出来事・ニュース:2024年06月
予定、7月6日 リニア大深度と周辺工事の中止を求める首都圏ネット結成記念の講演会&シンポジウム『掘るのは怖い、乗るのも怖いリニア』。会場は神奈川県川崎市。詳細は案内チラシを。
予定、6月27日 ストップ・リニア!訴訟控訴審の第2回口頭弁論。東京高裁、午前11時開廷。裁判所前集会は午前10時15分から。午後1時から衆議院第2議員会館で報告集会。詳細は、案内チラシを。
6月30日(h) 『信毎』3面 "自民・西田氏、北陸新幹線大阪延伸へ「地方負担軽減を」"。
6月30日(g) 『南信州』2面 "綿半HD 飯田と東京の2本社制に 原点回帰し物流拠点増強"。
6月30日(f) 28日の県議会のリニア早期開業を求める意見書案決議について:『南信州』11面 "リニア早期開業を 県議会が意見書提出へ" は、「県議会6月定例会で28日、リニア中央新幹線の一刻も早い開業の実現を求める意見書案が提出され、全会一致で可決された」としています。全会一致であれば共産党も賛成したという意味になるんですが…。29日の『中日』は、「意見書案を可決した」と、「全会一致で」とは書いていません。共産党の山口典久県議は一般質問で県知事に「長野などリニア中央新幹線の沿線10都府県でつくる建設促進期成同盟会は、6月7日に開催した総会で、早期開業を推進することを確認したと報じられておりますが、これは住民の理解だけでなく、これまで事故が相次いでいますが、工事の安全性等においても重大な問題が生じかねないと考えます。建設工事は一度立ち止まり、しかるべき検証を行うべきと考えますが、いかがでしょうか…リニア中央新幹線に関しまして、この間、リニアを必要とする社会的前提が崩れてきているのではないでしょうか。一つは、地球温暖化など気候危機の打開は待ったなしになる中で、新幹線の3倍も4倍もの電力を消費することは、時代に逆行することではないでしょうか。もう一つは、新型コロナ禍でテレワーク等の普及で、住まい方、働き方にも大きな変化が現れて、高速移動手段を絶対視する社会からゆとりを持った社会への転換を求める声が広がっていることです。高速鉄道を使った出張等のニーズが減ってきています。この点でも、建設工事は一旦立ち止まり、しかるべき検証を行うべき」と質問していましたが、本当に全会一致だったのでしょうか。
6月30日(e) 『中日』8面 "三六災害 大鹿で慰霊祭 「大西山崩落跡 守っていかねば」 「山の向こう見えた」米山さん 「よくここまで復興」小沢さん"。「熊谷英俊村長は『犠牲の上に今の生活がある。悲しい記憶を守り、安心安全な村にしたい』と話した。」
6月30日(d) 『朝日』17面 "後継者不在 村長引退できず 77歳「不本意だが」3選出馬へ 「奇跡のむら」下條 なり手候補に声かけ…断られ 報酬や裁量 乏しい魅力"。後に候補が出ようが出まいが、辞めるべきだと思いますね。次の任期途中に死ねば、どうなるのということです。おなじことです。問題の解決を先送りするだけ。
6月30日(c) 豊丘村伴野地区(伴野区民会館)でリニアが壬生沢川を越す部分(「阿島北高架橋ほか新設」)の工事についての説明会が開かれる。参加者によれば、質問に対して、ケーソン基礎の中詰め材に要対策土は用いないと、また、ケーソン基礎の周辺の井戸などへの空気漏れの調査について、飯田の中間駅のケーソン工事についても行うのかとの質問には、ケーソンの側に調査井戸を掘って水位水質の変化を見るとの答えだったそうです。後者については、半径1㎞範囲のという指定の意味は、既存の周辺の井戸について、という意味と捉えるのが普通でしょうから、なにか的外れの回答のように思います。なお、大鹿村、飯田、喬木や豊丘の説明会でケーソン基礎についての説明は、かなり異なっています。(1)飯田では、ケーソンの下部に作業員が入り掘削を行うという部分の説明は全くなく、つまり「ニューマチックケーソン工法」の用語も使われませんでした。中詰め材自体の危険性の少なさと、基礎部分から漏れだす可能性の低さの説明だけがされました。(2)大鹿村(6月4日)では小渋川橋梁の工法との関連で飯田(2月28日の説明会)では「ニューマチックケーソン工法」なので中詰め材として要対策土を用いるが、小渋川橋りょうは工法が違うので要対策土を使うことはないと質問に答えています。飯田の工事について「ニューマチックケーソン工法」と聞いたのはこれが最初でした。(3)喬木(6月24日)(やたぶん豊丘でも)の説明会では、「ニューマチックケーソン工法」の工事のやり方の説明がされていました。「それ以外の橋脚の基礎の工事の仕方」についても説明がされました。どちらも飯田では説明のなかった部分です。(4)喬木(やたぶん豊丘でも)の説明の「それ以外の橋脚の基礎の工事の仕方」では土曽川付近の3つの橋脚の基礎は建設できないのかという点が疑問として残ります。また、「それ以外の橋脚の基礎の工事の仕方」と「ニューマチックケーソン工法」とどちらが費用がかかるのか、飯田のやり方は、わざわざ費用がかかる方法を選んでいるようにも見えます。とすれば、なぜなのか? JR東海はこんごどれだけの要対策土が出てくるかは分からないといっています。要対策土の処理を場当たり的に行おうとしているんじゃないのか。
6月30日(b) 『信毎』の28日の大鹿村リニア連絡協議会を伝える記事: "「大鹿で発生の残土は村内2カ所で使用」 JR東海、連絡協で説明"。この記事を読んで、大鹿村で出た残土は全て村内で処分すると誤解している方がいるようです。JR東海が連絡協議会で示したスライド(=配布資料)には「大鹿村内の災害復旧工事への活用について」として「以下、2箇所の災害復旧に中央新幹線の発生土を活用できるよう、国交省および大鹿村と調整中です。(活用土量約13万㎥)」となっています。私が聞いた印象は、残土の活用先として災害復旧にも使いたいが、具体的な場所として「三正坊の仮置き場B(*)から近い」(1)栂村沢堰堤への工事道路と(2)村道赤石線の崩落個所で、関係機関と調整中というものでした。記事の見出し「『大鹿で発生の残土は村内2カ所で使用』」は誤解を招きやすい書き方だと思います。13万㎥といえば、本線トンネルで約870m分ですよ。まだ本線トンネルの掘削は約7㎞以上残っています。また現在も村外へ運び出しているんですから、村内で今後出てくる残土の全量を村内で処理するはずはないでしょう。* 大鹿村内発生土仮置き場における環境の調査及び影響検討の結果について(令和4年12月更新版)によれば三正坊の仮置き場の容量は約11万7千㎥。ここは農地に戻す予定で撤去を求められています。13万㎥に少し足りない分は、今後、除山・釜沢非常口から出てくる残土を足せばよいという考えなんだろうと思います。。
6月30日(a) 『静岡新聞』 "大自在(6月30日)バッドニュース・ファースト"。「5月にはリニア中央新幹線の工事に関連し、JR東海が岐阜県内での井戸の水位低下を同県に報告するのが遅れ、県側が反発する事態もあった。大井川の水問題もある中、なぜ「報告遅れ」の悪影響に思いが至らないのかまったく理解できない。」
6月29日(o) 『日経』39面 "企業誘致「量より質」に転換 新潟・佐渡、安定雇用・成長めざす 長期的な移住・定住へ "。
6月29日(n) 『信毎』29面 "飯山駅前のホテル誘致巡る調停 市と事業者、条項案合意 4階建て・補助金上限3.6億円に"。
6月29日(m) 『信毎』22日 "どう描く下條のあす 村長選7月2日告示(下) 期待と不安の中で どう道筋 リニア残土使う「道の駅」一帯再開発構想"。
6月29日(L) 『信毎』9面 "JR西日本、大糸線の割引パスを販売へ"。
6月29日(k) 『南信州』1面 "悲しい記憶 伝え残す 大鹿村 三六災害の慰霊献花式"。1961年6月の豪雨災害では、大鹿村では大西山が崩れて多数の犠牲者が出ました。建設省の小渋川砂防出張所の職員6名が犠牲になっていました。記事は、国交省天竜川上流下線事務所の「吉田所長は『この地域は中央構造線の影響で地盤がもろく、災害が起きやすい。先輩の尊い犠牲の上に立ち、砂防活動で地域の安心安全を守っていく』と思いを新たにした。」と書いています。 関連: 国土交通省中部地方整備局 > 【記者発表】三六災害慰霊献花式、『信毎デジタル』6月3日 "「山」と「谷」の今昔 変わる姿 変わる事情 崩れ その2「大西山」"。
6月29日(j) 『中日』26面 "タワマン2棟目 眺望台無し 名古屋 話が違う…1棟目住民 差し止め提訴 積水ハウスと主張食い違い"。東京の国立では、積水ハウスは富士山を見えなくするマンションの撤去を決めました。名古屋のタワマンの住民が話が違うというのは、別のタワマンが眺望をさえぎるという点。しかし、その既存のタワマン自体が周辺の住民の景観を壊していることもあるはずです。こんごどうなるのか…
6月29日(i) 『中日』15面 "つながる三遠南信 川と生きる"。記事は佐久間ダムだけ取り上げていますが、天竜川には、ほかに、泰阜、平岡、矢作、船明と大きなダムがあって「砂が流れなくなったため、中島田砂丘(浜松市中央区)など遠州灘の砂浜の浸食も進む。たまった砂を下流に流す方法が検討されている」。大鹿村内で仮置きされている残土の一部を災害対策復旧事業に活用するという説明がありました。6月26日の連絡協議会では委員から河川敷に作る道路は増水ですぐに流れて造っても無駄ではないのかという声が出ていました。流された土砂は現在でも堆砂で困っている小渋ダムに流れていきます。小渋ダムの堆砂もいずれは下流に流すなり運ぶなりしなくてはならなくなるはず。コンクリートのダムでいつまで砂を留め置けるのか?
6月29日(h) 長野県議会がリニアの早期開業実現を求める国への意見書案を可決:『中日』14面 "リニア早期開業を 国への意見書可決 県議会"。もう、中止すべき時期に来ているのにのんきなはなしです。
6月29日(g) 『中日』9面 "運賃箱 高速バスは引退 新紙幣発行で JR東海バス"。
6月29日(f) 『中日』8面 "小林製薬 開示また後手 紅こうじ死亡疑い 76人追加 「腎疾患以外にも調査」釈明 厚労相は怒号"。小林製薬からの報告が遅れたことについて武見厚労相は「『何をやっているんだ』と怒鳴った」そうです。そもそも、機能性表示食品の制度を作ったのは自民党政府のはず。JR東海の労災事故や水枯れ被害などの報告が遅れた時、そうそうそれから開業時期が延期されたことも、市町村や県、国交省は、「ダメじゃねーか」といいます。そもそも無理無謀なリニア計画を誘致したり認可したことが間違っていたはずなのに反省がない。
6月29日(e) 『朝日』16面 "読書欄書評:『「モディ化」するインド 大国幻想が生み出した権威主義』 日本が目を背けた不都合な実像 評・三牧聖子"。書評の中で三牧さんは、インドのモディ政権のやってきたことを簡明に説明しています。なにか安倍晋三さんと同じようなことをやってきたように思います。三牧さんの「日本が目を背けた不都合な真実」という指摘はそのことじゃないですが。
6月29日(d) 『朝日』7面 "官民ファンド巨額損失 国陳謝 国の責任・公表先送り疑い 明言せず 廃止含め 見直しへ有識者会議"。
6月29日(c) 『毎日』 "リニア地下掘削工事中止求める 川崎で市民団体 /神奈川"。
6月29日(b) 『静岡新聞』 "3者合意「条件つかず」 水回復巡り 鈴木知事 JRと認識共有強調【大井川とリニア】"。
6月29日(a) 『月刊日本』という雑誌の7月号に、『国商』の著者・森功さんの "リニア新幹線 安倍晋三・葛西敬之の大罪"、と立憲民主党の篠原孝衆議院議員の "保守こそリニアに反対を! 日本の美しい自然が破壊されていいのか" がのっています。森さんは「真の狙いは他国への輸出です。本来、超電導リニア技術が実用化できるならば、日本のような山の多い国ではなくアメリカやヨーロッパのような平坦な国で利用すればいい。しかし、欧米はすでにリニア開発から撤退している。本当に需要があるかどうかは疑問です。」といっています。「真の狙いは他国への輸出」という見方については、森さんは無理でしょうといっているわけですが、逆にアメリカへで建設するよといっているのは日本国内への宣伝のため(参考)という指摘もあります。が、よく考えて見れば、アメリカじゃ相手にされないよという点は同じ。「欧米はすでにリニア開発から撤退している」という部分は、歴史的には、こういうことがありました。
6月28日(g) 『信毎』2面 "ローカル線分岐点 臨時バス乗客1便5人以下 JR西など運行 大糸線白馬-糸魚川間"。
6月28日(f) 『信毎』9面 "長電バス 県外から入社運転手に100万円 5年以上勤務が条件 賃貸費用も補助"。
6月28日(e) 『南信州』2面 "県会一般質問 リニア水資源対応など 改革信州 竹村直子氏"。
6月28日(d) 『中日』24面 "リニア新駅談合 排除命令「適法」 東京地裁、2社の請求棄却"、『信毎』29面 "リニア談合2社の請求棄却"。
6月28日(c) JR東海が2023年度の環境調査の報告を公表:『中日』14面 "昨年度の環境調査で水位低下確認されず JR東海"、『信毎』2面 "大鹿 井戸1カ所水位低下続く JR東海 23年度環境調査"。⇒ JR東海 > "令和5年度における環境調査の結果等について【長野県】" 。「参考資料1」(p469)にトンネルの掘削の進捗状況があります。除山非常口からの先進坑(静岡工区まで約4940m)の掘削は約1100m掘ったとしています。2022年度版では約700m(「1割程度」はおそらく間違い)です。1年間に約400m掘削したので1カ月当たりの掘削ペース(月進)は約33mです。残りは3840mです。今のペースで約116.4カ月、9年8カ月程度かかると計算できます。先進坑の掘削完了は2035年1月になってしまいます。さらにガイドウェイの設置、電気工事、試運転などで2年程度はかかるので開業は2037年以降になるでしょう。こういう「無責任な」計算ができてしまうのは、JR東海の報告書で先進坑と本坑部分の連絡トンネルを掘っていたことを書いていないからです。おそらくその分を考慮すればあと5年11カ月程度かかるのではないかと思います(2030年3月=2029年度末まで+2年)。長野工区の全長8.4㎞の本線部分について掘削できたのは約1200m(≒14.3%)としています。7年間で14.3%ならあと約42年ほどかかるという計算もできないわけじゃない。なお、トンネルの湧水も含めたヤードからの排水量は当たり前なのですが増加し続けています。付近に沢とか、生活用水があれば影響を受けるはずですが、除山非常口からの掘削箇所については、アセスでは県営の大鹿発電所の発電用水しか検討対象になっていませんが、取水口のすぐ上流で50~80%減水すると予測されています。/ 『南信州』30日11面 "新たな水位低下確認されず JR東海 23年度環境調査結果を公表"。
6月28日(b) 『静岡新聞』 "【大井川とリニア】新たに高標高部 地下水位を調査 JR東海"。
6月28日(a) 27日、東京高裁でストップ・リニア!訴訟の控訴審の第2回の弁論があり、控訴人側は、岐阜県瑞浪町のリニアトンネル工事を原因とする水枯れ問題をとりあげ陳述をしました。陳述で今後調査報告が出るはずという部分について、裁判長が関心をしめしました。次回は10月10日午前11時から、その次は2025年1月23日の午後1時30分から。報告集会では、リニアを取材しているフリージャーナリスト3氏の話を聞きました。そのなかで瑞浪の事故について、掘削をすぐに中止しなかった点についての質問に、岐阜担当部長が答えに困っている様子から、NATM工法の場合は、まず水を抜いてしまうという工法の原則に基づいて工事が行われているという印象を受けました。言いかえると「やったもん勝ち」だ。共産党の本村伸子衆議院議員、立憲民主党の山崎誠衆議院議員と篠原孝衆議院議員の挨拶がありました。篠原孝氏は、富士山の下にトンネルを開けるといったら誰もが反対すると思うが、南アルプスの下にトンネルを開けるのはそれと同じことではないのかと述べました。杉尾秀哉氏や福田淳太氏をしっかり教育して欲しいです。後日、沿線住民ネットワークからニュースが出る予定です。 / 『OurPlanet-TV』"岐阜の水源枯渇でJRの調査不足指摘〜ストップ!リニア訴訟控訴審"。/ 『赤旗』28日 "リニア工事で井戸枯渇 東京高裁 原告側が意見陳述"。
6月27日(g) 『日経』48面 "私の履歴書・本庶佑(26)静岡 医師不足解消へ仕掛け 打ち出した医科大学院大構想"。ノベール生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏は前静岡県知事の川勝平太氏に招かれて2012年に静岡県立大の理事長になったそうです。本庶氏の川勝評は「経済学と医学という専門分野は全く異なるが、馬が合いお互いに話しやすい間柄だった。彼は非常に頭脳明晰で弁がたつ。ご存じのように時に失言し足をすくわれるが、政治の才にもたけていたと思う。」。途中で辞めてしまっても、実際の問題として、リニア計画の無理筋を明らかにして、地方の政治家として大きな功績を残したことはたしか。
6月27日(f) 『日経』18面 "国産旅客機実現 安全性が高い壁 MSJ教訓 ノウハウ継承なお厳しく 国主導、民間は冷ややか"。
6月27日(e) 『南信州』2面 "飯田商工会議所 実証タウン 産業界も推進 通常総会 10年を地域考える機会に"。「原会頭はリニアについて『三遠南信の連携で飯田市と縁のある元浜松市長の鈴木康友氏が静岡県知事に就任したことは、今後の工事の進展に大いに期待が持てる』とし、『延期になった10年を前向きに捉え、まちづくりや産業振興をしっかりと考えたい』と強調した」。
6月27日(d) 『中日』13面取材にあたっている記者の皆さんのコラム "やまびこ:帰り道"。大鹿村で行われた、たぶん6月4日の説明会を取材した時のことらしいですが、説明会のあとで取材を受けてくれた住民が気をつけて帰るようにといってくれたが、気遣いある優しい住民たちがリニアを巡って対立するのはなぜかと…。身の丈にあっていない、地域が背負いきれない計画に乗っかってしまったのが原因じゃないかと私は思います。だから、村の理事者の責任は非常に重いと思いますね。
6月27日(c) 『中日』12面 "高さ制限 部分的緩和検討 飯田市 県駅周辺の景観配慮案たたき台"。
6月27日(b) 26日夜、大鹿村リニア連絡協議会。JR東海からの説明は、6月3・4日に行われた説明会の内容とほぼ同じでした。委員から、伊那山地トンネルについて青木川工区は中央構造線部分を掘り終わっても蛇紋のある区間があるはずで、それはどれぐらいのものなのかという質問があって、約1㎞との説明がありました。また、小渋川非常口と釜沢非常口の間の蛇紋岩については先進坑を掘るまで存在が分からなかったといっていました。大鹿村内に仮置きしてあるヒ素などを含みむ要対策土は5000㎥で、蛇紋岩は含まれず、これまでに、小渋川非常口と釜沢非常口の間で出て来た蛇紋岩はトンネル坑内に保管していますが、その量は不明です。青木川工区の蛇紋岩区間の1㎞のあいだで、どんなふうに蛇紋岩が存在しているのかは説明はなかったですが、1㎞の区間のトンネルを掘る部分の全部が蛇紋岩であった場合は、「掘削断面積100㎡」×「1000m」= 10万㎥(掘って体積が増えると15万㎥程度か) というとんでもない数字になるんですが、また、蛇紋岩以外の要対策土がこれからどれだけ出るか分からないと、JR東海はいってます。要対策土は管理型処分場や産業廃棄物処分場で処分すべきだけれど、付近にはこれだけの量に対応できる施設はないとの説明もありました。それなら、この工事はもやは中止するしかないのではないか。それでも傍若無人、得手勝手、傲岸不遜、放辟邪侈にやろうとするのか。5月16日労災事故についての説明がありました。スライドのタイトルは「主要地方道松川インター大鹿線半の沢道路改築事業におけるバックホウ転倒事故について」となっていました。事故原因は「バックホウ運転手が移動時に進行方向を目視確認しなかったため、路肩の位置を把握できていなかったこと」と説明しました。新聞報道は、「松川盛り土工事」、「リニア残土置き場…松川町生田」などと書いていましたが、JR東海の今回の説明で明かなように、半の沢の盛り土工事の一環で起きた事故だったので、各紙の書き方は適切とはいえないでしょうね。/ 『信毎』28日 "「大鹿で発生の残土は村内2カ所で使用」 JR東海、連絡協で説明"。この記事を読んで、大鹿村で出た残土は全て村内で処分すると誤解している方がいるようです。JR東海が連絡協議会で示したスライドには「大鹿村内の災害復旧工事への活用について」として「以下、2箇所の災害復旧に中央新幹線の発生土を活用できるよう、国交省および大鹿村と調整中です。(活用土量約13万㎥)」となっています。私が聞いた印象では、残土の活用先として災害復旧にも使いたいが、具体的な場所として三正坊の仮置き場Bに近い栂村沢堰堤付近と村道赤石線の崩落個所で、関係機関と調整中というものでした。記事の見出し「『大鹿で発生の残土は村内2カ所で使用』」は誤解を招きやすい書き方だと思います。/ 『南信州』30日11面 "JR東海 工期延長 あらためて報告 大鹿村でリニア連絡協議会"。
6月27日(a) 25日夜、JR東海は、飯田市北条地区住民対象に非公開で懇談会を行い、席上、中間駅の工期が5年9カ月延長され2031年12月末の終了になると説明:『信毎』2面 "県内駅工期 5年9カ月延長 JR見通し 飯田に建設 31年末まで"、『中日』12面 "県駅工期5年9カ月延長 31年12月に JR東海、懇談会で見通し"、『南信州』1面 "JR東海 工期延長、開業遅れ「おわび」 県駅工期5年ずれ込む見通し"、"要対策土で水質調査継続"。
6月26日(e) 『朝日』1面 "官民ファンド 955億円損失 海外インフラ支援 投資失敗続く 民間出資は2%のみ"、7面 "安倍氏の「肝いり」巨額損失 官民ファンドの海外投資 都市開発や鉄道 次々頓挫"。「海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)」はテキサス新幹線の投融資額417億円について、着工の見通しがたたないこと、事業に加わったアムトラックが既存債務の整理を求めてることなどから全額を損失計上したそうです。「安倍晋三元首相がトップセールスした米国の新幹線事業などで次々に損失を被った。失敗を隠すかのように、損失の公表を先送りしてきた国土交通省の責任は思い」。さて、JOINとは関係ないですが、ワシントンとボルチモア間の超電導マグレブ(リニア)についても、政府は約8億円を出しているはずなんですが、どうなっているんでしょうかって、アセスの手続きが停止してもう3年も何も進展がない状況です。日本のリニアも似たようなものじゃないかと思いますね。ただし、見込みがないのに工事を始めてしまったのが大失敗でした。/ 『日刊ゲンダイ』 "安倍政権キモ入り官民ファンド累積赤字1000億円 国交省は失敗公表を先送り=朝日新聞が報道"。/ 『信毎』27日7面 "国内短信▼海外都市開発で巨額赤字"、『NHK NEWS WEB』28日 "インフラ海外展開支援の官民ファンド 昨年度700億円超の損失"。/ 政府がJOINに出資した金額は2014年以降2700億円。リニアに財投で融資した金額はその10倍以上になると思います。リニアも安倍晋三氏の置き土産。
6月26日(d) 『中日』1面 "豪雨に強い新幹線に JR東海 盛土の安全研究 運転見合わせ 減らせる可能性"、11面 "がいし塗り直し不要に 東海道新幹線 年200回の作業削減"。話題になってるのは線路の盛り土。この規模の盛り土でも今頃になって研究をしているわけで、トンネル残土を処分するための谷埋め盛り土なんかはJR東海は道路工事の盛土の指針を基準に設計しているわけで、本当に大丈夫なんでしょうか。許可する県は、安定計算の適否を判断する能力が無いそうです。書類が揃えば可なんだそうです。
6月26日(c) 『日経』18面 "関西私鉄、負債10年で最大 再開発など設備投資71%増"。
6月26日(b) 『信毎』2面 "県会一般質問 リニア開業延期巡り 知事「地域に寄り添い対応」"、『中日』13面 "大鹿の井戸2カ所 水位低下 県議会で県報告"。
6月26日(a) 『信毎』2面 "ボーリング調査 静岡でも早期に JR東海社長 会見"。
6月25日(m) 『静岡新聞』 "記者コラム「清流」 空港のにぎわい"。
6月25日(L) 『静岡新聞』 "薬液注入目的 丁寧な説明を 岐阜、リニアで専門家"。
6月25日(k) 『静岡新聞』 "やじ、批判 鳴り潜め…淡々と 鈴木知事 デビュー戦 "。
6月25日(j) 『静岡新聞』 "静岡県議会 知事初論戦 公園用地取得「進める」 浜松新野球場で答弁"。
6月25日(i) 『静岡新聞』 "静岡県議会6月定例会 代表質問要旨"。
6月25日(h) 『静岡新聞』 "本田副市長退任を正式表明 静岡市、後任は国交省から人選"。
6月25日(g) 『信毎』21面 "町営バス 予約型乗り合いに 辰野町 小野区-中心部 実証実験へ"。/ 『中日』26日 "辰野 町営バス 昼は予約制に 10月からの飯沼線 町が協議会で素案"。
6月25日(f) 『信毎』7面 "水通しやすい地点掘削か 岐阜水位低下 JR東海が見方"。
6月25日(e) 『信毎』2面 "出生数減やリニア巡り議論 県会 きょうから一般質問"。
6月25日(d) 『日経』16面 "期待の北極海航路 太陽フレアで通信障害も 思わぬ死角 対策必要に"。
6月25日(c) 『南信州』2面 "広域視点で整備促進を 下伊那土木振興会が提言書"。
6月25日(b) 『信毎』3面 "新たに離着陸担当管制官 主要8空港 羽田事故の再発防止案 人による監視 人材不足が壁 システム整備と両輪も課題山積"。
6月25日(a) 『中日』7面 "工場ヒストリア 第3部 のりもの編 進化は続くどこまでも epsode 1.日本車両製造豊川製作所(愛知県豊川市)"。日本車両製造はJR東海の子会社(『Bloomberg』2008年8月15日 "JR東海:日本車輌をTOBで子会社化-262億円、リニア実現へ(2)")。
6月24日(d) 『日経』3面 "自動運転の基地局手続き 半年から数週間に短縮 「レベル4」普及後押し"。
6月24日(c) 『中日』7面 "社説:北陸新幹線 まず情報公開の徹底を"。北陸新幹線の大阪延伸について、石川県議会が米原ルートへの変更を求める決議をしました。小浜ルートは住民の反対でアセスメントが進んでいないようです。「ここに至ってルート再考を求める声が高まるのは、直近の費用対効果の試算など、必要な情報が十分に明らかにされてこなかったことにも要因があるのではないか。与党の決定ありきで、延伸ルートへの広い理解を得るための真摯な姿勢に欠けていなかったか、国は省みる必要があろう。」。米原ルートだと東海道新幹線の過密ダイヤが問題になるらしいんですが、新幹線の乗車率は5から6割のはずなので、東京と大阪の間の本数を減らせば問題ないのではとは思いますが、そもそも、これ以上に新幹線が必要なのだろうかとも思いますね。在来線をきちんと維持した方が良いのではないかと。⇒ 「新幹線 移ろう誘致熱」
6月24日(b) 『朝日』6面 "序破急(社説):黒沢大陸 科学・社会社説担当:夢の技術は逃げ水のように"。リニアの開業も「逃げ水」みたいになって来ているきょうこのごろ。この社説を書いた黒沢さんは「イノベーションは狙って起こせるものではない。実現を前提に将来の計画を決めるのは危険だ。新技術が遠からず実用化するかのような印象を与え、目下の課題の解決をそれに委ねようとするなら、問題の先送りに過ぎない。」といっています。関連で ⇒ 「開業は遠いほど輝いて見え、近づくほど手ごわくなる」
6月24日(a) 23日と24日、JR東海は喬木村内の2つの会場で「阿島北高架橋ほか新設」の工事説明会を開催。『南信州』25日1面 "阿島北工区 工期を29年3月末に延長 10月ごろヤード造成工着手へ"、『信毎』21日 "工期延長 喬木で説明 JR東海 高架橋など3年間"。つづきを読む
6月23日(b) 『南信州』9面 "南部公共バス 利用者数は9年ぶり増 南部対策協議会が通常総会"。
6月23日(a) 『赤旗』 "リニア事業 再検証を 水枯れ・労災多発で本村氏 衆院法務委"。「本村氏は『(今年)1月下旬に地域の皆さんがトンネルを見学した時に湧水があり、3月には住民がJR東海に工事の即時停止を要求した。なぜ5月まで工事を止めなかったのか』と追及。」
6月22日(g) 『南信州』2面 "人口減や災害対策に30億円 県議会6月定例会開会"。阿部知事は、「リニア中央新幹線の早期開業に向けた取り組みを巡っては、4月の丹羽俊介JR東海社長との直接会談、今月7日の建設促進期成同盟会への参加と岸田文雄首相らへの要望活動を報告。『東京一極集中から多極分散型国土への転換を促す大きな契機』とした上で、『伊那谷や木曽谷が新しい暮らし方や働き方を実現できるよう、「リニア開業に伴う新たな圏域形成に関する関係府省等会議」の力を借り、市町村や関係者とともにまちづくり、地域づくりを進めていく』と語った」
6月22日(f) 『日経』15面 "新幹線グランクラス一部値上げ"。
6月22日(e) 『信毎』25面 "学歴発言の上越市長 信越化学工業に謝罪"。『信毎』の記事を読むと市長の失言を引き出した「企業誘致で市外から人材を獲得できるという質問」の趣旨がちょっと理解できません。一般質問通告一覧によれば、信越化学工業の新工場の誘致活動をしなかったことについて2名の市議が質問通告をしています。そのうち丸山市議が「市長はあらゆる分野において人材不足が生じていると言われるが、企業誘致において何をもってして人材不足なのか」などと問うたようです。中川市長は答弁のなかで「工場で働いているのは高校卒業レベルの人で、頭のいい人だけが来るわけではない」(『BSN新潟放送』)と述べたようです。企業の人材と、地域の人材では意味が違うと思うんです。企業誘致すれば何とかなるという発想もどうなのかなとは思いますね。Yahooニュースに配信された『BSN新潟放送』19日 "「頭のいい人だけが来るわけではない」中川幹太 上越市長が“学歴差別”ともとられる発言 発言撤回し謝罪も…"、『UX新潟テレビ』19日 "「高卒レベルの人も・頭のいい人だけが来るわけではない」化学メーカーに中川市長が不適切発言-議会で弁明【新潟・上越市】"。
6月22日(d) JR東海の株主総会関連記事:『静岡新聞』 "リニア「真摯に取り組む」 JR東海社長、株主総会で"、『日経』15面 "ビジネスTODAY:リニア、なお課題残す JR東海総会 水位低下や工期"、『信毎』2面 "JR東海株主総会 工事見通し問う声 社長「真摯に取り組む」"。株主総会に出席された方のレポート
6月22日(c) 『静岡新聞』 "リニア工事巡り「生態系破壊を懸念」 静岡地裁差し止め訴訟で原告s"。
6月22日(b) 『静岡新聞』 "難波静岡市長が苦言「環境保全措置の説明を」 リニア山梨側工事の3者合意"。
6月22日(a) 『静岡新聞』 "「スピード感に期待」 湖西市長、鈴木知事に"。
6月21日(f) 『静岡新聞』 "静岡空港新駅 対話の扉開くか 県要望30年超 リニア交渉術?JR社長一転柔軟姿勢"。
6月21日(e) 『南信州』1面 "チョイソコ 初年度の日平均は19.9人 松川町 新デマンド交通 徐々に浸透"。
6月21日(d) 『南信州』1面 "公共交通維持へ具体策 二種免許取得支援も 南信州地域協議会が総会、『信毎』17面 "飯伊の公共交通「回復途上」 協議会 23年度 輸送自認4.9%増"。
6月21日(c) 『赤旗』10面 "クローズアップ:リニア工事 水枯れに怒り "説明遅い" "信用できない""。
6月21日(b) 『中日』26日 "米原ルート検討求め決議 北陸新幹線延伸 石川県議会が可決""、『信毎』7面 "「米原ルートに変更 検討を」 北陸新幹線延伸で石川県議会が決議"。
6月21日(a) 『朝日』11面 "インタビュー 経済学者・暉峻淑子さん 豊かさとは何か"。「自分の人権を考えるということは、相手の人権を考えることでもある。本当に豊かな社会、本物の民主主義の社会とは、だれもが自己肯定感を持って生きられる社会といってもいい。権力を持つものは、1人ひとりの『健康で文化的な最低限度の生活を営む権利』(憲法25条)を保障し、『自己責任だから』といって排除してはならない…ここを出発点にすべきです」「組織の中の公務員であっても一人ひとりは人権を持った個人なのです。権力を背に不正行為を押しつけるのは、かけがいのない個人として公務員を扱っていないということ。10年近く『安部一強』が続く中で起きた民主主義の毀損(きそん)は、今も回復されていません」。リニアも安部さんの置き土産、「公務員」を「JR東海職員」とおきかえてもよいかと。
6月20日(L) 『静岡新聞』 "大自在(6月20日)知事所信表明"。
6月20日(k) 『静岡新聞』 "社説(6月20日)鈴木知事所信表明 幸福実感できる県政を"。「リニア中央新幹線を巡っては、推進の立場であるものの、大井川の水資源と南アルプスの自然環境保全との両立を堅持する―との姿勢を改めて明確にした。JR東海との対話を、スピード感を持って進めると言うが、岐阜県での地下水位低下について、同県への報告が遅れたJRの対応は軽視できない。対話を重視しつつも、決して安易な妥協はしないよう求めたい。」
6月20日(j) 『信毎』9面 "岡谷茅野線10月から減便 アルピコ交通 一部通学・通勤バスも"。
6月20日(i) 『日経』5面 "鉄道整備 区間外も運賃増 国交省検討 新線などに投資促す"。
6月20日(h) 『南信州』1面 "飯田市 路線バス利用回復傾向 23年度運行実績 地域公共交通市民会議"。
6月20日(g) 『赤旗』10面 " "市民の願い届けます" 党道議団が議会開会日宣伝"。「北海道新幹線の札幌への延伸が2030年以降に延期された問題について、巨大な岩塊の存在や残土処理の見通しが立たないことなどを指摘。小樽など並行在来線のバスへの転換も運転手不足で前提が崩れているとし、『延伸計画の検証を』と述べました」。
6月20日(f) 『中日』17面 "木曽 ツアー会社CEO講演 関係者ら100人参加 木曽地域の観光 訪日客目線で"。「リニア中央新幹線が開通すれば、乗車目的で来日する人が木曽にも流れ込む」?
6月20日(e) 『朝日』26面 "「企業誘致、頭いい人だけが来るわけではない」 上越市長、議会で発言 批判受け撤回・陳謝"、『BSN新潟放送』19日 "「頭のいい人だけが来るわけではない」中川幹太 上越市長が“学歴差別”ともとられる発言 発言撤回し謝罪も…"。
6月20日(d) 『静岡新聞』 "知事の経営感覚評価 県議会各会派 踏み込み不足の声も"。
6月20日(c) 『静岡新聞』 "スピード強調 康友色 随所に 県議会や市町にも配慮【知事所信】"。
6月20日(b) 『静岡新聞』 "連合静岡に謝意 知事、県政課題に全力"。
6月20日(a) 『静岡新聞』 "三島市長 知事言及の駅南北自由通路 実現へ「足並み」"。
6月19日(k) 『静岡新聞』 "【時評】リニア、富士山巡る静岡県課題 地域住民の生活こそ第一(楊海英/静岡大教授)"。
6月19日(j) 『静岡新聞』 "静岡空港 続く人手不足 コロナ禍収束で需要好転、地上支援手薄に"。
6月19日(i) 『静岡新聞』 "リニア燕沢残土置き場の環境評価、結論持ち越し 静岡市協議会 市長「ほぼ最終確認」"。
6月19日(h) 『信毎』23面 "JR長野総合車両センターで車両から煙"。
6月19日(g) 『信毎』9面 "駅のホームドア 佐久で製造強化 高見沢サイバネティックスが物流拠点新設 検査・保管担い 生産のネック解消"。
6月19日(f) 『日経』14面 "トンネル工事のコンクリート吹き付け 鹿島が自動化システム 作業員の手間軽減"。
6月19日(e) 『日経』5面 "航空燃料の不足 官民で対策検討 経産省や国交省が協議体"。
6月19日(d) 『日経』2面 "電機大手、物流再編の嵐 三菱電機、セイノーに売却 ITサービス "。三菱電機は物流子会社・三菱電気ロジをセイノーHDに売却すると発表。東芝は20年に物流子会社をSBSHDに、日立は関連会社の日立物流を23年に米投資ファンドに売却。
6月19日(c) 『中日』20面 "ボーリング調査 再開へ リニア工事 静岡と山梨の県境付近"、『信毎』7面 "ボーリング・掘削工事合意 山梨県・静岡県・JR東海"、『静岡新聞』 "山梨側リニア工事を3者合意 静岡県、JRの対策評価"。
6月19日(b) 『朝日』25面 "北陸新幹線 米原ルート「なし」"、『信毎』7面 "北陸新幹線大阪延伸 小浜ルート堅持確認 与党整備委"。
6月19日(a) 『岐阜新聞』 "リニアトンネル工期20カ月延長、29年度完了 岐阜・恵那市工事、JR東海「生活・環境へ十分配慮」"。JR東海は、岐阜県恵那市内のリニアの「第2大井トンネルほか」工区の契約について工期を40カ月から60カ月に延長。ざっとで1.5倍に伸ばしたのですが、南アトンネルの長野工区も全般的には工期は約1.5倍はかかると思われるわけで、リニアのもともとの計画の工期の見積もりが適切じゃなかったといえる、一つの根拠となると思います。/ 『中日』20面 "リニアトンネル工事 2年遅れ29年度完成 岐阜・恵那でJR東海"、『信毎』7面 "岐阜のトンネル工事 27年中→29年度中に JR東海、遅れる見通し"、『静岡新聞』 "岐阜の工事遅れ 完了29年度中に JR東海"。
6月18日(f) 『赤旗』5面 "インド列車衝突45人死傷"、『NHK NEWS WEB』 "インドで列車衝突事故 少なくとも8人死亡 犠牲者増えるおそれ"。
6月18日(e) 『信毎』19面 "飯田と周辺運行路線バス 中高生と小学生以下 8月のみ運賃値下げ 利用掘り起こし狙い"。
6月18日(d) 『信毎』6面 "仏南西部 持続可能な観光へ 温暖化影響で対策加速 コンテンツ多様化・鉄道利用促進"。
6月18日(c) 『赤旗』10面 "訪問介護危機打開せよ 当長野県議団が知事に要請"。リニアについての要請は、「リニア工事で要対策土、水位低下など新たな問題に直面する住民の不安や疑問、工期延長に対してJR東海に丁寧な対応と説明、調査をもとめること」
6月18日(d) 『南信州』7面 "7月から1往復減便 高速バス名古屋線 昼神温泉郷のバス停1つに"。/ 『南信州』20日1面 "高速バス利用の観光客に対応 昼神温泉 7月から直行便のダイヤ改正"。
6月18日(c) 『南信州』6面 "しんきん羅針盤:若年層が戻ってくる地域になるためにできること"。
6月18日(b) 空飛ぶクルマの話題:『中日』3面 "核心:空飛ぶクルマ 日米連携"、『日経』17日12面 "1億人の未来図:リニア・空飛ぶクルマ 超高速移動時代に 6000万人都市圏誕生、ニッチ産業・文化も花ひらく"、『信毎』17日3面 "NEWS そこ知りた隊:空飛ぶクルマ」いつごろ実現するの?"。『信毎』は子供向けの、『日経』は子供っぽい大人向けの記事。『日経』の記事は「2050年にはリニア中央新幹線や空飛ぶクルマなどの高速移動技術が国内外で普及する見通しだ…1億人の距離が近づけば新しい産業や文化が花開き、都市と地方の2拠点に暮らす人も増えそうだ」なんて書いています。大阪府の吉村知事は21日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』の中で橋下徹氏に「はっきりと『有人ドローン』『人乗りドローン』と言わないと。『空飛ぶクルマ』というと、クルマ(として)走れないじゃん、こんなん嘘やんか、という人が絶対出てくる。」と指摘され、「技術的にはドローンだ。これはドローン」といったそうです(*)。昔から空飛ぶクルマというアイデアはあって、普通のクルマの形をしたクルマに羽根を生やしたようなものがあったと思います(Convair Model 118)。車の免許のほかに飛行機の操縦の免許も必要で、わざわざそんなものを使う人はいないと、広大な国土のアメリカでさえ、実際には普及しなかったのが事実。クルマ並みの手軽さで空を飛ぶような乗り物は、普通に考えても危なくてしょうがない。「空飛ぶクルマ」という言い方はなにかフワフワと浮ついた呼び方なことには間違いない。新幹線という隠れ蓑をつけた「リニア」(超電導マグレブ=超電導磁気浮上式鉄道)も「空飛ぶクルマ」と同じように、実は必要性や実現性のほとんどないものを無理してつくろうとしているという点で似てます。(* "万博の“目玉”『空飛ぶクルマ』、実は『(有人)ドローン』と吉村知事")。
6月18日(a) 『静岡新聞』 "リニア工事「岐阜の水位低下」 JR東海が対応説明 大井川流域市町「異常あればすぐ報告を」"。
6月17日(b) 『赤旗』2面 "「地方創生」の10年 政府が失敗認める 人口減少 流れ変えられず"。人口が生活のしやすさについて必要不可欠の数字だとは思いませんが、「デジタル田園都市構想実現会議」は政府が「地方創生」に10年取り組んできたのに「地方が厳しい状況にあること」は間違いない。本来、関係ない人口という要素だけにこだわっているから上手くいかないのではないのかと思いますね。
6月17日(a) 『静岡新聞』 "リニア開業を急ぐ沿線都府県の視線 信頼土台に課題解決を【とうきょうウオッチ 取材ノートから 記者余論】"。
6月16日(b) 『静岡新聞』 "リニアトンネル工事 静岡県、JRなどと合意へ ボーリング山梨側容認"。
6月16日(a) 『静岡新聞』 "18日から一般質問 焼津市議会"。
6月15日(m) 『東京新聞』 "朝7時から夜10時まで「ドン、ドン、ドン」 横浜環状南線「桂台トンネル」工事 騒音と揺れに住民は「限界」"。横浜市栄区桂台地区で大断面シールドトンネル工事(直径15m)による騒音・振動問題。
6月15日(L) 『(朝日別刷り)Be』9面 "山田洋次 夢をつくる(30) オッペンハマーとP・ハミル"。「ヒロシマやナガサキが恨むのは原爆を作った者ではなく、落とした者、この私だ」(ハリー・トルーマン)。リニアでは、リニアをやれと命じた葛西敬之さんやその家臣たちや国交大臣に責任がありますが、技術者や専門家に責任がないといえるのかどうか?
6月15日(k) 『信毎』25面 "山梨での労災事故隠し 建設業者側に略式命令 / 東御市の統合給食センター新設計画"。
6月15日(j) 『信毎』9面 "「上田草津線」バス運休へ 上田バス、来月から人出不足で"。
6月15日(i) 『日経』33面 "町豊なら子供十分育つ デザイナー・水戸岡氏 価値観「速い→ゆっくり」へ"(web版)。長野都市経営研究所の総会でデザイナーの水戸岡鋭治さんが講演。「水戸岡氏は時代の変化について『美しいから楽しいへ、速いからゆっくりへと変わってきている』と指摘。その上で『時速500キロの新幹線より、30キロのローカル電車の方が価値が高い。」と語ったそうです。「時速500キロの新幹線」はたぶんリニアのこと。
6月15日(h) 『日経』2面 "データで読む地域再生:バス停圏外 奈良半減 乗客数公表「乗って残す」意識喚起 空白地で公営運行"、33面 "データで読む地域再生:新潟・弥彦、燕と共同運行 バス運営に工夫 地域の足確保 松本「公設民営」利便性を維持"。
6月15日(g) 『南信州』2面 "節目の30年で活動に幕 南信州アルプスフォーラム 11月に新組織設立へ"、『信毎』19面 "「JC」OBでつくる南信州アルプスフォーラム 飯田発展 つなぐたすき 30年の活動に幕 11月にも後継組織"。
6月15日(f) 『赤旗』2面 "ライドシェア慎重に 「大前提は安全確保」 全国知事会が緊急要望"。
6月15日(e) 『中日』28面 "「空飛ぶクルマ」 万博は乗客断念 スカイドライブ、デモ飛行のみ"。リニア開業には、間に合うかも知れないけれど、頭の上をこんなものに飛び回られるのは嫌ですね。
6月15日(d) 『静岡新聞』 "リニアトンネル工事 静岡県、JRなどと合意へ ボーリング山梨側容認"。
6月15日(c) 『静岡新聞』 "モニタリング会議委員 視察 燕沢残土置き場「問題ない」【大井川とリニア】"。
6月15日(b) 『静岡新聞』 "JRのボーリング追加対応策 静岡県「一定の評価」【大井川とリニア】"。
6月15日(a) 『静岡新聞』 "リニア全線開業「時期言えない」 JR社長、工事工程変更せず"。 丹羽社長は「名古屋開業以前に大阪までの工事に着手することは財務面や工事遂行能力を踏まえると不可能」と取材に答えています。財投の活用は8年の工事休止期間の前倒しのためで、名古屋まで開業した後でなければ大阪へ向けての工事はできないので、静岡工区の着工時期が問題になると。/『中日』6面 "静岡空港 新間瀬駅「県と対話」 JR東海社長"。
6月14日(L) 『RCC』 "トンネル工事の湧水の影響か 現場周辺の井戸の水位が低下 広島・鳥取県境の国道183号鍵掛峠道路"。⇒ 中国地方整備局・三次河川国道事務所 > 一般国道183号鍵掛峠(かぎかけとうげ)道路トンネル工事に伴う井戸水位の低下について(お知らせ)。関連で広島県内の他のトンネルで起きた水枯れ:『日経クロステック』2023年1月20日 "トンネル工事の出水で井戸枯れか、広島で異変相次ぐ"。
6月14日(k) 『中日』16面 "飯田 事業計画など承認 期成同盟会が総会"。国道153号南バイパス整備促進期成同盟会と県道飯島飯田線改良促進期成同盟会が総会。後者では飯田市長の佐藤氏が「中央道の補完機能のある重要な道路。座光寺スマートインターチェンジ(IC)からリニア駅を結ぶ道路にもなるので建設促進を進めたい」と挨拶したそうです。この県道は昔は、上伊那方面へ行く主要な道路だったけれど、国道153号線、中央自動車道、西部農免道路ができてから交通量はかなり減っているはず。本当に中央道の補完機能をはたせるほどの改良をする意味があるとは思えない。/ 『南信州』15日1面 "国道153号山本-北方 早期開通目指し一丸 飯田南バイパス規制同盟会"、"中央道の補完的役割も 県道飯島飯田線 期成同盟会が総会"。
6月14日(j) 『赤旗』10面 "JRの路線切り捨てに抗議 存続を求める会が行動 札幌"。
6月14日(i) 『南信州』7面 "喬木村 排水ポンプ車 独自に配備 内水氾濫防止へ早期対応可能に"。喬木村は堰下のJR東海がリニアのガイドウェイの制作・保管ヤードの跡地利用として商業施設を建設するなど考えているようです。排水ポンプは低地を宅地や農業以外の事業用地としたために必要になったはず。とりあえず必要なんだとは思いますが、きちんと一貫した考えがあって村づくりをしているといえるのか? / 『中国』15日14面 "喬木 排水ポンプ車を導入 村役場で納車式 大雨時、迅速に対応"。
6月14日(h) 13日、飯田市議会リニア推進特別委員会:『南信州』7面 "飯田市工区の状況報告 岐阜のリニア推移低下受け"。
6月14日(g) 『日経』19面 "混載トラック運賃 2%高 荷動き回復で コスト転嫁 「24年問題」荷主も危機感"。
6月14日(f) 『日経』31面 "大井川鉄道社長に鳥塚氏"。鳥塚氏は「えちごトキめき鉄道」社長。
6月14日(e) 『信毎』2面 "リニア建設の長野担当部長に杉浦氏 JR東海人事"。/ 『南信州』2面 "長野工事事務所長に小池氏 JR東海異動"。
6月14日(d) 『信毎』9面 "県バス協会加盟75事業者 乗り合いバス収入 15.8%に回復 23年度、19年度比 「高速」「貸し切り」は伸びず"。
6月14日(c) 2012年廃止の長野電鉄八代線の代替バス路線が減便に:『朝日』19面 "長野電鉄代替バス 屋代須坂線 2割減 8月から 運転手不足が背景"、『信毎』面 "「八代須坂線」8月減便発表 長野市など 学生利用には配慮"。
6月14日(b) 『静岡新聞』 "掛川市長、空港新駅設置で「新幹線増便に影響」 市議会で見解"。
6月14日(a) 『産経』 "リニア中央新幹線「早期開業を」が半数近くに 「期待」は73% 「くらするーむ経済部!」"。
6月13日(n) 『静岡新聞』 "リニア工事で有害物質検出の報告遅れ 岐阜知事「遺憾」"。
6月13日(m) 『日経』29面 " 日本経済復活の条件(上) 人口より技術革新、将来左右"。「2023年には人口が日本の3分の2のドイツと55年ぶりに国内総生産(GDP)が逆転した…私たちの生活水準に密接な関係を持つ1人あたりGDPの順位低下はさらに劇的だ…1人あたりGDPの水準を決めるのは、人口や人口の変化率ではない。労働者一人ひとりにどれだけの資本ストックが装備されているかを示す『資本・労働比率』と全要素生産性(TFP)だ…日本でイノベーションが振るわなかったのは人口の減少が原因であり仕方ないとの指摘があるが、イノベーションの本質を理解しない誤った考え方だ」、シュムペーターのイノベーションという考え方は「どこまでも『ミクロ』で…イノベーションの担い手は、マスとしての人口を相手にしていない…」。交流人口だとか関係人口だとか、田舎では「人口」をひっかけたスローガンがけっこう普通なんですが、なんの施策もしないところで人口が増えて、「人口増加策」をしている自治体で人口が減っている現実をみれば、「人口」が地域活性化とか再生に直接関係ある要素じゃないのではないかと。イノベーションの「背景には人口の減少とは別の『時代の変化』がある」。
6月13日(L) 『信毎』20面 "構内脱線 誓う再発防止 しなの鉄道 発生1年 上田駅で研修"。
6月13日(k) 『信毎』8面 "北陸新幹線延伸契機に福井・滋賀・京都の観光開発要望"。「日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)」の提言。⇒ 6/12 進藤会長より斉藤鉄夫国土交通大臣に国土・未来プロジェクト研究会 畿北プロジェクト(近畿北部・北陸嶺南)の提言を手交しました。
6月13日(j) 『信毎』2面 "工事認可 「環境との両立前提」 - 静岡知事"。鈴木知事に共同通信がインタビュー。岐阜県の観測井戸の六価クロム検出へのJR東海の対応について、「国家プロジェクトを動かしているわけだから、うっかりミスでは済まされない。緊張感を持ってほしい」なんていってます。が、「沿線地域の住民が迷惑を受けるのだから」というコトバがすぐに出てこないあたりは凡庸すぎる政治家だなと思いますね。肝心の静岡の水問題についても「100%賛成を得られることはない。あらゆる環境が整った段階で、最終的には政治家としての決断も必要になる」なんていってます。コトバが軽い人だなと思います。/ 『毎日』のインタビューに、「リニア計画に懐疑的な態度を示している自民党の石破茂・元幹事長に対しては『(リニアを)何の疑問もなく進めておいて、今さら何を言うのか。そこはちょっと無責任だ』と批判」したそうです("静岡知事「今さら何を。無責任」 リニアに懐疑的な石破茂氏を批判")が、一般的には「過ちては改むるに憚ること勿れ」っていいますね。積水ハウスをみならうべきです。
6月13日(i) 『日経』13面 "客への回答、AIで瞬時に JR東海 問い合わせ対応効率化"。客じゃないんですが、JR東海さんに何か質問すると、後ほど改めてお答えするというのが普通です。電話を受けた職員さんは、たぶん上司に相談してから回答をするという仕組みのようです。このニュース、なにかジョークみたいな感じです。「従来は対応する社員が社内規定を細かく調べる手間があった」と記事が書いています、客からの質問なら、昔の落語に、東京駅で新橋までの切符を買う客のために、駅名を忘れてしまった客のために、窓口の駅員さんが鹿児島だったかまでの駅名を全部いうというのがありましたが、今のJR東海さんはそんなことをやってたんですか!?。
6月13日(h) 『日経』10面 "BYD、モノレールでも攻勢 車載電池や通信技術活用 海外市場の開拓目指す"。⇒ BYD Skyrail (跨座式)、BYD Skyshuttle (雲巴)。HSST(リニモ) が競争できる分野じゃないかと思いますが、リニモと同様の技術は中国は持っているので…
6月13日(g) 『日経』13面 "食品8社、卸と物流電子化 データ連携、作業減 味の素・カゴメなど 24年問題解決狙う"。
6月13日(f) 『赤旗』13面 "日本年金機構の電子申請プログラム 「元号」のみ → 西暦入力可へ 厚労省が宮本徹議員に説明"。リニアとは関係ないように思えますが、リニアの開発が始まったのは昭和。建設が始まったのが平成。完成するのは令和のうちなのか、今上天皇陛下は64歳、静岡工区が着工してたぶん15年以上かかるとすれば、現上皇が56歳で即位して86歳で退位してますから、完成した時は次の元号になるかもしれないわけです。世間一般では西暦が普通になってきているのに、JR東海や国交省や県、市町村の文書は基本的に元号です。実際、リニア関連でいつ何があったのか確かめる為に、元号と西暦の対照表を作って使っています。ところで「2027年」開業という目標は、現上皇が77歳の時に2025年から変更されました。世間一般では「2027年開業」といって来たわけですが、2027年に上皇は94歳ですから、臣民は天皇陛下のご長寿を願うべきであるので、元号でなく西暦を使ったのは不敬ではないかと思いませんか?
6月13日(e) 12日、長野県公共交通活性化協議会:『中日』12面 "過疎、運転手不足 確かな「足」確保 官民連携 県が地域交通計画 28年度まで5年間 利用1億人に回復目指す"、『信毎』2面 "バス路線 効率化議論へ 人口減受け県 区間の重複解消など"。
6月13日(d) 12日、静岡工区の環境保全策を確認する国交省の有識者会議が島田市で開催:『中日』3面 "岐阜水位低下 情報共有訴え リニア有識者会議"、『信毎』2面 "水位低下 JRは詳細情報を 国交省会議 岐阜の工事巡り有識者"、『静岡新聞』 "【リニア工事】地下水問題巡り、JRに要望相次ぐ 島田で国交省モニタリング会議 報告精度や監視改善"、"リニア工事着手巡り、静岡県とJRが行政手続き協議 国加えた実務会合も開始"。「岸谷審議官は行政手続きの進捗(しんちょく)状況などを確認したとし、『小異を捨てて大同につくというスタンスで引き続き協議を進める』と述べた。」(『静岡新聞』)そうですが、「小異を捨てて大同につく」はもとは「小異を残し、大同につく」。水の問題や残土置き場の問題について、いつまでもこだわるのが「小異を残して」で、「大同につく」とは、問題の解決について静岡県民が納得できるまで何年でも時間をかけて議論を続ける事で、議論の結論が「大同」というわけじゃなくて、「大同」というのは、日本も他国のようにちゃんとしたアセスメントを行うことだろう思います。
6月13日(c) 『朝日』13面 "山際寿一 科学季評:「選択と集中」 変化の時代 「適応と分散」を"。「効率主義はあらゆるところに浸透し、測れるものは何でもその対象にして時間を分母に効率を目指すようになった」。時速500㎞のJRリニアなんかは効率主義の権化といえなくもないんですが、いつまでたっても完成できないという点では効率主義の正反対。
6月13日(b) 『朝日』13面 "Re:Ron × インタビュー:一般財団法人「SDGs in Sports」代表、元競泳日本代表・井本直歩子さん スポーツ界 女性理事3割 服従促す組織文化 同質な賢者たちは集団としては愚者 …"。「『賢者』ばかりの集団だとしても、同質で同じ考え方しか持っていなかったら、集団としては『愚者』になってしまう」。JR東海の社員さんは、特に幹部やリニア建設部の人たちは優秀な人ばかりなんだと思いますが、皆同じことばかり考えているので会社全体としてはリニアみたいなおバカなことをやってしまう。
6月13日(a) 『日経ビジネス』 "JR東海、静岡で豪華観光列車 ウナギ料理に込めたリニア問題解決の覚悟"。この記事は有料記事で途中までしか読めないですが…。⇒ つづきをよむ
6月13日(k) 『静岡新聞』 "社説(6月12日)エコパーク10年 持続可能な共生目指せ"。
6月13日(j) 『静岡新聞』 "13日から一般質問 島田市議会定例会"。
6月13日(i) 『静岡新聞』 "静岡空港新駅「事業者が判断」 国交相、リニア期成同盟会要望受け"。
6月12日(h) 『信毎』23面 "県世論調査協会の県民意識調査 「地域の担い手」 「公共交通機関」 過半数将来不安"。
6月12日(g) 『信毎』2面 "信州 動き出す衆院選 5区 自民に挑む野党 共闘焦点 リニア整備 姿勢に違いも"。立憲の福田氏は「リニア中央新幹線工事ではJR東海に対し、住民の不安には科学的根拠に基づいて対策を進めるよう訴える」と共産の後藤氏は「『工事をいったん止めて計画を検証すべきだ』と訴える」と。「科学的根拠」というコトバを持ち出すのは、おそらく、リニアの問題をきちんと把握できていないのだろうと思います。立憲にはリニアについて、きちんとした考えのうえで、中止すべきと主張する方が少なからずいる一方で、勉強不足、リニアについてはいい加減という方が多いのは困りものです。
6月12日(f) 『日経』37面 "荷主優位の商慣習にメス 運送代金の不当減額か 立ち入り 公取委、24年問題を懸念"、『信毎』1面 "公取委 荷主企業に立ち入り 運送業者へ代金不払い疑い"。
6月12日(e) 『日経』19面 "生コン最高値更新 6月5%高 異例の早さで浸透 先高感なお強く"。
6月12日(d) 『南信州』2面 "飯田法人会 世界の視点で経済語る 一般財団化10周年記念 竹中平蔵さん招き講演会"。
6月12日(c) 『中日』23面 "六価クロム基準値超 岐阜県に報告遅れ リニア工事でJR東海"、『信毎』2面 "基準超有害物質 JRが報告漏れ 岐阜県に 井戸から検出"。
6月12日(b) 10日、下條村が火沢の残土置場(約115万㎥)の造成工事についてJR東海と協定を結ぶ:『中日』10面 "睦沢地区残土置き場造成工事で協定締結 JR東海や下條村"、『南信州』1面 "下條村 造成工事でJRと協定 睦沢地区残土置き場 準備工事本格化は9月から"。/ 『信毎』13日2面 "下條へ残土 8月下旬にも 埋め立て工事 南木曽からも搬入 JR東海"。
6月12日(a) 『朝日』9面 "2割時短 新工法で「省人化」へ 建設業界 人手不足の解消狙う"(2割時短、新工法で「省人化」へ 建設業界、人手不足の解消狙う)。建設現場で人手が足りないという話。工法を工夫して対処すると。しかし、ある工法について説明しているんですが、従来は2本の丸パイプを並べ平面をつくっていたのをかまぼこ型断面のパイプ1本で済ますというのは文章としては分かるような気がするんですが、そもそも型枠でこういうことをする意味について説明がないので、本当に読者全員が理解できるのかどうか。実は、リニア関連の記事やニュースも説明不足というか、記者さんが理解できていないんじゃないかという印象のはありますね。
6月11日(h) 『静岡新聞』 "社説(6月11日)鈴木知事とリニア 信頼築き課題解決図れ"。
6月11日(g) 『信毎』29面 "小海線、車両不具合で4区間運休"。
6月11日(f) 『信毎』29面 "住民「富士山見えない」 都内のマンション 完成直前に解体へ 積水ハウス 計画変更→再調査 「景観への影響 検討不十分」"。続きを読む
6月11日(e) 『信毎』23面 "残土置場の阿智・清内路クララ沢工事 「実施状況 地域住民に説明を」 県がJR東海報告書に「助言」"。⇒ 長野県 > 阿智村内発生土置き場(クララ沢)に係る報告書に対する助言をJR東海に通知しました。"助言の内容"。「阿智村内発生土置き場(クララ沢)における環境保全について 令和6年4月 東海旅客鉄道株式会社」 / 『南信州』13日7面 "阿智クララ沢の保全計画に助言 県がJR東海に通知"。
6月11日(d) 『信毎』7面 "岐阜の水位低下 状況対応を報告 JR東海 住民向け説明会"、『岐阜新聞』 "リニア水位低下、瑞浪市大湫町で住民説明会 JR、薬液注入など湧水対策示す"、『静岡新聞』 "<水位低下、対応状況を説明 岐阜リニア工事でJR東海"。
6月11日(c) 『日経』5面 "日本版ライドシェア 全国に 政府、骨太の方針原案に明記へ 移動手段の効果を分析"。
6月11日(b) 『赤旗』10面 "有害残土持ち込むな リニア建設「要対策土中止 署名」"。
6月11日(a) 『中日』9面 "貨物車の需要 上昇中 24年問題 JR貨物が機関区公開"。
6月9日(d) 『中日』22面 "わが街発見 南信・中信から:南信には猫神様多数 高森には"住職"。リニアの駅ができる(かもしれない、できても電車は来ないかもしれない)北条地区のある飯田市上郷飯沼。要対策土の持ち込みに反対する署名活動で家々を廻っていると、機織りや染物が盛んだったことが関係あるのかないのかわかりませんが、ネコのいるお宅がけっこうあります。どのネコも落ち着きがあって立派です。まあ年寄りのネコが多いのかも知れないですが。落ち着きのない、うちのやつらに比べると。
6月9日(c) 『赤旗』4面 "長野・豊丘村 リニア住民説明会 JR東海が人数制限"(参考)。「虻川の安全を願う会」の代表者のかたが、JR東海に質問状を出しました。JR東海は7日に豊丘村役場に出向いて回答をすると約束しました。7日に代表者と仲間6人が待っていると、JR東海の担当者(2名)は代表者1人だけと話すとのこと。押し問答の結果3名と面談することになりました。住民は全部で7人で、会社の指示では1人としか面談しないという決まりというので、皆で口裏はあわせるから7人と面談すればいいじゃないのとの非常識な住民側の提案にもかたくなに1人だという。結局、会社に連絡して相談したのだろうと思いますが3人でということになりました。たまたま、この押し問答を目撃したんですが、せっかくの優秀な職員をこんな子どもの使いみたいな使い方をしていてはこの会社は早晩だめになるだろうなと思いました。まあ、リニアをやろうと決断した時点でダメなんですが。で、2人の職員さんは、係長と平で、いずれも青い作業服を来ているんですが、足元をみると、普通のスーツを着るときはくような黒い革靴をはいていました。別にそれがどうしたということじゃないけれど。ちょと気になりました。係長さんは終始緊張した面持ち、説明はもう一人がしたようですが、説明内容は杓子定規ですが、表情は比較的豊かで、受け答えがJR東海としてなかなか普通に上手く、相手に不快感を与えない感じだったと、面談した一人が話してくれました。職員各人の自由な判断が広範囲に許されるような事業計画でないと、会社はダメになって行くんじゃないかと思います。
6月9日(b) 『日経』1面 "チャートは語る:激甚水害、都市政策呑む 被害額30年で3.5倍 「低地に人・企業」誤算"。「毎年水害は懸念されるが、実は被害面積は大きな変化はない。問題は面積当たりの被害額が急増している点だ…高リスクの低地に人や企業を集積させる結果を生んだ」。リニア計画と時期を合わせて、豊丘村や高森町は天竜川に近い低地に企業を誘致したり、誘致するために産業団地の拡張を行いました。このような問題点が明らかになりつつあった時代の中でリクスの高い施策のほうを選択したようにみえます。
6月9日(a) 飯田のリニア駅工事での要対策土の活用に反対するネット署名活動に対するフェースブック上のコメント ⇒ スクリーンショット。
6月9日(a) 喬木村の6月議会の開会のあいさつで市瀬村長がリニア工事の1日も早い完了を要請する姿勢を強調:『南信州』1面 "市瀬喬木村長 「一日も早い村内工区の完了を」 開業の遅れ受けJRに要請へ"。
6月8日(e) 『赤旗』5面 "地方路線の維持必要 JR北社長に真下道義強調"。
6月8日(d) 『日経』12面 "完成直前マンション 解体 積水ハウス 東京・国立で 周辺住民が反対"。
6月8日(c) 『信毎』7面 "自民片山氏が静岡知事選で対立候補支援か-県連、調査要求へ"。
6月8日(b) 『中日』15面 "アルピコ交通×長電×台北メトロ 観光促進に向け協定へ 記念乗車券を13日に発売"、『信毎』9面 "アルピコ交通と長野電鉄 一緒に観光促進 台湾の鉄道会社と協定 記念フリー乗車券発売"。
6月8日(a) 7日、リニア建設促進期成同盟会の総会は早期開業の推進を確認し、総会後、沿線8県の知事が官邸で要望活動。岸田首相は「現行の想定時期の下、整備が適切に進むように環境、水資源の状況やJR東海の財務状況を厳格にモニタリングし、必要な指導と技術的支援を行っていく」と述べる:『信毎』1面 "首相 37年全線開業「支援」 工事遅れで懸念広がる中"、3面 "早期開業の推進 確認 沿線知事 期成同盟会総会で"、『日経』4面 "リニア「37年開業」堅持 品川-大阪 首相、戦線首長に表明"、『中日』3面 "リニア全線開業「共有」 期成同盟会 JR東海との対話強調"、『朝日』6面 "リニア2037年全通 国が支援へ 首相、「骨太」に盛る方針"。/ 『南信州』9日1面 "リニア 開業遅れも「一致団結を」 建設促進期成同盟会 沿線知事ら終結し総会"、"1面コラム「日言」"。沿線各地の工事の遅れについて「JRの丹羽社長は『静岡工区の遅れの範囲内で家業時期に影響をあたえるものではない』としたが、沿線住民はたががはずれたように工事が長くなることを懸念している」(『南信州』「日言」)。「たががはずれたように」は上手い表現だとおもいます。そう感じている人は実際多いとおもいます。/ 『静岡新聞』 "リニア期成同盟会総会初参加の鈴木知事「スピード感持って」 早期開業へ期待の声次々、ムード一変し〝団結〟"、"岸田首相「リニア2037年全線開業へ指導、支援」 期成同盟会要望受け 鈴木知事も同行"。/ 『朝日』11日21面 "「リニア早期開業を」 連携の強化を確認 静岡工区着工向け 沿線の知事"。
6月7日(i) 『静岡新聞』 "記者コラム「清流」 選挙後からが取材本番"。
6月7日(h) 『静岡新聞』 "環境政策の継続、鈴木知事に要望 リニア事業で市民団体"。
6月7日(g) 『南信州』7面 "JR東海 阿島北工区説明会実施へ 喬木村長 26年末の工期 遅れを想定"。喬木村議会全員協議会で喬木村は、「阿島北高架橋ほか新設区間(阿島北高架橋区間430m、阿島トンネル170m、壬生沢高架橋区間470m)」について6月23日(阿島北対象)、24日(全村対象)にJR東海が工事説明会を開くと説明。工事契約期間は2026年3月末。市瀬村長は「堰下ガイドウェイ制作・保管ヤードについても触れ、『26年末で地権者との賃貸契約が切れる。契約が終わらなければ跡地利用計画も進まない。いつまで使うのか、秋をねどに何らかの返答をいただけるよう要請した』とした」。
6月7日(f) 『信毎』8面 "買いたたきなど 荷主573社を注意 公取委 物流業界調査"。
6月7日(e) 『信毎』19面 "「戸草ダム」記載なし 天竜川河川整備計画変更案"。
6月7日(d) 『朝日』15面 "列車ワンマン運転 4両編成でも開始 JR東海、25年度"。
6月7日(c) 『朝日』14面 "てっぱく発 鉄路さいさい:トンネル進入時 破裂音を小さく 新幹線 長くとがった先頭車両"。
6月7日(b) 『朝日』11面 "私の視点 月島倉庫最高顧問 北川洋子:物流「2024年問題」の解決法 無理難題は拒む運送業へ"。
6月7日(a) 『赤旗』10面 "愛知の水足りている 岐阜など 徳山ダム巡り公聴会"。
6月6日(i) 『朝日』9面 "福島季評 安東量子:成田闘争にみる 雪解けの底流 己の至らなさ 自覚した時に"。「対立する問題があった時に、言葉による調停ができなければ、残るは、暴力か圧制くらいしか選択肢はない。それなら対話の方がマシに決まっている。ところが…少なからぬ利害関係の当事者は対話をしたがらない…多くの場合、守りたいものがある人をないがしろにしたまま、いくつもの『ポイント・オブ・ノーリターン』をしばしば無自覚に踏み越えることによって、対立は激化していく…(福島原発事故では)社会に内在する慢心、組織防衛と保身を最優先にする無責任さを、事故によって突きつけられた…事故以降、私たちの社会は多くの分断を抱えてきた。いま、その至らなさを忘却しようとしていることは、同時に、和解への道をも失おうとしていることを意味しているのかもしれない」。
6月6日(h) 『信毎』8面 "トラック運転手30年度36%不足 野村総研推計 残業規制主因 輸送量は34%上昇"、『中日』6面 "トラック運転手36%不足 30年度推計 残業規制強化が主因"。
6月6日(g) 『日経』13面 "新幹線で「ゆうパック」輸送実験"。
6月6日(f) 1日に飯田市内で行われたリニアトンネルで出たの要対策土の処理、活用についての学習会の記事:『南信州』7面 "発生土テーマに学習会 リニア線住民の会"。科学的見地に基づく見解を「持論」て書いちゃダメですね。記者さんもう少し勉強すべきです。
6月6日(e) 『赤旗』11面 "ライドシェア阻止を 自交総連が国会前行動"。
6月6日(d) 『赤旗』10面 "列島だより:山形 トンネル覆う草木"。2022年8月の豪雨災害以降運休している米坂線のようす。『日経』35面 "米坂線「JRによる復旧と運営を」"。新潟県知事が定例会見で米坂線は基本的にJR東日本が復旧すべきと述べる。花角知事は「『鉄道は大量輸送という特性だけでなく、災害時のネットワーク機能や地方創生という観点もある』と強調」。
6月6日(c) 『中日』3面 "静岡空港新駅設置を要望へ 国などにリニア同盟会"。
6月6日(b) 『静岡新聞』 "鈴木知事、JR東海社長と初面会 リニア工事「水確保と生態系保全 堅持」強調"、『朝日』7面 "リニア 一転対話路線 JR東海社長 静岡知事と初会談"、『中日』3面 "「リニア必要性は理解」 静岡知事、JR東海社長に"、"着工向け信頼構築狙い 知事選から10日で面会"。/ 『朝日』7日15面(長野県版) "リニア巡り静岡知事 「水と環境保全堅持」 JR東海社長と初会談 丹羽氏「今後も緊密な意思疎通を」"。
6月6日(a) 『静岡新聞』 "JR リスク管理強化 岐阜の水位低下受け 静岡県要望に回答【大井川とリニア】"。
6月5日(L) 『日経』15面 "「みどりの窓口」臨時増設 JR東 首都圏15駅、繁忙時に"、"「えきねっと」やスイカを集約 専用アプリ28年度導入"。
6月5日(k) 『日経』14面 "連結トラック、人出不足の解に 長さ倍で荷物も倍、鴻池運輸が導入 福山通運は150台追加"。
6月5日(j) 『静岡新聞』 "静岡空港新駅要望へ リニア同盟会 高速交通網構想 国、JRに総会後"。
6月5日(i) 『静岡新聞』 "先進ボーリング 県境339メートル到達 JR東海公表【大井川とリニア】"。
6月5日(h) 『信毎』19面 "旧立場川橋梁 富士見の鉄橋 撤去方針 町長答弁 災害リスクや保存コスト懸念 鉄道史上貴重 映画「怪物」撮影も 「活用議論を」「やむを得ない」声さまざま"。リニアの天竜川橋梁だとか高架部分もいずれは、かなり近い時期に、こういう議論の対象になるはず。廃墟観光の目玉になるとか。災害リスクがあるとか。目障りで不愉快だからさっさと壊せという意見も出るだろうと思います。もう建設は中止した方がいい。まあ橋脚一つくらいは、「地方を壊す物」という銘板を付けて保存してもよいかも。
6月5日(g) 『信毎』9面 "しなの鉄道 5期ぶり最終黒字 24年3月期 営業赤字は4期連続"、『日経』29面 "しなの鉄道、5期ぶりに最終黒字"。
6月5日(f) 『赤旗』11面 "新婦人支部 新潟駅ウオッチング 「横断できず」「トイレどこ?」 声集めて市に改善要望"。
6月5日(e) 6月4日、大鹿村でJR東海の2回目の説明会:『中日』12面 "大鹿・トンネル2工区工期 29年、30年夏ごろまで JR見通し"、『信毎』1面 "工事の延長 大鹿 不安も延長 JR「最大4年近く遅れ」村内で説明会 「いつまで我慢を」 村民ら"。/ 『朝日』6日21面 "工期3~4年遅れ 県内のリニアトンネル JR見通し 県駅も「工期内難しい」"、『中日』12面 "「見通し甘い」「応援したい」 大鹿の2工区 最大4年延長 JR東海 説明会に住民が批判と理解"、『赤旗』6日(=時事)13面 "リニア掘削 3年の遅れ 長野・大鹿村 JR東海が説明"、『南信州』1面 "JR東海 大鹿工事 最大で4年の遅れ 南ア完了は30年夏に"、"大鹿村長 「住民への影響最小限に」 リニア工事の遅れ受けJRへ"、『日経』6日35面 "トンネル工事 3~4年遅れ リニア長野工区 JR東海が説明会"。/ 『赤旗』6日13面の記事は時事からの配信。「当初想定に比べ掘削完了までに2年半~3年の遅れが生じ、舗装完了はそれぞれ2029年夏」という部分、南アルプストンネルは道路トンネルじゃないので「舗装の完了」ではなく、「覆工・路盤等の工事の完了」です。/ 『毎日』(長野県版)6日 "リニア工事、最大4年延長 JR東海、大鹿で住民説明会 /長野"。
6月5日(d) 『中日』14面 "ダンプの死角 児童が体験 JR東海と町 中央小で交通安全教室 松川町"。/ 『信毎』6日18面 "ダンプの運転席 児童が死角確認 松川中央小校庭で 残土運ぶ車両に注意 交通安全教室"。/ 『南信州』7日6面 "ダンプ特有の危険知って JR東海 松川中央小で交通安全教室"。
6月5日(c) 『朝日』27面 "温室ガス削減へ「まっとうな政策を」 科学者と市民連携"。⇒ 日本の気候変動・エネルギー政策の課題と提案
6月5日(b) 『朝日』17面 "水資源や環境の保全 リニア着工する前提 静岡知事 JR社長に伝達へ"。
6月5日(a) 『静岡新聞』 "静岡・鈴木知事、斉藤国交相と初面会 リニア工事、岐阜の水位低下へ「指導」要請"、『朝日』28面 "リニア「必要性は理解」 静岡知事、国交相と面会"、『信毎』2面 "静岡知事、リニア解決へ国関与求める"。
6月4日(j) 『毎日』 "国交相が川勝氏への皮肉 「静岡県知事が来るのは初めて」"。/ 『静岡新聞』5日 "静岡・鈴木知事、斉藤国交相と初面会 リニア工事、岐阜の水位低下へ「指導」要請"。/ 『日経』5日5面 "リニアと水問題「両立を」 静岡県知事、国交相と面会"。
6月4日(i) 『静岡新聞』 "JR東海社長、岐阜知事に謝罪 岐阜リニア工事水位低下で"。/ 『毎日』5日 "水位低下 報告遅れを謝罪 JR東海社長、岐阜県知事に /岐阜"。JR東海社長は県知事には頭を下げるんですが、水位低下で迷惑を受けた住民に対してはどうなんでしょうか。県知事に頭を下げるのは、県知事の顔に泥をぬったからごめんねという程度の意味だと思いますね。川勝さんのように、環境影響評価の予測について、しっかり突っ張らなかったのが、古田知事の大失敗だと思います。/ 『朝日』5日28面 "JR東海社長が岐阜知事に陳謝"、『中日』5日24面 "JR東海 岐阜県に陳謝 水位低下の情報共有遅れ"、『赤旗』5日4面 "JR東海社長が岐阜知事に陳謝 リニア工事で"、『信毎』5日2面 "岐阜の水位低下 知事に謝罪 JR東海社長 リニア巡り"、『静岡新聞』 "JR社長 岐阜知事に謝罪 リニア工事 水位低下問題 「今後密に報告」"。←この記事は、「一方、JR東海は同日、長野県大鹿村で進めているトンネル工事に関し、2026年9~11月に終わるとしていた工期が最大4年ほど遅れるとの見通しを示した。同村で開いた住民説明会で明らかにした。」と書いているんですが、全体の流れからなにか唐突な印象もあるんですが、実は…
6月4日(h) 『静岡新聞』 "【鈴木知事就任1週間】リニア問題、関係者との面会意欲/空港直下の新幹線駅「将来の課題」"。
6月4日(g) 『静岡新聞』 "工事巡る報告体制「事前の協定必要」 掛川市長 岐阜水位低下で【大井川とリニア】"、『毎日』 "岐阜へ報告遅れ苦言 水位低下 JR東海に掛川市長 /静岡"。「大井川の水に影響があった時の補償に関して『自治体や住民に立証せよと言われても困難。状況に変化があった時、誰の責任でどういう調査をするのか定めておかないと泣き寝入りすることになりかねない』と語り、県とJR東海が着工前に協定を結ぶ必要性を主張」。
6月4日(f) 3日夜、大鹿村で、村内のトンネル工事の進捗状況と今後のいつまで工事が続くのかの見通し、それから一部に要対策土を活用する自社変電所用地の造成について、JR東海が説明会を大河原地区住民対象に開く:『信毎』2面 "大鹿2トンネル工期延長 JR東海「地質もろい」"。
6月4日(e) 『信毎』7面 "静岡知事、JR東海社長とあす面会へ"、『静岡新聞』 "鈴木静岡県知事とJR社長 5日、面会へ リニア問題で意見交換"。
6月4日(d) 『日経』17面 "JR西日本初個人向け社債 優待でポイント付与"。
6月4日(c) 『南信州』2面 "豊丘村長 JRに丁寧な説明求める リニア開業時期の遅れ受け"。
6月4日(b) 『中日』7面 "中部9県試算 運輸業 1万5285人不足"。
6月4日(b) 『朝日』7面 "ライドシェア参入「制限撤廃を」 米ウーバーCEO 変動価格制も提言"。関連で、『赤旗』2面 "ライドシェア法制化に固執 首相、全面解禁狙う 背景に重鎮への忖度"。
6月4日(a) 『JBpress』5月31日 "ローカル線「赤字なら廃止」は“世界の非常識”…なぜオーストリアは「儲からない」鉄道を運行し続けられるのか?"。
6月3日(a) 『日経』9面 "経営の視点 編集委員・西條都夫:新規事業がつまづく理由 「目標ありき」の愚かしさ"。「まず目標を決め、そのために必要な資金や技術や人脈などの経営資源を獲得しようする目標主導(goal-driven)でなく、手持ちの資源を最大限生かそうとする手段主導(means-driven)の姿勢」が成功する起業家の思考パターンなんだそうです。JR東海のリニア計画は、目標主導ですから、これは上手くいかないだろうと思うんですが、記事は、「いわゆる伝統的大企業(JTC)の新規ビジネスの大半が失敗する理由も見えてくる」といっています。
6月2日(e) 『静岡新聞』 "時論(6月2日)「政治決断」極めて重い"。
6月2日(d) 『南信州』1面コラム「日言」。1972年のストックホルムの会議の「宣言は、自然も生活もひとくくりにして『人間環境』と呼んだ。そして、保護、改善の必要性について『人間の福祉、人権、生存権の享受のため』とした」といっています。しかし、執筆者は環境の考え方には、自然環境と生活環境の区別すべきだといっている。宣言は「自然のままの環境と人によって作られた環境は、共に人間の福祉、基本的人権ひいては、生存権そのものの享受のため基本的に重要である。」と書いているのでコラムの執筆者の宣言の理解は間違っています。で、「リニアの議論など見ていると、法制上では自然環境が重視されているようにも見える」としてるんですが、実はリニアの場合は、どちらも軽視しているのが実態。
6月2日(c) 『南信州』2面 "南信州広域連合 リニア生かした地域振興支援を 県議会委に陳情書提出"。
6月2日(b) 『日経』7面 "仏鉄道信号事業 日立が買収完了 タレスから"。
6月2日(a) 『信毎』1面 "ローカル線分岐点 大糸線利用底上げ 壁高く 白馬-糸魚川臨時バス始動 乗客わずか 関西へのPR効果 不透明 不便イメージ 払拭も課題"。 / 『毎日』11日 "北陸新幹線に接続のJR大糸線を“増便” 臨時バス、初日は客まばら"。
6月1日(k) 『静岡新聞』 "知事表敬、静岡県内首長ら続々 リニア、大学統合…意見交換"。
6月1日(j) 5月29日「明るい(長野)県政をつくる県民の会」総会:『赤旗』10面 "長野県民の願い実現へ 県政転換へ 「会」が総会"。リニア新幹線工事の問題で「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」が特別報告(報告内容)。
6月1日(i) 『信毎』9面 "アルピコHD 増収増益 売上高7.5%増 純利益13倍 24年3月期"。
6月1日(h) 『信毎』9面 "小諸駅-USJ 夜行バスが運休 JRバス関東 きょうから"。
6月1日(g) 『信毎』29面 "しなの鉄道の土砂流出 鉄道災害調査隊の報告を受け対応策"。
6月1日(f) 『信毎』3面 "JR東 運賃値上げ方針 喜勢社長「秋にも国に申請」"。
6月1日(e) 『日経』7面 "物流再編 C&F獲得に熱 SGHDがTPOB 1株5740円 「屈指の低温配送網実現」"、13面 "ファミマ、鉄道輸送を活用 トラック輸送時間半減 24年問題対応やCO2削減"。
6月1日(d) 『中日』11面 "時のおもり 池内了 :オッペンハイマーの「悲劇」 核開発競争 阻止できず"。オッペンハイマーは「1930年代の論文で、中性子星と超高密度星や、それを圧縮して形成されるブラックホールについての先進的な研究」をして、「そんな極限天体が発見される30年以上前に予言的に論じていた」。
6月1日(c) 『朝日』3面 "ライドシェア議論指示 首相、全面解禁へ 「安全前提」"。ライドシェアの全面解禁を巡っては政府内に意見の隔たりがある…河野太郎規制改革担当相は全面解禁を推しているのに対し、斎藤鉄夫国土交通相は事業者や運行区域などを制限する現行の『日本版ライドシェア』の検証を優先すべきだと主張している」のに岸田首相は「全面解禁に向けた議論を進めるよう関係閣僚に指示した」
6月1日(b) 『静岡新聞』 "岐阜のリニアトンネル工事 静岡県、JRに対応説明要望 井戸水位低下受け"、『静岡新聞』 "岐阜のリニアトンネル工事 静岡県、JRに対応説明要望 井戸水位低下受け"。
6月1日(a) 『静岡新聞』 "知事表敬、静岡県内首長ら続々 リニア、大学統合…意見交換"。