出来事・ニュース:2024年10月

終了、10月21日(a) 県駅工区の環境保全計画書への意見募集は10月21日必着。 JRの保全計画書について、県が環境の観点から意見募集をしています。新たな保全計画書は、具体的な工事の計画の範囲が広がった部分に関することと、土曽川橋りょうのケーソン基礎について、現場で発生する残土ではなく大鹿村に保管中の要対策土を中詰め土として使う変更についての修正がしてあります。問題点については、参考1参考2。詳細は ⇒ 長野県 > "中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事に対する環境保全の見地からの御意見をお寄せください" 提出期限は10月21日必着。 / 意見書を提出しました。

予定、11月24日(a) 「リニア新幹線 市民講座 in 名古屋 PART14」。講師:トンネル施工技術者・大塚正幸さん、演題「掘るのは怖い、乗るのも怖いリニア ~ 恐怖と隣り合わせのトンネル工事」。名古屋市教育館で、午後13時30分から、資料代700円。案内チラシ案内チラシ・カラー版

終了、10月10日(a) ストップ・リニア!訴訟・控訴審第3回口頭弁論。詳細は ⇒ こちら


10月31日(i) 『日経』17面 "R東、スイカで街づくり 高輪再開発エリア 来年3月27日開業"。

10月31日(h) 『日経』15面 "南海電鉄、鉄道事業を分社化"。

10月31日(g) 物流関連:『日経』1面 "トラック輸送力 落ちず 「24年問題」対応、大型車が寄与 地方では不足も 主要高速分析"、15面 "アマゾン、配送業起業を支援"、16面 "倉庫を新興の実験場に コクヨ 物流効率化、技術後押し"。

10月31日(f) 29日夜、JR東海が大鹿村で大河原地区住民対象に非公開で説明会をひらく。:『南信州』1面 "JR東海 連絡トンネル 来年4月着工 大鹿村 小渋川橋りょう建設に向け"、『信毎』11面 "大鹿の残土「仮置き場A」 要対策土、4月以降搬入 JR東海"。 (1)釜沢地区の残土仮置き場A(容量1.9万㎥、盛土高15m)に2025年4月(当初予定は2016年後半)より要対策土を搬入し2029年まで使用する。24年度末に県盛土条例について申請をする。(2)小渋川橋りょう(L=171m)工事のための連絡トンネル(L=330m)の掘削を来年4月に開始、完成は予定は来年10月。想定残土は約2万㎥。『南信州』は「連絡トンネルは掘削済みの調査坑から小渋川橋りょうの下流側に掘り進める。掘削後に橋りょう側坑口周辺を整備し、橋りょう工事に着手する」と書いているが、こういうかんじか?(3)三正坊の仮置き場Bは、搬出しており、現在4300㎥(締固め)が残っている。26年11月までに搬出完了予定。(4)上蔵の仮置き場Eの搬入時期を25年度中頃から28年度末に変更。現在2万4000㎥が残っている。(5)仮置き場C、Dは利用はしない。

10月31日(e) 『赤旗』11面 "公共交通の安全守ろう 私鉄「連携する会」 決意新たに"。

10月31日(d) 『中日』24面 "通学定期継続 券売機OKに JR東海、近鉄も"。

10月31日(c) 『中日』16面 "北村森のモノめぐり:#消えるトロリーバス 息子との思いで 名残惜しい"。

10月31日(b) 『朝日』33面 "JR貨物に改善命令へ 国交省 輪軸不正 3事業者に指導"、『赤旗』12面 "JR貨物に対し事業改善命令へ 改ざんに国交省"、『日経』42面 "JR貨物を行政処分へ 国交省 輪軸データ改ざん巡り"、『信毎』25面 "輪軸不正でJR貨物に事業改善命令へ"。

10月31日(a) 『朝日』29面 "気候変動は人権問題 若者が訴え 全国の16人 火力発電手がける10社を提訴"。

10月30日(h) 『信毎』3面 "喬木の高架橋工事など 生活や環境への 影響回避を助言 県、JR計画に"。 ⇒ 長野県 > 中央新幹線阿島北高架橋ほか新設工事に係る報告書に対する助言をJR東海に通知しました(10月29日) / 『南信州』31日2面 "阿島北の計画に助言 リニア環境保全で県がJRに"。

10月30日(g) 『日経』46面 "川氾濫、田んぼに水逃がせ 貯留区域、奈良県で全国初指定 住宅街へのリスク低減"。

10月30日(f) 『日経』2面 "社説:メトロ上場を好循環の起点に"。

10月30日(e) 『赤旗』12面 "人員不足打開の闘いへ 私鉄「連帯する会」が交流集会"。

10月30日(d) 岐阜瑞浪の地盤沈下が拡大:『中日』24面 "瑞浪地盤沈下 さらに拡大 リニア現場近く 最大4.9センチ、17カ所に"、『赤旗』1面 "地盤沈下拡大 最大4.9センチ 岐阜 リニア工事周辺地域"、『信毎』3面 "岐阜の地盤沈下続く 最大4.9センチに"。

10月30日(c) 『中日』24面 "公取委立ち入り 「全面的に協力」 談合疑い、JR東海社長"。

10月30日(b) 『中日』8面 "JR東海 19.8%増益 2336億円 運輸収入が堅調"、『日経』17面 "JR東海、純利益2%に上振れ"。

10月30日(a) ローカル線の赤字について:『朝日』30面 "JR東、ローカル36線赤字 昨年度 72区間で総額757億円"、『日経』17面 "JR東 757億円 JR西233億円 ローカル線営業赤字 存廃議論、自治体は警戒"、『信毎』3面 "ローカル線分岐点:県関係路線の赤字縮小 JR東・西公表 運輸収入増が影響か"、"1日平均乗客数 23年度は増加 大糸線 収支率が改善 JR西管内"。

10月29日(e) 『信毎』29面 "残土運搬のダンプ転落運転男性重傷 中川"。記事は、9月19日に残土運搬のダンプカーが転落事故を起こしたと書いていますが、リニア関連ではないですが、今回の事故のあった県道松川インター大鹿線(小渋線)で、同じ地籍で、2022年4月11日に、リニアの工事とは関係ない砂利運搬のダンプカー同士がすれ違いで接触して1台が転落し運転手が死亡した事故がありました。小渋線のこのあたりは、まだ道路幅の少ない場所があります。

10月29日(d) 『日経』10面 "鉄道クレカ乗車拡大 三井住友カード 私鉄・地下鉄7割に"。

10月29日(c) 『中日』17面 "日本車両が増収増益 9月中間"。

10月29日(b) 『朝日』38面 "神宮外苑 伐採に着手 批判受け約1年延期"、『赤旗』14面 "神宮外苑 伐採に着手 森守れ 市民が抗議 癒しの土地 高層ビル不要"、『信毎』30面 "神宮外苑で伐採はじまる 「樹木を守れ」と市民ら抗議"。

10月29日(a) 『朝日』8面 "整備新幹線「貸付料再考を」 財政審 実績に応じた国の徴収提案"、『中日』16面 "新幹線駅の建設 JRが費用負担 財政審が改革案"、『日経』5面 "「新幹線、JRの負担増を」 整備財源、財政審で議論"、『信毎』6面 "「新幹線駅舎費はJR負担」 財政審改革案 公費支出抑制狙い"。

10月28日(a) 『日経』22面 "プラごみ流出 32%削減必要 海洋汚染ゼロへ九大試算"。

10月27日(c) 『朝日』4面 "温暖化 1.5度超えたら「戻すの困難」 国際研究チーム CO2回収量 膨大に"。/ 『赤旗』29日14面 "「1.5度目標」実現遠く 温室ガス排出削減で国連報告"、"温室ガス濃度が23年も最高更新 世界気象機関"、『信毎』29面 "2030年 温室ガス削減2%止まり 19年比 「1.5度目標」実現には43%減 必要 国連報告書"。

10月27日(b) 『信毎』27面 "足場が崩れ転落 作業員3人死亡 高松の造船所"。

10月27日(a) 『信毎』29面 "鉄道の自動運転 国が開発へ 運転士不足を解決 地方の経営厳しさ踏まえ"。/ 『中日』28日17面 "鉄道自動運転 国が開発方針 経営厳しい地方向け"。

10月26日(f) 『南信州』7面 "飯田市 駅前広場の活用検討 プラっとフォームの立ち上げ"。⇒ 飯田市 > 「飯田・リニア駅前広場プラットフォーム キックオフフォーラム」を開催します

10月26日(e) 『日経』1面 "データで読む地域再生 星空観光 輝き増す 環境省の協議会 加入最多 香川・さぬき市 廃校に望遠鏡博物館"、33面 "新潟・村上、観測施設を公開 星空観光 胎内、最大級イベント 昼に写真教室・太陽観測"。/ 『南信州』28日2面 "各駅停車:星空観光増加"。

10月26日(d) 『赤旗』12面 "外苑 樹木伐採を容認 小池知事アセス追認受け 市民は認可反対"。

10月26日(c) 『信毎』25面 "東海道新幹線64本遅れ、回送中に異臭"。

10月26日(b) 『朝日』31面 "制御装置の頻繁な作動 原因 郡山駅の新幹線オーバーラン"、『信毎』25面 "滑走制御で制動力低下-新幹線オーバーラン"。

10月26日(a) 『朝日』1面 "全日空を厳重注意 タイヤ圧低下 交換せず運航 国交省"、『日経』37面 "全日空に厳重注意 タイヤ 空気圧低下も交換せず 国交省"。「離着陸」をするリニアでも空気圧が下がった場合はタイヤ交換をするのでしょうか。スピードがジェット機ほどではないですがプロペラ機には近いので、日常的に飛行機並みの点検整備が必要になると思いますね。⇒ 飛行機が離陸(飛ぶ時)・着陸する時の速度はどれくらい?

10月25日(h) 『南信州』3面 "衆院選長野5区 私の考え テーマ5 リニア中央新幹線"。リニアの計画の杜撰さと建設工事の進み具合の現状をみれば、リニアを活かすという考え方はあり得ないはず。こんなあてにならないものを「発展や地域を維持するために必要不可欠なインフラ」と主張する方は国会議員としては大変に頼りないと思います。また、投票のお願いの電話を、自動通話(テープ)で済ますような政党は野党ではあってもダメですね。

10月25日(g) 『赤旗』13面 "都アセス再審議を 外苑再開発「見直し」案 イコモスが批判"。

10月25日(f) 23日、リニア工事の大深度法適用の認可取り消し訴訟の口頭弁論:『赤旗』12面 "大深度法を争点に 原告 リニア工事、地上に影響"。

10月25日(e) 気候変動訴訟の第1回口頭弁論:『中日』30面 "原告「CO2安全脅かす」 気候変動訴訟 事業者側、却下求める"、『赤旗』4面 "二酸化炭素削減に責任を 「若者気候訴訟」で口頭弁論 名古屋地裁"。

10月25日(d) 『信毎』13面 "上伊那の未来 高校・大学生考えた リニア開業見据え 伊那JCフォーラム 「自転車観光や農業でファンを」提案"。上伊那で「リニアを見据えて」というのは、なにかピントが外れている感じがしますね。

10月25日(c) リニアは飛行機と比べ温室ガスの発生は少ないとJR東海は主張していますが、鉄道ならもっと少ないし、リニア建設でも温室ガスが大量に発生します:『朝日』3面 "気温「今世紀末に最大3.1度上昇」 国連が報告書 「G20が温室効果ガス削減主導を」"、『中日』4面 "温室ガス571億トン最多 23年排出量、増加止まらず 国連報告 今世紀気温3.1度上昇も"、『赤旗』1面 "現状なら気温3.1度上昇 国連機関報告 1.5度へ 「猶予あと数年」"、10面 "気候危機 最大の被害国・日本 低すぎる政府目標 鈍感なメディア この6年 最後の正念場"、『信毎』11面 "温室ガス排出量 過去最大 世界の平均気温 今世紀3.1度上昇も 23年国連報告書 対策先延ばし許されず"。/ 『赤旗』26日 "排出削減へ投資6倍必要 国連環境計画 「1.5度目標」達成に危機感 G20に大きな責任"。

10月25日(b) 『南信州』2面 "竜神大橋 豊丘側で丈夫工着手へ 期成同盟会が総会と現場見学"。総会では「竜神大橋」が「リニア中央新幹線長野県駅へのアクセス道路として重要な役割を担うことを再確認し」たそうです。たぶん、「竜神大橋」に近い豊丘村の河野地区の最北部からリニアの駅に行くには、既存の竜東一環道路と阿島橋を使ったほうが時間的にも距離的には早いのではと思いますが…。

10月25日(a) 『日経』2面 "ボーイング 生産停滞続く 7~9月は9400億円の赤字 主力小型機の製造ゼロ 受注残5400機、10年分滞留 部品生産・機材調達に影響も"。

10月24日(g) 『読売オンライン』 "衆院選2024 課題の現場(5) リニア建設いつに 中小企業は疲弊倒産増"。「自分たちが現役のうちに本当に恩恵を受けられるのだろうか……本当に建設されるのか現実味が感じられない。今はただ、リニアあるなしに関係なく、多くの人が来たいと思うような地域にしていきたい」

10月24日(f) 『朝日』6面 "米ボーイング赤字 9400億円 9四半期連続 新型機の納入延期響く"、『日経』2面 "ボーイング赤字9400億円 7~9月最終 スト・開発遅れ響く"。/ 21日『日経』10面 "労組に35%賃上げ提案 ボーイング、23日に投票"。

10月24日(e) 『朝日』29面 "鉄道事故の調査国際協力 日本提唱、初会合に10の国・地域"。

10月24日(d) 『信毎』28面 "耐震工事6割 優先度に問題 緊急道354橋 落下恐れ 全国6自治体 県内2基"、『朝日』29面 "緊急輸送路の橋 354カ所落ちる恐れ 検査院調べ 「阪神」級の地震で"、『中日』3面 "緊急輸送道上354橋 地震で落下の恐れ 検査院確認 整備優先順位も課題"、『日経』39面 "緊急道の354橋 落下恐れ 検査院6自治体調査 耐震化後回し"。

10月24面(c) 『日経』14面 "宅配、空き車両生かし効率的に 業者と荷主マッチング エニキャリ、まず都内でサービス"。

10月24日(b) 23日、東京メトロが上場、初値は売り出し価格の1200円を35.8%上回る1630円で終値ベースの時価総額は1兆円を超え、今年度最大の新規上場に:『朝日』1面 "東京メトロ上場 時価総額1兆円超 国の収入は復興財源に"、7面 "メトロ上場 軟調市場に光 初値1630円 公開価格を36%上回る 新NISA 初の大型IPO"、"延伸開業へ 続く政府関与 民間株主も意識 事業多角化"、『中日』3面 "東京メトロ上場 時価1兆円 買い注文集中、初値35%高"、8面 "市場堅調 波に乗れるか 東京メトロ上場 昭和の行革経て さらなる一歩 利用者への恩恵不透明 私鉄上位の規模へ躍進 阪急HDに匹敵"、『日経』2面 "東京メトロ上場 1兆円 時価総額、東急や西部に匹敵 脱・鉄道依存、不動産に力"、17面 "東京メトロ、上場初日「快走」 初値、公開価格比36%高 個人中心に買い 資本効率を重視 成長へM&Aも 山村社長に"、『信毎』10面 "東京メトロ 時価総額1兆円 終値1739円 売り出し大幅上回る 株式上場 利用者への恩恵 未知数"、"国・都の売却価格1200円 安すぎた?上昇分は「幻の財源」に"。

10月24日(a) 『日経クロステック』 "シールド工事で通常生じ得ない泥水流入、広島市が陥没の原因究明へ"。「チャンバーと構築済みのトンネルは隔壁で隔たっており、トンネル内への泥水の流入は通常、生じ得ない。シールド機に何らかのトラブルがあったのは間違いないと見られる。」

10月23日(e) 『信毎』31面 "JR東海など立ち入り 飯田線など 陸橋点検談合疑い 公取委"、『日経』43面 "陸橋点検で談合か 公取委 JR東海など立ち入り 受注予定者、事前決定疑い"、『赤旗』13面 "JR東海など入札談合か 陸橋点検業務 公取委が立ち入り"、『中日』1面 "陸橋点検で談合疑い 5社、JR東海も関与か 公取委立ち入り"、29面 "陸橋談合疑惑、立ち入り 企業や発注自治体 公取委の判断注視"、『朝日』28面 "JR東海など談合疑い 公取委立ち入り 跨線橋点検入札巡り"、『信州 NEWS WEB』 "陸橋の点検業務めぐり談合か JR東海など立ち入り検査受ける"。

10月23日(d) 『信毎』12面 "上信越道の岩塊撤去 見学者募集 来月16日実施 群馬・安中 「北野牧トンネル」上部"。 ⇒ 大林組 > "高速道路のトンネル直上70mの崖で岩塊掘削に挑む" ⇒関連記事は、2023年6月2023年5月

10月23日(c) 『日経』9面 "量子計算の米振興に出資 政投銀、日本企業と橋渡し"。

10月23日(b) 『南信州』1面 "環境を軸「確かなものに」 飯田市再選で佐藤さん"。「環境を軸」にというけれど、リニアでは、どれだけの市民を移転で犠牲にしたか。生活再建はできないけれど、何らか補償されるからいいんだという話ではないと思う。ワシントン-ボルチモアのリニア計画では、ボルチモア市などは、ほとんど利用しない住民たちが工事の影響=迷惑を受けることを建設反対の理由に上げているのと比べると、何いってんだという感じですね。

10月23日(a) 『中日』12面 "東京メトロきょう上場 6年ぶり大型案件 時価総額7000億円"、『信毎』8面 "東京メトロ きょう上場 時価総額7000億円規模 6年ぶり大型案件"。

10月22日(c) 伐採する樹木数を減らすなどの計画見直し案について、東京都の環境影響審議会の委員から大きな異論は出ず:『信毎』31面 "神宮外苑 月内伐採着手も"。/ 『赤旗』13面 "外苑 都が事業者案丸のみ 再開発「見直し」環境犠牲変わらず"。

10月22日(b) 『日経』15面 "ビジネスTODAY:線路保守にヒト型ロボ JR西 人手不足・高齢化に対応"。

10月22日(a) 『日経』2面 "真相真相:航空燃料、合理化の誤算 ガソリン生産減の余波、国内で不足 訪日客需要取りこぼし"。

10月21日(d) 20日の飯田市長選で佐藤氏が再選される:『信毎』3面 "飯田市長選 2期目 対話の成果は 佐藤氏再選 続く若者流出 対策急務 大型事業続き 財政厳しさも"、"リニアで「市が重視すべきこと」 「駅周辺へ民間投資」最多"。。出口調査のアンケートでリニアの「駅周辺への民間投資の促進」すべきが20%で最多だったそうです。新幹線がちゃんと走っているところでも駅周辺の民間投資は進んでいるところばかりでないのが現実。ほんとに開業できるかどうかわからないのに民間投資が集まるとは思えませんね。JR飯田線、飯田駅そばのアイパークと同じで、結局、市でもてあますしかないのでは? 『信毎』25面 "「住みたい飯田へ 礎つくる」 市長に再選 佐藤さん決意"。なるほど、飯田は住みたくないところなんだ…。

10月21日(c) 『日経』14面 "自然の再生・再興 指標作り 日本が議論先導を 香坂玲・東京大学教授"。環境影響評価は開発ができるだけ環境に影響を与えないためにやるのですが、その制度が世界的に遅れている日本です。自然を再生・再興するには、まず開発行為で自然破壊をする必要があるという意味なのかも知れません? まあ、内容が難しくて理解できてないのですが…

10月21日(b) 『日経』11面 "都心人流 コロナ前の8割 商船三井、対話促すソフト 終業後の交流は戻り鈍く"。

10月21日(a) 『朝日』18面 "記者サロン:LRT 街が変わった 栃木 500万人が利用・導入は簡単でない"。

10月20日(d) 『朝日新聞グローブ』313号 "光害 地球にやさしい明るさとは"。阿智村が星が見えることを売り出していますが、星空観察は、昔は、手軽な楽しみだったはず。東京をふくめ、日本国中どこでも、肉眼で星空を眺めて楽しむことができたのに、わざわざ遠方までお金をかけて出かけていって楽しむレジャーになってしまいました。

10月20日(c) 『日経』1面 "エコな輸送手段への切り替え 航空機も補助対象に 貨物室の空き有効活用"。

10月20日(b) 『日経』5面 "風見鶏:新幹線から考える議員像"。「選挙区の有権者の要望を国政に届けながら同時に財源や効果も踏まえて国民にとって何が最適解かを考える--。各地での新幹線の整備はこうした二律背反にみえる複雑な調整を要する身近な典型例…安易な目先の利害にとらわれていないか、困難な調整もいとわない政治家を選んできたか…」。実際におきたこととしては、西九州新幹線が佐賀県の反発で建設できずに、新鳥栖から長崎まで行くには佐賀県内では在来線に乗り換えなければならないこと、それとリニア新幹線の静岡工区を取り上げています。⇒ "新幹線 移ろう誘致熱 …"。飯田市長選の三人の候補、衆院選長野5区の一人をのぞいて残り2人は、いまだにリニア開業を前提に主張しています。財源や効果についても、実現可能性についても考えおらず、「調整」なんていう気持ちもないというしかないですね。

10月20日(a) 『日経』6面 "News Forecast:首都圏の大動脈、成長力は 23日 東京メトロが株式上場"。「ただ一段の成長には課題もある。東京メトロは24年3月期の営業収益の83%を旅客運輸収入が稼ぎ出す。競合の1~2割台に比べ鉄道事業が占める割合が高い。…上場に伴い、東京メトロはより多くのステークホルダーと向き合う。市場とともに『社会の公器』となれるか。…」。「社会の公器」っていうのは「公共交通の役割」とはちょっと違うと思います。

10月19日(g) 『現代ビジネス』 "時速500kmで日本列島を駆ける…「夢の乗り物」から現実の世界へ「リニア」の乗り心地"。FBでわらいになっていたページ。「現代ビジネス」編集部の山梨実験線のリニア体験乗車記。10月17日に乗車したらしいのですが、「乗車し、座席から車窓をながめると、新緑の景色が拡がり、東海道新幹線よりも山あいの地がルートであることを実感する。」と書いています。乗り心地は快適だったということ、開業すればすばらしいねという内容なんですから、最初のほうで事実と異なることを書いているので、記事全体がウソだということなんでしょう。それにしても、10月に新緑って書く作文力は…

10月19日(f) 『日経』5面 "官民ファンド巨額損失を検証 国交省の有識者委"。国交省の「海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)の役割、在り方、経営改善策等に関する有識者委員会」が「課題をまとめた報告書を公表」。⇒ 関連ページ:不透明、資料が残っていない テキサス新幹線

10月19日(e) 『南信州』3面 "大鹿村 鳶ヶ巣崩壊地で植樹祭 復旧工事施工の大協建設企画"。環境整備事業という名前をつけて、大鹿村はこの崩壊地の直下にリニアのトンネル残土を盛り土で処分する工事を始めています。

10月19日(d) 『赤旗』13面(紙面面) "気候変動・エネルギー政策 共産党は満点(25点) 自民・国民マイナス2点 維新1点 立民11点 気候ネット評価"。⇒ 「気候ネットワーク」 > "https://kikonet.org/content/36602"

10月19日(c) 『赤旗』10面 "総選挙 東海地方の争点:計画は再検証し中止を 問題山積のリニア"。「住民合意も不十分なまま『国策』として進むリニア計画の再検証と中止は、総選挙の大きな争点の一つ」。瑞浪大湫の水位低下について取り上げて、「環境影響評価で定めている調査を行っていなかった」としています。そのとおりで、トンネル工事については、工区ごとに、認可の後で、環境調査や保全計画を公表しているので、環境影響評をやっていないのに国交省は工事の実施を認可したことは明らかであり、環境影響評価の趣旨に完全に反しています。

10月19日(b) 『朝日・別刷りBe』4面 "歴史のダイヤグラム 原武史:石破首相にささぐる言葉"。石破氏が選挙区と東京の行き来に寝台列車を利用していたことに関連して、原さんは、石破氏は、「永田町や自民党から距離を置き、一人思索にふけったり読書したりする習慣を確立されたことが、政治家としての独自のスタイルを築く要因になった」と指摘し、石破氏に「必要なのは、『出雲』に匹敵する空間と時間を、もう一度取り戻すことではないか」といっています。

10月19日(a) 『朝日・別刷りBe』4面 "be report:水をためる場所を守る 田畑の貯水機能生かす、区域指定"(web版)。「流域治水の区域指定と様々な対策」という図解(web版で閲覧できます)があって、川べりの土地で住宅があるところで川に近い部分に盛土をすると「浸水範囲が広がったり、水位が上がったりする」ので「貯留機能保全区域」に指定して、「水をためる機能が盛り土などで損なれるのを防ぐ」と説明しています。高森町と国交省は、現在川べりに盛土をする工事をやっています(参考図=『朝日』の図解とそっくり)。

10月18日(g) リニアの飯田駅の工事で要対策土を使用することについて審議するために10月17日に予定されていた長野県環境影響評価技術委員会が、JR東海が説明資料を準備しているために延期になりました。11月になるようですが期日は未定。10月17日に予定された会議は、9月27日の審議で議論になった点について再審議するためのものでした。本来2022年秋に、要対策土の活用をすると説明すべきだったのに、2024年に工事方法を変更した点について保全計画を修正した部分が議論になっていました。

10月18日(f) 17日、第一中京圏トンネル・大針工区で7月30日起きた事故で中断していた工事が再開:『中日』31面 "落石事故で中断のトンネル工事再開 岐阜・多治見"。

10月18日(e) 『信毎』2面 "飯山ホテル 調停取り下げ 駅前に建設計画 市会が条項案否決"。

10月18日(d) 『日経』17面 "JR西、傘状防刃具を来月配備"。

10月18日(c) 車輪の圧入データの改ざんについてJR貨物が社内監査チームを設置する方針:『日経』18面 "社長直轄 監査チーム JR貨物、部品不正受け"。

10月18日(b) 17日、福岡海上保安部がJR九州高速船などを家宅捜索:『朝日』25面 "日韓高速船 海保が捜索 クイーンビートル 浸水隠し運行疑い"、『中日』28面 "JR九州子会社を家宅捜索 海保、船舶安全法違反疑い"、『日経』47面 "R九州高速船を捜索 海保、浸水隠し疑いで"、『信毎』31面 "JR九州高速船を家宅捜索"、『赤旗』14面 "JR九州子会社を家宅捜索 海保 高速船の浸水隠し"。

10月18日(a) 静岡県商工会議所連合会がリニア中央新幹線建設促進経済団体連合会の総会に参加:『共同通信』17日"リニア静岡工区の着手求める決議 県の経済団体、雇用創出を期待"、『静岡新聞』 "全線開業「37年は最低目標」 建設促進経団連、静岡も加入"、『中日』12面 "リニア沿線経団連 静岡の加入を報告"。

10月17日(g) リニアの中央アルプストンネル・山口工区で作業員が指を骨折:『信毎』30面 "南木曽の工区で作業員が大けが"。/ 『中日』31面 "リニア工事現場で作業員が指を骨折 長野・南木曽"。

10月17日(f) 『中日』28面 "瑞浪地盤沈下 最大4.4センチに リニア工事原因か 1カ月半で2センチ拡大"。/ 『信毎』2面 "岐阜の工事現場 地盤沈下さらに 最大4.4センチ"。

10月17日(e) 『信毎』9面 "宇宙太陽光発電 霧ヶ峰高原でシステム実験 世界初 諏訪東京理科大が12月にJSS・JAXAと 電気をマイクロ波化 上空5000~7000メートルから地上へ CO2排出ゼロ 2050年実用化目標"。

10月17日(d) 『信毎』5面 "松本市全域 盛り土規制 市が方針 来年度から運用"。

10月17日(c) 『日経』17面 "ANA、成田で自動化倉庫 機能集約、無人搬送車60台導入 29年に滑走路新設 貨物の「国際ハブ」へ"。

10月17日(b) 『中日』3面 "鉄道大賞に新型特急「やくも」"、『産経』16日 "鉄道大賞にJR西の特急「やくも」 愛好家の藤井聡太七冠ら選考 半個室型の座席など評価"。 ⇒ 国交省 > 日本鉄道賞について〇第23回(令和6年)

10月17日(b) 『朝日』21面 "明日へのLesson:環境にやさしい物流へ 視点転換を 都立高校入試問題から モーダルシフトを考える 東京女子大学教授 二村真理子さん"。東京の都立高校の入試問題にモーダルシフトについての設問があったそうです。中学生に鉄道のエネルギー効率の高いと教えているのですから、それがなぜなのかまで理解できているなら、高速走行だけが目的でリニアを走らせる無駄は中学生でも気付いて不思議はないはず。

10月16日(f) 『日経』15面 "東京メトロ、1株1200円 売り出し価格 時価総額6972億円に"。

10月16日(e) 『日経』5面 "ライドシェア 「アナログ版」 15地域意欲 電話予約・現金払い デジタル化に逆行"。

10月16日(d) 『日経』17面 "革新の現場:AI倉庫から生鮮品を直送 イオン、英大手と連携しロボ導入 ネットスーパー、首都圏網羅"。

10月16日(c) 『日経』47面 "土砂警戒区域 30万カ所増 国庫省見通し 高精度地形情報で"。

10月16日(b) リニアの第1中京圏トンネル(24.8㎞)・坂下西工区(約4㎞)で244mの調査掘進が終了:『中日』32面 "中京圏発 本坑工事へ 愛知・春日井 リニア調査掘削終了"、『信毎』9面 "愛知・春日井で調査掘進完了"。 ⇒ JR東海 > 第1中京圏トンネル(坂下西工区) シールド掘進工事(調査掘進)の進捗状況 (2024年10月15日)

10月16日(a) 『赤旗』16面 ""鉄路は社会的資本" 国労 公共交通考えるシンポ"。

10月14日(a) 『信毎』3面 "焦点:リニア走る飯田展望は 県駅周辺整備・まちづくり 論戦 主張分かれる3候補"。飯田市長選立候補者のリニアの駅周辺整備などについてまとめています。どの候補者も、リニア建設が、いつの日にか、完成することを前提にした議論をしています。世の中には、中止すべきという政党や政治家もいます。その辺が議論にあがらないのは困ります。候補者たちが現実を直視していないのですから。記事の最初の方にリニアの予定地近くの住民の「いつも見ていた景色が変わって寂しい。ただ、ここまで来たら、次世代のためにも早くリニアができた方がいい」という言葉がのっています。前半はその通りだと思います。しかし、後半は、その方の本心なのかどうかは考えた方が良い。駅周辺の方は、わたしが聞いた範囲では、そのほとんどの方が前半と同じようなことをいうだけで、後半は、「あとはどうなっちゃうんだろうね」というところ。「次世代のためにも」なんてことは聞いたことはありません。なぜなら、多くの人がリニアは来ない、開業はないと分かり始めたからだと思います。

10月13日(b) 『日経』5面 "米原ルート接続 「議論根拠ない」 自民京都府連会長"。

10月13日(a) 『中日』16面 "海の玉手箱(鳥羽水族館学芸員・杉本幹)106回:カモノハシ 新幹線の顔 生きものヒント"。

10月12日(f) 『日経』14面 "記者の目:名鉄、最高益も株価「鈍行」 低いROIC、リターン示せず 反転占う名古屋駅再開発"。「名古屋駅前の光景が変わりつつある。2034年以降のリニア中央新幹線の開業をひかえ、JR東海の駅工事や道路整備が進んでいる。その横に構える年季の入った建物が名鉄本社が入る名鉄百貨店などのビルだ。 名鉄は24年度中に、このビル周辺の再開発計画の方向性を発表する予定… 鉄道株は新型コロナウイルス禍からの需要回復が一服し、次の戦略が見えづらいことから低水準にある。人口減少で鉄道の通勤需要は今後も大きな成長は見込めない。」

10月12日(e) 『中日』11面 "「推しの秋」見つけて! JR東海グループがユニークな企画 新幹線と戦国ゲーム コラボ"。

10月12日(d) 『中日』11面 "ドローンで物資を自動配送 名鉄・プロドローンなど参加 愛知・佐久島で実証実験"。

10月12日(c) 不透明、資料が残っていない:『朝日』7面 "膨張予算:米新幹線 政府丸抱え 国交省官民ファンド 損失417億円 例外新設 日本企業の参画なし 事実上の損失補償 公表遅れ"(web版)。つづきを読む

10月12日(b) 『日経』38面 "運輸、過労死水準超え12.7% 政府が白書 エンタメも長時間労働"。

10月12日(a) 『日経』17面 "豊洲市場6年 苦戦続く 取扱量、目標の半分 仲卸減少 にぎわい創出へ情報発信"。

10月11日(i) 『信毎』25面 "ヘリから生コン800キロ落下 上越の山中 けが人なし"。

10月11日(h) 『信毎』6面 "中央東線の高速化、利便性向上を要望"。

10月11日(g) 『信毎』2面 "県境超え「本坑」県内到達 南木曽 中ア山口工区"。/ 『南信州』2面 "リニア本坑、初めて県境越え 中ア山口工区 掘削が長野側到達"。

10月11日(f) 『南信州』9面 "飯伊旅館組合 「駅活用で役割重要」組合員対象にリニア説明会"。

10月11日(e) 『日経』28面 "自然回復 成長と共に セミナー「企業価値を高めるネイチャーポジティブ経営」"。

10月11日(d) 『中日』15面 "飯田市長選 10.20 リニア、人工減 主張展開 立候補予定者3人が討論会"、『南信州』2面 "リニアや定住の政策は 市長選3氏が公開討論"。飯田青年会議所の主催。

10月11日(c) 『中日』11面 "木造駅舎 眺めて一献 「亀崎駅おとなり酒場」 地酒「敷嶋」酒造とJR東海連携"。

10月11日(b) 『中日』3面 "生物多様性の豊かさ過去50年で73%低下 WWF報告書 気候変動など影響"。

10月11日(a) 『朝日』6面 "ロボ10倍 アマゾン新拠点 球場55個分 米の次世代物流施設稼働 AIや画像認識技術 作業・コスト削減"。

10月10日(i) 『信毎』10面 "関西鉄道4社、クレカタッチ決済29日導入"。

10月10日(h) 『赤旗』13面 "「捜査に問題あった」 大河原化工機冤罪事件 警部補が証言 東京高裁"。証人の警部補は「(輸出規制に)該当するとは言えない」、立件する理由は「組織としてはなかった。日本の安全を考える上でも全くない」のに立件したのは「決定権を持つ人の欲だと思う」と述べたそうです。安倍時代に話が進んだリニアも技術的、経済的な合理性、社会の要求もないのに、名誉会長の世界で一番速い鉄道を建設してみたいという個人的なイデオロギーで始まっていたと思いますね。

10月10日(g) 『赤旗』12面 "大気中の有害プラ「予想外の濃度」 米カリフォルニア大 学生が腕輪つけ実験"。

10月10日(f) 『赤旗』11面 "時短・賃上げで健康守れ トラックの日 建交労 ドライバー地位向上訴え"。

10月10日(e) 『中日』17面 "新幹線60年記念 歴史や技術紹介 名古屋でパネル展"。名古屋金城ふ頭の「リニア・鉄道館」で新幹線60年の特別展示が来年1月6日まで。

10月10日(d) 『朝日』7面 "無人運転トラック 27年度めざす いすゞ・南真介社長"。目標が「2027年」って、やめたほうが良いのでは?

10月10日(c) 『中日』17面 "輝くまちに 飯田市長選 10.20(下)リニア時代 関心高め 市民と一緒に"。リニア駅周辺整備で移転を余儀なくされた「男性は『駅周辺の整備は急がなくてもいいんじゃないか』と話、時間をかけて検討、整備することを望む。」。立候補予定者たちはこうするあーするといろいろいってますが、移転をされた方の中にそういう意見があるのに、というか、それなら、線路が引けて駅ができて電車が走り始めてから考えたってよかったのが駅周辺をどうするかって話だろうと思います。被害を受けたり犠牲になったりする地域の住民の方がよっぽど落ち着いて見ているのに、絵空事で騒ぎ立てているのが「こういうひとたち」でしょう。若者が「都会の景色が輝いて見える」という冒頭の話。彼らのいっていることは、働いて稼いだお金を消費にまわす都会の生活は、実は、「コマーシャルの情報」を確認しているだけという点を忘れていると思いますね。『南信州』3面で、"飯田市長選 立候補予定者に聞く(3)"。そういえば、立候補予定者で新人の一人は、ある団体のアンケートにたいしてとんでもない回答をよこしたと聞いていますが、まだ現物をみていないので…

10月10日(a) ストップ・リニア!訴訟控訴審の第3回口頭弁論が東京高等裁判所101号法廷で行われる。この日朝、訴訟団は上告審に関連して最高裁判所まで情宣活動を行いました。控訴審の第4回は1月23日、第5回は4月24日に行われる予定。この訴訟は、地裁が原告適格について中間判決という中途半端な判断をこなったために、(1)控訴審、(2)最高裁の上告審(高裁で再度原告適格を否定された人たち)、(3)地裁の差し戻し審(原告適格を高裁で認められた人たちの主張について)の3つが行われています。/ 『赤旗』11日15面 "環境影響評価に違法性 東京高裁 リニア訴訟口頭弁論"。

10月9日(a) 『日経』15面 "JR東「過信あった」 社長が陳謝 運行障害やデータ不正"。

10月8日(g) 『南信州』1面 "飯田市長選 立候補予定者に聞く(1)"。『南信州』が、飯田市長選の立候補予定者の3人にリニアと「まちづくり」、駅周辺整備計画について聞いています。3人共に、リニアってものが本当に実現可能なものかどうなのかという点について考えていない。まあ、アンケートも聞いていないのですが。事業の失敗が分かった時、知らなかったですますつもりだろうと思いますが、それは無責任というもの。

10月8日(f) 『信毎』27面 "広島の道路陥没、9棟「危険」判定"。

10月8日(e) 『信毎』5面 "多治見のリニア工事事故で岐阜県が再発防止求める"。

10月8日(d) 『日経』10面 "ムンバイ縦断 地下鉄開業 商都1800万人の渋滞緩和 事業費の半分3500億円 円借款 モディ首相「印日友好の象徴に」"。

10月8日(c) 『信毎』12面 "飯田 人口減に向き合う 市長選 13日告示(上)持続可能な自治の形 模索を 市政支える地区組織 加入率は低下傾向"。

10月8日(b) 『中日』12面 "輝くまち 飯田市長選 10.20(上)人口減少対策 移住者と新たな価値を"。「杉山さんは『都市部とは違いt区別な場所だから価値があるが、リニア開業後は今ある価値が変わってしまう』と飯田離れを懸念する」/ 『信毎』10日12面 "飯田 人口減に向き合う 市長選 13日告示(下)変化取り込み 内外に魅力を リニア開業遅れ 若者流出抑制や移住促進策は"。「一方市内への移住者は増えている…市内への移住者は不便な地方の生活を好んで飯田を選ぶ傾向が強い…『リニア開業で便利になる分、魅力的に映った飯田の価値が変わってしまうのでは』と不安がる」

10月8日(a) 『朝日』6面 "冷蔵物流 食品9社で効率化 注文から納品の期間延長めざす"、『中日』6面 "物流効率化へ「チルド研究会」 明治など食品9社で発足"。

10月7日(e) 『日経』10面 "保冷コンテナに乾燥機能 東プレ、運転手不足に対応"。

10月7日(d) 『信毎』23面 "旅客機と綱引き「動かせた!」 成田空港で小学生ら350人挑戦"、『中日』21面 "通風筒:(成田空港でエアバスA380を綱で引くイベント)"、『日経』"世界最大旅客機と綱引き 小学生ら挑戦、成田空港" / JR東海もリニアでこういうイベントをやってみたら。できるわけないね。

10月7日(c) 『赤旗』3面 "手動踏切ゲート設置支援へ予算"、『日経』27面 "警報機・遮断機ない踏切 手動ゲート導入支援 国交省"。

10月7日(b) 6日、大井川の水資源問題を検討する国交省モニタリング会議の委員と大井川流域市町・県の代表者との意見交換会が静岡市が初参加して行われる:『静岡新聞』 "地元首長 住民の懸念伝える 嶋田 専門家と意見交換 静岡市長初参加"。/ 『中日』20面 "リニア環境保全策 10市町と意見交換 静岡で国交省"。

10月7日(a) 『日経クロステック』 "宮崎空港の誘導路で不発弾爆発、建設前調査も全数発見難しい"。

10月6日(b) 「この先はわからない」が本当のところ:『信毎』7面 "国内短信▼リニア調査巡り静岡知事「湧き水少なく県民安心」"、『静岡新聞』 "知事 ボーリング初視察 山梨知事と現場へ 「湧水の管理 順調」"。山梨県境まで460mの先進坑の先端付近から行われている高速長尺先進ボーリングの現場を静岡知事と山梨知事が視察。ボーリングは開始地点から244m、県境から257mまで達している状況。ボーリング10mあたり毎秒50リットルの湧水を「管理値」(基準値)として、県境まで300m(9月19日)から以降は「管理値」の0.08%に収まっている。鈴木知事は「今のところ県民に安心してもらえる状況にあると思う…工事の過程でどういう事態が起きるか分からない。慎重かつ安全に調査を進めてほしい」(『静岡新聞』)と述べたそうです。

10月6日(a) 『毎日』 "石破首相の裏金議員みそぎ論 「世論迎合、仲間売った」安倍派は反発"、『朝日デジタル』"首相、世論反発受け「裏金議員」非公認へ 「もう修復不可能」怒りも"。

10月5日(e) 4日に「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」が9月27日の長野県環境影響評技術委員会の審議を受けて、飯田市に土曽川橋りょう工事への要対策土活用をさせないよう求める:『信毎』2面 "要対策土不使用 飯田市に再要望 住民団体"。「要望内容(要望書)」。関連ページ:"長野県環境影響評価技術委員会、9月27日"、"土曽川橋りょう、中詰め材の変更で増える温室効果ガスは?"

10月5日(d) 『南信州』1面 "災害時の生活用水を確保 阿南町 協力井戸の登録制度へ準備"。災害時の生活用水確保のために各地の自治体が井戸の登録制度を始めているようです。瑞浪の大湫なんかは、そういう大事な井戸水がリニアのトンネル工事で水位が低下したのです。リニアは災害対策のためだとJR東海は説明しますが、生活用水とどっちが大事か考えるべきです。

10月5日(c) 『南信州』1面 "市民の選択10.20飯田市長選(5)飯田市のリニア 27年開業断念 影響は 「リニア新時代」どう描く"。

10月5日(b) 千葉県いすみ市苅谷で普通列車が脱線:『中日』31面 "通学時間帯に普通列車脱線 千葉、けが人なし"。時速40キロで走行中。「鉄道事故調査官は報道陣の取材に『進行方向左側のレールが外側に倒れており、脱線の衝撃によるものか調べる』と述べた」 ⇒ いすみ鉄道 > 令和6年10月4日に発生した輸送障害事故について

10月5日(a) 東海道新幹線開業60年関連記事:『朝日』7面 "(けいざい+)夢の超特急60年(5)リニア開業遅れ 突きつけられた「延命」"。消費者政策の専門家は運航密度が高いけれど、逆になにかあると駅は人であふれかえる「…『利用者が何を求めていきたいか、それが今後の東海道新幹線の在り方を定義するのではないか』」と。結局、東海道新幹線の過密ダイヤやリニア新幹線はJR東海が国民の考えとは関係なく勝手に必要だと思い込んでやってるだけなんじゃないかと思います。つまり、本当に『必要か,リニア新幹線』ってことになるんだと思います。『中日』30面 "還暦の超特急 東海道新幹線60年(下)「推し旅」活況 移る時代に進化は続く"。コロナ禍で分かったことは、新幹線がなくても経済は回るということ。『中日』が取り上げている、「シンデレラ・エクスプレス」、「そうだ 京都、行こう。」など、そして、最近の「貸し切り車両パッケ-ジ」などJR東海がやっていることは、結局、新幹線の利用が少ないからできること。

10月4日(m) 『信毎』(紙面9面) "松本市や塩尻市で日本版ライドシェアを許可 週末夜のタクシー不足解消狙う"。

10月4日(L) 『中日』20面 "地域の魅力発信に生成AI 喬木中3年 活用しアイデア絞る"。「地域の魅力発信のための企画を考える授業」って、なにか、考え方の順序が違うんじゃないのってきがします。/ 『南信州』5日3面 "喬木中3年生 生成AIを授業に活用 村づくり提言へ新たな視点"。関連で、『南信州』5日3面 "ぐるうぷ:地元活性化するには? 遠山中 総合学習で 住民からアイデア聞き取り"。「地域づくり」とか「地域活性化」とかいうコトバをしめして考えなさいという教育ってちょっとまずいんじゃないかと思います。具体的な問題があって、それを解決しようとするんじゃなくて、上から抽象的な「地域づくり」とか「地域活性化」とかについて解決するにはといわれても無理がありますね。リニアで地域づくりというのも、そんなところに無理がある。

10月4日(k) 『南信州』2面 "飯田市 リニア縁「未来のご近所」 品川区と災害時援助協定結ぶ"、『中日』18面 "飯田市と品川区 リニア見据え 災害時の相互援助で協定"。飯田市長選直前、リニアについては現職のほうがちゃんとやってるとアピール。北品川の非常口と変電所は、浸水しやすい場所にあります。なにかあった時には、リニアはまず役にたたないと思います。/ 『信毎』13面 "品川区と災害時相互援助の協定 飯田市 リニア輸送を活用"。飯田市と品川区の考え方について書いているんだろうと思うのですが、『信毎』の書き方は具体的過ぎかも(笑)。「両市区にリニア中央新幹線の駅が設けられるため、リニアによる輸送を生かして災害時の協力態勢を構築する狙いだ」と。「市危機管理課は『災害発生時にリニアが動ける状態なら、支援活動の強みになる』」って!。結局は国道20号線とかをつかって自動車で行くことになるでしょうね。

10月4日(j) 『南信州』1面 "市民の選択10.20飯田市長選(4)飯田市新文化会館 分散、段階的整備も視野 建設費の高騰課題に"。文化会館の建て替えに約90~100億円かかり、リニアの駅周辺整備にも91億円以上かかるという。飯田市の財政では並行して建設できない。で、リニアの開業が10年以上も先になったことで、文化会館はいつできるのということになっているようです。リニアができれば、もっと立派な施設がたくさんある、そして音楽も演劇もいろいろな種類のものが行われている名古屋や東京に1時間以内で行けるのですから文化会館はいらないはず。どっちも欲しいというのは飯田市民のわがままだと思います。どちらか一つはあきらめるっていうものだと思います。

10月4日(i) 『中日』27面 "笹子事故 再調査しない方針 遺族説明会で中日本高速"。

10月4日(h) 新幹線開業60周年関連記事:『朝日』7面 "(連載)けいざい+ 夢の超特急60年(4)大雨に弱い「大動脈」 支える技術と経験"、『中日』28面 "(連載)還暦の超特急 東海道新幹線60年(中)死亡事故ゼロ 「万が一」何重にも備え"。「東海道新幹線は全体の約44%にあたる約230キロの区間で、雨がしみ込んで崩れる恐れのある盛り土の上を通っている…そんな弱さをはらむ大動脈を『複線化』し、大都市間の移動を保障する-。JR東海や国が期待をかけるのが、『リニア中央新幹線』計画」(『朝日』)。雨に弱い新幹線の盛土に比べたら、はるかに大規模な、そしてやっぱり雨に弱い盛土を沿線各地の谷や斜面に盛土して建設するのがリニア中央新幹線です。確かに、豪雨による列車の運行への危険は大きく減らしたんですが、沿線の地域住民に対する盛り土崩壊の危険を増やしました。「地震ブレーキの制動距離は、99年登場の700系に比べ13年投入のN700Aは最終的に25%短縮。20年実用化の最新車両N700Sではさらに5%短縮した…JR東海が災害リスクへの最大の備えと位置付けるのは、リニア中央新幹線による大動脈の二重系化だ」(『中日』)、最高速度を285キロからたとえば250キロにさげれば、停止するまでの時間はもっと早くできるはず。地震大国の日本で安全を第一に考えるならリニアの時速500キロなどは論外。

10月4日(g) 『中日』3面 "自動物流道 積み替え拠点 三重、滋賀、静岡など 国交省具体化へ"、『日経』5面 "「自動物流道」の市場調査 国交省 運営・建設意向探る"。

10月4日(f) 宮崎空港の不発弾爆発関係記事:『朝日』27面 "空港の不発弾有無 国が点検へ 不発弾「終らない戦後の象徴」 最多は沖縄 名古屋・仙台那覇空港でも"、"宮崎空港 識者「液状化影響の可能性も」"、『中日』1面 "中日春秋:宮崎空港は旧海軍の飛行場だった。戦時中、敵艦に体当たりする特攻機が飛び立った。…"、『日経』42面 "不発弾 空港を一斉調査 国交省方針 旧軍飛行場など 宮崎空港爆発 滑走路や誘導路を優先"、"那覇空港でも不発弾か 自衛隊が処理"、『信毎』5面 "社説:宮崎空港不発弾 地中の危険 改めて対策を"、25面 "不発爆弾の宮崎空港、運行再開"、"不発弾?那覇空港でも発見、運航に影響なし"。/ 『日経』5日35面 "4空港で不発弾調査 宮崎の爆発受け 仙台・福岡など 国交省"。

10月4日(e) 『朝日』27面 "救命いかだ 来年4月に義務化"。知床半島沖の観光船の沈没事故があったことから、国交省は救命いかだを載せることを来年度から順次義務化。「反発があった遊漁船事業者に対しては、最大4隻の船団で伴走することを事前に申し出れば、搭載を不要とする方針」

10月4日(d) 『朝日』16面 "(てっぱく発 鉄路さいさい):伊勢湾台風が変えたレール幅 近鉄の名古屋線、復旧に併せ標準軌に"。近鉄名古屋線が標準軌に変更したのは伊勢湾台風の被害の復旧と一緒に、全線80キロを9日間でおこなったそうです。

10月4日(c) 『朝日』13面 "(耕論) 壊れやすい日常" の「鉄道 つながるほど便利?」は鉄道アナリストの川島令三さん。「かつては、代替ルートを確保することが鉄道の使命でした。赤字ローカル線がつながる意味はそこにもありましたが、経営優先で忘れられています。」といってます。リニアに関してはかなりテキトーなことをいう方ですが、意外にまともな指摘。

10月4日(b) 『赤旗』2面 "大深度地下使用法廃止を 住民生活に深刻な影響 党国会議員団が法案提出"(web版)。

10月4日(a) 『日経クロステック』 "中屋トンネル周辺の大規模崩壊、能登半島地震で生じたクラックが引き金か"。

10月3日(L) 『静岡新聞』 "国モニタリング会議と6日意見交換 流域10市町と静岡市、県参加"。

10月3日(k) 『中日』12面 "飯田-名古屋先行開業 JR東海に働きかけへ 飯田商議所会頭が意向"、『信毎』11面 "飯田-名古屋間 先行開業要望へ 飯田商議所会頭、JRに"。

10月3日(j) 『信毎』9面 "甲信越版「自治体ブランドランキング」 軽井沢首位 松本3位 白馬4位 非居住者対象に大東建託調査"。

10月3日(i) 『日経』23面 "トラック輸送にフェリー活用 4~8月6%増、陸から転換 本州-九州・四国 運転手の労働時間短縮"。

10月3日(h) 『日経』15面 "三井不・日鉄興和 都心でドローン物流実証 施設公開 研究区画や交流拠点も"。

10月3日(g) 『南信州』1面コラム「日言」が、リニアに批判的だった石破首相が1日の記者会見で「早期開業を実現しい」と述べたことについて書いています。意外にサラっとネ。

10月3日(f) 東海道新幹線60周年関連記事:『中日』23面 "(連載)還暦の超特急 東海道新幹線60年(上)スジ屋の使命 超過密ダイヤ 限界超えろ"、『朝日』6面 "(連載)(けいざい+)夢の超特急60年:3 品質管理変えた、重大インシデント"(web版)。

10月3日(e) 2日、宮崎空港の誘導路で太平洋戦争中の不発弾が爆発:『信毎』25面 "宮崎空港で不発弾爆発 直径7メートル陥没 出発機通過2分後 戦後79年たっても爆発の危険性"、『日経』38面 "宮崎空港で不発弾爆発 米国製、誘導路陥没 直前、4機通過"、『中日』23面 "宮崎空港 不発弾が爆発 誘導路陥没、87便が欠航 通過2分後…航空機あわや"、『朝日』25面 "宮崎空港 不発弾が爆発 誘導路陥没 87便欠航"。爆撃されたりや旧軍が使っていた空港は、調査はしたとはいいますが、宮崎空港では2011年と2021年にも設備工事などの時に発見されているので、きちんと不発弾があるかないか調べたうえで使っているわけではないようです。国交省の交通機関の安全性についての考え方が問題。

10月3日(d) 『朝日』24面 "輪軸不正 コスト・効率の呪縛 やり直し回避か 国「安全の認識欠如」 事業者「慣例」「基準値外でも安全判断」 「論外だが、現場の実態と検討を」識者"。(1)記事には、JR貨物の7月の新山口駅構内の車軸の折損と輪軸組み立てのデータの関連について書いていない。データの改ざんが事故につながるかどうか明確になっていない。圧入力値が大きいと軸が傷つくので「損傷の要因」(図解内の説明文)なら車軸の折損事故はもっと多数起きていたはずだけれど、今回の「データ不正」は7月の新山口駅構内の事故がきっかけ。(2)国交省の幹部は「『安全に対する認識が欠如しており言語同断だ』と語気を強め」た。(3)専門家は「JISの基準が現場の実態に即しているのかについても検討の余地がある」と指摘。(2)については、不完全な技術で幹線となる路線を建設しようとするJR東海のリニア中央新幹線の建設を認可した国交省がいえるコトバかと思います。

10月3日(c) 『朝日』24面 "地震時の土砂で被害拡大か 能登豪雨 京大研究者が調査"。「地震の後は通常より早い段階で被害が発生しやすい…」

10月3日(b) 『朝日』7面 "老いるインフラ足りない人手 点検や修繕 新技術で効率よく 高速道路 次々に更新時期"。 ⇒ 鹿島 > 床版架設の工期を85%短縮! 超高速施工が可能な「スマート床版更新(SDR)システム®」を実証 関越道阿能川橋と広島道奥畑川橋の床版取替工事

10月3日(a) 中津川市瀬戸残土処分場に持ち込まれたリニアの瀬戸トンネルの残土から環境基準を超える六価クロムが検出される:『ぎふチャン』(岐阜放送) "基準値超える六価クロム検出 中津川市の残土処理場 中央新幹線トンネル工事の土砂を搬入 岐阜県が周辺の井戸水調査へ"。⇒ 岐阜県2日付報道発表資料

10月2日(i) 『静岡新聞』 "沿線地域経済団体「連合会」 本県協議会の加盟承認"。

10月2日(h) 『日経』15面 "EV導入ヤマトが一括支援 貸し出しからメンテナンスまで 「宅急便」の知見を収益源に"。

10月2日(g) 1日の長野県議会、改革信州の竹村県議の質問に県リニア整備推進局長が、要対策土の県駅工事への活用について、飯田市のJR東海との書面確認を支援すると答える:『信毎』8面 "要対策土の重金属漏出時 飯田市がJR東海と書面取り交わし検討 責任の所在など巡り"。県議会のやり取りを『信毎』が飯田市に取材して確認したのでしょう。7月ころから、飯田市はそういう考えのあることは示していました。ただし、9月27日の県環境影響評価技術委員会で委員長が「『人が住んでいる所に要対策土を持ってくるのは、環境保全的に考えにくい行為。基本から言えば許されない』と批判」しているんですから、市民の安全を守るという点と予防原則という立場にたてば、飯田市は要対策土の使用の中止をJR東海に求めるべきです。長野県についても同じことがいえます。

10月2日(f) 『南信州』3面 "リニアの取り組み間近で JR東海 さわやかウォークで現場を公開"。「この日は、南アルプスの自然環境保全活動を通じて県に認証された二酸化炭素(CO2)吸収量を電車運行によるCO2排出量に充てることで、実質的に排出ゼロで運転する『ゼロカーボンデー』として飯田線を運行。」 電車というのはもともとエネルギー効率が良いので、自然環境保全活動で認証されたCO2吸収量はもっとエネルギー効率の悪い部分に充てるべきだと思います。

10月2日(e) 9月30日、飯田市議会の9月定例会が閉会。『南信州』2面 "女性差別撤廃で意見書 飯田市議会定例会が閉会"。佐藤市長は「リニア中央新幹線の開業が当初の27年から『34年以降』になったことに触れると『リニアがなければ成り立たないようなまちでは困る』と指摘。リニアに寄りかかりすぎないまちづくり、地に足の着いたまちづくりを進めていく姿勢を強調した」そうです。なら、環境や地域社会への悪影響や事業の実現可能性への疑問が指摘されていたリニア計画を熱心に受け入れたんですかと聞きたいね。自分とは関係ないようなものの言い方は止めた方が良い。

10月2日(d) 『南信州』2面 "取り組みや戦略を評価 飯田市議会 総合計画巡り市長に提言"。

10月2日(c) 『南信州』1面 "市民の選択 10.20飯田市長選(2)飯田市の人口対策 構造的課題どう解消 持続可能な地域づくりへ"。

10月2日(b) 東海道新幹線60周年関連記事:『朝日』6面連載 "夢の超特急60年(2)"、25面 "「のぞみ」は、明日も"、『中日』1面 "夢を乗せて60年 未来へ 東海道新幹線 延べ70億人利用"、24面 "東海道新幹線60年 本紙が記念の号外 名古屋駅などで配布"、『信毎』27面 "東海道新幹線 走り続けて「還暦」"。『朝日』の連載2回目。「今や人口減で国内の新幹線の需要は頭打ち。活路を見だしたのは海外だった。国は成長戦略として新幹線の『海外輸出』を目指す。…しかし、…国家プロジェクトとしては苦戦が続く…」/ 『日経』2日15面 "東海道新幹線、還暦の挑戦 災害対策と省人化急ぐ"。「目下の課題は災害の多発と労働力不足への対応…ネックとなるのが、東京-大阪間の44%の区間で線路の土台をなす盛り土だ。高架橋に比べて大雨や衝撃に弱い。」

10月2日(a) 石破首相が就任後はじめてリニアについて語る:『SBS』1日 "「早期開業に向けて環境整備を」石破総理リニアについて就任後初言及 静岡工区の着工にも意欲【速報】"。前飯田市長の牧野さんなんかは、リニアが成功するとは内心考えていなかったはずなのに、ともかくリニアの駅を飯田市内に持ってきたくて一生懸命でした。そういう姿を見ていたので、「リニアはつまらない」といっていた鉄道オタクである石破さんのリニア推進の発言はそうだろうなといったところ。/ 『信毎』2面 "地方創生 経済成長起爆剤に 石破首相 基本構想を策定意向 リニア37年開業目標を踏襲"。

10月1日(i) 『静岡新聞』 "沢の涵養年代重要視しない 環境局長答弁"。静岡市議会、松谷清氏の質問への静岡市環境局長の答弁。「JR東海が作成したトンネル掘削時の地下水流動想定図を示した上で、地下深部の地下水が沢に湧き出ることはないため、沢の湧水の涵養年代は」重要ではないと。記事には「涵養年代」という言葉の説明がありませんが、地下水が地中に入ってかっら湧水になるまでにどれぐらいの時間がかかったかということらしいです(長崎大学環境科学部 > 地下水・湧水の年齢解明)。基本的に水は上から下に流れるので地下深部の地下水が上のほうにある沢の位置まで上がって来て湧き出る可能性はないんじゃないかと思います。何を問答しているのかこの記事だけでは分かりませんね。

10月1日(h) 『南信州』1面 "飯田市の財政運営 駅前広場 「91億円」見直し年内に試算 リニア開業延期の影響懸念 大規模事業控え基金への影響も"。飯田市はリニア駅周辺整備について2019年に91億円(市の実質負担は39.4億円)かかるとしたのを見直す方針で、100億円を超える見込み。

10月1日(g) 『日経』10面、広告ですが "大阪・関西万博で実現する環境配慮と交通の利便性を両立した未来のモビリティ社会" にワイヤレス給電について、簡単な説明がのっています。道路と自動車の間のワイヤレス給電に比べると、軌道を走るリニア新幹線のほうが効率の良い給電ができるのではないかと思います。逆に、リニアで無理なら、道路と自動車の間はまず無理でしょうね。

10月1日(f) 国交省が、鉄道車輪の組み立てデータについて調査をした結果を発表。『朝日』27面 "データ改ざん 輪軸、50事業者に"、『日経』47面 "50事業者で改ざん確認 鉄道「輪軸」データ 国交省が公表"、『信毎』27面 "91事業者が不適切輪軸使用-国交省点検結果"。/ 『赤旗』13面 "改ざん車両 50社使用 圧力値データ 国交省発表"。

10月1日(e) 『中日』14面 "「経済が向上する駅前に」 飯田市長選 元市議の新井さん政策発表"、『南信州』1面 "駅前構想「経済力上げる」 新人新井氏が政策発表 飯田市長選10.20"、『信毎』11面 "リニア駅周辺の開発進める 新人新井氏が政策発表 10.20飯田市長選"。リニア建設が上手くいっていない現実を無視しています。うまくいくと思っている。

10月1日(d) 『赤旗』12面 "気候訴訟 関心高めたい 名古屋で勉強会 原告ら発言"。

10月1日(c) 東海道新幹線開業60周年関連の記事:『朝日』6面 "けいざい+ 夢の超特急60年(1)進化する車両 ゴールはない 東海道新幹線 速さもサービスも時代に応え"、12面 "社説:新幹線60年 安全守り 時代で変化を"、17・18面 "新幹線60周年(図解)"、『中日』7面 "社説:夢の超特急 「事故死者ゼロ」を守れ"、25面 "東海道新幹線が60周年 名古屋駅などできょう式典"、『信毎』8面 "東海道新幹線 初の200キロ 経済支え 60周年"。『信毎』の見出し「経済支え 60周年」、『中日』4面 "(JR東海の広告)東海道新幹線10大ニュース"、5面 "(JR東海の広告)進め!みんなのミライへ。"。60年の半分は、日本経済にとって「失われた30年」なので、新幹線に経済効果を求めるのは間違っているんじゃないかと思いませんか? 新幹線がなければもっとひどくなったという人もいるかもしれないけれど、それは、経済が悪くなった原因は別にあることになりますね。

10月1日(b) 『朝日』1面 "新幹線 荷物専用車両開発へ JR東、輸送量アップ狙う"。新幹線を利用する乗客が減っているからできる事じゃないかと思います。/ 『信毎』2日8面 "JR東、荷物専用の新幹線開発を検討"。/ 『日経』2日15面 "新幹線に荷物専用車両 来年度にも JR東が事業化"、『中日』3日6面 "JR東、新幹線に荷物専用車両検討"。

10月1日(a) 能登半島地震のとき流れ盤の崩壊によりできた自然ダム(河道閉塞)の災害防止の仮排水路が損壊。ダムの越流は1月からあったようですが、9月の豪雨で、災害対策の排水路が損壊して災害が発生。:『日経クロステック』 "土砂ダムの仮排水路が能登豪雨で損壊、集落に土砂流れ込む"。 ⇒ (北陸地方整備局 5月31日)"令和6年能登半島地震に対する北陸地方整備局河川部の対応について"のP4、(3月12日)"能登半島地震における土砂災害対策検討委員会(資料1)"のP31~。(内閣府・防災担当 6月26日)"令和6年能登半島地震における災害の特徴"。『NHK NEWS WEB』1月17日 "輪島の土砂災害現場 「流れ盤」が地震の揺れで崩壊か"。⇒ 『NHK』 "輪島の土砂災害現場 「流れ盤」が地震の揺れで崩壊か"。「地震の揺れで崩壊しやすい斜面と平行に地層が重なる地形だったことが分かりました。専門家は『地震では崖崩れだけでなく、規模の大きな土砂災害に注意が必要だ』」と指摘。⇒ 『NHK』9月24日 "土砂崩れ被害防止の石のブロック流される 輪島市"。⇒ 『北國新聞』1月13日 "滝のように土砂ダムから水  輪島・市ノ瀬 〈1.1大震災〉"。