出来事・ニュース:2025年6月
6月10日(f) 『信毎』10面 "飯田地方卸売市場 多くの水産物と加工品 購入方式変わり 小規模店「不便」 事前注文制 小分けした少量で買えず 「大量に買っても余らせるだけ」"。
6月10日(e) 『日経』17日 "JR東海をAIに格上げ ムーディーズ"。
6月10日(d) 『日経』15面 "常磐線など 再エネ100%に JR東、茨城33拠点で"。 ⇒ JR東日本 > JR 東日本とイーレックスのオフサイト型コーポレート PPA による脱カーボンの推進について
6月10日(c) 『日経』15面 "西部池袋線 JR武蔵野線と直通検討"。
6月10日(b) 『中日』10面 "昼神温泉 新たな魅力づくり リニア 村が地域マネージャー採用へ"。
6月10日(a) 8日、JR東海は土曽川橋梁のP1橋脚のケーソン基礎へ要対策土の投入を開始:『信毎』1面 "要対策土 飯田で使用開始 県内初 工事現場 抗議活動も"、3面 "焦点:要対策土 不安残し搬入 飯田市街地 基準値超すヒ素が半永久的に 安全確保 JR・行政に重責"、『読売』27面 "要対策土 投入開始 飯田"、『中日』10面 "要対策土搬入開始 橋脚の中詰め材に 土曽川架橋工事"。
要対策土を積んだ1台目のダンプカーが到着。2025年6月9日午前9時34分撮影(Exifの撮影時刻は8分遅れ)。住民の会がJR東海に問い合わせたところによれば、この日は、午後天候が崩れたので、全部で10台(5台×2セット)で合計80袋、35㎥を搬入。1袋あたりは0.44㎥。なので、ダンプカー1台に8袋。要対策土の比重を2.5とすれば、1台あたり8.8トン、この日のダンプカーの最大積載量は9.2トンだから、だいたいそんなものだろうと思います。全部が「小牧ナンバー」でした。長野工事事務所のJR東海職員によると、土のうの内側にはビニール袋があり、水がしみないそうです。角のとがった岩クズを入れるのでビニールには穴があくと思います。土のうは1回使用したら廃棄するそうです。現場の土砂を使うなら、こういう無駄も出ないはず。帰りのダンプカーが国道に出るとき車の列がなかなか途切れず、時間がかかるようでした。いったん左折で南に走ってどこかで方向転換をして、もと来た国道を北へ戻って行きました。ダンプカーの入口付近にずっといたJR東海の職員は長野工事事務所の所属じゃないようですが、どこで方向転換をしているのかたずねましたが、分からないとのことでした。それくらい説明しても良いだろうと思いますね。[「左折できません」の表示は、このすぐ先の土曽川の両岸の道路が通行できないという意味 ]
6月7日(L) 『信毎』12面 "南牧村、野辺山駅を購入へ JRと環境整備など協定"。
6月7日(k) 『信毎』11面 "染色工場、迫る決断の時 飯田の県道拡幅で土地明け渡し求められ 女性4人の「5代目」 赤字抱える中「続けたいが…"。
6月7日(j) 『信毎』2面 "県、電気バス導入補助を計上 補正予算案 環境負荷の低減図る"。
6月7日(i) 『日経』15面 "ゼネコン、攻めの海外受注 国内縮小で成長市場へ 清水建設、ケニアで独自技術"。
6月7日(h) 『赤旗』4面 "南武線ワンマン化中止を JR東に川崎市民連絡会議 「安全対策を講じて」 「列車遅延の解決を」"。
6月7日(g) 『中日』31面 "JR東海運転士 行き先表示 勝手に変更 SNSに写真投稿"。
6月7日(f) 『中日』30面 "薬剤注入の代替案 JR東海は示せず リニア水位低下"、『赤旗』4面 "湧水止める工事中止へ リニア JR東海に住民不安"、『信毎』3面 "岐阜の地下水位「回復案を」 専門家会合 JRの対策終了を受け"。
6月7日(e) 『朝日』30面 "ANA3社 厳重注意 国交省 上限超す運賃計49億円"。
6月7日(d) 『朝日』30面 "延伸地下ルートに反対決議 京都市議会、北陸新幹線めぐり"、『信毎』3面 "北陸新幹線の大阪延伸計画 京都市内ルート反対決議 市議会 地下水への影響懸念"。
6月7日(c) 5月22~23日にかけて山手線が運休の原因は架線工事で使用した工具のサイズが適切でなかったための締め付け不足:『信毎』23面 "誤った工具で作業し断線 JR東 山手線架線トラブル"、『朝日』29面 "パンタ損傷 架線の施行ミス"。 ⇒ JR東日本 > 山手線新橋駅構内架線断線に伴う輸送障害の原因と対応状況について
6月7日(b) 『朝日』29面 "リニア新幹線の静岡工区 水資源の項目 了承 専門家会議"。
6月7日(a) 5月21日の長野電鉄の事故の突風はダウンバーストかガスとフロント:『朝日』23面 "「ダウンバースト」か「ガストフロント」か 須坂の突風で気象庁が指摘 …"。⇒ 気象庁 > 令和 7 年 5 月 21 日に長野県須坂市で発生した突風被害について
6月6日(c) こちらもふざけた話。JR東海は、9日から土曽川橋梁のケーソン基礎に要対策土の投入を開始すると発表しました(『信毎』6日15時50分 "飯田市のリニア長野県駅工事、9日から基準値を超えるヒ素などを含む「要対策土」投入へ")。飯田市のHPによれば、「2025年6月6日更新」として、「中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事に伴う土曽川橋りょうへの要対策土活用に関する確認書」(cache)というページが掲載されています。締結する文書は「中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事に伴う土曽川橋りょうへの要対策土活用に関する確認書」(cache)。/ 7日各紙の記事:『信毎(紙面)』1面 "要対策土 9日から搬入 JR東海 飯田の橋脚基礎工事に"、『南信州』1面 "JR東海 飯田市と確認書締結 「要対策土」9日以降に運搬へ"、『中日』7面 "要対策土への不安払拭へ確認書締結"、『朝日』23面 "飯田市とJR 確認書締結 リニア要対策土の活用 今月にも搬入へ"、『読売』27面 "要対策土 確認書を締結 飯田市とJR東海 9日から搬入へ"。
6月6日(b) 3日の瑞浪市大湫で行われたJR東海の住民説明会を取材した樫田秀樹さんのフェースブックの投稿。/ 参考:JR東海 > 中央新幹線日吉トンネル新設(南垣外工区)工事における環境保全について 。水環境については、PDFの30ページ(3-12)の「表3-4-2-1 水環境に関する計画面の環境保全措置」はこんな風に説明。また、「表3-4-2-2(1,2) 水環境に関する工事実施時の環境保全措置」はこんな風に説明。特に後者の、「水資源の継続的な利用」とか「重要な水源の機能を確保…」という部分からは、由緒ある井戸が枯れようが、水が使えりゃいいんだろ文句をいうなとでもいわんばかりの姿勢が見えますね。最後の「本措置については、他のトンネル工事においても実績があることから確実な効果が見込まれる」って、他のトンネルでも、こうやって来たんだから文句をいうなという意味でしょうね。今になってみれば。こんな、ふざけた話がまかり通るようでは困るので、国はJR東海に対してトンネルの掘削は諦めさせて、つまりリニアの工事認可は取り消して、水位の回復や地盤の復旧をさせるよう命ずべきだと思います。/ ジャーナリスト井澤宏明さんのフェースブックの投稿。
6月6日(a) 4日、岐阜県は中津川市内のリニアの瀬戸トンネルの残土が運び込まれた同市内の瀬戸地区残土処理場の立ち入り検査で産業廃棄物であるコンクリート殻の混入を発見したと発表。⇒ 岐阜県 > リニア中央新幹線トンネル工事に伴い発生した土砂への産業廃棄物 (コンクリート殻)の混入について(第1報)。 (報道発表資料[Cache])。長野県内でこういう検査をやっているのは中川村だけのようです。
6月5日(f) 6月5日、豊丘村議会の一般質問で壬生村議が本山残土置場へ要対策土を処分するJR東海の計画について質問。つづきを読む。
6月5日(e) 『NHK NEWS WEB』 "リニア 相模原で新駅の工事現場を公開 掘削機の機材搬入始まる"。「リニア中央新幹線のトンネル工事をめぐっては、▽岐阜県内の現場で地下水が湧き出し、周辺で井戸の枯渇や地盤沈下が起きているほか▽東京 町田市の現場近くでも一時、地中から水と気泡が湧き出ているのが確認されています。」
6月5日(d) 『赤旗』 " “万葉集”の山に盛り土 参院環境委 山下氏「産廃疑い」"(紙面4面)。 ⇒ 山下よしき 活動レポート:奈良県香芝市の二上山にある廃棄物中間処理場を調査、住民の皆さんと意見交換
6月5日(c) 『中日』22面 "名鉄の暫定バスターミナル 地下街にサービス拠点 名古屋駅再開発で設置検討"。
6月5日(b) 『朝日』6面 "自走ロボ 配送員不足に助け舟 セブン、都内で実証実験"。
6月5日(a) 『朝日』1面 "郵便トラック 許可取り消しへ 点呼問題巡り国交省 2500台5年間"。
6月4日(e) 『信毎』10面 "飯田信金、地域経済支え100年 小池貞志理事長に聞く"。「リニアは2027年度に開業と言われていたのが、10年以上先になるとしか発表されていない。ゴールはよく分からないけれど、走り出してくださいと言っても誰も走らない。開業まで準備期間ができたと思うしかない。一方で、人口減少が進む。飯田下伊那は1世帯あたりの子の数が多いのが特徴だったが、近年はそうでなくなってる。今まで地域の強みと思ってきたことを開業までの10年、15年と維持することが必要だ」
6月4日(d) 『信毎』8面 "空飛ぶクルマ実用化へ連携 山梨県・日航など 山間部の交通手段"。「リニア中央新幹線が開通した際には県内観光地に向かう際の交通手段とする構想もある」
6月4日(c) 『信毎』6面 "東京一極是正「特効薬」なく 関係人口増へ「ふるさと住民」制度新設 政府、地方創生の基本構想案"。
6月4日(b) 3日、JR東海は岐阜県瑞浪市大湫地区で住民説明会を開き現在のトンネル内への湧水対策を中止すると説明:『朝日』21面 "リニア 湧水対策の工事中止 JR東海「重大なリスク想定」"、『中日』25面 "瑞浪 薬剤注入を中止 地盤沈下 さらに10~20センチか リニア工事"、『信毎』6面 "湧水低減の薬液注入を中止 JR東海 岐阜のリニア工事現場"。地下水位の回復は不可能だといい、さらに地盤沈下まで起こして、この上リニアの建設をさせてくださいというのは横着過ぎると思います。原因はトンネル工事と分かっているのですから、たぶんリニアの建設を諦めるなら回復させる手立てはあると思いますね。/ 『中京テレビ』"リニア工事で低下の水位 回復しないと説明 JR東海"。"「いろんな意見が出たけどもやっぱり住民としては納得がいかない」(住民男性)「他の(方法)を検討しているのかと思えないんですよね。本当にもっと本腰いれて調査してほしいです」(住民女性)"。トンネル内への湧き水を止める対策をすると将来トンネルが壊れる可能性があるとJR東海は説明したようです。JR東海は北薩トンネルの湧水対策で行われた「RPG工法」を採用しようとしましたが、昨年7月に北薩トンネルで崩落事故がおきました。北薩トンネルの場合は、湧水に基準値を超えるヒ素が検出されたので、トンネル内への湧水を坑口から垂れ流しにするわけにいかず、湧水を減らす方法として「RPG工法」を採用したのですが、瑞浪のリニアの日吉トンネルの場合は、JR東海の立場としては、湧水を垂れ流しにしても問題はないわけです。ただし、地上の地域の農業や日常生活は大変な迷惑を受けるはずです。つまり、開き直った。とんでもないことです。トンネルを諦めるなら、水を戻す方法があるんじゃないかと思います。そうそう、JR東海が南アルプストンネルが可能だと判断したのは飛騨トンネル(2008年7月開通)です。飛騨トンネルでは現在でも発電ができるくらいの湧水量があるようです(環境に配慮した取り組み、飛騨トンネル水力発電設備の完成)。
6月4日(a) 『中日』9面 "ラインマンが足りない! 送電線の設置、保守担う作業員 ピークの6割 中電PG 協力会社の採用支援"。
6月3日(h) 『信毎』1面 "景観保全 自治体またぎ 県「広域アセス制度」検討 12エリアに「特別眺望点」指定"。
6月3日(g) 『日経』14面 "独から生産設備調達 越ホアファット 高速鉄道レール向け"。
6月3日(f) 2日、都内のリニア工事について大深度地下の使用認可の取り消しを求める裁判の口頭弁論:『赤旗』13面 "リニア工事 陥没の恐れ 東京地裁 大深度地下取り消しへ弁論"。
6月3日(e) 5月24日「春日井リニア新幹線を問う会」が報告集会を開く:『赤旗』10面 "リニア中止へ市民が報告会 愛知・春日井"。
6月3日(d) 5月23日の衆議院国土交通委員会で共産党の堀川議員が北陸新幹線延伸に伴うボーリング調査を不開示とした国交大臣の答弁(4月2日)を批判し改めて開示を求める:『赤旗』2面 "ボーリング調査結果開示を 北陸新幹線巡り堀川氏 衆院国交委"(web版)。関連:『赤旗』4月8日 "掘削調査の結果示せ 衆院委 北陸新幹線巡り堀川氏"。
6月3日(c) 2日、リニアの第1中京圏トンネルの坂下西工区(10.1km)のトンネル内部を報道陣に公開:『中日』22面 "リニアトンネル 本格掘進 名古屋-岐阜・可児で初 29年完了見込み"、『信毎』2面 "本格掘進へトンネル公開 JR東海 愛知・春日井で"。
6月3日(b) 『朝日』7面 "建設現場の土 よみがえる農地 大成建設が技術開発"。
6月3日(a) 2日、リニアの南アルプストンネル静岡工区に関する静岡県有識者会議の地質構造・水資源専門部会:『静岡新聞』 "県専門部会 水資源の対話 全て完了 要対策土の議論も着手"。会議の中でJR東海は、要対策土が「不確実性は高いが、約5万~7万立法メートル」出てくると説明したようです。環境影響評価書本編(静岡)・8-6-1 環境への負荷 - 廃棄物等(4ページ)によれば、静岡工区のトンネル残土の総量は約360万㎥。大鹿村内でこれまで出て来たのが1.7万㎥。大鹿村内では、南アルプストンネル長野工区と伊那山地トンネル青木川工区があって、残土の総量は約300万㎥。長野県内の要対策土の発生量について予測できないとJR東海は説明していますが、静岡では数字を示しています。場所によって説明を変えるのはおかしいです。/ 『日経』5面 "リニア静岡工区「水」解決 県部会容認 生態系など議論継続"、『信毎』2面 "水資源影響 議論完了 工事膠着の発端 静岡の専門部会"。
6月2日(c) 東北新幹線で昨年9月と今年3月に起きた連結器の分離事故で、昨年の事故で外した電子回路の基板が今年事故を起こした車両で使われていたことが判明。事故の原因はいまだに不明:『朝日』25面 "連結分離2事故 同じ基板 「こまち」 載せ替え車で再発"。
6月2日(d) 『信毎』7面 "北陸新幹線、福井で「小浜ルート」早期延伸求める決議"。福井県北陸新幹線建設促進期成同盟会が総会で小浜ルートでの早期延伸を求める決議を採択。
6月2日(c) 『日経』2面 "技術革新レベル世界4位以内に 35年目標 知財計画明記へ"。/ 『朝日』3日 "「知財のJAPAN」へ数値目標 政府計画の草案「35年までに4位以内」"。
6月2日(b) 『信毎』7面 "ロシア西部 橋爆破か 7人死亡 列車脱線 テロ容疑で捜査"、『日経』5面 "ロシア、列車脱線相次ぎ7人死亡"、『朝日』5面 "ロシア 列車脱線や車両落下 7人死亡 「橋が爆破」発表後修正"。
6月2日(a) 『日経』1面 "超知能 迫る大転換(1)人類が生む最後の大発明"。「社会全体に影響を与える技術」(GPT=汎用技術)は人間の歴史の中で24あって、AGI(汎用人工知能)がその25番目になろだろうという記事。記事の図解には、24の「社会全体に影響を与える技術」は「①植物の栽培」とかいろいろあるんですが、その中に「④車輪」と「⑬鉄道」と「⑰自動車」はありますが、「磁気浮上」も「超電導」もない。
6月1日(b) 『日経』1面 "造船3社、水素運搬船量産 川重など協業 脱炭素で世界リード"。水素を運ぶ運搬船の燃料はなにを使うんでしょうか?
6月1日(a) 『赤旗』10面 "リニア残土置き場視察 党山梨県議団 地下水から有害物質"。