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リニア・タイム・ライン(2014年12月まで)

★ は予定。新聞記事の日付は多少ずれがあるかも知れません。リンクした記事は時間が経つと削除されるものもあります。長野県の話題が中心です。後になって付け加えた記事は右にずらしてあります。自身のメモ兼なので読みにくい点は御容赦。「タイム・ライン」というのは、このページをまねました。


2014年12月

12月29日 『中日』記事:"中国「鉄道外交」加速 低コストで新興国開拓 日欧に対抗 合併や規格統一探る" (中国は2008年8月北京天津間で最初の高速鉄道を開通させてから6年間で総延長1万2千キロの高速鉄道を建設。リニアは12年後にやっと286キロできるかなといったところ。世界はリニアなんか必要としていません。日本も従来の鉄道の技術をより洗練させないと国際競争に負けるでしょう。世界の高速鉄道は速度よりは安全と省エネと低コストの建設費が重視される時代ではないかと思います。)

12月26日 『中日』記事:「リニア、中日本高速が協力 JR東海と用地買収で協定へ」(『中日』)。"直線で都市間を結ぶリニアは地下や山岳部のトンネルが9割。地下30メートル未満に線路を敷設する場合、その地上部分の地権者への補償か用地買収のどちらかが必要となる。" では30mより深い部分は補償や買収の必要はないという意味ですか? そうじゃないでしょう。

12月24日 阿智村議会のリニア特別委員会が「社会環境アセスメント」について村とともに鈴木誠愛大地域政策学部教授と実施に向け意見交換をしていると公表。(『信毎』12月24日)

12日24日 『朝日・長野県版』記事:取材ノートから5「残土埋め立てで安全論争」

12月22日 阿智村の熊谷村長は議会で、廃土運搬の代替道路の要望を続け、独自の環境調査を行うと答弁。推進の立場と懸念、反対の立場のどちらに軸足を置くのかとの質問に「広域連合で早期実現の運動をしてきたことは事実だが、現在は各地域の実情を考えた安全な工事を求めている。安全、安心が確保できなければ工事はできない。これだけの大規模な工事、事故があってからでは遅い。村として独自調査や想定外のシミュレーションを行い、要望を含めしっかりと対応していく」と述べたそうです。(『南信州』12月23日)

12月22日 リニア中央新幹線建設促進中信地区期成同盟会は総会を開き、今年度末の解散を決定。(『中日』12月23日)

12月16日 リニア沿線住民ネットワークが国土交通大臣のリニア事業認可に対する異議申し立て5048通を提出(「東濃リニア通信」12月16日『東京新聞』12月17日『朝日デジタル』12月16日)。Youtube動画:20141216 UPLAN【記者会見】リニア新幹線着工認可処分の取り消しを求める異議申し立て書提出。飯田下伊那からの多数の異議申し立て書も含まれています。国土交通省鉄道局施設課職員は異議申し立て人の適格、不適格の判断はJR東海がすると発言。国の機関の大臣である国土交通大臣の処分についての異議ですから、また全国新幹線整備法に関わるものですから、JR東海が沿線に住む関係住民の適不適を決定する理由はありません。職員がこういう発言をするのは、国土交通省がJR東海のいいなりの下請け役所になっているからなのでしょう。(リニア・市民ネットブログ:2014-12-12)

12月15日 豊丘村の地区別の事業説明会の様子が豊丘村のHPに掲載される(豊丘村:「リニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が村内4地区で開催されました。」キャッシュ)。

12月14日 飯田で飯田リニア検証会議 「検証せよ! リニア新幹線 -- 現行計画に死角はないのか? --」開催(チラシ(HTML版)) (「東濃リニア通信」12月15日) 関島弁護士の講演録(「東濃リニア通信」2015年1月7日)

12月14日 第47回衆議院選挙投票日。共産党が8から21に議席を伸ばす(『赤旗』12月16日)。自公圧勝に見えますが、小選挙区制度による効果であって、決して民意を反映したものではありません。リニア計画も同様、国策とはいいながら全国民の民意を反映したものではなく一握りの階層が期待しているだけです。

12月14日 NHKラジオ第一「著者に聞きたい本のツボ」が堤未果氏をゲストに『沈みゆく大国アメリカ』を取り上げる(ラジオあさいちばん: 著者に聞きたい本のツボ(ポッドキャスト))。

12月10日 飯田市の上郷公民館でJR東海の地区別の事業説明会(詳細)。

12月8日 NHKテレビ『クローズアップ現代』が建設残土の土砂崩れ問題を取り上げますが、リニアの残土のこともでるそうです。タイトルは「“建設残土”が家を襲う」(『NHK』「東濃リニア通信」12月7日)。リニア残土に関連して「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」の天野さんが出演するはずだったのが中止になりました(「東濃リニア通信」12月8日)。(NHKクローズアップ現代 2014年12月8日:“建設残土”が家を襲う)

12月7日 中川村「リ二アを考える会」 初の学習会を開催(右馬允からのお知らせ 12月3日)。主にCOP12に参加してリニア問題をアピールした伊那谷のグループの報告。ブータンではトンネルを作らないという話は初耳。

12月6日 リニアを考える可児の会が岐阜県可児市の桜ヶ丘公民館で「リニアと土地問題」の学習会(「リニア可児の会ニュース」 11月22日同 12月7日)。

12月5日 『信毎』記事: "リニア認可 異議申し立てへ 県内など沿線住民 国交省に" (10月17日国交省がJR東海のリニアの工事申請を認可した処分を取り消す異議申し立ての準備を沿線ネットワークがしていることについての報道)(関連)

12月5日 長野県議会で共産党の小林議員のリニア長野県駅の1日の乗降客数の6800という過大な数字に基づく予測は失敗するとの指摘に対して阿部県知事は「非常に後ろ向きな話」と反論(『信毎』12月6日)。

12月4日 『信毎』が「飯田下伊那」版に飯田リニア検証会議の記事を掲載。実行委員会代表の片桐晴夫さんは事業説明会などでようやく多くの人がリニア計画の問題点に気付き始めている。環境に影響が大きいリニア計画は再考しなければいけない」と語っている。

12月4日 阿智村智里東地区のJR東海の事業説明会。ある旅館経営者から「リニアが来れば便利になるが、なくても生きていける。どうしてもやりたいなら、事業を成功させてくださいというスタンスで進めないと絶対にうまくいかない」という意見が出たそうです(『信毎』12月6日)。大鹿では百害あって一利なしといわれ、阿智では必要なものではないといわれ・・・。これはJR東海だけでなく飯田の丘の上の皆さんも心して聞くべき言葉だと思います。リニアがなくては飯田は終わりなんですか?

12月3日 JR東海の柘植社長は国費投入による大阪までの早期延伸について国の提示があれば検討するが健全経営が堅持できる具体案がないので現実としては難しいと述べた(『朝日』12月4日)。

12月3日 清内路でJR東海の事業説明会。11月の村全体での説明会で出された社会環境への影響調査について具体的な回答はなく、またダンプの通行について出された「生活権の侵害だ」との住民の訴えにたいし、「生活被害や生活権の侵害がどういったものを指すのかピンと来ない」と回答。「立派な輸送形態(リニア)を造り出すなら、その財力や組織力で調査法を確立させる気概を」、「先進国としてリニアの技術を輸出するなら、社会環境調査も同時に輸出すべきだ」など住民から重要な注文も出された(『信毎』12月5日)。(清内路のHP)

12月2日 『朝日』記事:(社説余滴)"「夢の超特急」と呼ぶ前に 加戸靖史" (『朝日』12月2日)

12月2日 阿部長野県知事は県会で、飯田市部分のリニア用地取得事務は飯田市が、ほかの関係自治体部分は県が受託する方向で調整中と答弁(『信毎』12月3日)。

12月2日 『信毎』記事:"リニア効果「期待」5割 中川村が住民意識調査" [要点] 第5次総合計画後期基本計画策定に向け6月に実施した住民意識調査。リニア効果に期待が52.6%。効果としては、移動時間の短縮61.6%、観光レジャーの振興53.5%、交流人口の増加32.9%。「期待できない 30.3」と「わからない 17.0」で47.3%。[コメント] 経験的には時短と交流人口の増加は地域の衰退の原因になる可能性が高い。観光振興は資源があることが前提。

12月2日 喬木村議会定例会あいさつで市瀬村長は、リニアについて阿島北リニア対策協議会と連携をとりながらJR東海に働きかける、JR東海からは地元の理解が得られなければ工事に着手はないという回答をもらっている、丁寧な説明をお願いすると語る(『中日』12月3日)。

12月2日 南木曽町のリニア中央新幹線対策協議会は環境保全協定や斜坑口削減など8項目についてJR東海に対して質問書を1月30日までの回答期限として提出(『中日』12月5日)。

12月1日 共産党の月刊誌『前衛』12月号がリニア特集(『前衛』)。


2014年11月

11月30日 中津川市福岡で「リニア新幹線を考えるシンポジウム」(「東濃リニア通信」11月9日「東濃リニア通信」12月1日)

11月26日 『レイバーネットTV』が第78号放送で「特集:21世紀の粗大ごみ「リニア中央新幹線」」(出演=服部隆さん(南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡共同代表)・坂田昌子さん(虔十の会・国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表))(『レイバーネットTV』)。

11月26日 『広報かみさと』第92号: 「リニア・ボーリング調査」[要点]JR東海が飯田市上郷、黒田で10月半ばからボーリングを開始。来年1月まで。11月5日現在で30m掘削。予定は100m。(関連)

11月26日 『南信州』がJR東海が事業説明会のスライド資料を公開したと伝える(11月26日)。(JR東海 11月26日午前現在で資料は14日の地場産業センター分まで)

11月18日 高森町でJR東海の事業説明会。質問者は12名、終了は21時5分頃。住民から飯田市内のトンネルが活断層を横切る危険性について指摘がされたのは一連の事業説明会でははじめて。朝日新聞によれば参加者は140人。会場はほぼ満席で他地域からの参加者も多くJR東海の情報公開が不十分なことは否定できないと思います。今回の長野県内の9会場の参加者の合計は1760人(『朝日』南信版11月19日、『中日』11月19日、『南信州』11月20日)(質疑応答の記録)

11月16日 岐阜県と名古屋市で電車を人力で引っ張るイベント(詳細)。

11月15・16日 高森町文化祭でリニア関連展示(詳細)。

11月15日 飯田市の平安堂書店座光寺店に『日本の科学者』10月号が多数陳列してありました。賛成派も反対派も必読の書みたいなポップが添えて2箇所に陳列してありました。

11月14日 共産党の辰巳参議院議員が「地方創生に関する特別委員会」で質疑(『赤旗』11月16日参議院・録画=ビデオの2時間50分から または 発言者一覧の辰已孝太郎(日本共産党)をクリック)。

11月14日 飯田市の地場産業会館でJR東海の事業説明会。平昌であった生物多様性条約会議でリニア問題をアピールした若者がJRの環境への取り組みについて質問。黒田斜坑口からの掘削方向は平面図で見ると豊丘の戸中の斜坑口からと同様に奇妙なコースをたどっているのに、特に説明もなかったし、質問もありませんでした。質問者は9名。21時15分終了。

11月13日 松川町町民体育館でJR東海の事業説明会。生田地区に残土処理場を置くという情報について懸念を示す質問が出されました。残土処理地はかなり確保したと思われているようですが、地権者に交渉する段階にはまだほど遠いといった状況に思えます。質問者は16名。21時25分終了。

11月12日 阿智村中央公民館でJR東海の事業説明会。質問者は14名。環境保全協定の締結の問題ではやはり平行線。住民側は将来の起こる可能性のある事態の責任の所在を明確にするため締結を望んでいることがJR東海が認めない理由と推察。終了は21時46分。連日の説明会のほとんどが時間延長。JR東海の社員さんもご苦労様ですが、ご自分達がそれだけの労力を投入する価値が本当にある事業なのか自分の頭で考えていただきたいと思う。同じJR東海でも反対の声を上げている労組があるのです。説明方法や態度が丁寧でも結論が強引であれば意味がないという声もありました。パソコンの調子が悪いのでとりあえず・・・。

11月11日 中川村文化センターでJR東海の事業説明会。質問者は15名。終了は21時13分でした。(詳細)

11月10日 大鹿村交流センターでJR東海の事業説明会。会場は満席で、質問をした参加者は24名におよび、終了は22時33分と3時間半の説明会となりました(詳細)。参加者は約290名(『信毎』11月11日)。住民からは、「リニア建設によるメリットは、大鹿村にはない」という意見も出され、JR側は、「まだ具体的な考えを持ち合わせていないが、今後、考えていきたい」と答えていました。(『NHKweb』11月11日) (「美しい村」の議員日記記事の裏だって伝えたい)

11月10日 リニア長野県駅の周辺整備基本構想検討会議が第2回目の会合を開く(『信毎』11月11日、『中日』11月11日)。

11月7日 喬木村でJR東海が事業説明会を開催(詳細)。

11月6日 南木曽町の南木曽会館でJR東海が事業説明会を開催。出席者は約100名(『中日』11月7日)。(詳細)

11月5日 静岡市など9市1町が望月義夫環境大臣にリニア工事に関して環境省が適切な対応をとるよう要請(『静岡新聞 web』11月6日)。

11月5日 JR東海は4日に発表した「事後調査計画書」について訂正(『信毎』11月6日)。

11月4日 「リニアを考える自治体議員懇談会」がリニアの事業認可に対し、国交省へ抗議書を提出(『毎日』11月5日)。

11月4日 JR東海は環境影響評価書に基づく事後調査の計画書を発表(『南信州』11月6日)。

11月4日 喬木村で阿島北リニア対策協議会が発足(『南信州』11月6日)。

11月4日 豊丘村の豊丘南小学校でJR東海の事業説明会が開催される。当初3ヘクタールとされていた変電施設が4ヘクタールに。質問した参加者は10名(詳細)。参加者数は約190人(『NHK web 長野』 11月5日)、約170人(『中日』11月5日)。(『毎日』11月5日、『南信州』11月6日) (質疑応答の記録)


2014年10月

10月31日 『朝日』に小渋川の橋梁予定地の写真が掲載される(『朝日』長野県版10月31日)。

10月30日 町田市で「リニア中央新幹線を考える町田の会(代表、藤井石根・明治大名誉教授(機械工学))」が発足(『読売』)。

10月30日 南木曽町のリニア中央新幹線対策協議会は会合を開き、環境保全協定の締結にJR東海が応じない場合は工事説明会に応じない方針を決める。この会合にはJR東海の沢田担当部長ほかも出席している。(『中日』10月31日、『信毎』10月31日)

10月27日 東京で最初のリニアの事業説明会が港区で開催。質疑応答で質問した参加者は一人だけで、約一時間で終了。港区港南四の和野信一さん(77)は「地元には計画全体についての説明がまだされていないのに、環境影響評価の説明をされてもよく分からない。住民としては、リニア開業が品川駅による地域分断を促進するのか、解消するのかに興味がある」と話した。 (『東京新聞』)

10月25日 豊丘村の村交流学習センター「ゆめあるて」で飯田市のブランディングプロジェクトのアドバイザーの竹内宏彰氏と うるまでるび氏が「私たちの村の未来を みんなで考えよう~リニア中央新幹線を見据えて」をテーマに講演(午後6時から、無料)(『南信州』10月11日、豊丘村「いいまち南信州」)。(講師からの提案は、リニアが出来ると外国人が来るので村民全員が英語を習うこと、村長自身がマツタケを焼くマツタケ祭りをするなど。竹内氏が話した、米国の高校生がユーチューブで自分が買い物したものを紹介するだけで大金(CMが付くので)を手に入れた話しのような「仕事」はまともなのか?。講演会の内容はどうあれ宴会で締めくくりとは、田舎の親爺感覚。うるまでるび氏はご夫婦のアニメ作家、奥さんが豊丘出身の片桐白登画伯の孫。質疑応答の唯一の質問者はコアカレッジ関係者か?。ちょっと珍しい話をして田舎者を誤魔化して歩く東京の人間にとってはリニアは便利に違いない。)

10月25日 中津川で「土地問題を中心に学習会開催!」(リニアを考える岐阜県民ネットワーク主催)(『東濃リニア通信』10月6日『東濃リニア通信』10月23日『東濃リニア通信』11月4日)

10月23日 JR東海の柘植社長は静岡県知事との会談のなかでJR東海としてトンネル工学などの専門家で構成する「大井川水資源検討委員会」を設置すると報告した(『中日・静岡版』10月24日)。

10月22日 新幹線の技術や設備の海外展開を目指す「国際高速鉄道協会」やJR東海などが海外から関係者を招き東京で国際会議を開く(『NHK』、『47NEWS』)。

10月20日 『赤旗』社説(主張):「リニア国交相認可 国民は着工を認めていない」(『赤旗』)

10月20日 JR東海は住民向け事業説明会の日程を公表(『信毎web』10月21日)。(JR東海:中央新幹線(品川・名古屋間)に係る事業説明会の開催について) (長野県内の開催予定)

10月20日 JR東海が飯田市元町5430-5の長野環境保全事務所のある第一吉川ビルに長野工事事務所を設置(『南信州』10月19日、『南信州』10月21日)。

10月20日 高森町で山梨学院大学の日高昭夫氏が「自治組織の歴史と役割、そしてこれから」というテーマで講演。行政との結びつきが強い面がある一方で、集落内のあらゆる機能を引き受けることからマンション建設の反対運動を起こした例など、また現在の自治会組織の歴史的な成り立ち等、ひごろ意識していない興味深い指摘あり。(日高昭夫氏プロフィール 地域住民だれもが潜在顕在に必要だと考える公共問題に関する解決策(地域公共政策)を模索し提案し調整し実施する仕組みを「ローカル・ガバナンス」と呼びたいわけです。そのイニシアチブやヘゲモニーを誰が担うかは一概にはいえませんが、重要なことは、お上や政府(自治体を含めて)だけが常にそのイニシアチブを執るわけではない、ということを確認しておくこと)(『南信州』10月30日)

10月19日 『赤旗』10月19日コラム:「きょうの潮流」(『赤旗』)(鉄道の年間の輸送人員は230億。これはダントツの世界一あとは野となれ山となれ。社会の姿を変えてしまう(リニア)計画を「国家百年の愚策」と指摘する専門家も。周辺住民だけでなく、国民の生活と日本の国土を壊す巨大開発。その道のりは、奈落への軌道です。)

10月19日 『南日本新聞』 社説:「[リニア着工認可] 造る意義の説明が必要」(『南日本新聞』)

10月18日 『読売』 記事:「高まる期待消えぬ懸念 リニア着工認可」(『読売』)

10月18日 『神戸新聞』 社説:「リニア着工認可/不安や課題を残したまま」(『神戸新聞』)

10月18日 『朝日』 社説:「リニア認可 拙速に進めるな」(『朝日』)

10月18日 『毎日』 社説:「リニア着工認可 まだ議論の時間はある」(『毎日』)

10月18日 満蒙開拓平和記念館専務理事 寺沢秀文氏講演「ともに学ぼう満蒙開拓の史実」(長野県教職員組合下伊那支部主催、サントピア)(例え国策であっても「これはおかしい」と思える感性を持つ賢い国民であるためにも、過去の史実に向き合い、その感性を育てていくことの必要性・・・当時、満蒙開拓送出に反対した大下条村(現阿南町)の佐々木忠綱村長=レジメより。佐々木村長についてはこちら(『日刊ベリタ』)、補足としてこちら(山口のりひさのブログ)。たとえ"準"国策であっても、"悲願"であっても「これはおかしい」と思える感性を持つ首長や議員を選ばなくては・・・)

10月18日 三菱航空機(名古屋市)が国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の飛行試験用機体を公開(『信毎web』10月18日)。(リニア新幹線と競合する小型のジェット機。日本ではYS-11以後初めてですが、外国製のこの種類の飛行機がすでに使われています。)

10月18日 内閣府が発表した世論調査によれば東京一極集中を望ましくないとする回答が48.3%にのぼり、町村部で将来への不安を感じる回答が46.8%に達した(『信毎web』10月18日)。

10月18日 愛知県春日井市で「春日井リニアを問う会(仮称)」の結成総会(『共産党国会議員団 東海ブロックニュース No.17』(東濃リニア通信 10月12日))

10月17日 共産党恵那地区委員会はリニア認可を受け中津川駅前で抗議の街頭宣伝、「市が説得する相手は市民でなく、JR、国のほうだ」と批判(『赤旗』10月19日)。

10月17日 産党国会議員団のリニア中央新幹線問題プロジェクトチームが談話「リニア中央新幹線工事実施計画認可に抗議する―環境問題を置き去りにしたままのJR東海の工事着工は許されない」を発表(『赤旗』10月18日)。

10月17日 日本自然保護協会がリニア事業認可に対して緊急声明を発表(日本自然保護協会)。

10月17日 「東濃リニアを考える会」がリニア着工認可に対する抗議と撤回の声明を発表(東濃リニア通信)。

10月17日 リニア新幹線を考える沿線住民ネットワーク/日本自然保護協会/公共事業改革市民会議の共催で参議院議員会館において国土交通省、環境省との交渉と院内集会(東濃リニア通信 10月16日、記録動画→東濃リニア通信 10月19日)。(「美しい村」の議員日記 10月18日)。同じ日に工事が認可されたため沿線住民ネットワークは抗議文を国土交通省に手渡す。動画記録:集会の内容抗議集会・記者会見

10月17日 国土交通大臣がリニア中央新幹線着工を認可(『信毎(web)』10月17日、『朝日(web)』10月17日『産経 west』『赤旗』10月18日)。 『朝日』によれば、国土交通省は大量に出る残土の処分などの環境対策や電磁波の安全性、資金面などについて、計画には問題がないと判断した。『産経』でさえ防災対策や大規模工事による環境への影響の懸念もあり、識者からは「課題だらけのスタート」との声も出ていると。

10月16日 共産党の辰巳孝太郎参議院議員が国土交通委員会で質疑(中継)。(『赤旗』10月18日)

10月15日 共産党都議団は新国立競技場の景観フォトモンタージュ写真に重大な誤りがあったことを公表。都議団の指摘に対し、14日に日本スポーツ振興センターは従来のものよりも競技場が大きく高く見えるモンタージュを出し直した(『赤旗』10月16日)。

10月15日 南信州広域連合がJR東海の沢田尚夫担当部長を招き評価書の説明会を開いた。JR東海は事業説明会を中川村と松川町でも開催する予定としたが、環境協定については締結する予定はないとした。(『信毎』10月16日、『中日』10月16日、)

10月15日 共産党の穀田恵二衆議院議員が国土交通委員会で質疑。(こくたが駆くツイッター)JR東海と自治体との環境協定について太田国土交通相は「当事者同士の問題」と答えた(『信毎』10月16日)。(『赤旗』10月16日)

10月14日 第5次飯田市基本構想基本計画推進委員会は市の前年度の施策・事務事業にたいする提言書を牧野市長に提出。リニア関連では「市民の関心に温度差がある」と指摘。迅速な情報提供や住民が納得できる方向の整理を求めた (『南信州』10月16日)

10月13日 リニア市民ネット主催のアーサー・ビナード氏講演会「飛んで火にいるリニアの虫」が東京で開催(Youtube:第1部第2部集会後のデモ行進)。(詳細)

10月13日 『読売』社説10月13日:「リニア新幹線 現行計画に死角はないのか」(『読売』) (冷静に考えれば当たり前なのですが、『読売』も懸念を示すリニア事業)

10月11日 『「美しい村」の議員日記』に小渋橋梁予定地の写真が掲載される(リニア小渋川橋梁の計画地)。(本来景観予測をすべきと思われるのに選定されなかった場所です)

10月10日 『朝日』記事:「耕論 私の新幹線 500系が一番かっこいい 田中耕一さん」(新幹線と在来線は線路幅が違うが、それに応じて車輪間の幅を変えられる…リニアモーターカーにはまねできない。)

10月10日頃 飯田市の座光寺地域自治会が県の地域発元気づくり支援金を活用してホームページ(座光寺地域自治体)を開設(HPによれば9月1日試験公開)、「イチ押し」情報として「リニアに対応した地域ビジョン」などを掲載(『南信州』10月11日)。(「いちおし>リニア)」には、「座光寺地域のリニアを見据えた地域づくりの基本方針」の1番目として「持続可能な農業」、2番目として「住み続けたい、住みたい地域」があがっています。しかし、座光寺地区でリニアの保守基地が出来る場所はほとんどが優良な水田で、隣接する、飯田市が約20年前に造成・分譲した住宅団地の住民の多くがルート建設のため立ち退き対象。やっていることは「地域発元気づくり」どころか長年かけ築きあげてきた地域の破壊への応援。リニア関連の整備によって土地の買収や移転など様々な影響が心配されますが、これを該当する個人の問題ではなく、地域全体の課題として、みんなで考える組織です。 という言葉は、あとに続く 古墳時代から現代までの様々な時代の史跡や名所がリニア駅近くにまとまって存在している地の利を活かした濃い内容の観光散策コースの提供です。… という部分からすれば、全体のためだから個人は犠牲になれという意味じゃありませんか。本当に重要な問題では住民の側に立たない組織が「自治会」といえるのか?) (キャッシュ・コピー)

10月9日 共産党長野県委員会「リニア問題対策委員会」と党飯田下伊那地方議員団は松川町、豊丘村、下条村の残土処理候補地6ヶ所を調査。同行した地質学者の松島幸信博士は「非常に危険で安易なところに残土を埋め立てようとしている。長い年月に持ちこたえられるか疑問だ」と語った。(『赤旗』10月16日)

10月9日 岐阜県都市計画審議会はリニア駅へのアクセス道路となる濃飛横断自動車道の中津川市の一部区間について再審査することに決めた(『中日』10月10日)。

10月8日 JR東海は11月と12月のリニア体験乗車の応募者が11万8千人に達したと発表、2015年3月にも体験乗車を実施の予定(『南信州』10月10日)。

10月6日 『アエラ』10月6日号記事:「リニア試乗体験『衝撃』ルポ 車内では何が…」(dot.朝日新聞出版) (400km/h以上での「ゴー」という騒音は、ガイドウェイと車体の凸凹の形状が原因の乱流騒音で巨大な空気抵抗になると専門家が指摘)

10月6日 飯田市議会が上郷・座光寺地区住民に対して議会報告会を開く。リニア関連の用地買収などの住民の不安について「具体的なことが見えず、誰も説明しない。市民の意見を議員が吸い上げ、市や県へ上げるべき。住民に添って不安を解消せねば、夢のリニアが苦痛のリニアになる」という住民の指摘に対し議員側は「国の事業認可後に中心線測量や設計協議、用地説明などの動きが出てくる」と答えただけ。「地元の心配に議員は本当に関わっているのか伝わって来ない。地域民のため壁になる、立ち向かう姿勢を持ってほしい」という要望もでた。(『南信州』10月8日)

10月6日(~17日) 韓国のピャンチャン(平昌)で開催される「生物多様性条約第12回締約国会議」にリニア問題についてアピールするため大鹿村などから8名が参加の予定。(関連:9月25日の「南アルプスをリニアから守る静岡集会」の坂田氏の講演[ビデオ]、9月13日の「ストップ! リニア山梨大会」における大鹿村議河本氏の報告[ビデオの31分50秒~]、「中央新幹線(東京都・名古屋市間)に係る環境影響評価書に対する国土交通大臣意見へのコメント」日本自然保護協会) (『聨合ニュース』9月29日『信毎』10月4日)。(会議の模様は→ 東濃リニア通信)(「美しい村」の議員日記 2014年10月22日右馬允からのお知らせ 11月9日)

10月3日 長野県議会で共産党の両角友成議員のリニア建設について「認可しないよう国に迫るべき」との質問に対し阿部知事は「リニアは県にとっても大きなメリットをもたらす」「認可の審査中であり、国が法令にのっとりすべきもの」と答えた(『赤旗』10月7日)。

10月3日 『日本の科学者』10月号が特集「超伝導浮上方式『リニア新幹線』の徹底解剖」(本の泉社)。

10月2日 松川町はリニア工事の残土受け入れなどについて検討するリニア庁内検討会の初会合を開き、深津町長は「リニア建設に伴ってメリットも考えられるが、まずは住民生活への影響をいかに最小限に抑えられるか。情報を共有しながら、町としても対策を講じていきたい」と話した。(『南信州』10月4日)。

10月2日頃 JR東海は評価書補正版のうち長野県分の本編の景観予測のフォトモンタージュを撮影したカメラの機種とレンズの焦点距離を訂正(PDF:8-5-1 人と自然との触れ合い-景観 [4.8MB] )。(機種:Nikon D200 → Pentax Optio WG-2、35mm換算レンズ焦点距離:35mm → 28mm、個々にトリミング量を記載)(詳細)


2014年9月

9月30日 三保松原の世界文化遺産登録を受けしずてつ路線バスは三保の松原の松並木への路線バスの乗り入れを終了(『中日』静岡版9月20日『中日』静岡版10月6日『静岡新聞』)。

9月30日 NHK第1ラジオ『私も一言! 夕方ニュース』の夕方特集「開業50年 新幹線は日本をどう変えたか?変えていくのか?」に『リニアが日本を改造する本当の理由』の著者市川宏雄氏が出演(NHK)。

9月29日 静岡市は南アルプス地域の林道管理に関する条例の骨子案を公表(10月29日までパブリックコメント(市民意見の募集)を実施している。条例案は市議会11月定例会に諮る予定林業・農業従事者、林道を生活道路として使う地域住民を市長の通行許可の除外対象とし、登山、ハイキング、散策などレクリエーション目的で通る場合も許可が不要とした。リニア工事に入る車両は許可が必要になるという)(『静岡新聞』9月30日静岡市「(仮称)静岡市南アルプス地域における林道の管理に関する条例の制定にあたり、骨子案について市民の皆様のご意見を募集します。」)。

9月29日 飯田法人会が会員企業の実態についての調査結果を報告。会員企業1887社中353社(18.7%)が回答。リニアと三遠南信自動車道への対策準備のない企業が82.7%にのぼり、意見交換会ではリニアに具体的な対策を取っていないのは、行政も含めてグランドデザインが見えてこないためではないかリニアには多くの企業が関心を持っているが、将来どうあればいいのか、考えがまとまっていないことが結果にでているのかもしれないなどの意見がでたそうです。つまりほとんどの企業はリニアのメリットを感じていない。(『信毎』9月30日)

9月29日 リニアアセスの補正版評価書の縦覧が終了、長野県内15箇所の縦覧場所で合計131人が縦覧。準備書では約460人。(『信毎』9月30日、『南信州』9月30日)。

9月28日 『中日』/『東京新聞』社説:「新幹線と安全思想 週のはじめに考える」(『中日』) (これまで新幹線の列車が地震で難を逃れたのはトンネル内にいなかった運の良さです。それを無視してトンネルだらけのリニアについて安全思想を継承すべきとは甘すぎ。新幹線のラッキーだっただけの安全神話を強調してリニアも同じように安全というJR東海の主張と同じです。)

9月28日 『赤旗』社説(主張):「リニア建設計画 不安と懸念の声を受け止めよ」(『赤旗』)

9月27日 木曽御岳山が噴火し負傷者(『中日』)。9月中旬に火山性地震が増加していたのに気象庁は噴火の予測はできなかったといっています。10月2日時点で確認された死者は47人で、国内の火山災害としては雲仙普賢岳を上回り戦後最悪に(『信毎』10月2日)。

9月27日 日本ジオパーク南アルプス大会が伊那市を中心に開催(日本ジオパーク南アルプス大会『中日』長野版9月28日『朝日』長野版9月28日)

9月26日 大鹿村のリニアに関する対策委員会の最終回。村は事業説明会後に改めて対策委員会を設置する(『毎日』9月27日)。

9月26日 JR東海の柘植社長は記者団にリニアの実際の工事開始について年内はむずかしいとの見方を示した(47ニュース 9月26日)。

9月26日 静岡市の山本克也副市長は共産党の佐々木憲昭氏らとの懇談の中で「リニアは静岡市にとってはなんのメリットもない。残土置き場の自然破壊、大井川の流量減少などの懸念がある。今の段階ではその懸念が払拭されていないので、着工すべきでないと考えている」と述べた。また静岡県島田市の染谷絹代市長は大井川の渇水問題について「水脈のなかに穴を通すのだから、どうなるのかやってみないと分からないのが現場を見た実感。水は一度減ったら取り戻せない。水は命の元です。大変な危機感を持っている」「減った分を元に戻す工法の説明がない限り、認められない」と述べた(佐々木憲昭氏のHP『赤旗』9月27日)。

9月26日 『赤旗日曜版9月28日号』が「日曜ワイド」でリニア特集「リニア新幹線 9兆円かけ環境破壊」。(橋山禮次郎さんが「過大な需要予測 国家百年の愚策」という文を寄せています。JR東海が建設目的の一つとしてあげる老朽化対策工事や災害時のバイパスについて、「そんな目的でバイパスをつくる鉄道会社などありません」といっています。いわれてみればそのとおり。)

9月26日 (試乗記)『読売』長野版記事:「出発2分 時速500キロ リニア試乗会」(『読売』)

9月25日 静岡で「南アルプスをリニアから守る静岡集会」(東濃リニア通信レイバーネット)。(Youtube動画 松谷清静岡市議白旗史朗さん講演坂田昌子さん 講演) (松谷清静岡市議の発言の一部の要約です。「JR東海が工事申請をして、皆さん国土交通省の認可は当然おりると考えていると思うが、ここへ来て国土交通省は、環境、技術、経費の問題などきちんと精査してから回答するというように少し進み方が弱くなったように見える。なぜか。関係する1都6県のうち駅の出来ない静岡では関心がなかった。工事が始まろうとしたときこの問題は大きいのではと気づき始めた。南アルプスは5月にエコパークに登録された。静岡市としては自然の財産として南アルプスを守っていきたいと考えている。これが静岡市の基本的立場。駅がないので断固推進派も断固反対派も少ないが、静岡市議会は全議員一致で南アルプスの自然破壊を伴うものであればリニアはとめても良いのではないかという決議をしている。9月24日の質問たいして、田辺市長は世界の公共財産となったエコパークを守るために全力を尽くしたい、しかしリニアの問題については関心が低い、リニアの問題をもういっかい作る必要があるのかないのか自然環境を守る立場で国民的な議論を巻き起こしたいと述べた。市は現在『第3次静岡市総合計画骨子案』のパブリックコメントを募集する中でリニアについての意見も募集するなど市長は腰が座ってきた。」)

9月24日 共産党国会議員団のリニア中央新幹線問題プロジェクトチームと党地方議員、地元の住民運動家らが静岡市葵区井川地区で井川自治会連合会の栗下浩信会長らと懇談(『赤旗』9月26日)。(残土置場の一つ燕沢は両側から土砂が崩れてできた扇状地であり栗下氏は「一番捨ててほしくない所」、「土砂崩れでもあれば、川をせき止めることになり大変」と指摘。)

9月24日 共産党長野県委員会が「県民の思いに背を向けたリニア中央新幹線は不認可を」見解を発表(ふじおか義英氏HP参考資料山口のりひさのブログ)。

9月24日 社民党の福島みずほ議員がリニアの問題でJR東海と国土交通省と交渉 (福島みずほ twitter)。

9月24日 『信毎』コラム:「斜面」( (大鹿村の)ゆったりした村落の景観が、貴重な観光資源になりつつあるのかもしれないH・D・ソローの「森の生活」を思い出していた。こんな一節がある。生活を便利に、楽に、快適にするもののほとんどは「単に不必要であるばかりか、かえって人類の向上をさまたげている」)(『信毎』)

9月23日 シンポジウム 「巨大構造物と景観」(詳細)。

9月23日 (試乗関連)『信毎』記事:「リニア乗り心地『改善続ける』 一般体験乗車、11月再開」(遠藤泰和・山梨実験センター所長は終了後の取材に「(走行中の)わずかな縦揺れや(気圧変化による)耳への違和感などは、解消に向けて改善を続けていく」と述べ、技術改良に引き続き取り組む考えを示した。)

9月23日 (試乗関連)『朝日』記事:(33面社会)「リニアあっさり時速500キロ 試乗ルポ」、「最高速時 飛行機と同じ音量」(『朝日』)(騒音測定器を持参して計測した結果を報告、長野版同様に厳しい評価。実験線の400mの標高差を短時間で移動すれば耳に異常を感じるのは当たり前。)

9月23日 (試乗関連)『朝日』記事:(長野中南信版)「リニア実験線体験試乗 落ち着かぬ音や光 小刻みな横揺れも」(周囲の参加者たちに尋ねてみると、「もっと快適かと思った」「バック走行のとき、乗り物酔いの感じがした」などの感想が相次いだ。 などかなり厳しい評価の試乗記)

9月23日 (試乗関連)『朝日』記事:「リニア内の磁界、その強さは? 客室や通路を記者が測定」(『朝日』) (リニアは強力な磁界を発生させても一般的なモーターに比べ遠距離で作用させる非効率な使用方法です。さらに磁気シールドをして「基準」をクリアしているという、非効率と防護という原発に似た仕組みに思えます。)

9月23日 (試乗関連)『読売』記事:「500キロの世界、お先に体験…リニア試乗会」(『読売』)

9月23日 (試乗関連)『中日』記事:「リニア2分で500キロ 磁界の力で車両に送電」(JR東海は、リニア車内で使用する電気を電磁誘導を利用した非接触方式を採用したというニュース。JR東海は三年前このシステムを実用化し、リニアに搭載すると発表。八月に認可申請した工事実施計画で、システムの導入費用として二千億円を追加計上した。。3年前に実用化できていたとしたら、今回やっと追加で計上とはちょっと変。参考:東濃リニア通信)

9月23日 『赤旗』記事:「独リニア中止から学ぶ 過大な需要予測・自然破壊」橋山禮次郎

9月23日 『朝日』社説:「リニア新幹線 国は独自に判断せよ」(国土全体を見渡した国としての判断があっていい。東海道新幹線の代替として北陸新幹線を位置づけることも国の立場ならできるのに、そうした思考が止まっていないか。着工の大前提である沿線住民の合意が得られているかも疑問だ今月末に召集される臨時国会で安倍政権は地方創生をテーマにする方針だ。ならば、リニアに関して集中審議してはどうだろう。熟議の好機である。『朝日』)

9月22日 (試乗関連)『テレビ東京』ニュース:「まもなく着工…リニア建設で川が消滅!?」(テレビ東京)(東京と名古屋をわずか40分程で結ぶリニア新幹線。いよいよ来月にも工事が着工されます。夢の超特急がようやく現実味を帯びてきたといった感じですが、実は今、試験走行が行われている現場周辺で川の水がなくなるという現象が起きています。一体なぜなのか。そのナゾを追いました。 冒頭はリニアの試乗記です。)

9月22日 山梨実験線で報道機関向けにリニアの乗車手続きの初公開と試乗行われる。↑ 9月22日、23日の各マスコミ記事の項目(試乗関連)を見てください

9月22日 阿智村議会で熊谷村長がリニアのトンネル工事に関連して村独自の環境調査を早急に取り組む考えを示し、残土の受け入れについては何一つ具体的になっていないとした(『信毎』9月23日)。

9月21日 阿智村で昼神温泉経営者ら「リニア中央新幹線トンネル工事対策会議」を設立(『信毎』9月23日)。

9月20日 2014年度で閉校する松川東小学校で最後の運動会開かれる(『南信州』9月21日)。

9月19日 高森町で町政懇談会がはじまり、リニアに関連して熊谷町長は「町の景観を将来にわたり守っていく取り組みが今後必要になってくる」と述べた(『南信州』9月21日)。

9月19日 中川村が「リニア中央新幹線工事に関する現状報告 2014年9月19日」をHPに掲載(中川村)。(JR東海が環境影響評価法に基づく関係市町村は本体工事を実施するところであると中川村に説明した部分に注目。これが本当の理由とすれば本体工事が実施されない高森町が関係市町村とされる理由はないはずです。)

9月19日 『南信州』9月19日記事:「今も下落続く当地方の地価 ―リニア新駅位置公表等による具体的影響はまだ見られず 寺澤秀文」(寺沢さんが「信じている」という飯田・下伊那の潜在力については私はやや心配していますが、リニアは地元経済にとり両刃の剣の可能性が大で、吸引力を持った地域が勝つという論旨はうなづけます)

9月18日 大鹿村議会は、「リニア中央新幹線計画の認可について慎重な検討を求める意見書」を採択(「美しい村」の議員日記、『信毎』9月19日、『中日』9月19日)。国土交通大臣に対し、村が求めている建設発生土運搬時の生活環境負荷低減策が具体的に示されるまで工事実施計画の認可をしないことを求める内容

9月17日 松川町の深津町長は議会で飯伊地域全体でのリニアの開通を「見据えた動き」について「交通網や交通アクセスなどをどう連携をとっていくか、まだ見えていないと自分でも感じている」と述べた(『信毎』9月18日)。

9月17日 豊丘村議会で下平村長は質問に、工事計画の認可後にJR東海が開く事業説明会は村内1ケ所、中心線測量の説明会、用地買収後の工事説明会は伴野、佐原、福島、壬生沢の4地区で開催されると答えた(『南信州』9月19日)。またリニア建設の情報交換などを行う村民も参加する委員会も工事の進捗にあわせつくるべきと述べる。実質的な工事開始時期について昼神総務課長は2、3年先かと述べた(『信毎』9月18日)。

9月17日 伊那、駒ヶ根、飯田市長と県現地機関の代表者と県知事が参加して「リニア中央新幹線整備を地域振興に活かす伊那谷自治体会議」が飯田で開かれる(『信毎』9月18日、『南信州』9月19日)。地元からは「地域に機能を分散することが重要」といった趣旨の意見が、県側は国土交通省の「グランドデザイン」で、リニアで都会と地方が近づくことで「新しいライフスタイルの実現が期待される」と書かれていると説明。この2つはかみ合わないはず。県知事は130kmかなたの長野からネット回線で参加して、リニア不用論を実証?。

9月17日 樫田秀樹氏の著書『“悪夢の超特急”リニア中央新幹線』発刊(旬報社)。

9月16日 高森町の熊谷町長は議会、中川議員の質問に、JR東海が地域の実情にあった協定や確認書などを関係自治体と締結することが住民の不安や心配を和らげることにつながるのではと述べた」(『南信州』9月19日)。

9月16日 飯田市議会のリニア推進特別委員会が開かれ評価書最終版の変更点などについて市側より説明を受け意見交換。木下市リニア推進部長は県が求めた環境保全協定について「公の約束事である評価書にある内容を協定で結ぶ必要はない」とJR東海の見解を代弁しています(『南信州』9月18日)。

9月16日 『日経』記事:「リニア着工、山脈工事よりもっと難しい課題  編集委員 西條都夫」(『日経』)。ヨーロッパの山岳地と南アルプスの地質の違いを無視しています。要旨は、山岳トンネルの工事は日本の技術をすれば可能だけれどJR東海のやりくりの大変さが予想されるので国が援助すべきというもの。

9月16日 『J-CASTニュース(Yahooニュース)』記事:「JR東海『リニア』はや暗雲 工費が935億円増 さらに膨らむ可能性」(『Yahooニュース』)

9月16日 『エコノミックニュース(Yahooニュース)』記事:「リニア新幹線における公共性はどのレベルなのか」(『Yahooニュース』) (トンネルが水源の枯渇を引き起こす可能性もある。既に実験線のある笛吹市などでそうした現象が報告されている。もっともリニアとの関連は証明されていないのだが。 という記述には事実誤認があると思います。JR東海自身がリニアが原因と認め対策をした事実があります。参考)

9月15日 飯田市の「広報いいだ 9月15日」にリニア評価書縦覧と事業説明会のお知らせ掲載(飯田市)。

9月15日 名古屋市港区で共産党の佐々木憲章氏を講師にリニアの学習会。参加者から「JRは9兆円もかけてリニア建設をする前にやることがある。駅ホームの転落防止対策やバリアフリーなどを急ぐべきだ」などの意見(『赤旗』9月18日)。

9月13日 『赤旗』記事:「リニア建設で環境破壊 住民合意もなし 工事認可は許されない」(要点=住民を代表する長野県の沿線自治体との環境保全協定を締結する求めを無視するなど地域住民との合意形成という環境アセスメントの趣旨を理解できていないJR東海にリニア工事は認可してはならない)(『赤旗』)

9月13日 『リテラ』記事:「JRでタブーになった『リニア新幹線』慎重論…『新幹線の父』の意見も封印」(『リテラ』)

9月13日 甲斐市で「ストップ!リニア山梨大会」(東濃リニア通信8月28日東濃リニア通信9月14日、『信毎』9月14日、『赤旗』9月15日詳細)

9月13日 甲府市にある駿台甲府高校でリニアの建設の是非を議論するディベートが行われ、賛成派が2-1で勝利。顧問の教諭は反対論が経済問題に絞ったのが敗因と指摘。2年生のディベート部の部長は自身も建設に懐疑的として「説明されていない問題点はないか、これからもニュースに注目していきたい」と語っています(『朝日』山梨版9月18日)。

9月13日 『週刊ダイヤモンド』(9月20日号)が特集「新幹線50周年 魅惑のJR・鉄道」(『週刊ダイヤモンド』)。Part6でリニアを取り上げています。「夢の技術がいよいよ現実に 背景には新幹線の“高齢化”」でリニアの走行原理を簡単に説明しているのですが、「まず磁力で浮上して」と誤解を招きやすい解説をしています。時速約150kmくらいまでスピードが上がると車体を持ち上げるのに十分な力が働くので車輪を引っ込めるという順序です。

9月12日 福島みずほ議員の呼びかけで議員会館で国交省、JR東海との交渉(東濃リニア通信9月9日東濃リニア通信9月14日[Youtube:20140912 UPLAN【政府・JR東海交渉】自然環境保全とリニア建設は両立できる?Yahooニュース:公然のようで公然でないリニア中央新幹線の赤字問題(1)(まさのあつこ)(2)(3)])。

9月12日 南木曽町のリニア中央新幹線対策協議会の会合にJR東海の担当者が出席し坑口の変更は困難と説明。また環境保全に関する協定の締結は考えていないと説明(『信毎』9月13日、『中日』長野版9月14日、『赤旗』9月15日[=東濃リニア通信])。

9月12日 日本自然保護協会が国土交通省、環境省、JR東海にたいして「リニア中央新幹線補正評価書についての意見」を提出(日本自然保護協会)。

9月11日 大鹿村議会の一般質問に答えて柳島村長はJR東海の評価書補正版と工事実施計画の同時提出について「村の主張に対する見解が知らされないまま、計画が出されたことを不快に思っている」とのべた(『中日』長野版9月14日、「『美しい村』の議員日記」9月11日)

9月11日 『中日』社説:「起てよ全国の新聞紙 桐生悠々を偲んで」(『中日』)

9月10日 JR東海の柘植社長は10日の記者会見で国の認可が出次第速やかに用地取得など工事に向けた作業に入りたいが、認可の時期をいう立場にないとした(『NHK長野』電子版、第一ラジオ19時のニュース)。

9月10日 「リニア新幹線を考える相模原連絡会」発行の「ストップリニアニュース No.23」によると、相模原市緑区鳥屋の谷戸自治会が「リニア車両基地 絶対反対」の看板を立てた(東濃リニア通信9月15日)

9月9日 共産党長野県議団はリニアについて住民と合意のない計画の見直しをJR東海と国に求めること、県の担当部署を推進振興室から対策室にかえることを県知事に申し入れた(東濃リニア通信、『赤旗』9月11日、共産党長野県議団:活動ブログ)

9月9日 JR東海はリニア工事の土木工事や土地買収の本格化は来春以降になる見通しを明らかにした(『日経』9月10日)。

9月9日 共産党国会議員団・リニア中央新幹線問題プロジェクトチームがリニア工事実施計画を認可しないように国土交通省に申し入れ(FaceBook:佐々木憲章たつみコータローHP『赤旗』9月10日『赤旗』9月13日)。

9月8日 財団法人「都市づくりパブリックデザインセンター」はリニア開通を控えた飯田市を対象に街づくりのデザインやアイデアを競う催しの参加者を募集。提案をそのまま実行できるわけではないが参考にしたいと飯田市(『NHK』長野第一、電子版9月11日、「都市づくりパブリックデザインセンター」、『南信州』9月21日)。

9月8日 高森町役場の「お知らせ版 9月8日 No.1」にリニア評価書の縦覧と事業説明会のお知らせが掲載(高森町)。⇒関連

9月6日 『朝日』コラム(経済気象台):「リニア新幹線の利点と課題」(QJというペンネームの社外執筆者によるもの。「メリット、デメリットを考えても、このプロジェクトは推進すべきなのだと思う。」という意見は最近の朝日のリニアに対する主張とは異なっているように思います。高速貨物運送にリニアを利用したらどうかという提案はリニアの特性からして無理な話です。)(桜ヶ丘9条の会 2014-09-13)

9月6日 共産党国会議員団近畿ブロック事務所が大阪市内でリニア中央新幹線問題について交流・懇談会を開く(『赤旗』9月7日)。

9月6日 『静岡新聞』記事:「JR『10月着工困難』 リニア、南アルプス区間」(『静岡新聞』)("南アルプスの着工時期については、10月にも着手するとの観測が報道ベースで伝えられ"???)

9月6日 『神奈川新聞』記事:「地下1400メートルにトンネル リニア、技術未確立のまま着工へ」(『カナロコ』東濃リニア通信)。(関連)

9月6日 『毎日』社説:「リニア建設 本当に進めて大丈夫か」(『毎日』)。

9月6日 名古屋で「リニア市民講in名古屋」PART5(東濃リニア通信 8月23日東濃リニア通信 9月7日 9月8日、『赤旗』9月11日、東濃リニア通信9月13日)。

9月5日 『金曜日』No.1006、9月5日号 が まさのあつこ氏、樫田秀樹氏執筆の「リニア中央新幹線という暴挙」掲載。(まさの氏の村は反対しないのかとの問いに柳島村長は「前任者もそのまた前任者も推進をしてきたから、今さら反対できない」と答える。)

9月5日 豊丘村のHPに評価書補正版の縦覧のお知らせ(豊丘村)。

9月4日 飯田市議会9月定例会でリニアについての質問相次ぐ(『信毎』9月6日)

9月4日 市川宏雄氏名古屋で講演。約80名が参加。(『中日』9月6日)

9月3日 神奈川県のリニア車両基地予定地区に「リニア車両基地絶対反対」の看板が掲示される(東濃リニア通信)。

9月3日 静岡市がリニアの工事着工についてのパブリックコメントの募集をはじめる(10月2日まで)(静岡市)。

9月3日 共産党のリニア中央新幹線問題プロジェクトチームが長野県区間の現地調査に入る。チームに対して大鹿村長は、「(リニア工事を)やらなければ一番いいんだが」と語る(『赤旗』9月5日、『南信州』9月5日、『赤旗』9月6日)。9月15日付『赤旗』によれば、南木曽町長は「リニアは大都市のためのもの。観光も衰退するメリットはあまりない」と語っています(東濃リニア通信)。

9月3日 下伊那北部総合事務組合主催の『リニアが日本を改造する本当の理由』の著者、市川宏雄氏による講演会(詳細)。約250名が参加。

9月2日 田辺信宏静岡市長は定例記者会見で着工を急ぐべきではないと発言(『静岡新聞』9月3日)。

9月1日 南木曽町のHPにリニアの事業説明会のお知らせ(南木曽町)。


2014年8月

8月29日 南木曽町、喬木村のHPに評価書補正版の縦覧の案内(南木曽町喬木村)。

8月28日 『信毎』が大鹿村でリニア工事で環境変化を懸念して閉店する喫茶店があると報じる(『信濃毎日新聞』8月28日)。

8月28日 評価書補正版の縦覧が始まる(『信毎』 8月29日『南信州』8月30日)。

8月27日 『朝日』長野版記事:「膨らむ期待、消えぬ懸念 リニア中央新幹線計画」(「JR東海が地元の理解を重要と認識し、『市町村や住民に工事内容をしっかり説明していく』と公式文書に記したことは、一つの収穫だ」。県環境政策課の担当者は、JR東海の補正後の環境影響評価書について、そう評価した けれどそれは甘すぎる認識で、地元市町村と環境協定の締結を、という長野県独自の要請についても、同社の沢田尚夫・中央新幹線建設部担当部長は記者会見で「評価書が世間や住民に向けた宣言であり、それに加えて特段の協定を結ぶ考えはない」と明言した。)

8月27日 大鹿村リニア対策委員会が建設地や残土処理候補地を視察と会合(『南信州』8月29日、『信毎』8月28日)。

8月26日 阿智村の清内路自治会が地元としてリニアに対応する委員会を発足(『信毎』8月28日)。

8月26日 日本共産党国会議員団は沿線関係議員が参加する「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」を発足させた。(『しんぶん赤旗』)

8月26日 JR東海はリニア中央新幹線の工事実施計画の認可を国土交通省に申請(中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その1)の認可申請について)。また環境影響評価の最終的な書面を公表(中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書(平成26年8月))。(『南信州 』) (工事実施計画の詳細な平面図(5万分の一)の壬生沢川橋梁と阿島の間の四角な記号は斜線が施してないが当初の計画通りのトンネルとのことJR東海に確認。10月21日記)

8月25日 JAみなみ信州、寺澤秀文氏を講師に役職員向けに「リニアセミナー」を開く。(『南信州』8月27日、1面)

8月25日 川勝静岡県知事がリニアの南ア一帯の工事を優先する見通しに論外と反発(『NO! リニア No.81』(PDF、JR東海労働組合))。

8月24日 飯田市は俳優の藤岡弘氏をゲスト講演者にして「リニア未来シンポジウム&特別講演」を開催(中日新聞)。

8月22日 飯田市の土地利用計画と都市計画の審議会は上郷地域まちづくり委員会が4月に策定した上郷地域基本構想・基本計画(2014―23年度)と土地利用計画に基づく内容を、市の方針や計画に追加した。(『南信州』)

8月21日 『北海道新聞』社説:「リニア新幹線 このまま着工でいいか」(『北海道新聞』)

8月18日 連合長野飯田地域協議会が開いた市政懇談会でリニア事業への懸念の声(『南信州』8月22日)。

8月18日 『読売』記事:「リニア、9月中にも着工…27年開業目指す」

8月16日 『西日本新聞』社説:「リニア新幹線 「国のかたち」どう変わる」(『西日本新聞』)

8月12日 『鉄道ダイヤ情報(9月号)』が特集「最新 国内・世界の高速鉄道事情」(交通新聞社) (JRグループ協力の雑誌。リニア関連の記事は皆無。リニアは高速鉄道の主流とは見られていないからか。)

8月12日 『中日』記事:「リニア10月着工へ JR東海、アセス容認で弾み」(『中日』)

8月12日 『東京新聞』記事:「JR東海 リニア10月着工へ」(『東京新聞』)

8月10日 長野県知事選挙で野口俊邦氏敗れる(参考)。

8月9日 『文芸春秋』9月号、防災の専門家・河田惠昭氏の「リニア新幹線 巨大地震を忘れた国家の罪」を掲載(文芸春秋WEB)。

8月8日 雑誌『世界』9月号に「『消滅する市町村』論批判」(「増田レポート」批判)掲載(『世界』)。

8月3日 元阿智村村長岡庭一雄氏講演『地方自治体から満蒙開拓を考える』(詳細)。


2014年7月

7月31日 『中日』記事:「リニアの環境アセス 原科幸彦教授に聞く 残土・地下水 不安なまま」

7月31日 社民党の福島瑞穂参院議員ら大鹿村のリニアの建設地予定地を視察(『毎日』長野版 8月1日「美しい村」の議員日記福島みずほのどきどき日記)。

7月30日 大鹿村リニア対策委員会は第7回目の会合でアセスに対する国土相意見や残土処理候補地について協議(『中日』7月31日『毎日』長野版7月31日)。

7月27日 「リニアを考える岐阜県民ネットワーク」の結成総会(詳細)。

7月27日 阿智村清内路の関係住民が会合を開き、工事車両の村道黒川線の通行を許さないと意思統一(詳細)。

7月25日 南木曽町で第1回南木曽町リニア中央対策協議会が開催(南木曽町)

7月22日 阿智村清内路自治会主催のリニア中央新幹線の説明会開催。(『南信州』)

7月21日 シンポジウム「中津川市坂本の湧水湿地保全を考える」開催(詳細)。

7月21日 「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」主催の「全国交流集会」(東濃リニア通信)

7月21日 『赤旗』社説(主張):「リニア国交相意見 無謀な計画を後押しする異常」(『赤旗』7月21日)

7月18日 太田国土交通相はリニアの環境影響評価書に対する意見書をまとめた(国土交通省 [報道・広報] [国土相会見]、『赤旗』7月22日)。

7月17日 リニア沿線の市町村議員ら有志約20名が「リニアを考える地方議員の懇談会」を設立(準備会国土交通省への質問・懇親会『毎日新聞』7月25日)。(「木村えい子と仲間たちのブログ」2014-7-20:「リニアを考える自治体議員の懇談会(準備会)」参加報告)

7月15日 日本科学者会議が「リニア中央新幹線計画の撤回・中止を求める声明」(PDF)を発表。

7月12日 日本野鳥の会伊那谷支部は中川村でプッポウソウの生態調査をした(『信毎』7月13日)。

7月7日 長野県はリニア工事の残土の受け入れ可能な量の目安をまとめ、JR東海に示した(『中日新聞』、『信毎』7月8日)。


2014年6月

6月29日 飯田市立美術博物館文化講座「柳田学から読み取る飯田の可能性」講師、高橋寛治氏(詳細)。

6月27日 飯田市の観光振興ビジョンの策定検討委員会(第5回)(『南信州』6月27日)。

6月26日 JR東海の柘植康英社長は記者会見で、政府の成長戦略にリニア中央新幹線など高速交通ネットワークの早期整備が盛り込まれたことに関連し自己負担の原点は不変と語る(『時事』6月26日)。

6月26日 JR東海の葛西名誉会長は時事通信の取材に"改定成長戦略にリニア中央新幹線を含む高速交通ネットワークの早期整備・活用が盛り込まれたことについて「プロジェクト全体の進行にとって大変いいことだ」と述べた"(『時事』6月26日)

6月26日 『朝日新聞』社説 「リニアと環境 発車前に対話深めよ」。

6月25日 日弁連がリニア中央新幹線計画の慎重な検討を求める意見書をJR東海と国土交通省に提出(『信毎』6月26日)。

6月24日 JR東海は25日から12両編成での走行試験を行うと発表(『毎日新聞』6月24日)。

6月24日 JR東海の株主総会でリニアの質問相次ぐ(『毎日新聞』6月24日、『南信州』6月24日)。

6月23日 長野県がリニア駅アクセス道路の検討範囲を決定したことが判明(『信毎』6月24日)。

6月22日 清内路公民館の企画で阿智村清内路地区の住民が山梨リニア見学センターや笛吹市のリニアの高架部などを訪問(『毎日新聞』6月23日)

6月19日 共産党のたつみコータロー議員が参議院国土交通委員会でリニアについて質問(『赤旗』6月26日)

6月18日 飯田市座光寺地区で市政懇談会(『南信州』6月20日)

6月16日 上伊那郡中川村でJR東海が「主要地方道 松川インター大鹿線(県道59号線)における測量および地質調査に関する説明会」を開く(詳細)。

6月16日 政府の産業競争力会議の成長戦略「日本再興戦略」改定版でリニア中央新幹線の大阪延伸前倒しが見送りに(『毎日新聞』6月18日)。

6月16日 長野県副知事、飯田市長、大鹿村長、南木曽町長が国土交通省鉄道局を訪ね環境保全に関する協定の締結を明確化することなどを求める要望書を提出(『南信州 』6月17日)

6月13日 阿智村と議会が報告会を開く(『南信州』6月16日)。

6月12日 南アルプスがユネスコの生物圏保存地域、「エコパーク」として登録される(『信毎』6月12日、『朝日』6月12日、『中日』静岡版6月12日)。

6月7日 甘利経済再生担当相は大阪市内の講演会で大阪までの早期開業について財政負担などの点から慎重な姿勢をしめす(『時事』6月7日)。

6月5日 環境省はリニア新幹線に関する環境影響評価書に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出(環境省:報道発表資料)。

6月4日 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会が総会を開き早期の全線同時開業を目指すことで一致、国土交通大臣に直接要望(『産経』6月4日、『NHKweb版』6月4日、『時事』6月4日 、『南信州』6月5日『南信州』6月6日)。

6月3日 政府は閣議で「大規模災害に備え、東京一極集中から脱却し、自律・分散・協調型の国づくりを目指すとした国土強靱化基本計画を決定」(『信毎』6月3日)

6月2日 「リニア中央新幹線の開通に伴う該当商工団体連絡会」の2日目の会合(『南信州』6月4日)。


2014年5月

5月30日 飯田市でリニア駅周辺整備基本構想検討会議の初会合(『中日』、『信毎』5月31日、『南信州』6月2日)。

5月28日 飯田市で2014年度の市政懇談会はじまる(『南信州』5月30日)。

5月26日 『週刊 東洋経済 (5月31日号)』が特集「リニア革命 ― 今世紀最大の超巨大プロジェクト」(東洋経済。[Part2] 「蠢(うごめ)く都市、群がる企業」では「五輪の次はリニア ゼネコンの皮算用=[リニア最難関工事の山岳トンネルは実現可能?]」、[Part3] は「リニアの死角」など)。飯田市内では一時売り切れになった書店もありました。

5月25日 喬木村は阿島北地区で評価書について説明会開く。市瀬村長は「壬生沢川への工事排水は現状では承諾できない。危機意識を持っている」と述べ、防災に配慮した保全措置が必要との認識を示した。また住民からは村は環境保全協定を結ばない限り工事が進まないという強い意志で臨んでほしいとの要望もでた(『南信州』5月27日)。

5月15日 長野県世論調査協会の調査でリニアアセスは不十分が40.9%(『信毎』5月15日、『中日』5月16日)。

5月13日 飯田信用金庫のリニアについてのアンケート結果まとまる(『信毎』5月14日)。

5月13日 長野県知事、飯田市長、大鹿村長、南木曽町長は環境省を訪れ工事車両の削減や小渋川橋梁の再度の見直しなどを求める要望書を提出(『信毎』5月15日)。

5月13日 長野県知事がJR東海の環境影響評価書について石原伸晃環境相に一層の環境への配慮を求める要望書を提出(『毎日新聞』電子版、5月13日)。

5月12日 『毎日新聞』社説「リニア新幹線 このまま突っ走るのか」(『毎日』5月12日)。

5月6日 『南信州』記事「自民リニア委作業部会の宮下座長に聞く」。

5月5日 『朝日新聞』社説「リニア新幹線―早めにブレーキを」(『朝日』5月5日)。


2014年4月

4月30日 中川村がリニア工事に関する説明会を開催(『信毎』5月1日)。

4月28日 日本自然保護協会がJR東海、国土交通省、環境省に対して「リニア中央新幹線環境影響評価書に対する環境保全の立場からの意見」を提出(日本自然保護協会)。

4月28日 飯田市議会の全員協議会で市がJR東海の環境影響評価書の要点を説明(『南信州』4月29日)。

4月23日 JR東海はリニアの環境影響評価書を国土交通大臣に送付(JR東海)。

4月12日 『信毎』記事「リニア駅建設予定地の飯田市内、県が地価調査拡充へ」。

4月6日 『神奈川新聞』記事:「愛国の超特急(上) 北海道新幹線の実体 『真っすぐの思想』」(『カナロコ』)

4月3日 「大鹿の100年先を育む会」希少種の生態把握に活用する巣箱を作る(『信毎』4月4日)。


2014年3月

3月28日 日本経済調査協議会の調査報告「日本の再設計を先導するリーダーの育成」(日本経済調査協議会報告書)。

3月28日 国土交通省は2050年には人口減のため国土の約6割が無人になるという試算を発表(『朝日』3月29日)。

3月27日 『神奈川新聞』記事:「リニア影響で7都県がJR東海に注文、環境保護や工法変更も」(『カナロコ』)。

3月26日 長野県は県リニア活用基本構想を策定(『毎日』長野版3月27日長野県)。

3月26日 『朝日』社説:「リニア新幹線―これでは前に進めない」(『朝日』)

3月25日 『朝日』記事:「リニア環境調査、批判次々 沿線都県「情報量足りない」「CO2増えるはず」」(『朝日』)。

3月20日 阿部長野県知事が県庁で山田JR東海にリニア・アセス準備書に対する知事意見書を手渡した(『信毎』3月20日、3月21日、『毎日』長野版3月21日)

3月19日 国土交通省中部地方整備局は「深層崩壊」発生の危険度を渓流別に調べた結果を公表(『信毎』3月20日、天竜川上流河川事務所、平成26年3月19日)。(参考:天竜川上流河川事務所、平成24年10月1日)

3月18日 飯田市で市議会議員を対象に「リニア未来都市ブランディング事業」の学習会(『南信州』3月20日)。

3月17日 JR東海は東京、神奈川、愛知について事業概要書を公告(『産経』3月14日JR東海)。

3月17日 飯田市で、飯田市、駒ヶ根市、伊那市長や国、県の関係者らの「地域づくり勉強会」の3回目の会合(『毎日』長野版3月18日)。

3月14日 JR東海は大深度地下利用法の手続きを開始(『産経』3月14日)。

3月13日 長野県環境影響評価技術委員会は3月12日にまとめた意見書を阿部知事に提出(『南信州』3月15日)。

3月13日 共産党の辰巳孝太郎議員は参院国土交通委員会でリニア新幹線の見直しを求める(『赤旗』3月18日)。

3月12日 『信毎』記事:「変わる大鹿、映像に リニア開業までの様子記録」

3月12日 長野県環境影響評価技術委員会はトンネル工事用の斜坑を減らすなど見直しを求める知事意見書原案をまとめた(『中日』3月13日、『朝日』長野版3月13日『信毎』3月13日『毎日』長野版3月13日『南信州』3月14日)。

3月11日 リニアに疑問を持つ伊那谷の若者たちが県庁を訪れリニア計画やアセス担当者にJR東海への不満を訴えた(『中日』3月12日、『47NEWS』3月12日『朝日』長野版3月12日)。

 長野県議会で阿部知事はアセス意見書で計画の変更を求める可能性もありと発言(『読売』3月5日)。

3月2日 飯田で「リニア講演会・シンポジウム」と「リニア・フェス」開催(詳細『毎日』 2月27日)。

3月1日 大鹿村の作業用トンネルの変更に伴い新たに加わったアセス調査範囲の未調査が判明(『信毎』3月2日)。


2014年2月

2月20日 南信州広域連合がリニアの課題28項目を示す(『信毎』2月21日)。

2月19日 長野県環境影響評価技術委員会の4回目(『信毎』2月20日、『南信州』2月21日)。

2月18日 名古屋、飯田、中津川の市長が参加し「中部圏地域づくりフォーラム」が開かれた(『南信州』2月20日)。

2月8日 『毎日』記事:「追跡・視点:都留・リニア実験線周辺 騒音対策求める住民 『地響きのよう、一日も早く覆いを』」(『毎日』2月8日)

2月4日~6日 共産党長野県議団がリニア沿線6市町村で現地調査(共産党長野県委員会:2014年2月9日 深刻リニア計画 〝見切り発車〟に自治体・住民批判)。

2月4日 阿部長野県知事は「リニア中央新幹線整備を地域振興に活(い)かす伊那谷自治体会議」の席上「リニア推進担当部長」を置く方針を示す(『信毎』2月4日、『南信州』2月5日『毎日』2月5日)。


2014年1月

1月31日 長野県環境影響評価技術委員会の三回目の会合。席上でJR東海が斜坑口ごとの残土の排出する時期と量を提示(詳細、『信毎』2月1日、『産経』2月1日『南信州』2月3日「美しい村」の議員日記 2月2日)。

1月29日 赤字のリニモを運行する愛知高速交通に対し愛知県と沿線5市は2年間で163億円支援の方針(『中日』1月29日「リニモ 借金完済へ 2年で163億円、愛知県など支援」)。

1月29日 共産党県議団の地元が訴える環境問題に関してJR東海の誠実な対応なしに建設が進まないようにとの申し入れに長野県知事は知事意見で地元の意向を踏まえるようJR東海に求めると説明(『信毎』1月30日)。

1月27日 喬木村商工会と飯田商工会議所上郷、座光寺の両支部は「リニア中央新幹線の開通に伴う該当商工団体連絡会」を設立(『南信州』1月29日)。

1月24日 飯田市でリニアデザインの原付ナンバーの交付開始(『中日』2月25日)。

1月21日 長野県の「リニア活用基本構想」の素案明らかに(『信毎』1月22日、長野県)。

1月20日 『日経』記事:「 リニア新幹線建設、今夏から順次着手 JR東海 まず測量、本格工事は15年半ば以降 」。

1月14日 静岡市長は南アルプスへの影響を話し合った専門家会議から答申を受け「建設による市への直接的なメリットは何もない」と指摘(『中日』静岡版 1月15日)。

1月11日 『中日』長野版 記事:「9市町村のリニア要望多岐に 県への意見書出そろう」

1月10日 南木曽町は県に提出したリニアアセス準備書の意見書で、斜坑口2ヶ所は受け入れられないと主張(『信毎』1月11日)。

1月9日 飯田下伊那の7市町村長はリニアアセス準備書の手続きについての県知事宛の各市町村の意見を県環境部長に手渡す(『南信州』1月10日)。

1月6日 安倍首相は年頭記者会見でリニアついて「国家プロジェクトと言ってよい。政府としてもさまざまな形でできることはバックアップしていきたい」と語る(『毎日』1月7日)。

1月5日 『毎日』記事:「超電導リニア:米に5000億円融資提案 輸出実現へ政府 首相『同盟の象徴』」(2013年2月のワシントンで安陪首相はオバマ大統領に対して、米のリニア導入につき5000億円の融資を提案した事実が判明)(『毎日』)

1月2日 『毎日』記事:「<中央新幹線>リニア、街に夢に 経済効果10.7兆円」

1月1日 『毎日』記事:「対談:駆け抜けた半世紀・鉄道談義」(自民党・石破茂氏と民主党・前原誠司氏の鉄道談義)

1月1日 JR東海の山田佳臣社長は名古屋、大阪の同時開業を改めて否定(『朝日』1月1日、『毎日』1月1日)。

1月上旬 飯田市座光寺の天竜橋梁の橋脚予定地でボーリング(詳細)。


2013年12月

12月29日 『信毎』記事:「リニア関連の需要を見込み、企業の動きが活発化」

12月26日 長野県環境影響評価技術委員会のリニアアセスの2回目の会合で、JR東海がトンネル工事で出る残土の予測量を斜坑、トンネル口ごとにし、また、大鹿村の路線周辺のミソゴイの生息状況の再調査する見解を示す。(『信毎』『中日』12月27日)。

12月25日 JR東海の山田社長は柘植次期社長とともに長野県庁で阿部知事と面会(『中日』12月26日、『毎日』12月26日)。

12月23日 『毎日』コラム:「風知草:そんなに急いでいいのか=山田孝男」(『毎日』)

12月21日 飯田下伊那の経済関係11団体でつくる「南信州経済団体連絡協議会」でリニア中間駅の駅名を「飯田」の文字をの声が相次ぐ(『信毎』12月22日、『南信州』12月24日)。

12月19」日 飯田市はリニアと飯田線をつなぐ中間駅は必要という文言を盛り込んだリニアアセスの意見書の修正案を市議会に示した(『中日』12月20日)。

12月16日 JR東海は役員の人事異動を発表(『毎日』12月16日、『毎日』12月18日)(詳細)。

12月16日 飯田市観光振興ビジョンの策定検討委員会(座長・佐藤博康松本大学教授)(『南信州』)。

12月15日 飯田市立美術博物館で環境講座「伊那谷の生態系と景観を保全する」講師は亀山章氏(『毎日』12月16日詳細)。

12月15日 飯田市の橋南まちづくり委員会の役員12名が座光寺の恒川遺跡群を視察研修(『中日』12月16日)。

12月14日 飯田市は慶応大学の岸博幸氏をゲストに、「リニア未来シンポジウム&特別講演会~IIDA2027~」の2回目を開催(詳細)。

12月13日 諏訪、松本、大北地域の交通体系の在り方を考える「本州中央部広域交流圏(仮称)結節機能強化検討会議」の初会合(『信毎』12月14日)。

12月10日 JR東海は実験線で有料体験乗車を2014年中にはじめる方針(『信毎』12月10日)。

12月6日 飯田市議会で牧野市長は中間駅について「駅には駐車場や在来線、バスなどへの乗り換え機能の視点と地域らしさの視点、商業施設なども含めた休憩機能が必要だ」と答弁(『中日』12月7日)。

12月5日 JR東海が実験線で超伝導磁石の磁界の測定作業を関係都県と報道陣に公開(『信毎』『南信州』12月6日)。


2013年11月

11月29日 上下伊那地方や木曽地方の28の商工会議所・商工会が「リニア中央新幹線伊那谷・木曽谷経済活性化協議会」を設立(『信毎』11月30日、『南信州』11月30日)。

11月25日 政府・与党、リニア建設を税制面から後押しする検討に入る(『日経』11月26日)

11月25日 JR東海は準備書に対する意見の概要と回答を関係自治体に送付(詳細、『中日』11月26日、『信毎』11月26日、『毎日』長野版11月26日『南信州』11月27日)。

11月24日 飯田市は小宮悦子氏をゲストに、「リニア未来シンポジウム&特別講演会~IIDA2027~」を開催(詳細『南信州』11月26日)。

11月24日 南木曽で長野県環境部によるリニアの準備書に関する公聴会(公聴会記録書(木曽会場)PDF)。

11月23日 飯田市で長野県環境部によるリニアの準備書に関する公聴会(詳細公聴会記録書(飯田会場)PDF『南信州』11月25日)。

11月20日 飯田五地区まちづくり協議会はリニア開業を前提にした街づくりへの要望書を牧野光朗市長に提出(『中日』11月21日、『南信州』11月22日)。

11月17日 『読売』記事:「名古屋「大阪超え」狙う、リニア延伸にらみ思惑」

11月16日 JR東海が米へのリニア導入で提携する米企業「TNEM」の諮問委員会メンバーの米政界有力者が山梨実験線でエルゼロ系に試乗(『読売』11月17日)。

11月15日 大鹿村のリニア工事道路脇で希少なシダが確認される(『信毎』11月16日)

11月14日 長野環境影響評価技術委員会がリニア準備書の審議をはじめる(『信毎』11月15日)。

11月14日 長野、山梨、岐阜の3知事がリニアに関連し連携強化することに合意(『信毎』11月5日、『南信州』11月15日)。

11月13日 飯田市上郷地区の自治組織「上郷地域まちづくり委員会」の土地利用計画策定部会は「上郷地域土地利用計画」の素案をまとめた(『信毎』11月14日)。

11月13日 JR東海の山田社長は記者会見でリニア準備書への質問・意見が14000件あったと語る(『時事』)。また、基礎工事難航のために「名古屋駅新ビル」の2015年中の完成はおぼつかないと語る(『時事』11月13日)。

11月13日 

11月11日 飯田商工会議所と飯田印刷工業組合はリニアをPRする年賀状の注文受付を開始(『南信州』11月7日、『中日』長野版11月7日)

11月11日 飯田市は議会にリニア駅と市内20地区の拠点を結ぶ幹線道路網の構想を示した(『信毎』11月12日、『中日』長野版11月12日、『南信州』11月13日)。

11月7日 「南信地域広域道路ネットワーク計画検討委員会」はリニア開業に対応する南信地域の広域道路網計画の素案を示す(『中日』長野版11月9日)。

11月5日 JR東海は環境アセス準備書の正誤表を関係自治体などに5日までに配布(『信毎』11月6日)。長野県分の訂正は全体の4割で突出。

11月5日 日本野鳥の会が準備書についてJR東海に意見書を送付(『信毎』11月6日)

11月4日 日本自然保護協会はJR東海に対して「リニア中央新幹線環境影響評価準備書に対する環境保全の立場からの意見」を提出(日本自然保護協会、『信毎』11月5日)。

11月1日 「上郷地域リニア対策特別委員会」が環境影響評価準備書にたいする13項目の意見書をJR東海に提出。

11月1日 『毎日』記事:「リニア新幹線:建設騒音や学校移転は…説明会で不満噴出」(参考)

11月1日 絶滅危惧のミソゴイの生息が確認された大鹿村はJR東海に対しリニアの工事用道路の新設を見直すよう求める意見書を送付(『信毎』11月2日)。


2013年10月

10月30日 『毎日』記事:「リニア中央新幹線:ルートや駅は着々……残された疑問 JR東海社長「絶対ペイしない」と仰天発言」(『毎日』)

10月28日 リニア中央新幹線建設促進飯伊地区期成同盟会が準備書に対する意見書をまとめる(『南信州』10月30日)。

10月27日 飯田市美術博物館で文化講座「伊那電の開通と中津川線」(詳細)。

10月25日 JR東海は準備書説明会での主な質問に対する回答をHPに掲載(『信毎』10月25日、JR東海)。

10月24日 JR東海の山田社長は記者会見でリニアの運賃は開業1年前に正式決定と語る(『中日』10月25日)。

10月24日 長野県環境影響評価技術委員会はリニア計画周辺を視察(『信毎』10月24日、『信毎』10月25日、『南信州』10月25日)。

10月23日 豊丘中学校3年生の模擬村議会で生徒から「リニア計画に対する村民の理解はまだまだ浅い」、「リニア開通に伴うメリット、デメリットを村として示すべき」などの意見がだされた(『南信州 』10月24日)。

10月23日 長野県環境影響評価技術委員会はリニアの磁界の影響を検討するため専門家に助言を求めることに(『信毎』10月24日)。

10月23日 『信毎』記事:「大鹿に絶滅危惧2類の鳥『ミゾゴイ』リニア調査で確認」

10月21日 飯田市は「リニア中央新幹線が走るまち・いいだオリジナルコースター」の採用作品を発表(『朝日』長野版10月24日)。

10月18日 南信州広域連合会議は同広域連合議会と連名でJR東海に意見書を提出することを確認(『南信州』10月21日)。

10月17日 「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」は参院議員会館でJR東海の準備書は「客観性や公正さを欠く」などとしてやり直しをさせるよう環境省に要請(『信毎』10月18日)。

10月15日 上伊那広域連合は「上伊那地域将来ビジョン」の素案を報告(『信毎』10月16日)。

10月15日 リニア準備書の長野県内の説明会が終了(『信毎』10月16日、『中日』長野版10月16日)。

10月10日 JR東海は飯田市上郷別府の準備書説明会で用地確定は着工1年後の見込みと説明(『中日』長野版10月11日、『南信州』10月12日)。

10月8日 長野県南部の14市町村長と長野県知事がリニアで意見交換会を飯田市で開く(『NHK長野』電子版10月8日、『南信州』10月10日)。

10月8日 南木曽町の公民館蘭分館で準備書の説明会。交通まひを懸念する声(『中日』10月10日)。

10月7日 道路の改良促進などを図る飯田下伊那地方の複数の期成同盟会や飯田市などは飯田国道事務所に道路の改良促進などを求める提言書を提出。谷川線の改良にリニア残土の利用の提案も。(『中日』長野版10月8日)

10月6日 都留市の山梨実験線で周辺住民からの騒音に対する苦情が相次ぎJR東海は防音壁を1.5mかさ上げする対策をとることに(『山梨日日新聞』10月7日)。

10月4日 国、県、上伊那・飯伊地域の市町村による「リニアを活(い)かした『地域づくり勉強会』」の第2回会合を開き中間駅と中央道や飯田線との連携の必要性を話し合う(『信毎』10月5日)

10月2日 環境影響評価準備書のJR東海による説明会が始まる(『信毎』10月3日、『南信州』10月4日『毎日』長野版10月3日詳細)。

10月1日 造幣局はリニアや富士山、ブドウをデザインした山梨県の記念硬貨の購入申し込み受付を開始(『山梨日日新聞』10月1日)


2013年9月

9月30日 下伊那郡北部5町村でつくる「リニア・三遠南信道対策ワーキング会議」が開かれリニアの残土問題などが話し合われた(『南信州』10月2日)。

9月19日 『神奈川新聞』記事:「カナロコ リニア計画に異論『速さだけが夢なのか』」(『カナロコ』)


2013年7月

7月28日 中津川市で「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」主催の「講演」と「シンポジウム」開催。広瀬隆氏、糸井川淳二氏の講演とシンポ。


2013年6月

6月12日 飯田市でJR東海と建設促進同盟主催の説明会(「美しい村」の議員日記)。


2013年3月

3月22日 『日経』記事:「ディズニーランドに風船戻るか ヘリウム不足問題の行方」(『日経』)