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更新:2018/05/07
大鹿へ行って来ました(5月4日)
5月5日 と、5月6日の記事は、5月4日に大鹿に行ったときのことです。ほかにも見てきたことがあります。
旧荒川荘・残土置場
赤い手すりは三正坊橋で、先に立て看板がある所が荒川荘の入り口。ここから画面の奥の方に向かって残土を恒久的に置くという計画があります。量的には多くないのですが、置場としては非常に危険な場所との指摘があります。左は小河内沢。
- 『南信州』2月22日:大鹿村リニア残土 旧荒川荘に本置き JRが環境保全計画示す
- 長野県(2018年2月23日):大鹿村内発生土置き場(旧荒川荘)における環境の調査及び影響検討の結果並びに環境保全に対する御意見をお寄せください
- 長野県(2018年5月7日):平成29年度第11回技術委員会
- 長野県(2018年4月25日):大鹿村内発生土置き場(旧荒川荘)における環境の調査及び影響検討の結果並びに環境保全に対する県の助言をJR東海に通知しました
- <FaceBookの坂本さんのコメント>
水平ボーリング跡
JR東海が2008年3月から10月に水平ボーリングをした跡から出ている水。
三正坊の残土仮置き場
釜沢集落から眺め下した三正坊の残土置場。
写真を撮った場所の近くに地滑りを検知するためにJR東海が設置した機械がありました。5か所設置しているとのこと。(関連)
下榑渡橋
橋の向こう側に建設残土が以前から積んであります。ここもリニアトンネルの残土の仮置き場にする計画があります。
「榑渡」、クリョウドと読むのかも知れませんが、親柱には「しもくれおどはし」と書いてありました。『信濃毎日新聞』は、青木地区で説明会があった時の記事の中で昭和30年に建設されたと書いていましたが、竣工は昭和38年です。上の写真の左側の親柱です。
老朽化していますが、青木斜坑口へ行くにはこの辺りで青木川を渡らなければなりません。JR東海は仮橋でといっていたのですが地元の要望で架け替えることになりました。なぜか南側の欄干だけコンクリートの劣化が特に進んでいます。
橋を渡って、南の方をみたところが下の写真。黄色い矢印あたりに青木斜坑口ができるはずです。
さらに先に行って「東榑渡橋」(昭和38年3月竣工)、「木間沢(このまざわ)橋」(昭和40年1月21日竣工)を渡ったところで撮ったのが下の写真。街路灯のあるあたりの地下を左右方向にリニアのトンネルが通ります。右に青木川があって、ここは土被りが少ないので水漏れが心配です。道路は国道152号線。
村民グランドそばの仮橋
大河原の国道152号線は保育所や郵便局、商店など大河原の中心部を通るの生活道路。残土運搬のダンプカーは小渋川の対岸を通す予定。小渋川を渡る仮橋の一つが半分だけ架かっていました。取り付け道路はまだのようでした。左に積んであるのはトンネル残土のように見えました。画面右の砂山は何なのでしょうか。
2017年12月の県道崩落現場
まず事故前のようす。2016年夏。滝沢トンネルの西側出口そばから。
今のようす。工事中のトンネルは四徳渡トンネルの東側の出口。街灯と2本の電話柱の位置はほとんど変わっていないはず。電話ケーブル(黄色い保護チューブがかけてある)は左側に迂回させています。
斜面のコンクリートを吹き付けた部分が崩落個所。
参考画像(2018/05/09 補足)
長野県:主要地方道松川インター大鹿線法面崩落対策検討会議 結果のJR東海の報告書より
四徳渡トンネルの西側入口
※ 明示のない写真はすべて5月4日に撮影。