※ 2019年5月から日付ごと(項目ごと)にIDをつけています(詳細)。

出来事・ニュース:2019年8月

8月31日(a) 『南信州』によれば、本線トンネル位置に達していた小渋川斜坑で8月23日から先進坑の掘削が始まったようです。現時点では『信毎』、『NHK』など他の報道機関はこのニュースを扱っていません。

8月30日(a)※ 29日10時10分頃から30分高森町役場で停電があり、町が運営するケーブルテレビなどが利用できなかったという告知放送がありました。影響は本日未明まで続いており、高森町ケーブルでインターネットを利用されている方は一時閲覧ができなかったと思います。

8月29日(g) 豊丘村の村民有志でつくる「豊丘村の未来を考える集い」(市瀬憲会長)が村議会に対して議会改革の工程表、議員定数問題について12月議会で結論を出すことを求める要望書を提出(『中日』31日、『南信州』31日)。新聞の取材に答えている「豊丘村の未来を考える集い」の副会長・長谷川氏は、本山地縁団体の本山へのリニア残土受け入れの立役者。市瀬会長は河野区長で村リニア対策委員会の会長。このグループの主張の中には、下平村長からの一方的な情報に基づいた部分があって、事実認識に誤りがあるという指摘があります。下平村長と特定の議員との個人的な確執が根っこにあるように思います。 ⇒ 8月6日8月8日

8月29日(f) JR東海の金子社長がリニアの開業が遅れる可能性に言及。「進捗(しんちょく)が滞っており、心配の度合いが高まっている」と述べる(『信毎』30日)。

8月29日(e) 大井川の減水問題で、JR東海はトンネル湧き水の全量を大井川に戻す方針について約束ではないとの認識を示す(『静岡新聞』30日)。誰かに対して「こういう風にやります」(方針)と言ったなら、それは約束。世間一般ではそういう解釈です。/『信毎』31日によれば、(JR東海の新美憲一中央新幹線推進本部副本部長によれば)長野、山梨両県側から掘り進める「先進坑」と呼ばれる地質の状態などを把握するためのトンネルがつながるまでは、両県側への流出を防ぐことが難しいという。協定案については「できないことを約束したわけではなく、(全量回復を)前提に議論している」と説明した。 静岡県側は工事中であろうと、完成後であろうと減水は困るという前提があるのですから、できないことを約束したわけではないというなら、工事は中止するしかない。

8月29日(d) 静岡県の大井川の水を使う流域市町や利水団体とJR東海の意見交換会(『静岡新聞』29日『静岡新聞』30日)。流域市町が流量減少に懸念を示す一方、JR東海は工事期間中に他県へ水が流出するのは阻止できないと説明。/『赤旗』31日

8月29日(c) 静岡県は9月5日に名古屋市内・愛知県公館で川勝知事と大村知事が会談すると発表。

8月29日(b) 片山地方創生担当相が飯田のリニアの工事現場を視察。住民との意見交換の中で静岡県とJR東海との対立についてふれ静岡県に苦言(『信毎』30日『中日』30日)。『信毎』の取材に対して、リニアはナショナルプロジェクト(国家事業)だと答えています。国家事業であるなら、トンネル工事の中断など、これだけ問題が明らかになってきた以上は、何も2027年開業を急ぐことはないはず。国民的論議で考え直すことができるはず。/『南信州』31日 /片山大臣は、長野市でも同じような発言をしています(『共同』)。「静岡の知事さんがまだいろいろ言っているようだが、総論として全国知事会的にもわれわれ地方創生担当、政府としても最も経済効果が高い投資に間違いない」「川勝知事と話すこともよくある。環境問題とかはいずれにしてもきちっとしないといけないが、無用な遅延は必要がないというのが全域のおそらく共通した意見だと思う」

8月29日(a) 阿部長野県知事は、元県リニア局長で県参与の水間武樹氏を9月1日付で知事特別秘書として起用すると発表(『中日』・『信毎』30日)。

8月28日(c) 中川村の半の沢の残土処分場について下流域住民対の説明会(『信毎』30日)。住民からは豪雨時に通行規制など、懸念の声がでたそうです。

8月28日(b) 南信州広域連合は全員協議会で「アリーナ機能を中心とする新施設整備検討委員会」(長は原和世飯田市議)の設置を確認(『南信州』30日)。

8月28日(a) 飯田市上郷地区で市政懇談会(『南信州』30日)。上郷地区のまちづくり委員会の担当者から、以下の質問が出されました。1.望む移転ではない住民に対して、現在の生活を下回ることのないように,対応いただきたい。2.具体的な工事スケジュールを早期に示していただくとともに、変更が生じた場合にも同様に、先の見える説明をいただきたい。3.コミュニティ維持や再編について、市の支援策をお示しいただきたい。4.リニア及び関連工事に係る雨水排水処理をどのように計画されているかお示しいただきたい。。事前通告されていたと思われ、市側の回答はほぼ従来同様のものでした。新たな点としては、委員会から精神的に悩んでいる人に対するケアの要望が出されました。懇談会は平穏無事に終わりましたが、町づくり委員会を代表して質問した方も移転対象であり、5、6年も不安な状況に置かれているという発言に対して、市側の回答は誠意があると言えるものではないと思いました。市側を厳しく批判している住民は、こういう場にもはや参加しないほどに移転を拒む意志を固めつつ結束していると思われます。また、まちづくり委員会の4項目と再質問2つは、そういう地域の動きを反映していると思いました。配布資料・市政運営の方針からリニア関連部分次第、町づくり委員会資料・リニア時代の上郷地域の課題と活性化策。パネルディスカッションのテーマとなった「野底山森林公園」。いまだに、トイレが「くみ取り式」のボットン便所では、リニア時代もアリーナもコンベンションもなにもあったものではないと思いました。/『信毎』30日『中日』30日

8月27日(c) 飯田市議会9月定例会のあいさつで、牧野市長は座光寺下段地区のリニアの防音防災フード問題について言及(『南信州』28日)。『南信州』は、座光寺下段地区では住民から路線にフードをつける要望が出ており、飯田市はフードの設置をJR東海には「着工の条件」として伝えていると書いています。JR東海は、防音壁の高さを2.5mから6mにする案を示し、それから話は進んでいないそうです。

8月27日(b) 『赤旗』記事 "英の高速鉄道計画、撤回も 建設費が高騰"。『Yahooニュース』22日にも同様の記事。

8月27日(a) 『中日』に中電の清内路水力発電所の記事("環境配慮ダムなし水力発電 中電 工法や工事車両も工夫 長野・阿智村で22年稼働")。ダムを造らない「流れ込み式」で天竜川水系の黒川と小黒川から毎秒2.5トンを取水、落差273mで最大5600kwを発電。リニアの萩の平斜坑口の工事の行われる予定の場所に近くです。ほぼ同様の方式(水路式)の県企業局の大鹿発電所は最大出力10000kw、落差266.4m、最大使用水量毎秒4.5立米。大鹿発電所は1つの取水口上部でリニア工事で小河内川の水量が50~86%減ると予想されています。中電は温室ガスを出さない再生可能エネルギーの発電所を30年頃までに200万kw分新たに開発する目標をもっているそうです。JR東海によればリニアは27万kw(名古屋まで)~74万kw(大阪延伸後)の電力を消費します(JR東海、中央新幹線 環境影響評価書のあらましの8ページ)。それにくらべ5600kwは爪で集めるようなもので、リニアは爪で集めて箕でこぼすの典型だと思います。中電は無駄に電力を消費するリニアへの電力の供給を止めた方がよさそうです。

8月26日(d) 南木曽町はリニア工事について安全対策や環境保全に関する5項目の確認事項をJR東海などと取り交わしたと発表(『信毎』27日)。南木曽町のページに、「中央新幹線建設に伴う工事に関わる確認事項 (令和元年8月21日)」。

8月26日(c) 『朝日』記事 "揺れる長崎新幹線"。佐賀県が新幹線整備に反対するのは、建設費約6200億円のうちの約660億円の負担があるのに博多までの時短はわずかでメリットがないため。

8月26日(b) 『朝日』天声人語 "…飛行機が温室効果ガスを大量に出すことが問題視され、長旅で夜行列車を使う人が増えているという…地球温暖化対策は未来のための取り組み…手だての一つが鉄道の旅…"。リニアモーターカーの名前はでてきません。

8月26日(a) 『朝日』科学欄記事 "「室温で超電導」 目前"。JR東海のリニア新幹線のように、高価な液体ヘリウムで冷却しなくてはならないなど欠点の多い超電導技術。「目前」とはいっても理論の解明までに目前という意味。常温超電導は超高圧下でという制限があって、まだ実験室の段階。実用的な技術として応用はまだまだ先の話。

8月25日(b) 高森町出砂原地区館で、高森町の壬生町長が出身高校の町内の同窓会総会で「地方創生とリニア新時代に向けたまちづくり」と題して講演(レジメ)。会員以外も聴講可と有線放送(町の音声放送サービス)で喧伝していたので聞いてきました。就任1年半、年長の同窓生の前での公演はやりにくいと始まり、町の現状と将来に向けた処方を話しました。現状認識と政策がどうつながるのかなにか煙に巻かれたような感もありました。冒頭でカヌー大会の事故の報告があり、総会には出席せず退席されました。同窓会というのは政治家にとって、お友達関係の政治の温床の一つになるかも知れません。

8月25日(a) 高森町で「第48回全日本天竜川カヌー大会」と「天竜川を遊びつくせ!~水辺から見つける地域の未来」。 ⇒ 詳細

8月24日(b) 『赤旗』記事 "静岡への非難発言に抗議 リニア6団体、愛知知事に"。 ⇒ 詳細

8月23日(b) 静岡県の川勝知事の定例記者会見(『静岡新聞』24日)。川勝知事は、県の中間意見書に対するJR東海の回答を注視する考えを示し「水を全量戻すということを技術的にどのように果たすのか、回答にどう記述されるか、関心を持っている」としたそうです。

8月23日(a) 中川村のリニア対策協議会の席上、JR東海と長野県が半の沢の埋め立て計画について設計や管理方法について説明(『信毎』24日)。

8月22日(a) 数日前、町道7290号線改良工事についての回覧文書が来ました(下市田河原の産業用地開発事業に係る窓口について(お知らせ)下市田産業用地・7290号線地区説明会 主な意見の回答状況)。「…主な意見回答状況」の住民からの意見が出されたのは、今年の3月28日と6月26日。2月の時点でもう決まったことと言われていたのに、まだこんな意見が出るのは、この道路改良計画が地元住民の希望によるものでなく、実は同意も理解もできていない現れだと思います。「意見12」はラウンドアバウトがこの地点の交通量に対して適正かという問題。現状通行量1日約13500台に対しラウンドアバウトの能力は1日1万台。時間当たりの許容量と現状のピークを比較すると適正との回答をしています。直接役場で説明を受けたのは、1日の台数以外の何とか係数ではダメ、さらに別の絶対ダメという基準に対してはOKだからラウンドアバウトで良いというものでした。その説明がこの文書の回答のように要約できるものかはやや疑問があります。ところで、7290号線の拡幅改良により現状の交通量を上回る交通量が予想されるはずなのに、その点の説明がない。

8月21日(d) 飯田市が、飯田市上郷飯沼の北条地区の一部と丹保地区に計画されているリニア関連の移転者のための代替地道路改良工事と下水道工事についての説明会を開く(『南信州』23日)。記事に、リニア中央新幹線関連で移転を迫られる住民と書かれているんですが、実際に移転を迫っているのは「飯田市」です。飯田市が移転を迫ることがなければ移転も代替地の整備も必要ないはず。橋山禮治郎さん同様、開発銀行にお勤めだった飯田市長の牧野光朗さんは経済の専門家としてリニア事業は失敗することがわかっているはずです。⇒ 参考:橋山さんのリニア事業に対する見解の論理的、あるいは事実認識上の欠点などについて、牧野市長さんのご意見というかご批判を明かになさったらいかがかと存じます

8月21日(c) 高森町の環境水道課による「ごみ減量エコバスツアー」。家庭から出るごみの行方はどうなっているか知るツアー。最初は町内にある埋立処分場。決りでは、陶磁器、薪風呂など草木の焼却灰、ガラス製品、電球、使い捨てライターだけのはずなのに、まだまだ、金属製品、プラ製品などかなり出されている様子が分かりました。

以前は分類のわからないものは埋め立てへという説明や指導がされていたからだと思います。前は埋め立てだった廃プラが焼却になった関係で受け入れ量は減ってきたそうです。役場はまだ処分場として使用できるといっていますが、この写真。

斜面を下から埋立ててきてもうすぐ最上部に達するところです。永遠に使えるわけではないし、これも斜面への盛土みたいなものなので、崩壊する危険はないのか心配です。山肌と処分場はゴムシートで水の出入りがないように分離されているそうです。排水は最下部の浄化設備を通し定期的に検査していて問題はないし、直接天竜川にパイプで流しているので心配ないとのこと。天竜川ならいいの? 写真で砂利がかぶっている部分に150㎜の穴あき管が埋設してあるそうです。「持続可能」という点では完璧とは言えないやり方と思いました。

8月21日(b) リニア工事の影響を検証する静岡県の専門員とJR東海の意見交換会の2日目(『日経』22日『中日』22日)。/『赤旗』23日

8月21日(a) 飯田商工会議所伊賀良支部北方支会がリニア研修会。飯田信金地域サポート部リニア対策課の加藤修平氏を講師に講演「リニア中央新幹線と飯伊地域」。育良町記念会館、15時から。(『南信州』16日)

8月20日(b) リニア工事の影響を検証する静岡県の専門員とJR東海の意見交換会(地質構造部会)(『信毎』21日『日経』21日『静岡新聞』20日『静岡新聞』21日)。

8月20日(a) 長野県環境影響評価技術委員会(2019年度第2回)。「リニア中央新幹線に係る報告書」及び「(仮称)佐久都市計画道路1・4・1号南牧佐久線 環境影響評価方法書」について審議するため、長野県環境影響評価技術委員会を開催します。(令和元年度 第2回 長野県環境影響評価技術委員会を8月20日(火曜日)に開催します)/『信毎』21日第2回技術委員会、開催状況

8月19日(a) リニア建設促進諏訪地区期成同盟会の総会(『中日』20日)。

8月18日(a) 『南信州』に8日にあった、リニアによる移転対象者の代替地の道路整備についての座光寺、唐沢・宮の前地区の説明会の記事 "座光寺「唐沢・宮の前」 道路計画の構造示す リニア代替地整備事業で"。

8月17日(d) 『日経』コラム "春秋:永井荷風は夏のいまごろ、きまって「曝書(ばくしょ)」にいそしんだ…(荷風は)曝書は「熟読した時分の事を回想し時勢と趣味との変遷を思い知る機会をつくる」と説いている。"。

8月17日(c) 『中日』記事 "中部けいざい:街が変わる リニア時代 名古屋試練 「2強」のはざま 国際化に遅れ"。日本の人口のおよそ半分が集中する三大都市圏。リニア中央新幹線が開業すれば、名古屋と東京は40分、名古屋と大阪が24分で結ばれる。東京と大阪に挟まれた名古屋が、埋没せず、成長するには何が必要なのか― ⇒ リニア建設を止めれば良い。データからは国際的な存在感の薄さが浮かんできた。 ⇒ 記事の示すデータは、名古屋は2強の一つ大阪のGDPを抜いて、製造品出荷額では41年連続で日本一。なんで国際的な存在感の薄さが問題になるのでしょうか? 次世代の産業を育て、持続的な成長を目指すには… ⇒ …

8月17日(b) 『信毎』によれば、JR東日本は羽田空港と都心の間で船便の運行を早ければ来年から始める予定。約10年後に完成する予定の鉄道の新路線「羽田空港アクセス線」より手っ取り早く、ウサギとカメのイソップ寓話みたいです。

9月の予定、8月17日(a) 書き落としていた情報。JR東海が8月2日に公表した大鹿村釜沢の三正坊、豊丘村の本山(ジンガ洞)の残土置場について環境調査の結果や保全計画について長野県が意見を募集(9月6日まで)(『南信州』10日)。『南信州』は 「住民意見の募集」としていますが、県は、「報告書等について環境保全の見地からの御意見をお持ちの方」といっています。誰でも「環境保全の見地からの御意見をお持ちの方」はということです。⇒ 長野県:大鹿村内発生土仮置き場における環境の調査及び影響検討の結果並びに環境保全の更新に対する御意見をお寄せください、 豊丘村内発生土置き場(本山)における環境の調査及び影響検討の結果(その2)並びに環境保全に対する御意見をお寄せください

8月16日(d) 『南信州』の読者投稿「蛙の叫び」

8月16日(c) 「お~い かわら版」8月号(共産党下市田支部発行)に高森町の条例などの公布についての、朝日村もビックリ仰天の記事

9月の予定、8月16日(b) 「消費税増税と日本経済の破壊」と題した講座。講師は税理士法人西尾会計の西尾三雄さん。9月8日(日)に高森町民俗資料館「時の駅」で13時30分から。資料代500円。

9月の予定、8月16日(a) 高森町の下市田区が防災研修会「地域を知ることから備えにつなげよう!」。9月1日、14時から下市田区民会館。段丘の多い下市田で育つた二区の松島先生より、羊満水、36災書など、地元を提つた災書の歴史や、その影響と現在、実際の地質の重なりから見た下市国の地形と防災との関わりなど、.詳しくお話いただきます。大変貴重な機会ですので、地元の地形の歴史を知り、もしもの備えと安心できるまちづくりに役立ててまいりましょう。(案内チラシ=8月8日回覧文書)。

8月15日(b) 石井国土交通大臣は記者会見で、リニア工事の環境影響を検証する静岡県の有識者の専門委員会の 20、21日の会合に、国交省鉄道局の担当者を同席させると公表(『信毎』16日)。 ⇒ 国交省>繰り上げ石井大臣会見要旨(2019年8月15日(木) 10:01 ~ 10:12) (関係部分キャッシュ)

8月15日(a) 『中日』1面に戦争中に愛知県内で空襲被災地で救援などにあたった元警察官・桜井さん(1927-2016)の戦争体験記の記事 "警察官 壮絶体験描く 国家権力の誤り 簡単にかたづけるな"。桜井さんは、1945年5月に愛知県警察部警備隊に配属。名古屋市港区を拠点に県内の空襲被災地の救援活動。熱田空襲や岡崎空襲などにも出動。戦後は実家の寺の住職を務める。被災者の様子や遺体収集の様子など絵入りの体験記録1700枚を残す。そのなかに「国家権力により誤った考えのもと多くの国民が悲惨な一生を送っていったのです。(中略)仕方無いと簡単にかたづけないで熟慮して見てくださることを念じます」と書いてあったそうです。

8月14日(a) 『中日』によれば、9月上旬にリニア問題で愛知県知事と静岡県知事が会談を調整中。

8月13日(b) 東筑摩郡朝日村が議会で可決された条例2件を公布しなかった問題で、小林弘幸村長は原因究明や職員の処分を検討する委員会を設置する方針を表明(『信毎』14日)。

8月13日(a) 朝のNHKラジオで「飛び恥」というコトバを聞きました。ネットで調べると、『毎日』7月24日の、"欧州ニュースアラカルトそのフライト、本当に必要?航空会社が電車の利用を促す理由" が見つかりました。7月23日に紹介した『日経』:子供の未来を考える会社も関係あります。飛行機より鉄道のほうがエネルギー消費が少ないことに関連して、リニアは飛行機と鉄道の中間で、悪く言えば五十歩百歩です。「五十歩百歩」の使い方が適当か調べて見たら、"「五十歩百歩」の由来となった物語" とか "『五十歩百歩』書き下し文と現代語訳(口語訳)" というページがありました。地方の人口減少に歯止めをという行政の施策がなかなかうまくいかない現在の姿に共通する話だと思いました。

8月11日(e) 『毎日』記事 "地震で地滑り被害 大規模盛り土造成地が東京23区分に広がっている現実"、"あなたの家は大丈夫? 忘れたころに来る「公害」 大規模盛り土造成地"。山梨県笛吹市の中央道境川PAそばのリニア実験線の建設残土の谷埋め盛土(約160万立米)は、最初は住宅開発を目指していましたが、JR東海がガイドウェイの組立ヤードと、一般廃棄物埋め立て処分場の覆土の一時置場として利用される以外に全く利用されていません(参考)。

8月11日(d) 豊丘村の伴野区と林区の住民に対して、途中の残土置場(下沢=くだっさわ)についての説明会が9日にありました(『信毎』11日)。この場所は虻川の支流で残土置場のほとんど直下が虻川という位置。

残土盛り土(26万立米)が崩壊した場合、虻川の狭窄部をせき止める危険性があります。万一の場合、被害の及ぶ範囲は、田村区まで含まれます。また、保育所、介護予防拠点施設、道の駅(ショッピングセンター)、下水の終末処理場など利用者が村民全体となる施設もあるのに、下流域を「説明のしやすい」2地区に限っています。

8月11日(c) 赤旗』記事 "リニア トンネル工事の残土 愛知でヒ素が基準超 行政、JR東海公表せず"。

8月11日(b) 『赤旗』記事 "リニア騒音 住民不安 防音フード設置へ前進 山梨県が案公表 住民運動と共産党の論戦実る"。防音フードは騒音を防ぐにはある程度効果がありますが、高さがあるので路線北側の日当たりが悪くなる、積もった雪が落下する、景観を損ねるなどのマイナス面もあります。記事にあるように、騒音や日照問題などすべて含めての解決策として沿線のある程度の範囲については用地以外でも移転希望者には用地の地権者と同等の補償を求める工事差し止め訴訟が提訴されています。

8月11日(a) 『日経』記事 "ゾンビ企業倍増、世界で5300社 10年前比、市場波乱で破綻も 利払い、利益で賄えず"。

8月10日(a) 大鹿村大河原で、リニアトンネル残土の運搬のため、国道152号線を迂回するルートについて、地権者の示す工事車両の通行時間などの条件について、JR東海が同意しないので仮橋ができない問題について、大鹿村議会が個人の地権者に対して、(1)地権者の意見を聞くため村議会との懇談をしたい、(2)代理人だけでなく地権者本人が、JR東海、大鹿村の3者同席の上で用地交渉の協議をすること、この2つをお願いする文書を、7月31日に手渡したそうです。⇒ つづき

8月9日(c) 大井川の流量減少問題で、国土交通省と静岡県、JR東海は、今後の対応に関し、確認文書を連名で発表(『静岡新聞』10日、『南信州』11日)。JRや愛知県などが国による調整を強く求めていた中、国が初めて直接関与した格好だが、新たな決定事項など具体的な進展はなかった。(『静岡新聞』)

8月9日(b) 『日経』記事 "ベトナム高速鉄道計画迷走 速度落としてコスト半減案"。

8月9日(a) 『中日』記事 "航空部品、6割超が減益 中部5県、赤字企業増"。

8月8日(d) JR東海が天竜川橋梁(520m)と阿島地区の高架橋部分(440m)について建設業者の公募を開始(『南信州』11日)。通常、橋は川と直角に交差する決まりになっていますが、天竜川橋梁は川に対して約60度の角度で斜めにかけます。1. 鉄道、河川等には、可能な限り直交させる。斜角は、構造性や走行性から、一般的には 70゜以上、やむを得ない場合でも 60゜以上を原則とする。… 3.河川を横架する位置は、河幅が前後に比べて極端に狭い場所、分合流点、河床勾配の変化点、水衝部等は可能な限り避け、良質な支持地盤の地点が望ましい。(第9章 橋梁 - 国土交通省北陸地方整備局)。

8月8日(c) JR東海が名古屋駅のリニア工事を公開(『信毎』9日、『日経』8日『NHK・名古屋』8日)。

8月8日(b) 豊丘村の「議会と語る会」について、『南信州』『信毎』『中日』に記事が載りました。3紙の見出しを見る限りは、村民の批判の声が大多数と思えます。いかにも議会がだらしないように見えます。6日に書いたように、しかし、これは、村長の支持者の声です。純粋に村民の声といえるかは、会の様子、これまでの経過を知っておれば、分かるはずです。たとえば『中日』は「声を荒げて議会側を批判する場面もたびたび見られた」と異様な雰囲気を伝えています。村のテレビが取材していたので、「ああ、あの人が出てなんか言っとるわ」と、村民の大多数は、村長の茶番を見抜くでしょう。3紙とも書いていないことは、会のなかで、下平議長に対する批判は事実に基づいていないということについて、議会事務局による証言があって、それについて誰も反論しえなかったという点。豊丘村騒動記の発端、村長は定数削減など議会改革をしなかったので無投票になったと批判しています。さて、村長自身は4月の選挙で無投票で当選しました。議会選挙の無投票についての下平喜隆村長の批判がまっとうなものとすれば、下平村政がどうしようもなくひどいものだったから無投票で再選できたのです。そうじゃないでしょ。議会はまあちゃんとやっているようだから、オレサマが乗り込んで議会改革をやろうとまで思う人はいなかったとも言えるわけです。『南信州』が かって地区推薦だった村議員擁立の形式が変わり、区や自治会が地域課題の解決や要望を担うようになったと書いているのは、こういう発言をした人がいるからです。このやり方で上手く行っているからいいじゃんというのは、住民自治組織が行政の下請け機関に成り下がった結果といえます。いまだに戸単位で物事が行われる区や自治会の徹底した民主化が行われる必要があります。しかし、本山の残土置場の問題で明らかなように、地区の少数の有力者(≒飲み友達、自由飲酒党)の判断だけで事が行われるのが現在の状況です。村議会は是非とも必要です。自治体に加入しない、あるいは出来ない村民もいるはずです。村長は、6月4日、村民ゴルフ大会懇親会あいさつで議員定数について聞いた結果では、9割以上の方が私に賛同してくれた(議会と語る会配布資料の4ページ) といっています。村民のいったい何パーセントがゴルフをやるんでしょうか?

8月8日(a) 飯田市龍江地区で番入寺西(清水沢)のリニア残土処分地計画についてのJR東海による説明会。19時から龍江公民館。⇒ グーグル地図/JR東海からは平永工事事務所長ほか3名(説明担当)、飯田市と長野県、龍江地区の町づくり委員長が出席。住民は約25名が参加。町づくり委員長が地域へのメリットへの期待はあるが防災上の危険性があっては意味はないと挨拶の中で言及。住民からの発言は、流域面積の大きさや断層の存在など、盛土による災害への懸念を表明するものばかりでした。明確に反対を述べた方もいました。この状況に、JR東海の平永所長は、地質調査をして詳細な図面を見せたいと思うが、現状では、そのために地質調査をさせて欲しいと言える段階と思えないと発言。

8月7日(c) 宮田村大久保の最終処分場問題で調停をまえに「宮田の環境を守る会」が争点について学習会。講師の信大の茅野恒秀准教授(環境社会学)は、調停が始まることは問題の解決ではないと指摘、まだ失われていない逸失利益の上乗せにより村民に負担が及ぶ可能性があるので、村議会による交渉の行方のチェックが必要と述べたそうです。

8月7日(b) 『日経』記事 "真相深層:「強い欧州」復活へ賭け ■EU、50年に温暖化ガス実質ゼロ目標…"。

8月7日(a) 『赤旗』によれば、ハワイのマウナケア山頂の天文台に通ずる道路がTMT(口径30m望遠鏡)建設に反対する人々によって封鎖されているそうです。⇒ 国立天文台:マウナケアでの建設工事について

8月7日(c) 下條村でリニア工事対策協議会が発足(『南信州』7日 紙面8日)。 関連ページ ⇒ 道の駅、信濃路下條トンネル残土は伊那谷には置けない

8月6日(c) 『静岡新聞』記事 "リニア問題で川勝知事、国に意向 JRと議論「オープンに」"。

8月6日(b) 豊丘村で「議会と語る会」。『南信州』によれば「村外からの参加も可」となっていました。

新聞が書かないことを書いておきます。昨年11月は20名程度の参加だったそうですが、今回は約90名の参加者。発言された方々の話を聞いた感じから、どうも下平村長の支持者が多数参加しているようでした。最初は6つのグループに分かれ意見を出し、最後に全体で質疑となりました。最後の方でリニア残土受け入れに熱心な、前本山生産森林組合組合長引き続き本山地縁団体の長谷川会長、7月25日のリニア対策委員会で不明朗な議事をしたリニア対策委員会の市瀬会長のリニア・コンビが大きな声でトリの演説をしました(花火で言えば尺玉の追い打ちだ)。議員定数は減らすべきとの意見が多数だったこと、下平議長に対する事実に基づかないつるし上げ的な発言などあり、下平村長の意を受けたか、下平村長の御心を忖度した方々が蛮勇をふるって参加されたのだろうと思います。昨年11月には用があって出れなかったのに、今回は村長への義理から出ざるをえなかった人もおられたようです。下平村長は議会に一発食らわせたと思っておられるか知れませんが、より議会の結束を強めたと思います。さて、より多様な意見を取り入れるために、定数は多い方が良いことに議論の余地はありません。区があるのだから議員はいらないと言った方がいました。住民自治組織は市町村の下部組織でなく、独自性が高いもので、自治の原点とも言えますが、戸単位など改革要の点がないわけではないが、ぜひ必要です。議会がなくなれば、地区のボスがのさばることになり民主主義に反します。直接選挙による首長と議員と住民自治組織はどれもが必要です。村長は村議選に自分の意のままの発言をしてくれる人を、立候補させたらよかったはず。無投票がまずいと思った人たちは、ここにきてくだくだいう前に、自分たちで候補を立てればよかった。それが出来なかった力量のなさを反省した方が良い(村長も)。 配布資料(2ページは全面空白のためはぶきました。)

8月6日(a) 『赤旗』記事 "リニア・カジノ問う 名古屋市長に環境団体"。2日、「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」で「リニアを考える愛知連絡会」は、出水で工事が昨年末から中断している名城立坑について、JR東海は、湧水の予測があったにもかかわらず対策を十分にしておらず安全に工事を進める姿が見られない。市内の大深度地下の工事を直ちに中断し、出水事故の報告と説明を行うよう名古屋市はJR東海を指導するよう求める。

8月5日(d) 8月18日の市田港で開催される灯ろう流し大煙火大会の花火の番付。リニア関連企業をひろってみました。「番付順番、花火の大きさ、花火の名前、提供者の所在地、提供者」の順。「4番 5号 菊花大輪咲き 元町 JR東海中央新幹線長野工事事務所」、「94番 8号 錦冠大柳 山吹 (株)宮下高森町営業所」、「121番 8号 引錦再変化 豊丘 清水建設・大日本土木共同企業体」、「130番 8号 菊花大輪 豊丘 飛島・市川工務店共同企業体」。花火の値段は、5号(5寸玉、直径約15㎝) より 8号(8寸玉、直径約24㎝)が高価です。94番の「(株)宮下」は残土運搬を見込んで進出した長野市の企業。121番の「清水・大日本土木」は伊那山地トンネルの坂島工区担当。130番の「飛島・市川」は伊那山地トンネルの戸中・壬生沢工区を担当。この3つは8号。対してJR東海は5号。番付を見るとリニア工事で迷惑を受けている事業者の名前もあるようです。

8月5日(c) 『赤旗』記事 "リニア残土 微量ウラン JR東海 公表せず 岐阜 日吉トンネル工事"。JR東海の岐阜県についての事後調査・モニタリングの「環境調査の結果等」の「平成30年度(岐阜県)」によれば、2018年4月が2.2(マイクログラム/グラム)、5月が10.0(同)、6月が13.0(同)、7月が2.8(同)となっています。8月以後は「瑞浪層群の土岐來炭塁層ではないため、発生土のウラン濃度調査は実施していない」と説明しています。『赤旗』がいうような、何月何日にどれだけ出たというようなデータは公表してありません。また、この平成30年度の調査報告が出たのは2019年の6月ですから、発生した時点から約1年だまっていたことになります。多くの人たちが心配していることなのですから検出された時にすぐ、社長の定例記者会見などで公表すべきだったと思います。岐阜県はJR東海の広報部じゃないので、岐阜県に報告したから公表していたとは言えません。沿線住民や国民への説明責任はJR東海自身にあります。

8月5日(b) 河村名古屋市長の「表現の不自由展・その後」の中止要請について、大村愛知県知事が「憲法違憲の疑いが極めて濃厚」と批判(『ハフポスト』5日『中日』5日『毎日』5日)。『中日』によれば、河村市長は、自身も実行委員会の会長代行を務めているが、直前まで展示内容を知らなかったと主張。静岡県のリニア未着工で、大村さんはどうしようもない発言をしているんですが、この展覧会については割合まともな事を言っているようです。でも、リニアも形式的には民主的な決定過程を経ているように見えて、実質は戦前の「国策」と同じようなやり方で進められてきたのですから、大村さんはリニアについても政治家として一貫性のある発言をすべきです。

8月5日(a) 25日開催予定の高森町主催の川辺に関心を高める催し「天竜川を遊びつくせ!」、同じ25日に開催される「第48回全日本天竜川カヌー競技大会」の高森町の案内ページ(キャッシュ)。前回までの特設会場で使っていたかわせみの家が取り壊しされた関係で会場、検艇場所、スタート位置が変更になります。ご注意ください。と注意書きがあります。「かわせみの家」は、リニア絡みで、JR東海の便宜をはかるために高森町が町の予算で取り壊しました。役場内では取り壊しは建設課の仕事だから産業課としては取り壊されたになるのかも知れませんが、どちらも町の行政組織で、この案内は町として広く世間によびかける内容だから、取り壊しましたと正直に書くべきだったと思います。「川辺に関心を高める」といいつつ、歴史のある市田港の一部を壊しておいて、山吹地区にかわりの施設を造るという高森町政。築地市場の豊洲移転に似ていると思いました。

8月4日(a) 『南信州』に、大鹿村釜沢三正坊の残土仮置き場の拡張本山(ジンガ洞)の残土置場についての記事。

8月3日(b) 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(開催・企画概要)のうち愛知県美術館ギャラリー8階で1日から開催されていた展示「表現の不自由展・その後」が中止に(『中日』4日)。⇒ "ハフポスト:『表現の不自由展』アートの専門家は?「政治家による批判、職責超えている」。一方で「議論に接続する仕掛け必要だった」" /事前に止めさせるよりは、展示が始まってから、政治家が批判し(河村市長)、さらにテロ予告があったみたいな理由で中止させる(大村県知事)ほうが、敵は意外に手ごわいぞと印象付ける効果は大きいのかもしれません。テロ予告をした人と、それこそが言論の自由だといった政治家を愛知県警はなんとしても検挙すべきですが、できるかどうか…

8月3日(a) 『南信州』記事 "国体カヌー会場に内定 高森町 川辺に関心高める催しも"。見出しの後半のイベントは25日に開催。国体の会場予定地の山吹地区ではなく、カヌーハウスを壊したばかりの市田港周辺。18日は灯ろう流し花火大会も行われるのにカヌーハウス跡地は工事中のまま放置。高森町の行政の計画性のなさを象徴していると思います。熊谷町長時代から行政の中心にあった壬生町長。細かいことを着実にこなすという公務員としての資質に期待した結果、多くの町民は無投票当選を受忍したと思います。町民のその判断が正しかったかどうか近々わかると思います。

8月2日(c) JR東海が、大鹿村釜沢の三正坊、豊丘村の本山(ジンガ洞)の残土置場(三正坊は仮置き場)について環境調査の結果や保全計画などを両村に送付、HPに公開(『信毎』3日『中日』3日)。JRの調査結果等については、JR東海>工事の安全・環境の保全・地域との連携(長野県)環境保全の計画にあります。大鹿村内発生土仮置き場における環境保全について(2019年8月2日に更新)豊丘村内発生土置き場(本山)における環境保全について。後者について次の画像に注目


アドレスの赤丸部分「motoyama(モトヤマ)」とローマ字で書いています。「本山」は「ほんやま」と読みます。JR東海が計画の前に地域のことをきちんと調査していない一つの表れと思います。あるいは土足で踏みにじっている表れ。それはそれとして、大鹿の仮置き場については希少種の移植が適切な時期に適切に行われるか監視、注視しなくてはならないと思います。なにしろ、JR東海さんは本山でこんな実績がありますから。

8月2日(b) 愛知県文化会館・美術館で開催中の「あいちトリエンナーレ」で展示された「平和の少女像」について、トリエンナーレの実行委員会会長代行の川村名古屋市長が実行委員会委員長の大村愛知県知事に対して、展示の中止を求める抗議文を提出(『朝日』・『中日』3日)。河村市長は2日会場を訪れたあとの取材で どう考えても日本人の心を踏みにじるものだ。即刻中止していただきたい と述べています。主催者側へ脅迫的なものを含む抗議について河村市長は、それこそ表現の自由じゃないですか。自分の思ったことを堂々と言えばいい と語ったそうです。表現の自由の問題以外に大きな問題があると思います。川村市長、大村県知事はともに実行委員なのに事前に展示内容を知らなかった。つまり自分たち自身でやったことなのですから今頃になって文句を言うべきでない。自分達の迂闊さを証明しているようなもの。リニア建設促進期成同盟会が結成された1973年頃はまだ超電導リニアは実現が確実といえるものではなかったのです(現在も)。リニアについても彼らは明暗あらゆる側面から得失を考えているわけではない。しかし、みんな長年リニア推進で頑張って来たのに、静岡県知事は水を差すなみたいなことをいう。一貫した姿勢をとるなら、今頃になって展示内容に文句を言うべきでない。現在、中央から地方まで、権力を握っている政治家たちの程度が分かる事件だと思います。さて、リニアの問題で日本で一番キャンキャン吠えている大村知事の対応は?

まるで子供だね。この写真は7月29日「もし(リニア事業が)止まったら国土交通省の責任、ひいては安倍政権の責任だ」と述べているところですが、背景の市松模様、よく見ると「あいちトリエンナーレ」のロゴですね。

8月2日(a) 『赤旗』記事 "愛知県知事は住民守れ 大型開発見直しへ 環境団体が交渉"。7月30日、愛知県内の18の公害患者や環境団体などが、大村愛知県知に環境を破壊する大型開発の見直しを要請。「リニアを問う愛知市民ネット」が参加。

8月1日(b) 『信毎』記事 "「説明不十分」静岡県側見解 リニア JR回答案に"。

8月1日(a) 『南信州』記事 "中間駅は18~24歳重視を 飯伊期成同盟会 リニア講演会で加藤さん"。 ⇒ 関連項目で内容を紹介する飯田市のページへのリンクをはっています。もう削除されてます。お役所は過去の記録は残したくない? チラシのPDFコピー