出来事・ニュース:2024年09月
終了、9月16日 愛知、静岡、三重のリニア建設の状況を学ぶ「オンライン参加交流会」。案内チラシ。
9月30日(b) 爪で拾って箕でこぼす。『南信州』8面 "脱炭素へ理解深める 松川町職員ら 講演やゲーム通じ"。脱炭素というのは、一つの地域に限った問題じゃないです。松川町は、リニアの南アルプストンネルの残土を運び出すルートです。講師は「『いつもよりちょっと電気を早く消すなど、小さな選択から大きな経済変化につながる』と話し、身近な場面での行動を求めた」そうですが、松川町民がそうやってケチケチ削減した二酸化炭素を、リニアのダンプの通行を許したことで台無しにしているという話題がでたのかどうか。
9月30日(a) 『朝日』1面 "災害大国:浸水リスク地域に2594万人 居住者 20年間で90万人増"、2面 "浸水リスクより利便性?"。日本全体の人口は減っているのに、浸水の危険性がある地域に住む人の数は増えているそうです。
9月29日(f) 『神奈川 NEWS WEB』 "神奈川 相模原の下水道工事事故「鉄砲水」に巻き込まれたか"。
9月29日(e) 『南信州』1面コラム「日言」が、石破茂氏が自民党総裁になったことについて書いて、「リニア計画に対しては過去に懐疑的な発言をしており、今後の言及が注目される」といっています。
9月29日(d) 『赤旗』2面 "大深度地下法廃止を 党リニアPT 運動団体と懇談"。⇒ こくた恵二・活動日誌 9月28日:「大深度地下使用法を廃止する法案」について意見交換会を開催 / 大深度法は、都会の住民は権利意識が強く、また権利関係が複雑で、地下でトンネル工事などをするときに手続きが面倒なので、事前の工事の承諾や補償交渉などをしなくて済むようにという目的でつくられました。逆にいえば、田舎では、事前の交渉などをほとんど無視しても工事はできてしまっている可能性が考えられるわけす。少なくとも、飯田市内のリニア中央新幹線の風越山トンネルでは、JR東海の説明会での姿勢からは、地上の地権者の所有権を侵害する可能性が非常に高いといえます。
9月29日(c) 『赤旗』11面 "風力発電計画取りやめ 山県・米沢 環境懸念 住民運動実る"(web版)。「JR東日本エネルギー開発」は、山形県米沢市内で計画していたの風力発電事業の取りやめを発表。⇒ JR東日本エネルギー開発株式会社 > 「(仮称)栗子山風力発電事業」の取り止めについて、「(仮称)栗子山風力発電事業」に係る環境影響評価準備書に関する一部報道について、「(仮称)栗子山風力発電事業」に係る環境影響評価準備書の公表及び縦覧について
9月29日(b) 『南信州』2面 "リニア時代の地域振興は 座光寺で市長と語る懇談会"。
9月29日(a) 『朝日』4面 "フロントライン:QR、クレカでもタッチ&ゴー 訪日客に便利な駅に 多様化する自動改札 立ち止まらない顔認証 実用化間近 磁気の紙切符 近づく引退"。
9月28日(f) 27日、長野県環境影響評価技術委員会で土曽川橋りょうでの要対策土使用について審議:『信毎』6面 "「要対策土」の安全面 疑問噴出 継続審議に JR環境保全計画巡り県議技術委"(web版)。続きを読む
9月28日(e) 『日経』7面 "企業間トラック運賃高騰 13%高、運転手不足が深刻 「宅配危機」超え最高値 物流費上昇で食品値上げ"。
9月28日(d) 『信毎』9面 "炭平コーポレーション傘下の貨物運送業 長野陸送と信州自動車 統合 来月1日 業務効率化やDX推進"。
9月28日(c) 三菱重工が、MRJ(スペースジェット)の開発に失敗した子会社・旧三菱航空機の債権放棄に同意:『中日』8面 "三菱重、債権放棄に同意 旧MRJ開発の子会社"。
9月28日(b) 『中日』25面 "名鉄が車軸不正点検結果"。
9月27日(a) JR東日本の子会社「総合車両製作所」が車輪の圧入データの基準値外が2114本あったと公表:『朝日』27面 "JR東の子会社 輪軸数値改ざん 29社に納入"、『日経』12面 "輪軸2114本で検査改ざん JR東日本系 東急など29社向け"、『信毎』28面 "輪軸2114本で不正 - JR東グループ会社"。/ 『赤旗』29日11面 "JR東子会社も改ざん 車輪組み立て 東急電鉄など納入"。
9月27日(d) 走行中の東北新幹線の連結器が外れた原因は、ドリルの削りくず? それとも人員削減?:『朝日』27面 "金属片で誤作動か 東北新幹線の連結分離"、『中日』25面 "金属片でスイッチ誤作動 JR東 新幹線連結器外れで説明"、『赤旗』13面 "東北新幹線の連結外れ 金属片が原因か"、『日経』38面 "「金属片で誤作動」 東北新幹線の車両分離 JR東"、『信毎』29面 "東北新幹線 走行中の連結外れ 金属片で誤作動か スイッチ裏側 10編成で発見 製造から10年以上 なぜ今"。⇒ JR東日本ニュースリリース(26日):東北新幹線古川~仙台間はやぶさ・こまち6号が走行中に連結部が外れ停車した事象の調査結果と対策について / 速度に関係なく強制的に連結器を外すスイッチの端子をドリルの削りくずが短絡したのが原因。端子に絶縁カバーがなかったという点は驚き。また製造時に「パネルをドリルで取り付けた際の削りくず」(『朝日』)と、パネルを取り付ける段階で穴あけ作業を行ったという点も驚き。「強制分離に速度条件はない」(『朝日』)ことに何か意味があったのでしょうか。『信毎』は技術的な理由でできなかったとしています。『日経』は連結作業で「今後は強制的に分離する必要がある場合、手動で操作することなどを検討する」としているので、運転席から強制的に分離できるスイッチを設置しているのは人員削減のためなのかも知れませんね。
9月27日(c) 『日経』5面 "航空燃料の確保 週200便以上めど 経産省など公表"。航空燃料が足りないなんて、なんか戦争やってるみたいですね。
9月27日(b) 『信毎』27面 "JR東、作業員けがの保守用車事故公表せず"。8月25日未明、JR東海道貨物線の横浜羽沢-大船間のトンネル内で保守車両同士が衝突、作業員8人が軽傷。
9月27日(a) 26日午前、広島市内でシールドトンネル工事が原因とみられる道路陥没があり、付近の建物にも被害がででました。続きを読む
9月26日(k) 24日、阿智村リニア対策委員会:『南信州』2面 "JR東海 村道改良の進捗など報告 阿智村のリニア対策委員会"。(1)萩の平非常口の掘削開始は来年秋、(2)南木曽町からのトンネル残土運搬車は1日約120台(往復)は走っている。
9月26日(j) 24日、「リニア中央新幹線伊那谷・木曽谷経済活性化協議会」の総会:『南信州』1面 "「リニア先行開業」要望を 伊那谷木曽谷経済活性化協 連携や情報共有促進"。原勉会長は飯田-名古屋間の早期開業を要望したいと強調したそうです。一方、会の名前から「リニア中央新幹線」を削って「伊那谷・木曽谷経済活性化協議会」に変更。「開業が延びたことも踏まえ、リニアだけでなく地域経済全体の発展に向け、連携や情報の共有化を促進する」そうですヨ。
9月26日(i) 『信毎』27面 "輪軸組み立て不正でJR貨物本社に立ち入り"。
9月26日(h) 『信毎』6面 "「空飛ぶクルマ」商用運航見送り 万博 操縦士のデモ飛行のみ"、『中日』25面 "空飛ぶクルマ商用見送り 大阪万博 全社が安全証明難航"、『日経』32面 "万博で商用飛行見送り 空飛ぶクルマ、審査に時間"。新幹線だ、万博だ、なんてことしかいえない、こまった政治が、空飛ぶクルマでつまづいた。
9月26日(g) 『中日』9面 "新幹線60年 縁の下で支え 住友理工の防振ゴム 自動車部品の技術活用"。
9月26日(f) 「新幹線」は最近はトラブル続き。東海道新幹線が1964年に開業して60年。「新幹線が来れば」という考え方はもう定年。:『中日』8面 "新幹線60周年サイト 沿線の魅力紹介"、"旅のお供に 東海道沿線グルメ 弁当や菓子 キヨスクで販売"。新幹線60周年とは関係ないですが、『中日』25面 "遠距離婚活応援します JR東海など 新幹線代片道相当を還元"。ポイントで還元して還元されたポイントの使い道も限定されるというちょっとケチな仕組みなんですが、東海道新幹線の料金は、なんか、不当に高いんじゃないのかと思えるニュース。⇒ 東海道新幹線60周年特設サイト|JR東海 、祝!東海道新幹線開業 60 周年! 9 月 24 日(火)から東海道沿線グルメフェアを開催!
9月26日(e) 『信毎』3面 "地盤沈下続き最大3.7センチに 岐阜のリニア工事現場付近"、『中日』26面 "地盤沈下の幅 拡大続く 岐阜 瑞浪のリニア工事現場付近"。
9月26日(d) 氷山の一角:『信毎』3面 "「JVや検査機関が有害物質基準誤認」 報告漏れでJR東海"。/『共同通信』25日 "JVや検査機関が基準誤認 有害物質検出、JR東海報告遅れ"。 6月12日の報道では:(1)4月に、恵那市の長島トンネルからでた残土の仮置場そばの観測井戸から基準値を1.5倍の特価クロムが検出された、原因は「JVが誤った基準値に照らしていたため」(2)5月の検査では基準値以下、(3)6月になって(*)JR東海の担当者が基準値の誤認に気付いてすぐに県と恵那市に報告(6月10日)、(4)6月11日に報道発表。今回のニュース:(A)県や恵那市への報告の遅れは、「共同企業体(JV)や検査機関が基準を誤認していたことが原因と明らかにした。結果を受け取ったJR東海も気付かなかった」。(B)4月16~17日に六価クロムを含む地盤改良材を残土仮置き場に直置きしたこと、防水のためにかけたシートが風でめくれて雨に溶けて側溝からもれた。整理してみると、(ア)まず、六価クロムみたいな物を含む材料の保管の仕方が不適切だったことが第一の原因。(イ)「基準値」なのに、JVも検査機関もJR東海もきちんとわかっていなかった可能性は(ア)の事実からも想像できる。(ウ)異変が分かるまでに最短でも約2週間かかる仕組み。付近の生物への影響はもっと早くにでているはず。(6月の報道:『東海 NEWS WEB』6月12日 "JR東海 基準超え「六価クロム」検出も岐阜県に報告遅れ"。)(* 『毎日』6月11日=共同によれば「JR東海が今月10日、JVから5月分の報告を受けた際、4月の検査結果が基準値を超えていることに気が付いた。」)(JR東海ニュースリリース6月11日によれば、水の採取が4月17日で、検査機関からJVへの検査結果の報告が4月30日。) ただし、以上は、JR東海からの情報だけに基づいているわけです。
9月26日(c) 『日経クロステック』 "北海道新幹線の延伸工事で削孔不能、開業見通し一層不透明に"(有料記事、途中まで読めます)。北海道新幹線の渡島(おしま)トンネルの2つの工区で水平ボーリング調査が不能になったと鉄道運輸機構が20日に発表しました。その関連記事。『日経クロステック』には、ボーリングを開始した場所が示してあります。
9月26日(b) 9月はじめの組合回覧文書。リニアには関係ないですが、飯田線との関連で、「南信州 高森 No.37 2024年9月1日」は、高森まち出身者が関東地区でつくっている親睦団体の会報。「ふるさと便り」に「第100回 市田灯ろう流し大煙火大会」がのってます。2023年の8月18日に「市田灯ろう流し大煙火大会」の第100回が開催されたという記事。「飯田線開通を契機に『南信新聞』の主催で灯籠を流す行事が始まり…花火の打ち上げが始まった時期に明確な記述はありませんが、『南信新聞』に"煙火"の文字が記載されたのは昭和2年以降です」と、役場の総務課の職員さんが上手に書いているんですが、よく読むと「第100回」がちょっと変と思う人がいるかも知れません。参考 ⇒ "「それでも足りない 電車気分」"
9月26日(a) 「中央新幹線ガイドウェイ側壁製作保管工事だより」9月号(Vol.14)
9月25日(d) 「イノトランス2024」関係記事:『中日』6面 "AI、脱炭素 鉄道に続々 ベルリンで技術見本市 に立など60カ国3000社出展"、『日経』15面 "鉄道走行中に保守点検 日立・エヌビディア 常時接続し監視"、『東洋経済オンライン』9月24日 "一等地に中国車両「国際鉄道見本市」の注目テーマ 「イノトランス」開幕、日立は高速車両を出展 (大阪直樹記者)"、9月25日 "高速列車や水素車両「国際鉄道見本市」の最前線 「イノトランス2024」注目の展示車を一挙紹介 (橋爪智之氏・欧州鉄道フォトライター)"。「開催に先立ち23日に行われた記者会見ではイノトランスを運営するメッセベルリンのダーク・ホフマンCOOをはじめ、あいさつに立った関係者たちは口をそろえてAI、デジタル技術、気候変動が鉄道業界に変革をもたらすと発言」(『東洋経済』大阪記者の記事)。日立が展示した「ETR1000」(*)は最高時速320キロですが、それはすでに10年前の性能で、速度よりは走りながら線路の保守点検ができるといった部分が注目されているし、シーメンスの「ヴェラロ」(ICE3)はもともとは最高速度320キロ以上だったのに、今回展示のものは厳しい気象条件下での走行が重点で、最高速度は230キロ。中国中社が展示した高速車両「CINOVA(シノヴァ)H2」は最高速度160~200キロ。超電導リニアの時速500キロなんて世界は見向きもしないのが現実だと思います。超電導リニアの輸出なんかは無理。(* ボンバルディアとアンサルド・ブレダが最初に製造したのは2013年。2015年に日立がアンサルド・ブレダを買収。関連で、"日立レール、イタリアの鉄道運営会社トレニタリア社と高速鉄道車両30編成の納入に関する契約を約1,400億円で締結") / 『朝日』26日6面 "日立攻勢 レール保守にAI エヌビディアと効率化サービス 鉄道技術展 目立つ水素列車"。
9月25日(c) 『赤旗』11面 "経済失策 継続させぬ 静岡 塩川議員迎えつどい"。(塩川徹也衆院議員は)「『リニアによる高速移動手段の導入でさらなる東京一極集中が加速化します。地方のローカル鉄道を維持する交通政策への転換が必要』です」…リニア建設工事にともない膨大な残土が発生することをあげ『どこに捨てるのか。盛り土が崩落した2021年の熱海における土石流災害の重大事故が全国でおきかねない』と指摘し、リニア建設の中止を訴えました。」
9月25日(b) 原発とリニア:『信毎』3面 "東電 柏崎の核燃料搬出 国内初 青森の中間施設へ 「出口」見えず たまる燃料"、『赤旗』3面 "核ごみ行き場なし 貯蔵施設は満杯 ごまかしいつまで"。原発とリニアの関係は、リニアには原発何基分もの大きな電力が必要だからということじゃなくて、原発は使用済み核燃料の問題を考えすに始まったこと(便所のないマンション)と、トンネルが全線の86%にもなるのに、計画段階で残土の処分先を決めずに建設を始めたということが、同じだということ。考え方が同じだということ。「原発は停止しかない」(『赤旗』)ように、リニアは建設中止して、要対策土を含む残土の量を確定させることが必要。残土処分の前提だと思います。
9月25日(a) 『日経』15面 "輪軸不正でJR東に立ち入り"。
9月24日(c) 『赤旗』7面 "英、大幅賃上げでスト終結 鉄道運転士15%、若手医師22% 1.8兆円歳出増に"。
9月24日(b) 『南信州』2面 "県駅工区の環境保全 JR計画に県が意見募集"。具体的な工事の計画の範囲が広がった部分に関することと、土曽川橋りょうのケーソン基礎について、現場で発生する残土ではなく大鹿村に保管中の要対策土を中詰め土として使う変更についての修正。⇒ 長野県 > "中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事に対する環境保全の見地からの御意見をお寄せください" 提出期限は10月21日必着。
9月24日(a) 『中日』18面 "山陽新幹線一時見合わせ"、『信毎』18面 "山陽新幹線一時見合わせ"。/ 『NHK NEWS WEB』23日 "山陽新幹線 午前11時半すぎに運転再開"。
9月23日(c) 『信毎』21面 "大雨で大糸線一部運休"。
9月23日(b) 『日経』23面 "トンネルに土砂 トロッコ動けず 富山の黒部鉄道"、『信毎』21面 "黒部峡谷鉄道のトンネルに土砂 乗客一時取り残される"。『富山 NEWS WEB』22日 "黒部峡谷鉄道でトンネル内に土砂流入 終日運転を取りやめ"、『読売オンライン』22日 "黒部峡谷鉄道のトンネルに土砂流入、トロッコ電車の乗客60人が一時取り残される"、『東京新聞』(共同)22日 "黒部鉄道、トンネルに土砂流入 乗客60人、一時取り残される"。参考として、現在、黒部渓谷鉄道は始発駅である宇奈月駅と猫又駅の間で折り返し運転中。「出平駅」というのはHPの路線図や時刻表や運賃表にのっていないのですが、笹平駅と猫又駅の中間にあります。猫又駅で折り返して宇奈月駅に向かって戻る列車が前方のトンネルの坑口に土砂が流れ込んでいるのを発見して停止。乗客は線路に土砂が流れ込んだ部分をこえて徒歩で出平駅に向かったということなんでしょう。『読売』が一番正確かなという感じですが、なかなか事故の具体的な絵がわかる記事はないですね。
9月23日(a) 『赤旗』9面 "新幹線延伸止めよう 京都"。
9月22日(e) 『南信州』3面 "飯田市 来月8日までパブコメ 総合計画後期計画「原案」で"。
9月22日(d) 20日、大鹿村リニア連絡協議会:『南信州』2面 "JR東海 大鹿の「要対策土」12月運搬開始 県駅工区の橋脚基礎に活用"、『信毎』13面 "大鹿の要対策土 「12月から運搬」 JR東海が説明"。
9月22日(c) 『南信州』1面コラム「日言」。「県内の工区では工期の見直しが進み、多くで完成時期がずれ込む見通しになっている。JRは『静岡工区の遅れの範囲内』との説明を重ねるが、住民が懸念してきたのは工事の影響の長期化。『早く終わらせてほしい』と願い、早期着工を受け入れた人も多い。事業者は再度、声に耳を傾けるべきだ。」
9月22日(b) 『南信州』1面 "市街地の生活環境テーマに 豊橋技術大 シャレットワークショップ 4日間の研究成果発表"。
9月22日(a) 21日、中川村リニア中央新幹線対策協議会:『中日』10面 "要対策土の運搬車両 村内走行は12月以降 中川村協議会"。
9月21日(h) 『赤旗』13面 "住民の訴え門前払い 東京地裁 羽田新ルート訴訟"。
9月21日(g) 『赤旗』5面 "北陸新幹線 見解示せ 京都府議会 島田氏、知事ただす"。
9月21日(f) 『中日』26面 "瑞浪 地盤沈下広がる リニア工事現場近く 最大3.2センチに"。
9月21日(e) 連結器の分離事故関連記事:『中日』25面 "中央線も先月連結器分離 JR東 発車直後、手動で停止"、『日経』34面 "鉄道連結分離で各社に注意喚起 国交相、東北新幹線巡り"、『信毎』5面 "社説:新幹線連結器外れ 徹底した原因の究明を"、『信毎』27面 "中央線でも連結外れる 大月駅で8月 普通電車"。
9月21日(d) 鉄道車両の車軸と車輪のはめ込み圧力についての記事:『朝日』25面 "JR東 輪軸76本基準下回る"、『中日』25面 "輪軸組み立て記録 JR東が書き換え 国交省、立ち入りへ"、『日経』15面 "JR東、圧力基準未達 輪軸組み立て データ書き換えも"、"京急は基準超過"、『信毎』27面 "JR東も輪軸記録改ざん 08~17年 国交省立ち入りへ"。/ 『赤旗』22日11面 "圧力データ改ざん公表せず JR東日本 首都圏の在来線車両"、"圧力不足7両 JR四国"。
9月21日(c) 『朝日』25面 "熊本市電 トラブル続発 走行中連結器外れ・脱線・赤信号見落とし 運輸局、改善を指示"。
9月21日(b) 『朝日』7面 "完全キャッシュレスの路線バス、11月から実証運行"。
9月21日(a) 『朝日』7面 "東京メトロ 来月23日上場 時価総額6400億円の見込み"、『中日』8面 "東京メトロ来月23日上場"、『日経』15面 "東京メトロ、来月上場へ 時価総額6400億円規模に"、『信毎』8面 "東京メトロ場上、来月23日予定"。
9月20日(j) 『信毎』3面 "焦点:飯山「一等地」霧中 ホテル建設 市会が調停条項案否決 「市長の説明足りぬ」市議反発"。
9月20日(i) 『信毎』9面 "建設業69.7% 正社員「不足」 帝国データ調査 県内全体では緩和"。
9月20日(h) 『信毎』3面 "沿線の地域振興 「開業前も重要」 JR東海社長 "。
9月20日(g) 『日経』35面 "上越新架線の駅にホームドア検討"。
9月20日(f) 『南信州』2面 "飯田市 品川区と災害協定へ リニアでつながる縁で"。
9月20日(e) 輪軸のはめ込み圧力問題:『信毎』26面 "「輪軸」圧力不正影響 長電とアルピコにも 京王重機整備が改ざん"、『日経』15面 "京王電鉄系、輪軸1786本記録改ざん"、『赤旗』2面 "メトロ改ざん 「極めて遺憾」 官房長官"、『中日』26面 "京王グループも改ざん 車軸圧力 西武鉄道は目安超過"、"R九州では 目安越え328本 「改ざんなし」"、『朝日』25面 "輪軸数値改ざん JR九州「なし」"、"京王系1786本、29社に"。
9月20日(d) 『北海道放送(HBC)』 "【北海道新幹線・札幌延伸工事】トンネルの地盤調査で機材トラブル「これ以上の調査は困難」脆弱地質の影響か 新たな開業時期の明示さらに困難"(『Yahooニュース』)。⇒ 鉄道運輸機構 > "北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)渡島トンネルでの長尺ボーリング調査の実施状況について"
9月20日(c) 大鹿村リニア連絡協議会が開催。残土運搬車が青木川に転落した件についての説明と謝罪がありました。19日午後12時50分に発生。10トンダンプの運転手が左手でズボンを直そうとして体を左に傾けた結果、ハンドルを握っていた右手がつられてハンドルを左に切った結果、「からさわ橋」の欄干を壊して4mしたの河川敷に転落。運転手は軽傷。住民からは慣れのようなことがあったのかも知れないが、そもそも狭い道路を拡幅すべきと声があったはずとの指摘がありました。深ケ沢の残土置場に、県道トンネル工事の残土の約3割(2万㎥)を置くという県の説明に、住民から危険性を指摘する質問が出ましたが、回答する県の担当者の回答を聞いて、担当者は深ケ沢の実際の地形などをよく理解していないようです。また、鳶ヶ巣沢環境事業の盛り土の崩壊で下流域で災害起きた時の責任は誰にあるのかという問いに、施工業者と答えていますが、基本は地権者のはず。最悪の事態が起きた場合の責任についての質問なのですが、県は最悪の場合を考えていないといえそうです。鳶ヶ巣沢の計画の検討委員の専門家は最悪の事態を考えてやってほしいと指摘していたはず。除山からの掘削でトンネル湧水が増加しているが、1㎞あたり毎分1トン以下なので特に湧水が多いというレベルではないとの説明もありました。猛禽類の調査は道路からといっているが、道路以外にも立ち入ることがある。事前に地元の自治会に断りを入れるべきでないかとの質問に、道路以外に立ち入る場合は個別に対応するって、猛禽類を追って思わず道路以外に入ってしまうという話なのに。釜沢から進めていた先進坑は除山からの先進坑に接続したとのこと。10月に小渋川橋りょうについて工事説明会をひらくとのことでした。その説明会で大鹿村内の残土の仮置き場の今後の予定についても説明をするとのこと。
9月20日(b) 『信毎』25面 "大鹿 残土運搬車が河川敷に転落" (web版)。道路わきの水道管を壊したため、民家1軒が断水。
20日の夕方撮影。転落した10トンダンプは画面の奥のほうに向かって走っていました。小さな沢があって幅の狭い橋があります。橋の欄干をなぎ倒して青木川(写真奥が下流)に転落。たぶんスピードはゆっくりだったと思います。軽四輪でもすれ違いのできない場所です。これでも国道です。河原にはトンネル残土が残っていました。撮影直後、もう暗くなるのに、工事の方たちがきて現場で何か作業を始めました。/ 『中日』21日12面 "リニア残土運搬中ダンプカーが転落 大鹿、国道脇の河川敷に"。
9月20日(a) リニアの工事現場に続く道路で土砂崩れ。約150人が孤立:『静岡 NEWS WEB』"静岡市北部で少なくとも147人下山できず 山小屋などに宿泊へ"。リニアの工事現場はもっと奥なので、静岡で工事が始まったとして、トンネル掘削の困難さと、工事現場までのアクセスの問題で、工期10年とJR東海はいいますが、とても10年では無理だろうと予測できます。15年から20年はかかるでしょう。/ 『テレしず』19日 "登山客など148人孤立 ヘリで救助へ 道路復旧には少なくとも2日はかかる見通し 静岡市"、"南アルプス・椹島ロッヂで少なくとも148人が孤立か…林道で岩盤が崩れたような落石"、20日 "林道の斜面崩落は8月台風の記録的大雨の影響か 9月23日の通行再開目指し土砂撤去へ 静岡市"。20日のニュースの現場の写真。道路が通っているのは非常に怖い場所、この先で、本当にこれから10年、20年と工事をやれるのかどうか…。長野県内でもリニアの工事現場に行く道路にはこんな場所がありますが。/ 静岡市 > "(19日)林道東俣線内で発生した崩土による椹島ロッヂ宿泊者等の孤立"、"(20日)林道東俣線内で発生した崩土に関する対応状況(20日18時時点)"。
9月19日(h) 東北新幹線を高速走行中の列車の連結器がはずれる:『毎日』 "時速315キロで非常ブレーキ 東北新幹線の連結分離、機器検査へ"。/『朝日』20日1面 "東北新幹線 連結外れる"、25面 "時速315キロ「すーっと停止」 新幹線が突然分離 続くトラブル 専門家 「電気系統 問題か」"、『中日』20日26面 "東北新幹線 走行中に車両分離 立ち往生…驚きや疲れ "、『赤旗』20日1面 "東北新幹線 連結器外れる 走行中 緊急停車 運転見合わせ"、『日経』20日2面 "走行中 初の分離トラブル 東北新幹線 時速315キロ、原因究明へ"、『信毎』20日1面 "新幹線走行中に連結分離 盛岡で併合 緊急停車 けが人なし"、"あわや惨事 相次ぐ鉄道 東北新幹線 走行中に連結外れ 信頼回復へ原因究明必須 異常音もなく徐々に減速 新幹線乗客"。 。
9月19日(g) 基準地価の公表関連:『南信州』2面 "住宅地2地点で上昇 飯伊の地価 リニア駅計画地周辺は横ばい"、"令和6年長野県地下調査結果より(1)二極化見られる当地方の地下 寺沢秀文"。/ 『南信州』20日4面 "令和6年長野県地下調査結果より(2)二極化見られる当地方の地下 寺沢秀文"。
9月19日(f) リニア建設促進期成同盟会長野県協議会がJR東海社長を会談:『中日』12面 "県内の新駅周辺振興を 知事がJR東海社長に"、『南信州』1面 "本社機能一部移転など要請 リニア県協議会 JR東海社長と会談"、『信毎』2面 "「まちづくり関与」直接要請 リニア促進県協議会 JR東海社長に"。(1)土曽川のケーソン基礎中詰めの要対策活用について飯田市長は「丁寧な説明」を求めた。(2)大鹿村長は道路の安全渋滞対策を要望。(3)県知事は早期開業と開業時期の明示、地域との信頼確保や地域振興への関与を求める。東京一極集中から多極分散型のモデル都市を伊那谷につくるため、JR東海の本社機能の一部などを県内に移転することを提案。要請した内容は、7月9日の総会の決議と内容は同じ。
9月19日(e) 『中日』12面 "中アトンネル松川工区 工期5年延長 31年までに JRに住民「説明遅い」"、『南信州』1面 "JR東海 松川工区も大幅に遅れ トンネル完了「31年夏ごろ」"、『信毎』2面 "松川工区の完了5年遅れ見通し JR東海 延長6カ所目"、"工事着手「26年末に」 松川橋りょう構造見直し"、『毎日』20日 "松川工区も工期延長 リニアトンネル JR東海が飯田で住民説明会 「予定通りになるのか」不安の声"。(1)トンネル工事の遅れは約3年半で掘削完了は29年秋ごろ。22年8月掘削開始の本坑トンネルの掘削は約2割(980m)。地盤が想定より弱いため。今後も同様の地質が続くと想定。また作業員の確保の困難。トンネル工事の完了は31年夏頃。(2)松川橋りょうは23年度当初の着工を26年末とし、完了は30年度。坑口部分の強度が十分でなく河川内の仮設物が必要と判明。従来の構想では安定性の確保が十分確保できない可能性があり構造を見直した。工事方法も見直した。未発注。(4紙の記事読んでも要点を得ない)(3)リニア工事お遅れにより飯田市の予定する道路工事が遅れることについて、長野県担当部長は「期待を裏切る形になり、申し訳ございません」と陳謝。(4)質疑応答以外を報道公開。住民15人が出席。説明が遅いとの批判あり。
9月19日(d) 『中日』9面 "「生の芸術」東海の旅彩る 障害のある地元作家 作品起用 JR東海グループ 高速バスやスカーフに"。
9月19日(c) 『毎日』 "JR九州、輪軸328本が圧力目安超え 改ざんはなし 貨物不正問題"。
9月19日(b) 『朝日』25面 "輪軸数値改ざん車両の使用中止 東京メトロ・都営地下鉄"、『中日』22面 "都営地下鉄・都電も不正 車軸467本、東京メトロも"、『赤旗』12面 "部品組立の作業データ 東京メトロが改ざん"、『日経』13面 "東京メトロ、部品2%圧力超過"、『信毎』25面 "地下鉄でも記録改ざん 都営とメトロ 車軸の圧力"。
9月19日(a) 『朝日』25面 "山陽新幹線 自動運転導入へ"、『日経』13面 "山陽新幹線、一部自動運転へ"。
9月18日(i) 『南信州』10面 "埋蔵文化財を一般に公開 飯田市座光寺 正泉寺・五郎田遺跡"。
9月18日(h) 『日経』1面 "低温物流網に大型投資 三井など、倉庫新設に5000億円 運転手不足に対応"。
9月18日(g) 『日経』33面 "「猛暑なら工事休み」広がる 厳しい残暑、熱中症防ぐ 工期に算入、自治体の6割 今夏、民間も対応進む"。
9月18日(f) 『信毎』6面 "新幹線函館乗り入れ、フル規格で検討"。
9月18日(e) 『朝日』30面 "JR九州子会社 管理者任命 高速船浸水隠し 国が処分 根深い安全無視"、『中日』25面 "高速船浸水隠し 管理者解任命令 JR九州子会社に国交省"、『日経』33面 "JR九州高速船が浸水隠し 安全管理者らに解任命令 国交省が全国初適用"、『信毎』6面 "JR九州高速船に解任命令"。
9月18日(d) 『赤旗』11面 "リニア建設ストップへ 党東海ブロック 住民らと交流会"。
9月18日(c) 『赤旗』2面 "戦争と人権 'アセス逃れ' 環境破壊 米軍新基地建設強行 沖縄大名誉教授 桜井国俊さんに聞く"。「環境影響評価法(アセス法)が日本で成立したのは、先進国で最後となる1997年です(施行は99年)。しかし、内容は不十分でひどいもの…1998年にデンマーク・オーフスで開催された国連欧州経済委員会で採択された『オーフス条約』があります。92年のブラジル・リオで『市民への情報公開』『市民が意思決定に参加』『環境に関する司法へのアクセス権』などを原則とした宣言に基づき、いまや世界標準ですが、日本は参加していません。いかに日本が後進国か明らかです」
9月18日(b) 『南信州』3面 "松川町 品川との交流事業がスタート 2泊3日で 町の暮らしを伝える"。
9月18日(a) 17日、静岡県はJR東海に県境付近でのボーリング調査を認めると伝える:『毎日』 "リニア地質調査容認 静岡県、JR東海に伝達"、『毎日』17日 "リニアのボーリング調査、静岡県が容認 JR東海に伝える"。 / 『中日』1面 "リニア調査を静岡県が容認 JR東海に伝達"、9面 "静岡県がリニア調査容認 完了時期は見通せず"、『日経』5面 "県内のリニア掘削調査容認 静岡県、JR東海に通知"、『信毎』3面 "焦点:着工へ進むか 未知数 静岡県 ボーリング調査容認 リニアトンネル工事巡り姿勢転換 流域市町 流量確保策了解 リスク検証 JRに要求"。 静岡県内でリニア反対運動をしている方によると「進む」という見方は甘いとのこと。高速長尺ボーリングの結果、破砕帯の透水係数が明確になった場合は、大井川の減水と山梨県への湧水の流出が明らかになるので、批判が大きくなる可能性があるとのこと。
9月17日(d) 7月30日に第一中京圏トンネル・大針工区でおきた事故について、JR東海は作業員が安全対策を起こったことが原因と公表:『信毎』2面 "負傷の作業員が対策怠ると説明 岐阜の事故でJR東海"、『中日』18面 "リニア作業員 安全対策怠る 7月の多治見事故"。肌落ちの原因は特定できなかったそうです。
9月17日(c) 『南信州』1面 "ツアーの学びをフィードバック 高校生がまちづくり提案 村の未来を思い描く"。 / 『信毎』18日10面 "喬木の将来像 高校生が描く 練ったアイデア 村職員や村議に提案"。
9月17日(b) 『中日』8面 "魅力的な飯田へ アイデア練る 地元の高校生ら ワークショップ"。/ 『南信州』2面 "市街地の生活環境テーマに 豊橋技科大 まちづくりワークショップ"。
9月17日(a) 『朝日』7面 "社説:若者気候訴訟 温暖化は人権の危機だ"。
9月16日(f) 『赤旗』7面 "化石燃料への援助金抗議 オランダで高速道封鎖"。
9月16日(e) 『信毎』20面 "上高地線 線路下が陥没 雨の影響か 復旧作業急ぐ"。
9月16日(d) 『赤旗』9面 "鉄路守れ・値上げ反対 札幌で「いのちの日」行動"。
9月16日(c) 『赤旗』6面 "外国人向け自然観光誘致中止 ノルウェー 環境への負担を懸念 「自然尊重の義務 知られていない」"。
9月16日(b) 北陸新架線金沢-敦賀延伸から半年:『中日』24面 "特急しらさぎ 利用低迷 続く前年割れ GWは半減 新架線延伸で乗り換え発生 北陸と中京圏 関係希薄化懸念"、『信毎』19面 "北陸新幹線金沢-敦賀延伸半年 福井来訪「空白地帯」も 観光地へのアクセス課題"。/ 『信毎』21面 "福井県への来訪者 23%増 北陸新幹線延伸半年 駅周辺で前年同期比"。
9月16日(a) 『中日』24面 "JR東海の特急 通常編成で運行 車軸圧力超過問題"、『信毎』20面 "特急しなの きょう通常運行"。
9月15日(e) 14日、飯田市長選に立候補予定の現職佐藤氏が政策を発表:『中日』10面 "「日本一住みたいまちに」 飯田市長選 現職の佐藤さん政策発表 "、『信毎』11面 "10.20飯田市長選 環境関連産業の集積目指す 現職佐藤氏が政策発表"。「日本一住みたいまち」というスローガンをあげるようです。隣の町の住民として、飯田市民の皆さんには申し訳ないですが、たしかに、「飯田市は住みたくないまち」ですね。/ 『南信州』1面 "環境軸に「産業集積狙う」 現職佐藤氏が政策発表 飯田20.20市長選"。
9月15日(d) 『南信州』7面 "出身者迎えて意見交換 リニア時代見据え 飯田で「東京懇談会」"。「リニア開業前からできることはたくさんあり、今からやるのが重要」という意見がでたそうです。できるのにやらないのには、リニアが来ていないからじゃなくて、ほかに理由があるはず。「飯田を盛り上げたい人が『飯田はこういう街』と端的に言えるようにすることも必要」という意見もでたそうですが、まず飯田市の住民が気持ちよく、安心して暮らせることが第一で、「盛り上げるとか」他地域に向かって「飯田はこういう街」といえる必要はないはず。佐藤市長は「…『リニアに頼らない』『リニアを見据える』の両方で取り組んでいきたい」といったそうです。「リニアに頼らない」なら、わざわざ、多くの市民に立ち退きを迫ってまで飯田市内にルートをひっぱる必要はなかったはず。当時の市長も副市長も見通しが悪かったというしかないでしょう。それに比べ、飯田市に逃げていくリニアを追わなかった高森町長は今からみると先見の明があったといえます。高森町では、リニア工事での移転は、関連道路の拡幅で1戸あった以外はゼロでした。次の町長はちょっとね?なんですが。
9月15日(c) 『赤旗』6面 "化石燃料関連の広告禁止 オランダ ハーグ市で世界初条例 ガソリン車や飛行機利用の旅行など"。関連で、『毎日』8月13日 "気候変動、海外では画期的判決 「門前払い」する日本との落差"。
9月15日(b) 『信毎』27面 "圧力超え車軸「しなの」も JR東海 該当車両外し運行 指定席減 影響きょうも"、『日経』7面 "JR東海、10両使用停止 在来線11部品で圧力超過"、『赤旗』11面 "JR東海も「圧力超過」 在来線10両使用停止"、『中日』23面 "JR東海も車軸圧力超過 在来線10両 使用停止 意図的不正は否定"。『中日』は下の項目でふれた、圧力をどこにかけるか、過大な圧力で軸が折れるという点を記事の最初に書いています。また、他紙が「目安」と書いているのを「車内規定値」としています。JR貨物の事件では各紙ともに「基準値」としていました。『中日』のJR東海に対する見方が一番きびしいかんじです。JR東海は報道に対しても「上手な説明」をしたようです。安全に対するJR東海の感覚はやっぱりおかしいです。時速500キロのリニアなんかやらせて大丈夫でしょうか。⇒ JR東海 > 輪軸組立作業の点検について(9月14日) 「4.在来線の一部の車輪圧入作業において最大圧入力値が目安値を超過していた原因」は「・車輪圧入作業においては、しめしろの管理と圧入力波形の確認をすることとしており、圧入力値が目安値を超過した場合の取扱いを明確に定めていなかったため。」って、意味わかりますか? 「目安値」を超過したら「記録数字を改ざんするか」、「作業をやり直すか」、「部品を廃棄するか」というのが普通の判断では? 「圧入力値が社内の規定等」という表現と「目安値」という表現。
9月15日(a) 『信毎』7面 "社説:JR貨物の不正 安全最優先に責務果たせ"。「新山口駅での事故原因は運輸安全委員会が調査中だが、脱線車両にも不正な作業が行われていた。 基準超の圧力をかけると部品がこすれて傷が付く恐れがある。破損すれば脱線を招きかねない。」という部分。7月の事故では、機関車の先頭の車軸が「折損」していたとJR貨物は公表しています。なぜ折れたか、折れたことがはめ込み作業の圧力超過と関係あるかという点。「部品がこすれて傷が付く恐れ」という説明は納得できるものかどうか。データ改ざんについて、JR貨物の説明内容が正しく伝わっているか疑問があります。車輪を軸にはめる作業の動画をみると、車輪をはめる側の反対側の車軸の先端に圧力をかけています(毎分27㎝~30㎝の速さ、加える力は700~800kN(71~82トン *説明者は55~80トン))。このやり方しかないと思いますが、規定以上の圧力をかけると車軸に過大なストレスがかかると思います。事故では車軸が折れていたのです。「部品がこすれて傷が付く恐れ」という説明が適切だとは思えません。長いものに両端から圧力を加えると座屈を起こしますから。
9月14日(f) 『朝日』23面(長野県版) "「要対策土」使用巡り環境保全計画を修正 JRリニア長野県駅工事"、『中日』12面 "JR 環境保全計画書更新 県駅付近工事 「責任持ち維持管理」"、『信毎』1面 "要対策土「適切に維持管理」 JR東海 環境保全計画に明示"。『朝日』は住民の会がJR東海と長野県に署名を提出していたと書いていますが、署名を提出した先は飯田市とJR東海です。各紙とも触れていないのですが、大鹿から要対策土運ぶ時にダンプカーの出す二酸化炭素の量が増加します。現場の残土をそのまま中詰めに使えば運搬ででてくる温暖化ガスはほとんど出ないです。地球温暖化をひしひしと感じるきょうこのごろ、温暖化ガスの増加について書いていないのは残念。/ 『南信州』15日1面 "JR東海 「要対策土」安全対策盛る 駅部環境保全計画書を公表"。「JRは当初『準備が整い次第、早ければ9月ごろから中詰め材の投入を開始する』としていたが、12月にずれ込む見通し。」
9月14日(e) 『日経』32面 "鉄道各社が緊急点検 JR貨物不正で国交省指示 月末までに報告"。
9月14日(d) 『信毎』2面 "JR東海が岐阜で住宅調査、17日開始"。
9月14日(c) 『南信州』1面 "留学生から見た飯田とは 風越高で交流会 リニアに対する意見も交換"。
9月14日(b) 『南信州』9面 "天竜川の砂利活用提案 川路まち懇 自主防災・里山管理支援も"。川底の浚渫土砂をリニア工事の骨材に充てるようJR東海に働きかけるよう要望が出たそうです。
9月14日(a) 『信毎』2面 "ボーリング調査を静岡県容認伝達へ 17日にもJR側に"、『中日』3面 "静岡県 ボーリング容認へ リニア、17日にも伝達"、『日経』5面 "静岡の掘削調査容認 リニア、県がJRに通知"。
9月13日(g) 『信毎』5面 "リニア工事で静岡県道に新設のトンネル起工"、『静岡朝日テレビ』12日 "リニア新幹線工事車両用に活用する県道南アルプス公園線のトンネル工事起工式"。リニア建設の工事車両が通行するための県道のトンネル新設工事。約140億円の費用は全額JR東海もち。長野県でやった西下トンネル(幅員7m、878m、2018年12月15日開通)や東山トンネル(幅員7m、1201m、2019年3月28日開通)の合計の長さの倍以上の全長は4.6キロ。工事に、たぶん5、6年かかるとすれば…
9月13日(f) 『赤旗』13面 "国交省係長が盗撮か"。
9月13日(e) 『朝日』14面 "トラック「24年問題」 運送価格転嫁進まず 荷主、消費者の意識改革を 業者の立場弱く 「荷待ち」改善も必要"。
9月13日(d) 『朝日』25面 "JR貨物、不正車両631両に"、『中日』25面 "新たに67両で不正確認 JR貨物 運行再開、配達遅れも"、『赤旗』13面 "JR不正 新たに67両 貨物改ざん 運用停止631両に 運行の停止 物流に影響"、『信毎』29面 "JR貨物、新たに67両で不正確認"、『日経』15面 "JR貨物、不正630両超に 安全確認後、運転は順次再開 管理体制の検証必須"。相当数の不正があって、おそらく起きた事故は1件。それだけ、鉄の車輪の信頼性は高いけれど、さらに安全性をもとめてやるべきことをしてなかったことはマズイという話だと思います。それにくらべ、超電導リニアの技術の細かい部分はここまで突き詰められているかどうか?
9月13日(c) 『朝日』13面 "耕論:暴走する首長 イメージだけで選ばない 西岡研介さん ノンフィクションライター"。「『何か変えてくれそう』というイメージだけで首長を選んだらロクな事にならん」。飯田市長選の新人候補について、あんなの当選しないだろうといったら、若い人はああいうのに入れるんだといわれましたので…。
9月13日(b) JR東海が長野県の中間駅工事の環境保全計画の修正版を長野県と飯田市に送付:JR東海ニュースリリース 9月13日:中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事における環境保全の更新について、「中央新幹線長野県駅(仮称)新設工事における環境保全について 令和4年10月 (令和6年9月13日 更新)」。土曽川橋りょうの橋脚の基礎工事については14ページにあります。
9月13日(a) 『信毎』29面 "声のチカラ:学習用端末 修理に出し1年超戻らず困った… 須坂市教委 手続き怠り放置 代替機は持ち帰れず→宿題提出や部活連絡に支障 生徒側「管理徹底してほしい」"。日本の教育行政はいつになってもケチケチ。
9月12日(f) 人を見かけで判断しちゃいけないんですが、自民党「相殺」選の候補の顔写真を毎日みてうんざりなのに、飯田市長選の立候補予定者。どちらもリニアを推進一方でやってきて、リニアの失敗が視野にはいってきたいま、これまでやってきたことを正当化するのに一生懸命という感じがしますね。結局、自治省官僚vs日本会議(+統一教会系)っていったい何。そういう意味では、他に入れたい候補が出馬しないなら、投票にいって白票を入れてやろうじゃないかなんて話も…:『信毎』3面 "リニア巡る首長 飯田で問う 市長選告示まで1カ月"。/ 『南信州』13日1面 "現職対新人の争いに 飯田市長選告示まで1カ月"。
9月12日(e) 『南信州』1面 "伊那谷「地方分散のモデルに」 リニア沿線 政府が広域経済圏形成へ方針"。組織の名前がしまりがないので、このことやこのことなのかなという感じがしますが…、ま、記事によれば、「伊那谷地域を東京一極集中から地方への多極分散のモデルにすることを『実現したいビジョン』に盛り込んだ」そでうです。だったら、そもそもリニアは必要ないね。「リニア効果を広域に波及させるための交通体系の実現」なんかも、高校生や年寄りが足がないと困っているのに、外から来た人の足の方が大事かよ。
9月12日(d) 『日経』5面 "水素トラック「重点地域」 経産省 年内にも公募、普及促す"。
9月12日(c) 『日経』10面 "インドネシア地下鉄 新路線が着工 日本政府が建設支援"。
9月12日(b) 『朝日』23面 "不正疑い 新たに300両 JR貨物 国交省、車両所を検査"、『中日』1面 "R貨物 全列車一時停止 データ改ざん、物流遅れ"、『赤旗』13面 "JR貨物がデータ不正 貨車560両など運用停止 国交省 立ち入り検査 全列車運行一時見合わせ"、『信毎』27面 "JR貨物 全列車一時停止 データ改ざん ヤマト・佐川に遅れ"、『日経』1面 "JR貨物が運行停止 大和など物流に遅れ データ改ざん"。
9月12日(a) 『朝日』12面 "社説:JR九州高速船 許されない安全の軽視"。
9月11日(f) 『朝日デジタル』 "静岡知事「JR東海は情報全面開示を」 残土置き場直下に断層可能性"。
9月11日(e) 『信毎』9面 "航空機需要回復 新工場で対応 精密部品加工の野中製作所 飯田に建設 29年めどに生産力を最大1.5倍に"。もともと飯田の企業らしいですが、需要が回復したので新工場をつくるそうです。リニアが来れば企業がくるといわれるんですが、企業が生産している製品について需要が増える見通しがないなら、リニアができたところで進出してくる企業はないはずです。そもそも企業が生産設備を拡大する理由はリニアができて移動が便利になるなんてことは関係ないはず。
9月11日(d) 『日経』17面 "英シェルの航空燃料調達 成田空港、国内供給に不安"。
9月11日(c) 『日経』15面 "北千住「みどりの窓口」常設復活"。
9月11日(b) 『中日』22面 "JR貨物 データ改ざん 国交省、検査表明 564車両運用停止"、『朝日』25面 "JR貨物 564両で検査不正"、『日経』39面 "R貨物、データ改ざん 車両部品組み立て 国交省が監査へ"、『信毎』24面 "JR貨物 データ改ざん 564両運用停止 国交省が立ち入りへ"。はめ込む圧力が1割大きかったのに正規の圧力とデータを改ざんしたというような、非常に細かい部分の不正についても「鉄道事業法」に基づいて国交省は立ち入り検査をするのですが、リニアでは、まさに従来の鉄道で車輪にあたる超電導磁石の材質が決まっていないのに、建設を認可しました。技術的に完成しているとはいえないリニアを認可するというのはちょっと変じゃないかと思います。
9月11日(a) 『朝日』25面 "上越新幹線 自動運転へ JR東日本 一部区間に28年度導入"、『日経』15面 "上越新幹線で自動運転 28年度から JR東、一部区間で"、『信毎』3面 "上越新幹線で自動運転 28年度から一部 北陸・東北も検討"。/ 『中日』12日25面 "新幹線の自動運転 新潟で28年度開始 JR東日本"。
9月10日(f) JR東海は、リニアの第1中京圏トンネル・西尾(さいお)工区について、今月末までとしていた工事期間を2030年1月末までに延長。理由は地質が当初の想定と違っていたから。:『中日』3面 "リニア愛知工期 初の遅れ 最大5年半 開業時期は影響なし"、27面 "リニア工期延長 沿線各地で 資材高騰 人手不足 埋蔵文化財"、『信毎』2面 "愛知の西尾工区 5年4カ月延長 第一中京圏トンネル工事"。西尾工区は全長4.5㎞。NATM工法。現在本坑の7割を掘削済み。⇒ 中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)工事における環境保全について(トンネル掘削作業) 2019年1月
9月10日(e) 『中日』12面 "リニア残土で盛り土 湿地の生態系保全を 保存会 阿智村、県に要望"。/ 『信毎』11面 "阿智村が検討の残土使った開発 「貴重な湿地 保全を」 飯伊の住民団体 県と村に要望書"。
9月10日(d) 『信毎』30面 "豊丘村道工事 水道管を損傷"。リニア関連の道路工事で重機が水道管を破損して、10戸が約9時間断水。/ 『中日』10面 "リニア関連工事で近隣住宅10軒断水 豊丘、すでに復旧"、『南信州』7面 "豊丘の村道工事で水道管を損傷 JR東海"。⇒ JR東海 > 村道壬生沢線道路改良工事における水道管の損傷について(9月9日)
9月10日(c) 『信毎』2面 "「多極分散」伊那谷にモデル都市 中間駅を軸に活性化 政府方針"、『中日』3面 "沿線経済圏形成 政府が中間方針 広域交流や企業誘致"。
9月10日(b) 『朝日』6面 "「富士山見えなくなる」→マンション解体 積水ハウス、10億円の営業外費用"。積水ハウスの社長は「『(建設中止)決断が遅かったために、さまざまな方にご迷惑をかけた』と陳謝」したそうです。リニア計画は必ず失敗すると思いますが、建設してしまったトンネルや高架橋なんかをどうやって後始末するのか、どれほどの費用がかかるのか。
9月10日(a) 『中日』 "「夕歩道」"。そもそもリニア計画は「企業」の事業としてやるべきでないものだった。それが明らかになってきている。川勝氏が辞職の理由でリニア問題のメドがたったみたいなことをいったのはこのことだったのかも知れませんね。⇒ 「あと10年といわれ続けて42年」
9月9日(b) 『東洋経済オンライン』 "JR東海リニア「名古屋―新大阪」着工時期の矛盾 国がゴリ押し「2037年全線開業」高いハードル"。
9月9日(a) 『日経クロステック』 "橋脚基礎のケーソン沈まず、中部縦貫道の全線開通延期へ"、『福井 NEWS WEB』6日 "中部縦貫自動車道 工事遅れで開通時期など計画白紙に"、『Yahooニュース(福祉新聞)』8月9日 "福井県の中部縦貫道、橋工事で「想定外の事態」発生 コンクリートを岩盤まで沈められず…国交省が報告"。中部縦貫自動車道の「新子馬巣谷橋(しんしばすだにばし)」の橋脚のケーソン基礎が沈まなくなる。ケーソン工法は、トンネルのシールド工法をタテにしたような感じの部分があるように思うのですが、同じように、基礎の側面の摩擦で基礎が沈まなくなることがあるようです。
9月8日(c) 『毎日』"ミネラルウオーターの町から消えた川 相次ぐ水枯れの原因は?"。北海道黒松町内で北海道新幹線工事による水枯れ。
9月8日(b) 『信毎』2面 "岐阜のリニア残土受け入れ協議、JR説明踏まえ再開判断"。岐阜県では、水資源の問題が解決しない限りは残土処分の問題も解決しないという形ができつつあるようです。理由はJR東海の地域や住民に対する姿勢に問題があるから。
9月8日(a) 『信毎』29面 "北陸新幹線敦賀延伸半年 全線開業は見通し立たず 収まらないルート変更論 石川は関西からの来訪減 「特急復活を」の声さえ"。
9月7日(f) 静岡の残土置場候補地のツバクロ沢(燕沢)の地下に断層があることが発覚、JR東海は黙っていた:『中日』3面 "残土置場直下 断層か リニア 静岡県「情報提示を」"、『信毎』7面 "残土置き場直下 断層か JR東海、18年ごろ把握 報告せず 静岡県「信頼損なわれる」苦言"。⇒ 続きを読む / 『SBS』6日 "リニア工事残土置き場候補地の真下に断層の可能性「互いの信頼関係が損なわれる」静岡県がJR東海に苦言"。
9月7日(e) 『朝日』33面 "安全を重ねて"(⇒『朝日デジタル』"安全を重ねて 被災トンネルの中に「小さなトンネル」 石川・輪島")。能登半島地震で被害を受けた国道249号線の中屋トンネルの復旧工事でトンネルの中に鋼鉄製のトンネルを設置して片側通行ができるようにするというニュース。中屋トンネルは、地滑りで被災したと見られています。安全なトンネルとして建設されたはずなのに地震で壊れている。トンネル内部に設置した「小さなトンネル」で安全が確保できるなら最初からそういう構造にしなければ安全とはいえないはず。トンネルは地震に強いなんていえないことはあきらかです。危険性があると思っていれば、被害はすくなくなるはず。JR東海がいう「安全」は信用できません。
9月7日(d) 4日、新城市で飯田線沿線活性化についてシンポジウム:『中日』25面 "つながる三遠南信:「飯田線活性化 長野側と連携を」 愛知でシンポ JR東海副社長 提案"、『南信州』7面 "つながる三遠南信:伊那谷と連携し誘客を JR東海鈴木副社長 シンポで奥三河に呼びかけ"。
9月7日(c) 『南信州』1面 "飯田市人口ビジョン リニア開業見込めず修正 総合計画後期計画「原案」示す"、『信毎』11面 "飯田市人口ビジョン リニア遅れ下方修正 28年時点で約9万2000人に"。
9月7日(b) 『赤旗』13面 "不記載 山梨知事が不起訴 市民、検審申し立て検討"。
9月7日(a) 『朝日』13面 "耕論:知事 vs. 国家 ・議論なき服従の方が問題 片山善博士さん 元総務相 ・リスクの開示が信頼生む 難波喬司さん 静岡市長 ・課題解決へ 熱量もたらす 西尾隆さん 行政学者"。難波静岡市長は「川勝氏は、当初、リニア建設を止めようと考えていたらけではないと思います」といっています。脱ダム宣言の田中康夫さんは「もともと感じていたのは、ダムという巨大なコンクリートの塊に抱く生理的な不安」(熊本日日新聞社取材班、『「脱ダム」のゆくえ 川辺川ダムは問う』、角川学芸出版、2010年、p189)といっていますから、川勝さんが最初から南アルプスをぶち抜くリニア新幹線についてなにか嫌な印象をもっていたとしても不思議はないと思います。どっちしても思いますなんだけれど。
9月6日(h) 『朝日』18面 "てっぱく発 鉄路さいさい:坂の上り下り 鉄道の弱点を解決 鉄輪式リニアモーターの地下鉄"。リニア地下鉄の話。「リニアモーターは、回転子に当たる物を電磁石の力でリニア(直線状)に移動させる方式なのです。つまり、直接地面(正確にはレールの間=引用者)に敷いた金属の板(リアクションプレート)を磁力で押したり引いたりして動く…」。鉄輪式のリニアモーターカーの日本最初の路線は1990年3月31日開業の大阪市営地下鉄・鶴見緑地線。
9月6日(g) 『岐阜 NEWS WEB』 "大垣 約550キロのコンクリート塊落下 名神高速から市道に"。⇒ 中日本高速:【お詫び】E1 名神高速道路(大垣IC~養老JCT)橋梁から一般道へのコンクリート塊の落下について。落下したコンクリートは長さ6m、太さ20㎝角、重さ550kg。計算してみるとこのコンクリ片の比重は約2.29。
9月6日(f) 『中日』11面 "新幹線再生アルミ 活用拡大 岐阜羽島駅の外装材にも"。新幹線の車両は在来線に比べ寿命が短いそうです。新幹線の駅ができても…の例として有名な「岐阜羽島駅」の外装材に活用するというのも皮肉というのかなんというのか…
9月6日(e) 『南信州』7面 "歳出は5.5%増の約62億円 阿智村議会9月定例会が開会"。24年度補正予算案にリニア関連工事の対策事業費に約9000万円、村道1-20号線の迂回路建設でジビエ加工施設を移転する費用はJR東海が負担。
9月6日(d) 大鹿村の熊谷村長が再選出馬を表明:『中日』14面 "大鹿・熊谷村長西線出馬を表明 「持続可能な村へ責務」"、『南信州』1面 "「持続可能な村へ責務果たす」 大鹿村長選 現職熊谷氏が出馬表明"、『信毎』11面 "大鹿村長選 現職熊谷氏 出馬を表明"。
9月6日(c) 『日経』5面 "工業用水 安定供給へ 更新費、料金に転嫁促す"。
9月6日(b) 『信毎』1面 "パイプ順 一度も確認せず デブリ採取ミス 東電が原因公表"、6面 "東電 下請け任せ デブリ取り出し作業ミス 「多重構造」管理甘く 専門家 再発を継承 手を抜いたのではないか"。国交省の交通政策審議会鉄道部会中央新幹線小委員会の答申が出たのが2011年5月12日で、国交大臣がリニア中央新幹線の建設指示をしたのは、福島原発事故の直後の2011年5月27日。当時、原発事故の収拾もできていないのにという批判があったと思います。原発事故の後始末もリニア建設もどちらも上手くいっていない。きっと共通した理由があるはず。
9月6日(a) 7月下旬に壁面が崩れた鹿児島県の北薩トンネルの状況:『日経クロステック』5日 "壁面崩落し土砂で埋まった北薩トンネル、内部のドローン映像を公開"。土砂がトンネルの天井までとどいてしまって、人が近寄れる状況でないようです。JR東海は、このトンネルで行われた湧水対策を瑞浪市大湫地区の地下水位低下の対策として行おうとしていましたが、7月の事故を見てビビッてしまっている状況。 ⇒ 関連ページ:鹿児島県:北薩トンネル(国道504号)の被災状況等
9月5日(k) エマニュエル駐米大使がリニアに体験乗車:『日経』 "エマニュエル米大使「リニアは別格」 JR東海が試乗招待"。ワシントン-ボルチモア間については、2021年8月25日に環境影評価の一時停止が宣言されて以降、手続きは進んでいないはずです。つまり環境影響評価書の最終版が出ていないので、着工できるかどうかは未知数。それより、そもそも、JR東海は米国で本当にリニア建設を目指しているはずはないという指摘もあります。⇒ "アメリカ売り込みは日本人むけのPR"。 / 『中日』10面 "駐日米大使 リニアに感激 JR東海は招待 「時速500㎞でもスムーズ」"、『信毎』6面 "国内短信▼米大使がリニア試乗"。
9月5日(j) 飯田市議会、古川仁議員の4日の一般質問関連記事:『南信州』2面 "9月市会 一般質問要旨 4日 古川氏 「要対策土」活用ただす 川路駅周辺に仮置き検討"、『信毎』2面 "「要対策土」の仮置き場 JR東海、飯田2カ所調査"、『中日』13面 "要対策土の仮置き場候補地検討へ調査中 飯田でJR東海"。
9月5日(i) 『信毎』23面 "天龍村、JRに418万円賠償へ 村道からの落石で飯田線運休"。今回の事故とは状況が違いますが、2004年に辰野町内の飯田線で、線路の盛土が流出して列車が転覆しけが人がでた事故がありました。この時は、盛土構造に問題があったと思われるのに、隣接する農業用水の管理の仕方が悪かったのが原因として、JR東海側が3500万円の損害賠償を請求し、伊那簡易裁判所の調停で辰野町が約300万円を支払うことで和解しました(参考: "鉄道の盛土の流出事故")。東海道新幹線の計画運休でも、「盛土」部分が問題になっているんですが、JR東海が安全というリニア中央新幹線のトンネル工事の残土の盛土処分(主に、谷埋め盛土)に比べれば、鉄道の盛土は規模が小さい。それがきちんと管理できないJR東海が残土の盛土が安全だといっても信用はできないです。関連ページ:"リニアトンネル予定地付近で飯田線の線路脇が崩落"、"鳶ヶ巣沢環境対策事業工事説明会"。JR東海がやるべきことは、リニア建設ではなくて、既存の自社の鉄道線路の盛土部分の対策をすること。
9月5日(h) 『日経』14面 "東海道新幹線、8月の利用5%減"。
9月5日(g) 『南信州』7面 "2050年に向けた戦略語る 経営者協会飯田支部 佐藤連合長と懇談"。
9月5日(f) 『南信州』7面 "JRや商工業者と協議会設置へ 大鹿村 工事後の地域振興に連携構築"。
9月5日(e) 『中日』25面 "無人の駅 郵便局と一体に JR高山線坂祝駅、東海で初"。
9月5日(d) 『中日』3面 "輸送トラック乗船状況公表 国交省、利用促進へ"。
9月5日(c) 『中日』1面 "最長計画運休「安全重視」 東海道新幹線 大雨で3日間 JR東海 静岡の雨量計で過去最高"。大雨で運休する理由は、東海道新幹線の「約4割が盛り土の上にあり、雨の影響を受けやすい」からだそうです。リニア新幹線自体は盛土の上を走る部分はほとんどないのですが、トンネル残土は「雨の影響を受けやすい」盛土にして処分しています。
9月5日(b) 『朝日』3面 "ひと:JR東日本で鉄道事故の教訓や経験を伝える「語り部」 片方喜信さん(73)"。
9月5日(a) 国土交通省が交通空白地の解消に向けた規制緩和策を公表:『信毎』3面 "地方交通 期待と悩み ライドシェア 拡大へ 官民連携の組織 ノウハウ提供 足踏みの自治体 支援へ"。
9月4日(d) 『時事』 "地盤沈下、家屋の影響調査 JR東海、岐阜リニア工事で"。/ 『信毎』5日2面 "岐阜地盤沈下受け家屋調査 JR東海、今月中旬に説明会"。
9月4日(c) 3日の飯田市長の記者会見:『南信州』1面 "長年の課題「一定の前進」 佐藤市政1期目振り返り "。「リニア中央新幹線開業が10年先に延びたが、駅周辺整備計画の見直しの中で『リニア開業を待たずに駅前広場の一部を供用開始する』とし、にぎわいの創出についても検討したい意向を示す。駅前広場について、佐藤市長は小さな道の駅をイメージしたうえで『民間の力を借りる形で飲食や物販といった機能を備え、駐車場があり、イベントの開催も可能な空間として整備ができればいい』と答えた」。リニアが来なくても、大型パチンコ店は撤退した(リニアで移転せず撤退)可能性があって、国道に面したその場所は小さな道の駅程度の面積はありました。500台規模の駐車場は国道に面していない路線の北側で座光寺スマートインターから新設の道路に近いですが、国道には面していません。場所をどこにしても、リニアの工事が終わるまでは、または、リニアの中止が決定するまでは、きちんとしたものはできないと思います。
9月4日(b) 『赤旗』"主張: 北陸新幹線延伸 条件の破綻した計画断念せよ"。
9月4日(a) 飯田市議会、共産党・古川仁議員の一般質問がありました(録画)。
9月3日(j) 『信毎』3面 "焦点:阿部知事 支持率72.7% 4期目折り返し 県民世論調査 リニア「期待していない」41% 先行き不透明 期待高まりにくく"、6面"県民世論調査の主な結果"。長野県世論調査協会が7月19~8月18日に県内の有権者653人(回収率54.5%)からの回答をまとめたもの。「リニアに期待していない」が41%で「期待している」は33%。飯田下伊那では「期待している」が69%、「期待していない」が22%。知事がかわって静岡の問題がすぐに解決して着工できれば2034年に開業できるとマスコミは説明していました。が、静岡の着工時期はまだ見えていません。さらに瑞浪の水枯れ問題など、本当に開業できるかどうか、むしろ開業は無理とか中止すべきというの見方もできて当たり前の状況の中で、こういう数字ってあまり意味無いように思いますが、期待していないがやっぱり多い。飯田下伊那の数字はちょっと異常じゃないかという印象です。ちなみに、2021年8月の調査は、「期待する」が28%(南信は33%)、「期待しない」が68%、2023年8月下旬の調査では、「期待する」が36.6%、「期待しない」が39.6%、「何ともいえない・わからない」が22.5%でした。
9月3日(i) 『中日』25面 「通風筒」が紹介しているリニアの3D映像は、⇒ 中日新聞デジタル編集部:"リニア車両が飛び出す3Dデジタル看板 名古屋駅のJRゲートタワーに設置"
9月3日(h) 『南信州』3面 "松川町 子育て分野「引き続き注力」 北沢町長が23年度決算を総括"。「本年度一般会計補正予算案には、リニア中央新幹線建設事業で発生した残土を活用する福与河原圃場整備事業の物件補償費など2億6314万円、新型コロナ…などを計上した」
9月3日(g) 『南信州』3面 "プロの演奏家とステージ創る 高森町10月に音楽祭"。「リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据え、町の新たな魅力を創り上げることで関係人口、交流人口の増加を図ろうと開いて…」
9月3日(f) 『日経』17面 "ANA「サメ肌」貨物機就航 フィルム、年1%燃費改善 SAF普及先駆け対策"。
9月3日(e) 『日経』17面 "エジプトで地下鉄改修 日立、通信インフラ納入"。
9月3日(d) 『日経』35面 "土木工事現場を遠隔確認 長野県 ウエアラブルカメラ貸与"。
9月3日(c) 『中日』8面 "トンネル工事 自動化で安全 鹿島が開発、順次導入へ 必要人員半分に/危険個所では遠隔操作"、『信毎』8面 "山岳トンネル工事 自動・遠隔化 鹿島が開発 技術者の安全性向上"。
9月3日(b) 『朝日』9面 "中央線東京-松本 定時性確保へ連携 沿線自治体や関係団体"。シカ等の衝突で遅延が多発していると沿線自治体や関係団体は主張しているのですが、茅野駅と岡谷駅の間が単線だということも原因のはずが、そのことについてはいっていないようです。
9月3日(a) 『朝日』6面 "船首浸水 会社ぐるみで3カ月隠蔽 JR九州 子会社の高速船 警報細工 修理せず運航 国処分の翌年 再び不正"。旧国鉄、JR系会社の不正。
9月2日(c) 『日経』25面 "受験考: 足りない国語力 数学の答案で致命的ミス"。簡単化しましたが、たぶん、「図の中に長方形はいくつあるか」(下図)というような問題。正解は3でしょうか? 受験指導者である執筆者は、生徒が「正方形の場合を差し引いて」と考えたことについて「国語力が弱く、言葉の意味や文章の読み方、書き方が身についていない」とこぼしています。「長方形」と「正方形」はどちらも「四角形(方形、矩形)」で、「長四角(ながしかく)」と「真四角(ましかく)」のと違いを「長」と「正」をつけて区別しているんじゃないのと考えた生徒の方が論理的だと思いませんか。正方形は長方形の特別な例であることを知っているかどうかをこのような問題で確かめる必要性はないでしょうね。つまり、大人が子供たちに、「旧来の間違った常識(旧来の陋習)に従え」といっていようなものだと思います。これ、けっこうリニアに関係あるんですよ。きちんとした定義を持たない言葉を乱用するという点で。これが家の平面図だとして、長方形の部屋がいくつありますかという設問がなりたつでしょうか? 答えはゼロなんですが…。受験勉強って、思考力を無くすためにやっているように見えますね。
9月2日(b) 『赤旗』10面 "微化石が記憶する温暖化 約5000万年まえのCO2濃度復元 米ユタ大学など 気候変動の"ヒント"なるか"。
9月2日(a) 『赤旗』9面 "クローズアップ:長野県のリニア工事 住民に真実知らせず進む 自治会役員のみ説明/環境保全ないがしろ"。
9月1日(g) 『中日』12面 "4期目折り返し 阿部県政の轍(下)知事インタビュー 人口減への緩和と適応を"。「…人口が減る中でインフラをどう維持していくかも、適応策における重要な課題だと指摘。…特に中南信ではリニア中央新幹線を意識していくと述べ、『開業時期のめどが立っていない残念な状況だが、今からリニアを有効に生かしたまちづくりをどうすうるかしっかり考えていきたい』と話した」。「轍」って、「車輪のあと」(『明解国語辞典』1952年)って意味ですが「前車の轍を踏む」みたいな使い方が多いと思います。支持率が72.7%もあるのに。
9月1日(f) 『信毎』1面 "地方創生 68%成果不十分 本格化10年 「単独対策に限界」 全国自治体調査"、2日2面 "「地方創生」自治体任せで窮地に 全国首長 68%が成果認めず 女性の暮らしやすさ確保 不可欠"。
9月1日(e) 『信毎』3面 "バス運転手不足 修学旅行にも影 「2024年問題」影響どう軽減 模索する県内"、2面 "まず徹底的に若者に聞こう 人口減少や東京一極集中 歯止めかからず 須坂出身・埼玉大学院の宮崎教授に聞く"。
9月1日(d) 『信毎』29面 "北陸新幹線、異常音 確認で一時見合わせ"。
9月1日(c) 『赤旗』4面 "風力発電撤回申し入れ 米沢市長、JR東エネ開発に"。
9月1日(b) 『南信州』1面 "飯田市長 「健全財政維持に務める」 23年度決算言及し見解"。健全財政を考えるなら、身の丈に合わないリニア駅周辺整備などリニア関連事業は、すぐにやめるべきだと思います。さらにいつまでかかるか分からないリニア建設の中止を求めるべきです。
9月1日(a) 『南信州』9面 "阿島北工区の環境保全 JR計画に県が意見募集"。 ⇒ "長野県が意見募集 壬生沢川から阿島北のリニア工"