更新:2021/05/13

妙琴原(松川工区)のようす、5月12日

 5月8日、妙琴原へいったら、リニアの中央アルプストンネルの工事ヤードの桟橋が、松川の左岸と右岸でつながっていました。とはいっても、まだ工事中です。

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いつもの吊橋の場所から。吊橋の上からのヤードを含んだ渓谷の眺めはなかなか壮観です。忠良なる工事関係者の中にはこのあたりで写真を撮ろうとすると撮影するなという方もいたみたいですが、JR東海さんは、なんか勘違いしていませんか?

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中心部を拡大。右岸(※ 写真左)側にクレーンが2基あります。奥の方が大型で、手前がやや小型です。

※ 訂正:右岸と左岸を間違えました。写真は上流に向かって撮っています。写真の左が右岸です。(2021/05/14)

 12日にあらためて行ってきました。手前のクレーンを使って右岸側で橋桁を組み立てているようでした。その後奥のクレーンで両岸の間に橋桁を渡していました。

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クレーンが2基。奥のクレーンの先端には「高地丸高」と書いてあります。

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桁の中央分?。

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桁の端の部分。

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もう一方の端の部分。

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組立ている間に川底を見ると、作業現場の直下の下流側の河原に数名の作業員がいます。

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組上がった橋桁を渡すところ。

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次にすでに渡してあった橋桁とあらたに渡した橋桁の間をつなぐ部品を取り付けているようでした。人の大きさと比べると桁と桁の間隔は2~3m程度でしょうか。

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 12日は、たまたま、中部公衆衛生の方が松川の水質検査をしているところを見かけました。検査しているこの場所は吊橋のすぐ下流。ヤードの排水管のすぐ下流です。

 1月27日付の『南信州』のインタビュー記事で古谷担当部長は、「作業ヤードの整備と工事用仮桟橋の工事を進めている。桟橋工事は今年の春ぐらいにつなげ、掘削の準備ができれば年内にもトンネル掘削に入りたい 」と答えていました。このあとまだ桟橋の上に鉄板を敷いたりして、工事車両が通れるようになって「つながった」といえるんだと思います。5月や6月は初夏だと思います。工事は着実にじわじわと遅れています。

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