更新:2024/02/07
南木曽町のリニア残土処分候補地
「東濃リニア通信」(2月6日)によれば、1月18日に南木曽町のリニア対策員会があったようです。
押出南
第40回(1月18日)の会議資料6は「南木曽町内の発生土置き場候補地について」。
初めて聞いたのは、福貴畑の道路改良工事(①)。押出南(④)は、10月31日に掲載のページで「ホテル木曽路西側」として、このあたりかなという写真を載せました。上の「資料6」によれば、この場所より南側の蘭川に向かう斜面になっています。たまたま11月5日に残土置場の下流(下側)はどうなっているのか見て来た場所が候補地になっています。ちょっと驚きました。「資料6」の10ページでもわかりますが、以下の写真のように候補地には数軒の家があって現在住んでいる方たちがおるようです。ここへ盛土するなら、現在の建物は撤去する必要があるはずですが、この話はどこから始まったのでしょうか(はじまりは誰のアイデアなのか)。
候補地内に人家があります。
川岸のようす。「資料6」の10ページの写真では「砂防指定地」と書かれています。川が削ったのか、斜面が崩壊したのか大変なことになっています。この地形の続きに残土を積み上げて大丈夫なんでしょうか?
蘭川の川岸(砂防指定地区との境界)の道路の路肩。「路肩が弱いのでしずかに」と立札がありました。リニアとか、残土置場とかいうまえに、やるべきことがあるんじゃないかと思います。
国道256号へでる道。
十二兼駅付近
11月31日に掲載のページでは、十二兼駅北の木曽川左岸の残土置場の肝心の部分の写真がありませんでした。つり橋より上流にあたる部分の様子です。
下流側から。右上の電柱の位置が中央西線。左の道路の左はすぐに木曽川。
上流側から。
上流側から。
尾越の仮置き場
国道256号線沿い。昔、温泉施設があった場所。
長者畑
国有地。長者畑川にかかる「とうなぎ橋」の奥の方に柵があって、そこからは立ち入り禁止になっていました。道中は道幅の狭い部分がけっこうありました。
尾越非常口
10月29日と比べると、掘り進んでいることは間違いないと思いますが、木の根が見えています。この部分の上には林道があります。伊那山地トンネルの坂島斜坑口も同じように林道がトンネル坑口の上を通っています。
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