2017/11/22 更新 : http://www.nbbk.sakura.ne.jp/npp/2017-nov/index.html


2017年11月 文化祭展示


磁気浮上式鉄道は時代遅れ

 上海リニア(ドイツの技術、トランスラピッドを採用)は10年以上、時速430㎞の営業運転をしています。トランスラピッドは500㎞/h運転も可能です。その上、カーブも得意です。今の飯田駅併設だって可能だったはず。トランスラピッドとJRリニアを比べました。実はドイツは、超電導方式をちゃんと研究しています。超電導方式には大きな欠点があるので、常電導方式を選びました。しかし、最終的には、従来の鉄道方式の方が優れているので浮上式鉄道の国内での敷設と開発は中止しました。

JR東海が時代遅れの技術に固執した原因は、

 国鉄内部に「リニア村」が出来たから、また旧日本軍でも問題だった仲間内で事を進めるやり方の結果、と元リニア宮崎実験線副所長さんがいっています。

高森町にリニアのガイドウェイ組立ヤードの計画

 天竜川岸の親水公園はリニア計画の環境影響評価対象でした。工事車両は500m離れた国道を走るので影響はないというのが結果。ガイドウェイヤード予定地は、親水公園の隣。JR東海は明神橋方面への町道の使用を希望。高森町は「JR東海さんのご希望に沿えるように」町道を拡幅予定。工事認可の前提の環境影響評価に違反する可能性が。集落内の生活道路の拡幅は住民生活を壊します。移転対象の可能性も。ヤード候補地の申請が「町民目線」じゃないことは明らか。

残土の行き場がありません

 トンネルが掘れません。最初からわかっていたことなのに、国交省は認可。そして、現実に、残土の置き場がない。車体の製造では三菱重工が撤退、日本車両製造は赤字。本当にリニアって出来るんでしょうか。

展示内容に一部訂正、補足しました

参考にした本など


高森リニア学習会