』5日05時00分 "「リニア全線へ踏み出す年に」 首相神宮参拝 環境影響評価着手へ支援"、『静岡 NEWS WEB』4日18時04分 "岸田首相 リニア“全線開業に向け大きな1歩を踏み出す年に”")。○川勝知事「どんな一歩ですか。全部開通したらダイヤが変わりますからね。そして、のぞみとこだまが多くなるというのは言われていなくても常識です。リニアのサービスが1時間何本になるのかというようなことが分からないと、ひかりとこだまの回数がどれくらいになるのか分からない。リニアが全部開通しないと分からない。ほとんど机上の空論です」「今頃それを言って静岡県民を喜ばせようというレベルの低さ。これはどなたでしょうか。(国交省の)鉄道局長なのか、鉄道局長を務めた担当審議官なのか、この担当がいかにレベルの低い議論を、大臣や、ましてや総理まで、私は慨嘆しています。反省しなさい。あなた方はこれを事業主体として任命した方でしょう」「国を百単位ぐらいの似たような中核都市レベルでつくっていこうという、それがデジタル田園都市構想ですからね。真っ向から違うことを言っている、ご自身が。リニアの第一歩は、リニアから引く第一歩かもしれないと思うぐらい一貫していない。誰が悪いのかというと私はアドバイザーが悪い。国交省の役人が悪いと思いますね」(『静岡朝日テレビ』5日 "岸田総理の新幹線停車頻度増加発言に静岡県の川勝知事が猛反発「机上の空論」と切り捨てる")。

1月6日(a) 『静岡新聞』 "島田市長 今年の1文字は「活」"。「リニア中央新幹線を巡る問題については「(水資源の影響に関する)不確実性を小さくしていくための建設的な議論が進むといい。住民の不安を払拭するだけのしっかりした情報提供も必要」と指摘した。」。住民の不安を払拭するには、首長たちがトンネルを掘らせないという決断をすることが一番の解決策。

1月5日(f) 『NHK NEWS WEB』6時49分 "山形 鶴岡 崩れた土砂は約2万立方m きょう専門家が現地調査へ"。『NHK NEWS WEB』19時38分 "山形 2人死亡の土砂災害 “雪どけ水や雨水がしみこみ発生か”"。崩れた土砂は2万㎥。地下水位の上昇が原因。地滑り対策と同じような対策をすることにはなっていますが、残土の谷埋め盛土は処分量がもっと多い。特に飯田市下久堅小林は鶴岡と同じく直下に人家があって、処分量は20万㎥を上回る。明らかに危険性があるのに、直下の集落の人たちは、共産党の聞き取りに、心配はしていないといっているようです。飯田市が黙っているというのは非常に困ったことだと思います。リニアそのもの安全性にも疑問がありますが、リニア計画全体が社会に与える危険性は非常に大きいと思います。

1月5日(e) 『信毎』23面 "自動運転バス 地元が補う 塩尻市・振興公社 捜査の人材育成へ"(web版)。自動運転ってほんとうに人手不足の対策になるのかどうなのかって気がします。関連では、『朝日』7面 "空飛ぶクルマ 機種ごとに ライセンス 国交省制度 ブラックボックス設置も "。によれば、「クルマ」なのに、機種ごとの免許やブラックボックス設置など旅客機のパイロットと同じような免許や機体に事故の状況を記録する機器が必要で、これも「クルマ」ほど普及することはなさそうです。

1月5日(d) 『日経』17面 "北海道発着の危険物 日通、船・鉄道で一貫輸送 青函トンネル迂回 円滑に"(web版)。危険物が制限されている青函トンネルを迂回するための日本通運の新しいサービス。「日本通運では輸送手段をトラックから鉄道や海運に代えるモーダルシフトを進めている。二酸化炭素(CO2)排出量の削減と同時に、人手不足が深刻化している長距離トラック輸送のドライバーの負担を減らす狙いもある。日本通運の幹線輸送の貨物総輸送量における鉄道・海運の利用比率は増加しており、現在は40%超となっている。」

1月5日(c) 4日岸田首相は静岡県内の東海道新幹線の停車数を増やすための調査を「夏をめどに一定の取りまとめを行い、関係者に丁寧に説明したい」と発言。(『信毎』3面 "静岡の新幹線停車数調査、夏にまとめ"、『中日』2面 "静岡県内の新幹線 停車本数増へ調査 夏めど取りまとめ")。/『静岡新聞』"新幹線 静岡県内停車増へ調査 岸田首相「夏めどにまとめ」"。/『赤旗』6日2面 "リニア開業需要調査"。

1月5日(b) 『信州 NEWS WEB』4日17時51分 "22年ぶりに「転入超過」の見通し 去年の県の人口異動調査"。去年1年間に長野県へ転入した人は転出した人を上回る見通しと長野県の阿部知事が4日の記者会見で公表。「県の人口異動調査では、去年1月から11月までの間に県内に転入した人が県外に転出した人を2400人あまり上回り『転入超過』」。背景としては、長野県は、リモートワークの普及、自然豊かな場所で暮らしたい若い世代が増えていることなどをあげています。リニアはまだできていないし、いつできるか、ほんとうにできるのかどうかも分からないのに…。

1月5日(a) 『静岡朝日テレビ』 "川勝知事「門出のネクタイ」で仕事始め 会見でJR東海”田代ダム案”を「検討の余地がある」と評価 今年は「リニア問題」が解決するのか?"。「差し当たって今検討しなくてはならない喫緊のテーマは、(田代ダムの)取水抑制案は本当に現実性があるのかということ。これはJR東海が言い出しっぺですから、それはきちんと説明責任を果たす義務がある。しかしながら、生態系の問題がございます。盛土の問題がございます。水質の問題があります。そうした事柄も同じくらい重要であると思っております。富士山が今年6月22日で(世界文化遺産)登録10周年を迎える。富士山と赤石山脈=南アルプスは静岡県にとって言ってみれば両親みたいなものですね。例えが良くないかもしれませんが、県民はその子どもみたいなものという気持ちがあります。両親に対して傷をつけるというようなことは本当にやむを得ない場合を除けば、厳に慎まなければと、親孝行しなくちゃならんということであります。そういうつもりで私としては臨んでまいりたい」。ウエブサイトの見出しは「"田代ダム案"を『検討の余地がある』と評価」となっているんですが、記事本文中ではそうはいっていないし、動画で聞いても、「差しあたって今検討しなくてはならない喫緊のテーマは取水抑制案が本当に実現性があるのかということ」といっているだけで、つづけて、しかしほかに生態系の問題、盛り土の問題、水質の問題などが同じくらい重要だといっています。

1月4日(a) 『静岡朝日テレビ』 "2023年新春知事対談 リニア新幹線問題について 静岡市県都構想について 静岡県川勝知事が語る"。石田アナウンサーの「2023年に県としてリニア問題でやらなければいけないことは?」の問いに「いま、具体的には高速長尺先進ボーリングという自らが工事の一環であると書かれている調査のためにすると言っているが、実際は静岡県内に山梨工区というのが入っていて、水を抜く工事を調査の名でやろうとしてるから、これは気を付けてくださいということをまず申し上げたい。それからもう一つ驚いたことに当事者でもないJR東海が、東電が権利を持っている田代ダムですね。水を抑制して全部出た分の量の水を戻すという田代ダム取水抑制案が出されたが、これは代替案ではありません。これは代替案の名を借りた、トンネルを掘るという、トンネルを掘って出た水の分を抑制した分で直すっていう。トンネルを掘って出る水は全部戻すというのが、基本的な約束ですから。だからこのカッコつき代替案のからくりを県民の方たちは正確に知る必要があると」と答えています。

1月2日(a) 『静岡新聞』1日 "川勝平太・静岡県知事 新春インタビュー 浜松新球場2万2千人規模ドームを/富士山中心に「文化の首都」世界に発信"。リニア関連では、「『水抜き工事を兼ねるとの見方が常識的で、抗議している。地元の了解抜きに強引に実施すれば、JR東海の信頼に関わる。県環境影響評価に関わる生態系、監視体制、残土処理などまだ議論が残されている。田代ダム取水抑制案についても説明責任はJR東海にある。議論に誠実に対応できないのであれば考え直せと言いたい。トップの資質が問われている』」。

1月1日(a) 『信毎』9面 "開業時期「いつとは申し上げられない」 JR東海社長"(web版)。「東京・品川―名古屋の開業時期について『今の時点ではいつとは申し上げられない』と改めて説明した。『期待していただいている各県の皆さんには心苦しいところだ』としつつ、『できることをしっかり進めていくということしかない』と述べた」。「♪いつまで待っても来ぬ人と死んだひととは おなじこと♪」。