更新:2020/05/14、05/15 補足と修正
松川工区のようす、5月13日
松川工区の工事のようすです(末尾に以前のようすを紹介したページへのリンクがあります)。
大平街道、松川第4発電所の鉄管の上から見たところ。
さくるくらモーターランドの入口付近から。画面中央のゲートの手前からは、木の葉が茂ったので見通しがきかないので、大平街道から少し下ったところから撮影しましたが、桟橋の工事の進み具合は分かりません。
松川ダムの堆砂の搬出は続いていて、「第3工区」の表示のダンプカーは高森町の明神橋を渡って豊丘村の長沢まで運んでいるのを少し前に確認しました。長沢の置場は、上佐原の中電の新設のリニア用の変電所の近くです。
妙琴橋を渡ってヤード方面へ行きました(撮影は渡ってからヤード側から)。
妙琴橋の上から。ヤードになっている広場は、もとは川岸の緑の高さでした。橋を渡って驚きましたが、とはいっても、計画はそうなっていましたが、写真で見える人工の構造物の高さまで、ほとんど全面積に盛土がしてありました。
これは、主要な眺望点の環境影響評価の評価地点。⇒ 環境影響評価書のページ。工事前と後で画面左(右岸)の地形に変化のないことに注目。万一完成できたとしても維持管理や緊急時のために、何らかの構造物を残す可能性はないのでしょうか。
ヤード入口の前を通り、マレットゴルフ場へ。
ヤード入口の近くです。
松川第4発電所(右の赤い屋根)と桟橋が見えます。手前はマレットゴルフ場。
斜めの桟橋が、遠方に見えるクレーンの場所までつながる予定。
発電所全体が見えなくなっています。前はどうだったか?
以前は、マレットゴルフ場から見下ろすところで工事をしていましたが、盛土でヤードはマレットのコースと同じ高さになっています。
ヤードの一番上流に近い部分。この高さまで盛土したわけで、原状復帰するとすれば、これだけの土をまた運ばなくてはならない。リニアは頓挫する可能性が高いです。そうなれば、JR東海は原状復帰の工事なんかできるのかどうか。主要な眺望点はJR東海が選んだ場所で、評価書は、現在の景観と調和のとれた新たな景観となるものと予測する
と書かれています。「現在の景観と調和のとれた」といっているので、橋梁が架かっても右岸の地形は変化しない、つまりヤードも桟橋も元にもどさなくてはならないはず。
ヤード側の桟橋とさるくらモーターランド側の桟橋の工事用クレーン。
拡大すると、上側の桟橋の上にクレーンが乗っているのが分かりますが、工事の進み具合は分かりません。