出来事・ニュース:2022年9月


予定、10月2日 「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」が6月に行ったJR東海と飯田市への質問と回答について報告会を上郷公民館で午後1時半より行います。案内チラシ

予定、9月26日 2022年度のJR東海による環境調査に対する長野県の意見「再」募集の締め切りが9月26日。詳細(8月27日)関連(8月30日)


9月30日(g) 『信毎』2面 "知事「情報開示は基本」 県会一般質問 リニア労災巡りJRに"。豊丘村の戸中斜坑内で8日に起きた労災事故に関連し山口典久県議がJR東海の情報公開に消極的なことについて質問。阿部知事は「積極的な情報公開や、地域への丁寧な説明は最も基本なことだ」と指摘。

9月30日(f) 『信毎』7面 "国内短信▼西九州新幹線、平均乗車率39%"。コロナ禍前の2018年の在来線特急の1割超増でも、平均乗車率が39%というのは、部分開業というハンディがあったとしても新幹線を建設する必要性はなかったといえると思います。JR九州の社長は「比較的順調な滑り出し」とコメント。「滑り出し」か…

9月30日(e) 『中日』30面 "リニア輸送力アップ 愛知万博並みに ジブリパーク11月1日開園 17年ぶり9編成へ"。⇒ 詳細

9月30日(d) 8月豪雨で被災した磐越西線の復旧完了が来春になるとJR東日本が発表(『朝日』25面 "磐越西線、来春ごろ工事完了"、『日経』34面 "磐越西線の復旧 来春メドに完了 JR東、豪雨で被災")。

9月30日(c) 『朝日』19面 "「東京は長野だ。」開業に込めた思い 北陸新幹線 東京・長野、あす25周年 直通で時間半減・全車禁煙実現"。1997年10月に開通した長野新幹線(北陸新幹線)が開業した当時にJR東日本が考えたキャッチフレーズが「東京は長野だ。」。「東京都の近さをアピールする」意味が含まれていたそうです。まあ、新幹線の意味ってのはそういうことで、直接便利なのは、東京へ頻繁に行く人。その他大勢にはしょっちゅう東京へいく必要はないし、ほとんどの人が東京へしょっちゅう行くような必要があれば社会は成り立ちません。

9月30日(b) 『朝日デジタル』29日20時33分 "旧統一教会と関係「日韓トンネル研究会」、顧問に細田衆院議長の名前"(紙面では30日2面 "「日韓トンネル研究会」では顧問")。細田衆議院議長が統一教会関連団体の「日韓トンネル研究会」の顧問をしていたことが分かったという記事なんですが、この研究会の会長が野沢太三氏。野沢氏は大深度法の制定に深く関わった人物。日韓トンネルは統一教会の文鮮明教祖のアイデアです。一方、日本から朝鮮半島を通り中国東北部と結ぶ弾丸列車という構想は戦前からあって、それが東海道新幹線になって、さらにそのバイパスとしてリニア中央新幹線が構想され、リニアの建設に大深度法が使われてる。もちろん、これらすべてが計画的に行われているわけじゃないと思います。しかし、奇妙につながりがある。参考:『デモクラシータイムス』27日 "【白井聡 ニッポンの正体】~ 統一教会問題の源流 ~ 戦中・戦後貫く岸信介とアジアの蜜月"。

9月30日(a) 9月7日の北条地区対象の説明会で駅周辺整備計画で更地になった土地に残土を持ち込むと説明したことについて「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」が出した抗議文の質問に対して飯田市が回答。

9月29日(j) 『信毎』23面 "本坑直上 豊丘の福島区 水枯れないか…不安 水確保 昔から苦労してきた集落 掘削前の対策要望"。

9月29日(i) 『南信州』1面コラム「日言」。仮に1万年前に噴火して、その後まったく火山活動がなくてもそれは活火山である。驚いたことに、今は「休火山」や「死火山」という言葉を使わない。区別ができないからだという。筆者の理科の知識は休火山のままである…人間の歴史ではない地球の表面の歴史ととらえば、火山との共生意識も生まれるだろう。 リニアのトンネルを掘る南アルプスも地球の歴史のなかで今も変動し続けている。

9月29日(h) 『赤旗』4面 "「ローカル線存続を」 党地域鉄道再生チーム 国交省聴取"。

9月29日(g) 『中日』3面 "処理水表現巡り 中韓と日本応酬 IAEA総会"。

9月29日(f) 『中日』15面 "「国葬でなくて良かったのでは」 名商・山本会頭「個人の感想」、インボイス導入延期要望 税制改正で名商"。

9月29日(e) 『中日』15面 "再生可能エネで電車運行 長野電鉄の通勤型車両2編成"

9月29日(d) 『中日』16面 "リニア県駅など巡り飯田市民ら意見交換 未来デザイン会議"。

9月29日(c) 『信毎』28日4面 "小惑星の軌道ずらし 地球守れ 探査機突入実験成功 NASA"、『赤旗』28日14面 "小惑星軌道 そらせるか NASA 無人宇宙船の衝突実験"。地球にぶつかりそうな小惑星に宇宙船をぶっつけて軌道をかえることが出来るのか。ぶっつける実験に成功したそうです。ビリヤードみたい感じかなと思います。ぶつけた場所は地球から約1100万キロ。軌道が変わったかわかるのに数日から1週間かかるようです。宇宙空間は「みえる」こと、それから宇宙空間がスカスカだから、机上の計算がドンピシャになる可能性が高いので、こんなこともできますが、地面の中は、トンネルは掘ってみないと分からないなんてことがいわれるように、土砂や岩がぎっしりつまっていてみえないので、なかなかいろいろなことがわかっていないわけです。そんなところへトンネルを掘らなければならないリニア中央新幹線が完成できると思っているJR東海さんや国交省や沿線自治体の首長さん議員さんの頭の中はいまだに天動説なのかも知れない。地球は宇宙空間で動いているだけでなく、地球の内部も実はゆっくりとだけれど動いている。

9月29日(b) 『信毎』27日23面 "飯田線の写真や思い出 寄せて 山吹駅・市田駅開業100周年記念誌"。飯田線の前身の伊那電鉄が高森町まで来たのが1922年。今年が100年ということで、昨年松川町で行われたような企画が高森でも行われます。伊那電が国鉄になったのは戦時中の1943年。電力関係部門は中部配電(中部電力)に移行。⇒ 「高森町広報」の6月号の 12ページ

9月29日(a) 27日夜、大鹿村リニア連絡協議会が開催(『信毎』28日2面 "要対策土 大鹿社用地で活用 JR東海検討 村連絡協議で説明"、『南信州』28日 "【リニア中央新幹線】JR東海が「対策土」活用に向け試験施工の方針示す 大鹿村の仮置場で年末にも" 紙面は29日1面)。小渋川斜坑ヤードのとなり、リニアの電力変換所予定地に仮置きしてある有害な重金属類を含んだトンネル残土(約3000㎥)をその場で処分しようかなと思ってるという説明があったとさ。

9月28日(c) 『静岡新聞』27日 "台風15号接近日、山梨視察 大井川流域10市町の首長ら【大井川とリニア】"。「大井川隆起市町村の首長や議長は、災害が迫っていた時に、リニア関連の視察なんかしていて、けしからん」という批判が出るはず。近年これだけ災害が頻発しているのに、東京から名古屋まで1時間ちょいで行くためにリニアを建設しようという考えのほうがよっぽどけしからんと思います。

9月28日(b) 『静岡新聞』27日 "国交省専門家会議 現地視察、9月上旬に実施"。

9月28日(a) 27日夜、上郷公民館で中間駅の関連工事と風越山トンネルの作業用トンネル工事についてJR東海の説明会。飯田市と長野県も出席し、アクセス道路関連の橋梁工事などについて説明。7日に北条と8日に座光寺で行われたものと内容は同じ。質疑では、上郷まちづくり委員会会長から、風越山トンネルは上郷の中心部の地下を通り、上部には多くの人が住んでいるが、誰の家の下を通るのかいまだにはっきり説明されていない、調布の事故のような不安もある。これから検討するといった説明が多いが、工事の直前になって説明をするのではなく、できるだけはやく知らせるよう要望が出ました。また「なかよし保育園」の園長が、交通量の増加について、保育園側には話がないし、本日の説明も分かりにくいのできちんと分かりやすい説明をして欲しいとの要望がでました。トンネル掘削のまえに30m以深のトンネル上部の土地所有者に対して承諾を得ないということについて法的根拠はあるのかという質問が出ましたが、5mまでは土地取得、5~30mは区分地上権の設定という説明を繰り返しただけです。赤信号で止まりますかというような質問ですから、詳細が決まってから説明しますといって逃げることはできない問題です。北条に工事資材としてトンネル残土を仮置きすることについては、改めて北条で説明をするとのこと。要対策土の検査について1日1回行うという文書を含んだパワーポイント画面が質疑のあいだ結構長く映しっぱなしになっていました。毎日同じ量のトンネル残土が出てくるわけではないですから、サンプリングする場合、少ない量では正確さは高くなりますが、多量の場合は雑になるはずです。その点具体的にどうするのという質問が出ると、JR東海さんは3人ほどで相談した上で、説明と同じこと繰り返しただけでした。出席者に要対策土の検査って案外いい加減なものという印象を与えたかも知れませんね。出席は約50名。危険物の貼り紙は受け付け場所に掲示されていました。貼り紙について工事事務所長から、これまでも、またどこでもやってきたことで、説明会が正常に行われるためのものなので理解いただきたいとの言い訳がありました。JR東海はどこでも、これまでずっと、住民をそういう目で見て来たのであって、飯田市民だけを不平等に扱っているわけじゃないので安心してくださいという意味ですね。とりあえず…

9月27日(g) 『南信州』1面 "飯田市 決定区画数は75%に 3カ所整備のリニア移転代替地"(web版)。

9月27日(f) 『信毎』23面 "残土活用 開発案を説明 阿智村上中関地区の地権者に"。地権者と村とJR東海による非公開の会合。「開発案」が出てくるのは、近くに中央自動車道の山本インターチェンジがあるため。参加者から埋め立ての安全性についての質問が出たようです。

9月27日(e) 『信毎』23面 "残土 飯田からも搬入へ 高森に造成中の産業用地"。町は秋に災害が発生する可能性を想定し、再び運搬期間が延びないよう、飯田市側から搬入することをJR東海に依頼した。町は産業用地への残土運搬をめぐり、想定より多くの残土が必要になったことなどで、運搬期間を最長で12月まで延長。⇒ 関連

9月27日(d) 阿智村のリニア整備対策室長に村職員の長谷川氏(『中日』19面 "新リニア整備対策室長に長谷川さん 阿智村"、『南信州』2面 "リニア室長に長谷川氏 10月1日付 阿智村が人事異動内示"、『信毎』7面 "阿智村のリニア整備対策室長に長谷川氏")。

9月27日(c) 『信毎』26日2面 "ローカル線分岐点:大糸線沿線団体の活性化事後湯を共有 期成同盟会部会で確認"。

9月27日(b) 『中日』26日25面 "浜松盛り土「違法の可能性」 台風15号で崩壊、県調査"。

9月27日(a) 『朝日』26日7面 "記者解説(経済部西部駐在・加藤裕則):西九州新幹線が開業 「列島改造」50年もう総括の時期"。西九州新幹線開業までの、一連の動きは、かつて無条件に追い求めてきた新幹線について、地方が費用対効果を再考するようになった過程を示している。この50年で交通も通信も発達した。格安航空までが地方と地方を結び始めた。では地方振興は進んだのか。

9月26日(a) 『Mermal(メルクマール)』25日 "リニア「2027年開業」はもはや絶望的 静岡県が強硬に反対しているワケとは"。(1)関東車両基地が予定される相模原市緑区鳥屋では約40世帯の集落に移転が必要だが、地元住民の意見は二分されている。道路整備や地域振興策を条件に建設賛成を表明する住民がいる一方で、反対を表明し、複数の反対派で土地借地権を登記し、将来可能性のある強制収容に備える者もいる、車両基地の用地は約5割。リニア新幹線の建設をめぐってはこれまで、静岡県が着工に応じないために開業の遅れが懸念されてきた。ところが、それ以外にも原因があることが衆目にさらされた…これまで、ダムや空港建設などの大規模開発で、計画や完成予定を重視した結果、十分な説明や対策がおろそかになり、多大な費用と年月を費やした例は枚挙にいとまがない。にもかかわらず、リニア新幹線は同じ轍(てつ)を踏もうとしているように見える

9月25日(a) 台風15号で23日夜から24日朝にかけ静岡県内で記録的な大雨が降って、浜松市では盛土が起点の可能性がある土砂崩れ、静岡市内では中部電力の送電鉄塔が2基たおれるなど、各地で被害が出る。飯田下伊那でも被害が(『信毎』29面 "台風15号 静岡 大雨3人死亡 土砂崩れ 起点に盛り土か"、"飯田 住宅に土砂 県南部 列車運休や停電"、"記録的大雨の静岡 暖湿気「通り道」に 線状降水帯も"、『静岡新聞』24日 "台風15号影響 静岡県内各地で被害 土砂崩れなどで3人死傷、1人行方不明"、"盛り土崩落し住宅3棟損壊 9歳男児ら3人負傷 浜松市天竜区"、"送電鉄塔倒壊が原因 静岡市の停電、中電が発表 台風15号大雨"、"浜松市でも浸水や土砂崩れ 天竜区で橋の一部崩落 台風15号大雨"、"掛川で土砂崩れ 住宅1階押しつぶされ、男性死亡 台風15号大雨"、"静岡県内に大きな爪痕 台風15号豪雨被害状況まとめ"、"静岡県内豪雨襲来 台風15号写真ドキュメント")。『静岡新聞』の「写真ドキュメント」の6枚目の川根本町の「大雨の影響で道路が陥没した現場」。川側へ道路を拡幅した部分のようです。護岸の擁壁は残っているのに道路が半分陥没しています(『静岡新聞』"陥没した道路に軽トラック転落 70代男性の安否不明 川根本町"、"陥没道路に転落、軽トラック引き上げ 川根本町 男性見つからず")。

9月24日(e) 『be(朝日別刷り)』6・7面 "はじまりを歩く:日本初のホームページ"。

9月24日(d) 『日経』5面 "グーグル創業者が支援 「空飛ぶクルマ」事業終了へ"。

9月24日(c) 『日経』5面 "スズキ、インド鉄道輸送倍増 完成車の3割、5年後 コスト抑制、ガス排出減"。

9月24日(b) 『be(朝日別刷り)』2面 "感動と興奮 過去のもの? 今こそ!見たい オリンピック 新幹線に通じるものが"、"be report 鉄道開業150年 鉄路1万6700キロ 曲がり角 不採算路線でも必要な社会基盤"。

9月24日(a) 『朝日』社説 "西九州新幹線 開業を素直に喜べない"(web版)。高速鉄道網では、リニア中央新幹線の建設も静岡県の同意が得られず暗礁に乗り上げている。共通するのは、建設に前のめりな声ばかりを重視し、公共事業を上意下達で進める手法の限界である。… 求められるのは、拡大から維持に交通政策の軸足を移すことだ。… 財源を新幹線ばかりに注ぎ続ける余裕はない。

9月23日(L) 『信毎』21面 "喬木への残土搬入量減少へ 三遠南信道工事 村道狭く安全確保"。

9月23日(k) 『日経』16面 "太陽電池、次の「本命」量産 ノーベル技術 迫る一歩 積水化・東芝、25年にも事業化 寿命・効率の向上にめど"、"「日本、中国に学ぶ覚悟を」 発明者の宮坂力氏に聞く"。かつて中国は日本製品を分解して学んだが、今度は日本が中国から学ぶ覚悟が必要だ

9月23日(j) 『静岡新聞』"リニア「27年開業を不可能にした」 川勝知事、車両基地の整備遅れ巡り神奈川県を批判"。10年の国土交通省交通政策審議会小委員会でJRが示した資料を基に、JRが当初は健全経営維持のため長期債務残高を5兆円以内に抑える必要性を強調したにもかかわらず、21年4月に1・5兆円の工事費増額を発表して長期債務残高も膨らむ見通しとなったとして、「国に出した計画を大きく裏切るもの」と批判。リニア建設促進期成同盟会で「ビジネスモデルが崩壊に近い状態にあることを共通認識にした上で、最先端技術を継承する必要がある」と主張した。

9月23日(i) 『静岡新聞』"リニア 山梨の先進坑着工、静岡県境まで1キロ位置 JR社長会見"。広河原斜坑の掘削が8月に完了し先進坑に着手。静岡県境まで約1キロ(5月末時点で斜坑を含めた県境までの距離は1.1㎞だった)。静岡の理解を得られない現状で、県境を超えて掘削する考えはないとした(広河原斜坑全長4.1㎞は掘削開始が2017年9月で、2021年5月時点の掘削ペースは月約75mで、この時残り800mを1年で掘ると説明。それが22年8月までの約15カ月かかった。掘削ペースは約53m。掘削ペースは若干落ちてきている。)。関連ページ ⇒ "南アルプストンネル山梨工区の掘削のペースは?"

9月23日(h) 『朝日』6面 "JR九州 年5.1億円 西九州新幹線 区間66キロの使用料"。西九州新幹線の建設費は6197億円でJR九州が支払う施設の使用料は年間5億1千万円、今後30年で153億円。建設した運輸機構は資金の借入時点で使用料を20億円と見込んでいた。結局、誰のところにツケが回ってくるか考えると新幹線はこれ以上要らないと思います。

9月23日(g) 『中日』14面 "松川工区の残土搬入を 高森の造成 町がJR、飯田市と協議"。高森町下市田のリニアのガイドウェイ制作保管ヤードは、昨年7月に始まった造成は当初、全て大鹿村の残土を使い、今年の9月までに完了させる計画だったが、土の量が足りず、12月までに延長していた。両市町は、住民説明会は開かず、回覧板などで周知する予定。 関連ページ:"残土が足りない(2)"

9月23日(f) 22日のJR東海金子社長の記者会見記事:『中日』25日 "静岡知事との会談 「また必要に応じ」 JR東海社長"、『信毎』27面 "住民説明会の制限行為掲示 JR、見直さない考え"。『信毎』によれば、(1)工事説明会の制限行為の貼り紙は必要なことで理解を望む、(2)労災事故の関係自治体への通報以外には公表しない今のやり方が適切、(3)警察の公表で労災事故を知って報道機関が確認に事故を否定した対応については「(社内で)整理がよくされていなかった…これから整理する」と述べる。

9月23日(e) 『中日』14面 "食品スーパー 突然の閉業 下條の「ショッピングひさわ食品」自己破産申請へ 村民困惑、村「買い物支援急務」"。

9月23日(b) 超電導リニア、休場で不戦敗? 9月20日から23日にかけて、ベルリンで国際鉄道技術見本市「イノトランス」が開催されました。詳細

9月23日(a) 22日、静岡県の川勝知事は定例会見で品川・名古屋の2027年開業は奇跡で困難の原因は神奈川県と金子社長にあると発言(『毎日』"27年開業は「奇跡」 知事、神奈川の進捗を批判 /静岡"、『SBS NEWS』22日 "「神奈川県が2027年開業を不可能にした」川勝静岡県知事がリニア工事めぐり今度は隣県に噛みつく JR東海社長にも「あなた何やっているんですか」")。JR東海が2014年に公表した工事計画を、今きちんと見直してみると、2027年の開業を目標にすることは奇跡というよりは空証文だったというしかないと思います。/『信毎』23日 "国内短信▼静岡知事、リニア27年開業困難「神奈川県の責任」"。

9月22日(b) 『日経』15面 "日立、伊で新型鉄道車両納入契約"。

9月22日(a) 『日経』2面 "西九州新幹線、見えぬ全通 「全国最短」であす部分開業、宙に浮く整備方式 佐賀・長崎の思惑交差"。

9月21日(a) 『南信州』1面 "萩の平工区 準備工事に本格着手 阿智村清内路 村道改良を開始"(web版)。このページで紹介した最初(環境影響評価書・資料編)の工事工程によれば、萩の平の工事はトンネル掘削開始から「電気機械設備工」の完了までの期間が10年。これまで、JR東海は準備工事の着手や掘削開始をそれぞれ公表してきているのに、「工事工程」では「準備工事期間」を明記していません。ヤードへの道路改良やヤードの準備工事が工程に含まれているとしても、今年から始まったと考えると工事完了は2032年。萩の平工区は全長3.9㎞、「工事工程」では工事期間が6年または7年なので1カ月当たり54~46m程度。数字からは「工事工程」にはおそらく準備工事期間は含まれていないのではないか。工事工程に準備工事期間が含まれていないなら、道路改良だけでも2023年夏後以降なので、開業はもっと先になります。「2027年開業」という目標は、本当にきちんと検討して掲げたものとは思えません。つまり、JR東海も国交省も「2027年開業」は「空手形」、「空証文」ということが最初から分かっていたんじゃないかと思います。JR東海は、静岡県のせいで工事が遅れていると思わせたいようですが、そんなことがいえる立場じゃないですね。/ 『信毎』22日23面 "非常口関連工事着手 JR東海 阿智村道拡幅・橋補修"。萩の平非常口付近では2020年10月に進入路などの工事が始まっているが、掘削工事で出る残土約71万立方メートルの置き場は決まっておらず、掘削時期は未定という。 「工事工程」に準備工事期間が含まれているのかいないのかが分からないので、「工事工程」ごとに、計画通り進んでいるのかいないのか、「工事工程」を基準に掘削開始が遅れているのかいないのか判断ができないようになっていますね。準備期間の日程をきちんと予測できないはずはないのですから、リニア建設計画は最初から場当たり式に始まったといえるかも知れません。

9月20日(g) 『朝日』15面 "ローカル線 きょうも走る"。

9月20日(f) 『朝日』27面 "地下鉄の避難場所指定 加速 ミサイルなど備え 侵攻前の約3倍に 専門家「安全に誘導 訓練必要」"。

9月20日(e) 『信毎』19面 "世界最長流しそうめん 住民と協力 準備着々と 高森中3年生 有志の挑戦"。/『南信州』21日6面 "高森中 流しそうめん最長記録に挑戦 地域の協力得て準備進める"。

9月20日(d) 『中日』19日4面 "鉄道開業150年 収入だけで判断 危険 渡辺史絵、所有できぬ憧れ 魅力 高田毅、質の高い労働者 支え 川辺謙一"

9月20日(c) 『赤旗』19日2面 "函館線貨物専用で協議か 新幹線延伸 「旅客」廃止の懸念 国交省"。

9月20日(b) 『信毎』19日26面 "リニア問題 賛否超え議論 相次ぐ労災やトラブル… 南木曽の勉強会 9年目で100回に"。南木曽のリニア問題の勉強会が100回目にジャーナリストの樫田秀樹さんの話をきいたという記事。「賛否超え議論」が計画段階できちんと行われていたなら、リニアの建設は中止になっていたはずです。

9月20日(a) 『デモクラシータイムス』19日 "【横田一の現場直撃 No.181】◆ 国葬ずっこけ 下村べったり ◆ リニア川勝、JR社長も蹴散らす ◆ 大陥没でもこっそりすすめる外環道  20220919"。13日の川勝・金子会談についてと、外環道の陥没事故やリニアの都内の大深度工事について。司会の升味さんが「財投借入」に言及した52分18秒から53分11秒まで、どいうわけなのか、音が消えています。

9月19日(a) 『NHK第一ラジオ』の「今日は何の日」で「初の臨時ニュース放送」があった日といっていました(PHP > 今日は何の日 で確認)。ニュースの内容は1931年9月18日の柳条湖事件。昨日は何の日ということになりますが、昨日は満州事変の始まった日(柳条湖事件)の日であったのと同時に、2013年にJR東海がリニアの環境影響評価準備書を公開するとともに詳細なルートと駅の位置を発表した日でした(『日経』2013年9月19日 "工費9兆円、リニア始動 計画前倒し望む声")。すでに9年。最難関の南アルプストンネルの長野県内と山梨県内である程度進んでいるとはいっても最初の見込みにくらべずいぶん遅れています。都市部の大深度法適用のトンネル工事は東京の北品川工区でも愛知県の坂下工区でも出鼻をくじかれた状況。各地の工事も予定より早いなんてところはなく、全般にかなりおくれています。そして、いまだに高温超電導磁石の採用の見通しがたっていない。アメリカ東海岸のリニア計画はアセス手続きが一停止になって既に1年。リニアは失敗すると初めから指摘されていた通りになってきています。北品川工区と坂下工区は、ルート発表から10年目の来年まで工事の再開は延びるそうです。

9月18日(g) 『南信州』1面 "道の駅一帯の再整備 「必要な施設は」問う 下條村 独自案練る職員がアンケート"。下條村の残土埋立地の後利用についてのアンケートのニュース(9月16日既報)。締め切りは20日。このニュースは『中日』が9月8日に報じていたんですが、どこから回答できるかが書いてなかったです。

9月18日(f) 『南信州』2面 "豊橋技科大 歩いて暮らせる街提案 住民との意見交換経て"。コトバだけということかもしれないですが、関連して、『日経』17日1面 "データで読む地域再生 「歩きたくなる街」大分先行 街路や広場整備 県内9割推進 四日市 大通り改造、ホテルも連動"、35面 "データで読む地域再生 新潟都心軸 回遊性高く 歩きたくなる街づくり 食や自然 スポット点在 信濃川沿いでイベントも"。「歩きたくなる街」としての可能性は飯田市の中心部(丘の上)にはあったと思います。リニア駅をJR飯田線の飯田駅に併設できなかったことで、リニアが丘の上の発展に寄与しないことが明らかだったのに、あえて名目上の飯田市内へ無理に持ってきて市民に犠牲を強いることになっただけでなく、リニア駅との丘の上との間の道路の計画でより広範囲の地域の破壊が行われる形になってしまったと思います。道路改良と自家用車の普及が、地元の多様な小規模な企業が消えてきた姿から、飯田市の衰退はリニアでさらに進むと思います。関連ページ:"「歩く楽しさ」の時代 ― 隈研吾さん講演ほか"、"「イタリアにおける地域の新しい試み」陣内秀信氏講演"

9月18日(e) 『信毎』23面 "南木曽のSL 皆で「化粧直し」 住民ら塗装 あすまで参加受け付け"。飯田市の中心部、動物園の東の扇町公園にD51が展示してあります。数年前、かって飯田線やその前身の伊那電で活躍した「電気機関車」を飯田市で保存しようという動き(『信毎』2018年3月1日)がありましたが実現しませんでした。飯田線は最初から電化されていたので、飯田線でD51など蒸気機関車が走ったことはありません(*)。なのに、なぜD51があるのか。当時、流行りだったからだけの理由だと思います。中央西線沿いの南木曽町とは違います。単なる流行りで展示されたD51が今どうなっているか? (* 戦時中から飯田線で仕事をしておられた方から聞いたところでは、戦時中に電力不足を考えて、蒸気機関車が利用できるか試験的に走らせたことはあったようです。)

9月18日(d) 『信毎』3面 "堆砂に埋もれるダム機能 天竜川水系の小渋・県営片桐 洪水調節に支障の恐れ 除去しても上回る流入量"。関連ページ:"小渋川の砂"

9月18日(c) 17日、リニア駅に周辺整備案に関する意見交換会がオンラインで開かれる(『中日』10面 "県駅整備 住民意見は? 飯田市長ら回答 実施設計に反映へ"、『信毎』23面 "リニア県内駅周辺6.5ヘクタール活用 飯田市「来年度にも着工」 市民との意見交換 「焼肉のまち」PR提案も")。このページで見れるんですが、視聴回数が9月19日6時17分現在で693回。飯田市の人口は約10万。静岡県の動きから、そのほかの地域の工事の遅れ、当初の工事工程の計画がデタラメだった可能性があること、そもそも走行技術が完成していない(実は完成の可能性がない)などの理由から、リニアは失敗することが確実なのに暢気すぎると思います。 / 『南信州』21日2面 "飯田市 賛同、疑問両面から掘り下げ 駅周辺整備で意見交換会"。

9月18日(b) 危機感を持って…。『静岡朝日テレビ』17日 "【リニア】静岡・川勝知事とJR金子社長が2年ぶりトップ会談も『平行線』 /今週の静岡"。川勝平太知事:「実はもうリニアは今の時代に合わないと、分散自立型のネットワークである時代に入っているのでいらないという意見が非常に強いわけですね。本当に今必要なのか、そういう危機感が、新しい生活様式というものが、今のリニアについての再考を迫っているという危機感が、きのうのJR東海の金子さんは、使命感はすごいんですよ。造っていかなくちゃならないんだと、名古屋までが開業だと。それを全線開通のごとくに言っておられますけど、それ自体が部分開業であり、大阪まで行くための暫定開業なんですね。従来のビジネスモデルと違うものを考える時期だと。私はそういう危機感を持って、同時に期成同盟会の副会長として使命感を持って、今こういう調査や研究にあえて時間をとってきていると、こういうことであります」 参考:川勝知事は期成同盟会の「副会長」(笑)。

9月18日(a) 9月12日のリニア訴訟の東京地裁裁判官による山梨実験線沿線の被害状況の視察について、訴訟原告団から速報がでました。⇒ 東京地裁裁判官がリニア山梨実験線沿線を視察 走行騒音、地下水枯渇、日照阻害等の被害について沿線住民の訴えを聞く(訴訟ニュース速報)

9月17日(f) 『信毎』35面 "飯田市平和祈念館 731部隊証言展示見送り 市教委「真摯に意見受け止める」 全体の展示の在り方検討へ"。続きを読む

9月17日(e) 『日経』15面 "JR東のオフピーク定期券 朝の1時間半以外 10%安 首都圏在来線、来年3月から 通常定期は1.4%上げ"。

9月17日(d) 『日経』35面 "JR米坂・磐越西線、復旧見通せず"。

9月17日(c) 『信毎』36面 "岐阜で残土にコンクリ片 昨年も別のリニア工区で混入"。

9月17日(b) 16日の定例会見で飯田市長がJR東海の情報公開の姿勢に苦言(『朝日』23面 "リニア工事事故非公表 「改めた方が…」 飯田市長が苦言"、『中日』18面 "JR情報公開姿勢に苦言 飯田市長 豊丘の重傷労災 説明なく")。また、危険物持ち込みや示威行為を遠慮せよなどの貼り紙をJR東海が説明会の会場に貼ったことに違和感を覚えたとコメント(『信毎』36面 "住民説明会 危険物「遠慮を」掲示 飯田市長「違和感」 JRに対応見直し求める")。

9月17日(a) 『静岡新聞』の記事から:

 16日の「特別評論」は、川勝知事の行動は結果として、他県工区の遅れを言い立て、実現可能性が不透明な難題を突き付けることでJRに揺さぶりを掛けているとの疑念を招いた。静岡県民がリニア建設を邪魔しているとの風評に拍車をかけたことは否めない。 と書いていますが、他都県がダラシナイわけで、風評に拍車をかけという評価はまったく見当はずれだとおもいます。川勝知事の行動を解釈したり論評するよりは、「知事を責め立てるより、知事を頼りにだけするのでなく、市民がもっと大きな世論づくりに、政治の側がその役割を果たすために奔走すべきだと思います。」という意見があり、同感です。また、「大村知事の「確認は必要がない」と言うほど、動揺していることは確か。来る必要がない金子社長を走らせるほど、問題提起をしていると思います。」という意見も。

9月16日(i) 『信毎』21面 "残土ダンプ通る松川町道洞新線 工事進まず 仮通行開始遅れ 今月下旬より後に 町見直し"。/ 『南信州』17日2面 "松川町 洞新線仮通行開始に遅れ 町議会 一般質問で進ちょく報告"。

9月16日(h) 『信毎』21面 "下條村睦沢の残土置き場計画地 埋め立て後 活用法募る 村職員有志ネットで"。⇒ 下條村商工会 > 道の駅周辺整備に関するアンケートの実施のお知らせ。 20日締め切り、ネットで回答できます。残土の盛り土は、基本的に崩壊の危険性があるので人が長時間過ごしたり、集まったりする場所としては不適切なこと、上部にある道の駅の盛土の安定性に疑問があること、計画地に活断層がある可能性など、「自由記述欄」に書くと良いと思います。 ⇒ 関連ページ 。 以下自由記入欄に書きました「 山梨県笛吹市の山梨実験線の残土を利用した谷埋め盛土は下條村の計画地とほぼ同じ規模があります。住宅地開発を見込んでいましたが、付近に活断層があり住宅地としての開発は行われませんでした。現在はJR東海がガイドウェイ制作ヤードとして一部を利用していのですが、他は全くの空き地です。火沢も近くに活断層があるはずです。人が集まり滞在するような場所として使うのではなく、残土置き場として管理するのが最善だと思います。第一に現在の道の駅の盛土の法面が崩れ始めている状況から、現在の盛土部分の点検と補強が必要だと思います。」

9月16日(g) 『信毎』21面 "挑む世界最長 ギネス記録は3317.7メートル 流しそうめん 高森中3年有志 来月10日へ準備 2000本の竹必要 町民に「協力を」"。 準備を6月から始めたと記事は書いていますが、区長会に協力を求めたのは今月のはず。⇒ 関連ページ

9月16日(f) 『信毎』8面 "東京駅新バスターミナルあす開業 1日600便 アルピコ交通も乗り入れ"、『朝日デジタル』"東京駅八重洲口前に日本最大級の高速バスターミナル 17日に開業"。新幹線があっても運賃の安い高速バスの利用者はけっこういるのだろうと思います。飯田から東京や名古屋だって、リニアができても「自分のお金で乗る人」は高速バスを使うだろうと思います。

9月16日(e) 『信毎』8面 "ローカル線で活用期待 スマホで線路点検 新システムを開発 JR西 来年度販売へ"。

9月16日(d) 『中日』6面 "バーチャル名古屋駅 JR東海などが出典 世界最大VRイベントに"。

9月16日(c) 『朝日』8面 "西九州新幹線 佐賀・長崎間23日開業 「並行在来線」膨らむコスト 維持に年間9億円"。

9月16日(b) 『南信州』10面 "飯田線100周年で記念事業 高森町 11月には臨時列車運行"。

9月16日(a) 『南信州』6面 "しんきん羅針盤 「東海道新幹線沿線地域にリニア対応の動きが」"。東海道新幹線沿線の経済活動からリニア沿線へ移動が起きるかという観点だと思うのですが、「飯田信用金庫しんきん南信州地域研究所リニア。三遠南信対策室」の筆者は、 …東海道新幹線の沿線地域はこれまでの間、経済活動を積み上げてきており、そんなに簡単にリニア沿線へシフトが進むだろうかと述べています。リニアにはあまり期待できないとの見解なんでしょう。また、静岡市の「リニア中央新幹線開業に伴う静岡市の社会経済予測に関する調査研究」(2022年3月)は、リニア沿線各駅は、(東京からの)乗車時間は静岡駅より短いものの、駅と各都市中心部とのアクセス時間や、リニアの各駅停車が1時間1本であることの待ち時間を考慮するとコンパクトシティ静岡市・駅は総アクセス時間ではリニア沿線各駅に対し優位にあると書いているそうです。飯田しんきんが『南信州』の紙面にこんなことを書くのもリニアのメッキがはがれ始めたあらわれかと思います。

9月15日(b) 『中日』16面 "舟券売り場反対請願本会議で継続審査 高森町議会"。7日の産業建設委員会で、委員から「賛成意見を聞くべきだ」との声があり、定例会最終日の14日までに賛成住民の意見を聞くことができなかった場合は継続審議とすることを決定。リニアに関係ないけれど続きを読む

9月15日(a) 『赤旗』13面 "クローズアップ:リニア工事 疑念だらけ 長野 豊丘村 谷に大量盛り土 見えぬ流出対策 監視の住民ら、JR東海に情報公開求める"。⇒ 関連ページ。調整池や沈砂池などが予定されている下流部分で谷が非常に狭くなっていることが、地形図から予想できます。JR東海の提示している計画地の図面も下流部がすぼまっています。足がかりとして谷の上部から残土をある程度積み上げるのは仕方ないことだろうと思いますが、この残土が崩れた場合を考えると、これから始めるはずの下流部の工事は非常に危険な状況で行われるのではないかと思います。また工事中の土石流の危険を虻川やサースケボラで渓流釣りをする人々に周知すべきだと思います。

9月14日(f) 『中日』12面 "残土の仮置き場で飯田市長に質問書 沿線住民の会"。こちらで紹介したことですが、質問書は「細田部長」にではなく「佐藤市長」あて。『中日』は、質問書を出したのは「飯田下伊那地域の住民でつくる『リニアから自然と環境を守る沿線住民の会』」だと書いています。下伊那郡の住民がメンバーになっている「住民の会」からの質問書だから飯田市として受け取りはできないというなら筋は通っているのですが、いまどきそういう野暮をいうところはないでしょう。1月4日に、参加者が飯田市民だけではない「飯田リニアを考える会」が飯田市リニア推進部に対して風越山トンネルの工事前の土地所有者への承諾の問題について飯田市の認識を確かめる質問書を提出したときは、持参した事務局が飯田市民でないことが明確だった(文書に事務局住所明記)のに、対応した下平課長は受け取って、約束通り1週間後に文書で回答をしていました。細田部長の受け取りの時の横柄な発言は、飯田市の「来庁者」に対する対応として一貫性がないし、大人の常識として知恵のない話です。/ 『信毎』23面 "リニア駅周辺の残土仮置き場を巡り質問書"。

9月14日(e) 『静岡新聞』(15日)"リニア部分開業「柔軟に検討を」 川勝知事、山梨県駅予定地など視察「甲府の計画順調」"。川勝知事が山梨県のリニアの工事現場を視察。実験線から駅までの約6キロ区間の整備や駅建設が2027年に間に合うとJR東海担当者から説明を受けたとし、「山梨県側の計画は極めて順調」と評価した。新型コロナウイルス禍でリニアの必要性に疑義が生じているとし、「時代に即応し、いかに日本の誇る技術をつなぐか。リニアに乗る機会が万人に早く共有されるべきだ」と持論を展開した。。上海のリニアモーターカーは浦東国際空港から上海市の郊外まで約30㎞を結んで、市中心部へのばす計画があったのに中止になったようです。リニアモーターカーがどんなものなのかお試しに敷設したのかなと思います。そして、中国は、従来の鉄輪とレールを使う方式の高速鉄道網を一気に発展させました。 / 『信毎』15日 "「甲府計画は順調」 静岡県知事、駅予定地視察で"、"「全線開通で最大効果」 山梨県知事、リニアで見解"

9月14日(d) 13日の川勝・金子会談についての記事:

 どの記事も会談は平行線で終わったという書き方。山梨実験線はもともと営業路線の一部として使えるだろうということであの場所に決まったわけですから、神奈川・山梨間72㎞のうち実験線の42.8㎞はもうできていいて、残りは約30㎞、部分開業ができないはずはないと思います。フェイスブックに葛西敬之氏が部分開業について発言していたという投稿がありました。2010年1月8日に名古屋市内であった名古屋財界の賀詞交換会で報道陣に「リニアの部分開業は既定路線。可能な区間から開業する。神奈川―山梨が適当だろう」(*)と述べていたそうです。『静岡朝日テレビ』は、部分開業の提案に金子社長が笑っていたと川勝氏知事が話したと伝えていました。決まったことであっても、状況の変化で変更しなくてはいけない場面になっても新しい方法を考えるという、当たり前のことが、現在のJR東海のリニア建設部にはできなくなっているような気がします。鉄道や鉄道みたいなものでは部分開業というのは在り得ることだと思います。そして、部分開業を論議する中ではもう全部やめとけという意見が必ず出てくるはずです。(*『朝日』2010年1月8日 "リニア新幹線、一部先行開業へ 神奈川―山梨間が有力")

9月14日(d) 『信毎』2面 "盛り土規制 国が実施要領案 「広範囲の指定 重要」強調"。

9月14日(c) リニアとは直接的な関係はないですが、御嶽山噴火(2014年9月27日)の追悼式参列のため長野県知事は安倍元首相の国葬を欠席(『信毎』1面 "阿部知事、国葬を欠席 27日 御嶽山噴火の追悼式優先")。静岡県、沖縄県も欠席(『信毎』2面 "国葬 35知事が「参列」 静岡・沖縄「欠席」 黙とう呼び掛けゼロ")。

9月14日(b) 『中日』12面 "中川の生コン洗浄水放出 県、JVに行政指導"。/ 『信毎』15日 "県がJVに行政指導 生コン洗浄水問題"。

9月14日(a) 『信毎』23面 "県内駅名「地元要望伝える」 飯田市長 開業2年前めど"。市議会の一般質問に、飯田市長は、JR東海が決めることになっているが開業2年前をめどに地元としての要望を出すつもりと答弁。信大の新学部を巡り質問に、「車を持たない学生がどういう移動手段を持って生活していくのかなど、今のまちにはないものが必要になってくる」と答弁。

9月13日(h) 静岡県知事とJR東海社長の会談について:『静岡 NEWS WEB』13日17時59分 "リニア中央新幹線 知事とJR東海社長が2年ぶりに直接会談"、『静岡朝日テレビ(LOOK)』13日 "リニア中央新幹線 静岡・川勝知事とJR東海の金子社長が2年ぶりに会談 「直接コミュニケーション」の意図は川勝知事に伝わったのか…"、『SBSnews6』13日 "「静岡のせいでリニア工事が遅れている」イメージを払しょくに動く知事の動向を憂慮 JR東海社長が川勝知事と急きょ会談…事態の進展も雪解けも見られず"。金子さんは関東車両基地は11年もかからないというつもりだったのでしょう、川勝知事によれば、用地取得は半分くらいできていて できたところからやっていけば何とか2027年に間に合わせられる(『静岡朝日テレビ(LOOK)』)といっている。川勝知事は、私はできるところからやった方がいいと…私としては一番っ(ママ)可能性の高い 甲府と橋本の関係について また今度実験線にも乗せてもらって あそこで乗り降りがもうひとつできれば 少なくとも乗りたい人は出てくるのではないですかと言ったら (金子社長は)笑っていました 時速500キロの体験をしたい人が出てくるのではと言ったら 笑っていました」(『静岡朝日テレビ(LOOK)』)。つまり、相模原と甲府の間の先行開業は無理な話じゃないということなんじゃありませんか?

9月13日(g) 『選択』9月号 "経済情報カプセル:リニア工事で続々判明する大問題JR東海が問われる「当事者能力」"。「問われるのが当事者能力」という意味が今一つ分かりませんが、「リニア工事で続々判明する大問題」は事実。(JR東海は)昨秋JR品川駅の地下八十メートルで「試掘」と称して工事を始めた という部分、前半は「品川駅の南の北品川立坑から」のほうが良いかも。後半の特に「『試掘』と称して」、「称して」には「偽って」という意味もある。

9月13日(f) 『信毎』27面 "リニア残土使った阿智の開発案 「工業団地できればいい所に」 村長が住民懇談会で考え"。

9月13日(e) 『赤旗』3面 "山梨実験線を視察 リニア訴訟の裁判官"。

9月13日(d) 『中日』18日 "半の沢所有権移転「登記完了に時間」 中川村が議会答弁"。

9月13日(c) 12日の飯田市議会リニア推進特別委員会の記事:『信毎』27面 "リニア県内駅と飯田線の連絡 飯田市長 既存駅活用を明示 乗換新駅造らぬ方針固める"、『中日』18面 "改めて「既存駅を活用」 推進特別委 飯田線接続で市長方針"。(1)飯田線からリニアへの乗換新駅は造らない、(2)移転代替地91区画のうち8月25日までに69区画が決定、(3)移転対象の約100世帯の8割で移転先が決まる。/ 『南信州』1面 "飯田市 「設置取りやめ」方向性確認 リニア接続の乗換新駅巡り"(web版)。

9月13日(b) 13日の川勝知事と金子社長の会談関係の記事:

9月13日(a) 7日と8日に飯田市内であったJR東海の説明会でJR東海が会場内での制限行為を示す貼り紙を複数張り出していたそうです。続きを読む / 『信毎』(紙面)13日35面 "説明会で「制限行為」掲示 JR東海「ビラやはちまき…遠慮を」 飯田市議長「住民を信頼していない」"、"貼り紙 推進派からも疑問 問われるJR東海の姿勢"。/『南信州』14日2面 "飯田市会議長 「住民に寄り添った対応を」 工事説明会の貼り紙巡り問題視"。

9月12日(c) リニアも安倍政治の負の遺産! 『デモクラシータイムス』9月12日 "【横田一の現場直撃 No.180】◆玉城沖縄県知事、再選 ◆川勝知事 リニア ◆統一教会 河野大臣にやる気?" リニアについては23分20秒付近から。川勝知事の神奈川視察について。防災上の代替ルートなら中央線沿いに新幹線方式で建設するというアイデアや、既にある北陸新幹線を米原あたりで東海道新幹線とつなぐという案もあるという横田さんの質問に、川勝さんは、それも一つの見識だと、答えています。刈谷付近人たちから新幹線に自分の金で乗っている人は少ないって聞いたことがありますが、だいたい地震で京浜から中京圏まで混乱している時に東京と名古屋や大阪を結ぶ高速の旅客輸送が必要な人ってどういう人たちなんだろうかと思います。そうそう、電気だって止まってしまうと思うんですよ。

9月12日(b) 『東京経済オンライン』12日 "リニア、静岡知事が指摘「他県の不都合な真実」 南アルプスでは長野から静岡県境越え目指す"。東洋経済記者の大阪直樹さんが執筆。NATMの説明やトンネルのサイズなどでやや不正確なところがあるようですが、それは別として、最後のほうで、

川勝知事は「工事の遅れの原因が静岡県だけにあるのではない。各県の遅れの状況を明らかにして新たなタイムスケジュールを設定すべきだ」と言いたいのだろう。そうであるなら、各県がどのように水問題や生物多様性などの課題に取り組んできたについても耳を傾ける必要がある。他県や自治体の意見を取り入れることが、静岡県内の工事開始に向けて尽力すべきだ。(*)

 と書いています。たとえば、長野県は県は県民の安全を第一に考えるべきという点について、穏当に言っても「妥協した」とか「しっぽをまいた」のだと思います。おそらく他の都県も同じだと思います。そういう「他県や自治体の意見を取り入れること」が出来るのかどうかということが問題であって、「静岡県内の工事開始に向けて尽力」することは第一の問題が解決した後の事でしょう。振り上げた拳を下げるのは難しいとは思いますが…。『東洋経済オンライン』で川勝知事タタキ記事の常連執筆者である小林一哉さんは『知事失格 リニアを遅らせた川勝平太 「命の水」の嘘』という本を『月刊 Hanada』 を出している 飛鳥新社から8月に出しています。

* 13日に再度見たところ、最後の部分は「他県や自治体の意見を取り入れ、静岡県内の工事開始に向けて尽力すべきだ。」に訂正したようです。

9月12日(a) 9月7日に開かれた北条地区対象の説明会で、飯田市は駅周辺整備で更地になった場所に松川工区のトンネル残土を仮置きすると説明して説明会が紛糾しました。この件について、「リニアから自然と生活環境を守る沿線住民の会」は本日午前中に飯田市に対して申し入れをする予定。また、東京地方裁判所の判事がリニア山梨実験線の周辺住民への被害状況について下地視察が行われる予定です。⇒ 詳細

9月11日(e) 『信毎』30面 "満州移民の記憶どう継承 研究者の講演や意見交換 飯田歴史研究所 オンラインで研究集会"、『中日』22面 "「満州移民 戦後も差別」 きょうまでオンライン地域史研究集会 飯田の斎藤さんら報告"。『信毎』の連載『土の声を「国策民営」リニアの現場から』は反響が大きく、ご家族が満州に渡った事のある方の中にはリニア計画にも満蒙開拓と共通する点があると思った方もいたようです。「記憶をどう継承するか」という視点の集会だったようですが、満蒙開拓をしっかり記憶しなくてはいけないと強く訴える方の中にも、一方では、リニアが早くできることを期待するみたいな事をいうことも、現実としてはあるのです。

9月11日(d) 『中日』1面 "南海トラフ確率 揺らぐ根拠 「30年内に大地震70~80%」 江戸時代の隆起変化 港湾工事の可能性 本紙と東京電機大特任教授ら調査"、2面 "根拠「あまりに不確実」 南海トラフ 本紙共同調査 計算方法 検証なく放置 地震大国 備えは常に"。

9月11日(c) 『日経』5面 "水素列車 独で運行 1路線すべては「世界初」"。

9月11日(b) 『南信州』1面 "清内路 住民了承し工事開始へ 村道拡幅 JRは安全最優先強調"(web版)、『中日』21面 "清内路の村道拡幅 一部工事開始 懇談会で地区住民"。

9月11日(a) 赤字ローカル線関連記事:『日経』2面 "赤字区間26% 災害リスク JR62路線、土砂・浸水区域1140キロ 存廃議論の行方左右 日経調査 2路線で70%超"、『信毎』27面 "大糸線の線路脇途絶えた草刈り 安曇野の沿線住民「雑草で困っています」 新型コロナ影響で除草経費見直し JR東「対応できる場所が減少」"、『赤旗』3面 "守れ日本の鉄道網:JR3社(東海・東・西)コロナでも5兆円蓄え 赤字ローカル線 廃止もくろむが 地域の足維持 国は責任果たせ"(*)、『日経』12面 "鉄道150年の「愛」はどこに 足元の現実に従うか、歴史と文化に向き合って再生の道を探るか" (* 『赤旗』4日2面 "守れ 日本の鉄道網 赤字路線切り捨ての危機(上) 「市場原理主義に陥るな」"、5日2面 "(下)「鉄道は財産、文化の源」" も)。

9月10日(g) JR東海さんって「変」。『信毎』35面 "JRに県「情報開示を」 豊丘のリニア工事労災巡り"。8日の戸中斜坑の事故について、まず朝5時に警察が発表したけれど、JR東海の広報部は報道機関に対し事故発生を認めなかった。午後3時に金子社長が定例会見で「重大に受け止める」と発言すると、その後広報部は事実を認めたそうです(『信毎』9日34面記事)。長野県リニア整備推進局長が午後5時すぎにJR東海の古谷長野県担当部長に電話で報道機関に情報をだすよう求めると古谷部長は「趣旨は理解した」と返答。長野県が古谷部長に電話したのは報道機関からつつかれたからと、ふつうは理解できるんですが、『信毎』がJR東海の広報部に長野県から電話を受けたかと聞くと「相手があることなので回答できない」と答えたとのこと。JR東海のリニア建設部や広報の人たちって、やっぱりちょっと変かも知れないですね。

9月10日(f) 『信毎』27面 "飯田市 移住者増加中 市、専門部署置き取り組み強化 オンライン説明会も人気"。リニアはまだ来ていないし、リニアが来る可能性はなくなってきているのに、移住者が増えている…。交通の便の良さと人が来る来ないは関係ない。

9月10日(e) 『信毎』26面 "県内駅周辺整備事業巡り17日 飯田市、駅前空間で意見交換"。2日に『南信州』8日に『中日』が既報。⇒ 飯田市 > "【9月17日開催】リニア駅ができるまち飯田「オンライン意見交換会」"

9月10日(d) 『信毎』7面 "工事の現状確認 静岡知事が要請 期成同盟会長に"、『静岡新聞』"リニア全体進捗、確認を 静岡県知事、期成同盟会に文書"。

9月10日(c) 『信毎』7面 "リニア整備対策室長、10月1日に村職員が就任"。6日、阿智村の熊谷村長がリニア整備対策室長について10月1日付けで村職員を就任させると説明。/ 『南信州』11日3面 "村職員を起用へ 10月1日 阿智村のリニア室長人事"(web版)。

9月10日(b) 「にらめっこweb版」 > 「209号」 > 「夢か悪夢かリニアが通る!vol.38

9月10日(a) ブログ「記事の裏だって伝えたい」9月8日"リニア 川勝平太神奈川県知事の神奈川視察。車両基地未着工に気づき、「不都合な真実を共有したい」"。視察後の囲み取材で、知事が語ったのは…  「車両基地建設予定地に行ってみたら、工事に11年かかるはずなのに、家ばかりで工事が始まっていない。つまり、仮に来年着工したとしても竣工は2034年になる。それを今日初めて知った。私の視察の目的は、リニアの部分開業(神奈川県~山梨県の約30Km)の可能性を見るためだが、車両基地の建設が始まっていないことで、2027年開業はないと思った。ところが、静岡県も今年加盟した『リニア新幹線建設促進期成同盟会』では、誰も『不都合な真実』を言うことなく、知事たちは2027年開業という幻想を見ている。私は、今回の訪問を、こういう現実を期成同盟会の中で共有するための『突破口』になればと考えている」

9月9日(i) 『信毎』10面 "トラック運転手拘束 月9時間減 過労対策で新基準"、『朝日』9面 "トラックの休息9時間義務 11時間に務める"。関連で、『日経』13面 "ドライバー働き方改革 建設・物流、時短に動く 大林組 現場付近に待機基地"。

9月9日(h) 『朝日』24面 "盛り土内「水圧高まり軟化」 熱海土石流 県検証報告書"、『日経』39面 "水多い地に不適切盛り土 熱海土石流で最終報告書"。

9月9日(g) 『信毎』29面 "南木曽・吾妻の残土置き場候補地 6万立方メートル縮小と説明 JR東海 「住民の要望に応えた」"。

9月9日(f) 『信毎』3面 "名古屋以西アセス開始時期明言せず JR東海社長"。

9月9日(e) 『南信州』2面 "壬生高森町長 「立ち止まらず事業進める」 町議会一般質問 サッカー場整備事業問われ "。

9月9日(d) 7日の北条地区対象の説明会の記事:『中日』17面 "県駅準備工事 11月にも"、『朝日』17面 "県駅準備工事 「11月末にも」 JR東海"、『南信州』1面 "JR東海 準備工着手「11月末にも」 リニア駅巡り工事説明会"、"残土の一時仮置き提示 飯田市側「改めて説明の機会」"、『信毎』27面 "飯田市 県内駅予定地周辺に計画 残土仮置き場を説明へ"。出席した住民の方によると、残土の仮置き場の問題では、住民から強く批判する声が説明会は紛糾したとのことでした。飯田市のリニア推進部内で共通認識がないままの不十分で中途半端な説明が原因のようです。会場で説明していた部長に課長がくってかかったそうです。同じ説明内容の説明会が8日夜、座光寺地区で行われたそうです。 / 『SBC』8日 "生活に影響がないように進めて…リニア中央新幹線の長野県内駅、11月中にも準備工事に着手へ 長野・飯田" でも、飯田市が、立ち退きを求めた区域の一部に残土の仮置き場を設けると説明すると、住民からは「聞いていない」、「どんな思いで立ち退いたと思うのか」などと怒りの声が相次ぎました。 とあるので、かなり騒然となったのでしょう。

9月9日(c) 伊那山地トンネル戸中斜坑の労災事故の記事追加:『朝日』17面 "リニア工事 作業員重傷 4件目"、『中日』17面 "豊丘5件目事故 「教訓生かされず」 JRに地元 厳しい声"、29面 "リニアトンネルで作業中の男性重傷 長野・豊丘で5度目事故"、『赤旗』15面 "リニア工事で作業員が重傷 長野"、『信毎』1面 "リニア工事 豊丘でまた労災 JR東海 状況説明せず"、34面 "JR一変 後ろ向きに リニア労災事故 当初発生すら認めず 揺らぐ地域連携"、『南信州』9面 "リニア伊那山地 戸中工区で作業員重傷 豊丘で4件目の労災事故"。豊丘村内のリニア関連の事故:(1)2021年11月8日坂島で切羽に火薬を設置中に崩落が起き1人負傷、(2)2021年11月19日戸中でコンクリート吹付機の洗浄中に1人負傷、(3)2022年3月8日坂島でコンクリート吹付機から外れた配管部品と飛び散ったコンクリートで2人負傷、(4)2022年4月15日坂島で鉄板に指を挟まれ1人負傷、(5)2022年9月8日戸中で重機にひかれ1人負傷。(2)の事故を数えているのが『中日』、ほかは数えず4回目としています。岐阜県の瀬戸トンネルの死亡事故や愛知県内でも事故があったし、陥没事故とか、シールドマシンのスタックなど、いろいろな事故が起きるのは、土木建設業界全体に技術力や技能が低下しているのではないかという専門家の指摘もあり、2027年開業を目指すといった時間をくぎったようなリニア計画というのは、日本の土木建設産業全体の生産能力を考慮したものでなかったのではと思います。

9月9日(b) 『静岡新聞』"要対策土扱い「県に確認する」 リニア残土置き場巡りJR社長"。

9月9日(a) 『静岡新聞』"リニア関東車両基地視察 川勝知事「神奈川県の現状は危機的」 期成同盟会に文書送付へ"、『信毎』9面 "国内短信▼静岡知事、神奈川のリニア工事遅れに懸念"。

9月8日(m) 『朝日』6面 "見えない完成 地元に不信感 青森 六ケ所再処理工場 26回目の延期"。

9月8日(L) 『中日』21面 "特報:スポーツカー CO2排出ゼロ? そのからくりは…他社の削減分を購入、相殺 「あくまで数字上の話」「脱炭素へ挑戦」"。ほかの企業が減らした分をクレジットにしてそのクレジットを買うことで実際は排出しているのに二酸化炭素を出さないことにするという仕組み。リニアは新幹線より電気消費が大きいけれど、飛行機に比べるとエネルギー消費は少ないという理屈と似たところがありますね。

9月8日(k) あてがはずれた!。『信毎』23面 "飯田の産業団地造成、リニア残土搬入遅れで影響"。工期全体には影響はない見込みだけれど、松川工区のトンネル残土の発生量が少なかったので造成地内で出る残土を利用したことで余計にお金がかかってしまったという話。JR東海のトンネル工事の進捗をあてにしていて、あてが外れたのは、喬木村のガイドウェイヤード造成の例もあり。

9月8日(j) 8日、伊那山地トンネルの戸中斜坑で労災事故で1人重傷(『南信州』"【豊丘村】リニア中央新幹線伊那山地トンネル工事で労災事故 作業員が重傷で工事を休止"、『信州 NEWS WEB』"豊丘村のリニア中央新幹線のトンネル工事現場でまた事故")。8日午前0時15分ごろ、トンネル内で作業をしていた男性作業員が後退してきたバックホーに足をひかれ、すねの骨を折るなど重傷を負った…事故は斜坑と本坑の交差部付近で発生。掘削作業をしていたバックホーが後退した際(『南信州』)

9月8日(i) 7日夜、JR東海が中間駅と風越山トンネルの工事説明会を上郷公民館で開催(『信毎』3面 "県駅準備工事「11月にも」 JR東海 飯田で住民説明会"、『南信州』"【飯田市】JR東海が上郷飯沼と座光寺で新設するリニア県内駅の工事説明会開く"、『信州 NEWS WEB』"飯田市に建設されるリニア中央新幹線の駅 11月にも準備工事")。

9月8日(h) 『中日』14面 "残土使った整備構想 下條村民アンケート 20日までに回答を"。記事では受け入れる残土の量が115万㎥になっています。記事掲載の計画図を見ると危険な一番下流部分に建物が計画されているように見えますが、全体に木が植えられた場所や芝生(雑草対策で環境負荷が高い可能性)の場所で、結局、どちらかというと「空き地」という感じで、山梨県笛吹市のリニア実験線の残土置き場と同じように積極的に活用できるような安全な場所でないことが分かります。新聞に記事が掲載されているのに下條村のホームページではこのアンケート募集についての情報が見当たりません。
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『中日』より。画面左が下流側(北)。

9月8日(g) 『中日』14面 "「リニア駅どうなる?」 17日 飯田市が意見交換会ライブ配信 "。⇒ 飯田市 > "【9月17日開催】リニア駅ができるまち飯田「オンライン意見交換会」"

9月8日(f) 7日、大鹿村の熊谷村長は村議会の9月定例会の開会あいさつで要対策土処理についてと残土運搬道路の改良について触れる(『信毎』3面 "要対策土巡り大鹿村長 「処理法含めて検討を進める」"、『南信州』2面 "大鹿村 残土運搬ルート改良促進へ 4者協議で検討進める")。

9月8日(e) 『南信州』6面 "高森北小 紙芝居で飯田線の歴史学ぶ 町内開通 100周年記念行事の一環"。

9月8日(d) 高森町議会産業建設委員会は舟券売り場反対の2つの請願について継続審査とする(『信毎』23面 "高森の舟券売り場計画 反対議決求める2請願 継続審査 町会委"、『中日』14面 "舟券売り場反対の請願2件継続審査 高森町議会委員会"、『南信州』1面 "舟券売場 反対請願継続審査に 高森町議会 産業建設委が全会一致" )。

9月8日(c) 「部分開業もできない。残念だ」。7日、静岡県の川勝知事が相模原市の橋本駅前のリニア中間駅の工事現場と相模原市鳥屋の関東車両基地予定地を視察しました。続きを読む

9月8日(b) 『静岡新聞』 "静岡市動植物調査 重要6種の生息確認 南アルプス・エコパーク内"

9月8日(a) 『静岡新聞』 "島田市議会 8日から一般質問"。

9月7日(g) 『信毎』2面 "アセス来年着手求める決議採択 三重・奈良・大阪 4団体"。リニア建設推進を求める組織がアセスを急ぐ理由は、早く建設が始められるようにということ以上に、早くルートを決めてねということだろうと思います。しかし、本来なら、静岡で環境影響評価の不十分というか、制度の不十分で建設が始まってから停滞を起こしている現状から、まず考えないといけないのはアセス制度の見直しだと思います。事業段階アセスでなく、去年8月からアセス段階で立ち止まっているワシントンDCとボルチモア間の超電導リニア計画のように、全面的な計画段階(戦略的)アセスメントに変更すべきだと思います。結局その方が経済的にも社会的にも環境的にも資源の無駄遣いがないはずです。JR東海は最初(2013年ころ)の計画では名古屋まで開業後8年間工事を休むとしていました。今考えると、問題の多い日本のアセス制度が2035年ころまで、変更されないままでいると、JR東海は考えていたのでしょうか。環境問題についてのセンスが悪い企業だと思います。

9月7日(f) JR東日本関連の記事:『朝日』25面 "JR東 通勤定期値上げへ 来春から 混雑解消する狙い"、『日経』15面 "オフピーク定期 来春導入 JR東、通常より10%安く"、『信毎』2面 "「利用少ない線区から説明」 JR東社長 収支公表の沿線に 「持続可能な交通体系 議論」一問一答"。『信毎』7月28日 "JR東日本 飯山・大糸・小海・中央東各線の計8区間の収支を発表" によれば、「中央東線」は「塩尻・辰野」間が赤字。岡谷と塩尻を塩嶺トンネルを建設してショートカットして本線から外れた部分。この区間の開通がいつだったか調べたら1983年なのですが、トンネル工事中に最大毎分50トンの異常出水があって、トンネル直上の勝弦地区の簡易水道水源が枯渇したそうです。 ⇒ "第10話「トンネルと地下水 その2(中央本線塩嶺トンネル)」(協同組合地盤環境技術研究センター 理事 西田道夫)"

9月7日(e) 『朝日』26面 "土石流盛り土行政代執行へ 静岡県が撤去工事"。

9月7日(d) 『南信州』1面コラム「日言」は、南アトンネルの坑内が報道公開された事に関連して、貫通すれば富士山が目前に迫る。伊那谷にとって富士が間近には開闢以来となる と書いています。新宿行きの高速バスでは諏訪湖付近からずっと富士山が見えていますが、リニアでは山梨県内で一か所、一瞬見えるだけだそうです。その富士山がいつ噴火するか分からないというのが、『赤旗』5日科学欄の"「沈黙する富士山」の謎 予測難しい「次の噴火」"。富士山のこれまでに噴火した火口が北西から南東に向かって並んでいるのは、富士山がのっているユーラシアプレートとフィリピン海プレートが北西・南東の方向で押し合って地盤に割れ目ができていてそこをマグマが上昇するからだそうです。富士山が噴火すればリニアどころでないでしょうね。他にも、南海トラフ地震や首都直下地震など、リニアがあってもどうにもならない災害が予測されているんですから、富士山も南アルプスもプレート同士がぶつかる場所にありますから、リニアなんかじゃなく、もっと他のことを考えた方が良いと思います。

9月7日(c) 『南信州』2面 "南ア静岡工区 発生土の分散要望 県はJRに意見書"。8月31日の国交省の有識者会議についての記事。(1)静岡市は燕沢の360万㎥の残土置き場について分散させるよう要望。(2)静岡県の難波理事は、10年確率や30年確率の降雨に対して安全なレベルでは、安全性を保てないといいうのが県の見解。360万立法メートルは大変、大きな量。1カ所に置くことが適切かどうか、しっかりした検討が必要」と述べた。(3)ルート決定時に南アルプスの地質や生態系への影響について「検討が不十分だった」とする意見書をJR東海に提出…文書での回答を求めている。(4)田代ダムの取水制限案について、県有識者会議の大石哲委員は「(東京電力側が水力発電用に取水を許可された)水を使わないで済むのであれば、取水すべきでない。トンネル工事に伴う水資源の補償にはならない」との見解を示し、水利権の問題を法的にクリアできないことを懸念

9月7日(b) 『南信州』1面 "竜東一貫道路の修繕12日から 喬木村 議会9月定例会が開会"。堰下のガイドウェイヤード整備事業の受託事業収入還付金が3174万円。昨年6月議会で約8000万円の工事請負契約の議決ご村内の建設業者が工事。JR東海は残土を公共事業活用を優先する方針で残土の確保が「不透明」となったので、約5.5ヘクタールのうち1.2ヘクタールが完了した6月末で事業を清算。購入済みの排水構造物などはJJR東海が買い取り今後の造成はJR東海が行う。[関連項目]

9月7日(a) 『中日』9面 "JR東海 地域活性化に一役 美濃・関で文化体験メニュー販売へ 「関係人口」増 → 鉄道利用増に期待"。リニア建設で地域を壊しておいて地域活性化はないと思います。

9月6日(g) 『静岡朝日テレビ』5日 "【リニア】トンネル工事の残土置き場予定地…静岡県の新条例で「盛り土原則禁止」に 県「適用除外にならない」 /今週の静岡"。「この種の問題でよくあるんですけど、抜け道を探していくということが起こりますので、こういう場合はいいんです、こういう場合はよくないんですと、あまり裁量をきかせるべきではないと思っています。したがって、例外で適用除外の規定があるわけですけども、適用除外の規定については厳格に運用する必要があると思っています。もし、そういうものを適用除外したら、ほとんどのケースが適用除外になってしまうということがありますので、ここは裁量をきかせるべきでないと思っています。したがって、藤島沢の場合は適用除外にはならないということが県の見解です」

9月6日(f) 『静岡新聞』4日 "川勝知事批判に静岡市困惑「事実と異なる…」 南アルプス県道トンネル巡り、食い違う主張【大井川とリニア】"。

9月6日(e) 『信毎』23面 "リニア「ガイドウェイ」製作・保管ヤード 喬木村 事業受託を終了 残土搬入遅れ 残りはJR造成"(web版)。喬木村は堰下のガイドウェイヤードの造成工事をJR東海から受託していましたが、残土の搬入が思うにまかせず、受注した業者が資機材の確保など負担になるので約半分が完成したので事業受託を終了しました。残りの工事はJR東海が行うそうです。トンネルの掘削が思うようには進んでいないということだろうと思います。 関連ページ:"残土が足りない!?"

9月6日(d) 『信毎』5日22面 "「土の声を」にJCJ賞 リニアもたらす実態 本紙報道"。昨年末から『信毎』が掲載した連載「土の声を」がJCJ賞を受賞したそうです。残土置き場が災害の危険のある場所であることを長野県やJR東海が住民に説明して来なかったこととか、リニア誘致に活躍されたかたがたがリニア計画が上手くいかない現状をみて黙りはじめたこと、「国策民営」という言葉を強調したことで、満蒙開拓の歴史と重ねて考える住民がでてきたことなど、そうとうインパクトのある連載だったと思います。あとは中止に追い込む世論を高めるようなものを期待します。

9月6日(c) 『中日』4日 "視座:戦争を終わらせる勇気(宇野重規)"。太平洋戦争をあつかった作品、『日本のいちばん長い日』と『ビルマ 絶望の戦場』(インパール作戦が題材)を取り上げ、一度始めてしまった戦争を終わらせることがどれだけ大変なことか…全体状況が悪化するなか、過ちを反省することなく、現場を見ずにさらに机上の計画を立ててしまう。あげくに犠牲を大きくするというのは、遠い過去の日本の話ではないだろう。一度始めてしまえば、止めることも見直すこともせず、地獄まで突き進んでしまう ことを繰り返さないよう真剣に考えるべきとしています。リニアについていえば、JR東海や国だけでなく、沿線の自治体の姿勢も問われます。
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リニアルートにかかり解体中のアパート(飯田市座光寺)。手前は撤去された製菓工場の跡地。左側2軒の農家も移転対象。

9月6日(b) 『信毎』4日27面 "しのぶ:JR東海名誉会長 葛西敬之さん 国鉄民営化で剛腕発揮"。

9月6日(a) 2日にJR東海が南アトンネル長野工区の本坑と先進坑を報道公開したニュースの『信州 NEWS WEB(NHK長野)』版が "(2日)リニア中央新幹線のトンネル工事現場を報道向けに公開"。本坑(小渋川斜坑先)と先進坑(除山斜坑先)の切羽が公開されたのに、「どこ」で「なに」が公開されたのか不明確なのは『NHK』のニュースの特徴。映像ではトンネル内のロックボルトの位置から水がにじんでいるようすが見えます。同じテレビ報道でも『CBC』はもう少し具体的です(『CBC』2日 "1日に約5メートル…リニア中央新幹線 長野工区 “南アルプストンネル”工事を公開")。 / 『長野放送』2日 "JR東海「安全対策を徹底」 リニア「南アルプストンネル」本坑を初公開 発破して固めて1日4~5m進む" / 工事が遅れている理由について「行政手続き」とか「慎重に工事を進めている」などとされていますが、前者はいつまでにということが予測できる問題(審査請求が提出された場合を含めたとしても)。後者は事前の調査見当がきちんとしておれば、2027年開業などという目標は出てこないはず。
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[ 拡大 ] 『南信州』によれば先進坑の長さが4940mなので、除山斜坑が本坑位置と接続する部分はこの環境保全についての図より静岡寄り150mほどに移動したように思えますが、小渋川・釜沢間が1650m、釜沢・除山間が1500mとも書いているので、モノサシで読み取ったこの図の距離は相当誤差があるようです。

9月3日(h) 『日経』14面 "ホーチミン都市鉄道 試験走行始まる 来年中に開業へ"。

9月3日(g) 『信毎』9面 "長電が電車運行に再エネ"。

9月3日(f) 『日経』17面 "JR東、ユーロ建て社債 1600億円、有利子負債償還"。

9月3日(e) 『朝日』7面 "JR西 初の特急料金値上げ サンダーバードなど"、"近鉄の初乗り 180円に値上げ 4月から 国交省認可"、『日経』15面 "R西、在来線特急料金上げ"。

9月3日(d) 『赤旗』13面 "存続へ国・県の支援必要 長野 JR大糸線問題 党県議団が沿線自治体と懇談 "住民の足で地域振興の要" "。

9月3日(c) 『赤旗』4面 "北海道新幹線工事費示さず 政府 紙議員への答弁書"、"北の鉄路存続を 札幌で訴え"、13面 "公共交通網の利便性確保を 福井・住民団体"。

9月3日(b) 『南信州』1面 "高森町 クラブハウス改修議案提出 町議会9月定例会が開会"。

9月3日(a) 『信毎』2面 "場外舟券売り場反対の請願付託 高森町会 住民有志が提出"、『南信州』1面 "舟券売場建設反対求める請願"。

9月2日(f) 『南信州』9面 "高森町 観光協会見直しへ 体制や事業内容を検討"。「高森町観光協会」は「市田灯ろう流し大煙火大会」の実行員会がでっち上げたもので、高森町の観光とは本来関係なく実体もない組織です。「市田灯ろう流し大煙火大会」は実際には住民組織である出砂原自治会が主体でやってきましたが、メインである花火大会は今後やらないと決定しました。自治会でできる範囲の「灯ろう流し」だけ継続することになっています。「高森町観光協会」は花火大会の単なる看板だったのです。

9月2日(e) 2日、JR東海が南アルプストンネル長野工区の釜沢斜坑と除山斜坑間の本坑と除山斜坑先から掘り進めている先進坑の切羽付近を報道公開(『南信州』"【大鹿村】大鹿村内で掘削を進めているリニア中央新幹線南アルプストンネル長野工区の本坑と先進坑を公開" 紙面3日 "南アトンネル 長野工区の本坑、先進坑を公開 JR東海 県内初、掘削は「順調」")。/ 『朝日』3日27面 "リニアのトンネル 長野工区を初公開 最大の難所「慎重に」 JR東海"、『中日』3日14面 "進む掘削「安全第一」強調 県内初 大鹿で報道公開"、『信毎』3日2面 "県内の本坑初公開 南アトンネル長野工区 静岡工区は未着工 先行き不透明"、『日経』3日15面 "JR東海、リニア長野工区公開 「距離や沈下、計測し掘削」"。

9月2日(d) 『南信州』2面 "各駅停車:超音速機復活か"。アメリカン航空がブーム・スーパーソニック社から超音速機を20機購入する方針というニュース(*)について、『南信州』の記者さんは、飯田にリニアが走る頃、上空では超音速機が飛び交っているのだろうか。夢を感じる一方、超スピード時代到来の予感に早くも目が回り、あえてスローを望自分がいる と書いています。(* 『ロイター』8月17日 "アメリカン航空、超音速旅客機20機購入へ 新興企業ブームから")

9月2日(c) 『南信州』2面 "飯田市 17日に意見交換会 オンラインでライブ配信 リニア駅周辺整備巡り"。⇒ 飯田市 > "【9月17日開催】リニア駅ができるまち飯田「オンライン意見交換会」"

9月2日(b) 『南信州』1面 "高森町長 舟券売場巡る発言を訂正 「補助事業優先採択」言及で"、『信毎』21面 "高森の舟券売り場計画巡る発言 町長「見解違い」撤回・謝罪"、『中日』16面 "補助事業の優先採択 高森町長「見解違い」 舟券売り場巡る発言謝罪"。 続きを読む

9月2日(a) 『NHK第1』が6時20分頃「今日は何の日」で「リニアモーターカーが世界初の有人走行実験に成功」といっていました。続きを読む

9月1日(g) 『中日』30面 "川底の穴ふさぐ 応急対策が完了 明治用水"。

9月1日(f) 『日経』15面 "駅跡地で太陽光発電 JR貨物、来年度から全国で"(web版)。JR貨物は2023年度から全国の貨物駅跡地を使った太陽光発電事業に乗り出す。旧国鉄時代の駅跡地など100カ所超の遊休地の一部に太陽光パネルを設置。…JR貨物にとって、国鉄時代の貨物駅跡地の活用は長年の課題だった。過去には最大3800カ所の貨物駅があったが、コンテナ輸送が主流となり小規模な駅は使われなくなったことから現在では240駅に減った

9月1日(e) 『南信州』1面 "土地取得追認など5議案可決 豊丘村 村議会9月定例会が開会"。

9月1日(d) JR東日本が鉄道事業の社員を3万4千人から3万人未満に減らす方針(『信毎』3面 "JR東 鉄道人員4000人減へ"、『日経』3面 "JR東、鉄道4000人縮小へ 不動産・流通に人員シフト コロナ後 需要変化見据え"、15面 "JR東、構造改革に注力 深沢社長、運賃見直し視野"(web版)、『中日』3面 "JR東 社員4000人再配置 鉄道部門から流通部門へ")。「地方から首都圏への移動が明らかに少ない。通勤やビジネス出張の需要は新型コロナウイルス禍前に戻らないだろう」。深沢祐二社長=写真=は日本経済新聞の取材で鉄道事業の合理化の必要性を強調した。新幹線のお盆期間(8月10~17日)の利用者数はコロナ前の6割程度。2023年3月期の定期収入は75%程度を見込んでいる。将来的な人口減少による需要減をコロナ禍が先取りする形となった。(『日経』15面)

9月1日(c) 『信毎』23面 "高森の舟券売り場計画 5地区「反対」 設置主体の企業団側 「真摯に受け止める」"。

9月1日(b) 『信毎』23面 "残土で村道改良 豊丘村 用地取得 2024年の完成目指す"。

9月1日(a) 8月31日国土交通省専門家会議の第3回会合の記事:『信毎』7面 "残土適切管理 静岡市が要望 国交省有識者会議"、『静岡新聞』8月31日 "「上流の生態系懸念」国交省専門家会議、静岡市から聴取【大井川とリニア】"、『静岡新聞』"JRの「沢カルテ」議論の基礎資料に 国交省専門家会議 委員が評価【大井川とリニア】"。