JR東海が座光寺の河原でボーリング
JR東海が座光寺の河原でボーリングをしていました(写真の左の矢印)。4月30日に気がつきました。5月29日まで行うと看板に書いてあります。
写真の右の矢印の大きな建物の南側付近で4月30日に長野県内で最初の中心線測量の杭打ちが行われました。
道路の反対側に保守車両基地が予定されています。
これまで私が見たJR東海のボーリングは目的とか、発注者や施工者が誰なのかを示すものが何も表示してないし、資材や車にも名前が入っていませんでした。今回は作業目的などを示す看板があるし、自動車や資材に業者さんの名前も入っています。発注者はJR東海で施工者はジェイアール東海コンサルタンツですが実際に作業しているのは飯田市内の井戸掘りや地質調査などをする業者さんのようです。
犬の散歩させている近所の方がいました。ご自宅が路線にかかると話されていました。飯田市が20数年前に分譲した住宅地にお住まいのようでした。「そこのけそこのけ」という感じで仕方がないなと感じているといっておられました。飯田市内の大手の建設業者が訪れてお宅なら何億円くらいになるはずだからというような売込みをしているそうです。飯田市から買ったときは坪12万円ほどだったそうですが、現在は7万円ほどだそうです。JR東海も飯田市も直接に話しに来ていないとも話しておられました。
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(2015/05/02)
補足
きのう話を聞いた方の住んでいる住宅地の写真を探しましたが、適当なものが無いので改めて撮影してきました。ここに見えている建物の半分以上が立ち退きになるはず。
画面中央に白いトラックが見えています。トラックの左側がボーリング現場。5月29日までのはずなのに機材の撤去をしているようでした。現場へ行ってみると、もうほとんど片付いていました。
トラックの周囲で片付け作業をしているのは地元の業者さんです。手前にいる方は、ジェイアール東海コンサルタンツの下請けのそのまた下請けの・・・だそうです。防音シートで囲っているので中が暑くて大変だったといっていました。掘削が困難と予測されたので余裕をみていたけれど意外に早くできたといっていました。地質の硬い層に届くまでに河原のように玉石がある場所は固まっていないので、あけた穴が崩れてしまうそうで、やはり、それでも3日くらいかかったとのことでした。
きのう話をした犬の散歩の方が来ました。きのうと同じように、「そこのけそこのけお馬が通るで、JRはお殿様だから」嫌だとはいえないといっておられました。JR東海が杭を打たしてくれといってきたそうです。承諾したそうですが、そのとき補償のことについて聞いてもJRは何も言わなかったそうです。12月にJRが査定に来るとの事でした。
江戸時代や戦前ではないのですから、お上のやることだから仕方ないという気持ちにさせるようなことはあってはいけないはず。
(2015/05/02)