更新:2020/10/19

飯田市から豊丘村周辺のリニア関連の場所の様子

リニアどころじゃないだろうに

飯田市座光寺

 リニアの天竜川橋梁の西側になる付近の様子。

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カメラの背後が天竜川。堤防の上から撮影。画面右端に路線表示杭(路線中心)が見えています。

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場所の目安になるセキスイの工場。ほぼ中央に路線表示杭。右に天竜川。

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2015年4月30日にJR東海が長野県内で1本目の中心線を示す杭を打った場所。「老朽化」していたものを最近打ち直したのに、なくなっています。国交省が河川管理上で架橋には問題があるとして撤去したようです。冗談。たぶん草刈り作業で撤去したのか、一緒に刈ってしまったのかだろうと思います。関係者でも多くの人が、こんな場所にリニアの橋が架かるなんて思ってもいないんですよ。

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2019年の1月にはこんな状態でした。二つに割れています。このあと新しい杭を打ち直した(下の写真)のですが…

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距離は 178K007.54M。

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最初に打った約10日後の写真。はじめて気が付いたのですが、距離が 178K000M で上の杭と約7.5m違っています。打ってあった位置は堤防の法面。新旧でそれほど位置が変わった印象もなかったのです。法面の幅は10mもないのですから、どちらかの測量の数字が違っていたのかなという気もしますね。それとも5年の間に地殻変動があったのか。

喬木村堰下のガイドウェイヤード予定地

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(クリックで拡大)どっちみち必要なくなると思いますが、ほとんど工事が進んでいません。まだすきとった耕土がかなり残っています。

天竜川橋梁の東側(喬木村)

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青い建物とその左の事業所など3事業所が移転対象。

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天竜川橋梁が架かるのはこの辺り。川向うにセキスイの工場が見えています。

阿島北

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キリスト協会の南側の家が少し前から無くなっていました。

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(画面クリックで拡大)画面真ん中付近手前の紅白のものは路線表示杭。杭の延長上に喬木霊園の下を通る短いトンネルの出口が来ます。その右に小さな谷が見えます。この辺は急傾斜で土砂災害の危険のある場所です。

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路線表示杭とマツザワ喬木工場のビル。マツザワ喬木工場は竜西からリニアルートを確かめる場合に目安になります。

伊那山地トンネル坑口付近

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7月豪雨で斜面が崩壊した場所。このすぐ右にトンネルの出口が予定されています。手がついてないようです。

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崩れた土砂は道路を越えて壬生沢川の方まで行きました。修復された壬生沢川側の斜面。

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壬生沢川をはさんで反対側(左岸)でJR東海が地質調査をしていました。

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調査に使うモノレール。背景に見える農家は移転対象。左に見えるガードレールは壬生沢川にかかる橋。橋の左が左岸で右は右岸。

場知沢

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リニアの路線は豊丘村では場知沢の直下を伊那山地トンネルで通過します。7月の豪雨で竜東をはしる伊那南部広域農道は場知沢で路肩が崩壊したので通行止めになりました。どの程度復旧が進んだのかと思いましたが…

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まったく手付かずのままでした。こういうのを見るとリニアどころの話じゃないだろうにと思います。

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崩壊した場所の他に場知沢橋の南の谷も盛土で造成してあったようです。

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上の写真のさらに奥のほう。

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場知沢橋。伊那南部広域農道はこの橋の前後の沢は盛土で越えています。

 伊那山地トンネルはこの付近で地下30mより浅い部分を通る予定です。説明会などで区分地上権の設定をするとJR東海は説明しています。測量などの調査をするには地権者との交渉が必要ですが、まったく話は進んでおらず測量もできていない状態。地下から掘り進むので地権者と交渉しなくとも工事はできそうですが、明らかに違法です。工事の前に土地収用法の適用の申請が必要です。まあ、そこまでリニア計画が進むのかどうかという面もありますが…。